2002年11月16日(土)
「なかちゃん」のHPにホームコースを作りたいという書き込みがあり、本宮山スカイラインはどんなものだろう?情報求むみたいなことが書かれていたので、自分も行ったことないし!つーわけで人柱になるべく本宮山スカイラインに向かおうと決意したのである。とりあえずロクエフをガレージから引きずり出し自宅の団地周辺にて暖気開始。こころなしか暖かい。やっぱ日差しの有る無しではかなり違う。うひぃ、身も心も緩んでしまうっ 最近寒い日々続いており、ちぃーっとも遠出したい気にはならないのだ。そう、けしてオジサンになり、さらに出不精になったわけではないのを付け加えておこう!だが自分の腹を見てみるとしっかりデブ症になってたりするのは今世紀中最大の謎だ。(をい) |
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さて、R302を使い、R153に出て、さらにR301と走る。R153は相変わらずツマンナイ道なのだが自然とR301に乗り市街地を抜けると、打って変わって交通量がグンと減り、快適なワインディングロードになる。日差しがあるおかげでオーバーパンツすら必要ない暖かさだ。こりゃー快適である。気温は約16℃ 十二分に暖かい。走りやすい気候なのだが何故かツーリングバイクをあまり見かけない、何故かな? みんな寒くなるとタマにこういう暖かい日があっても走りに行こう♪って気にならなくなるんだろーか?バイクは風の子!私は風邪の子(笑) なかなか治りまへんわ。
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気持ち良くR301をかっ飛ばしていると道端に鮮やかなカエデを発見、思わずデジカメで激写!。うーん、こーゆー風景に出会え、気が向いたらすぐ止まれるのでソロも悪くないといつも思う。バイクに乗っていると、いつも思うのだけれども、こーやって色々な風景に出会って素直に綺麗とか美しいとか凄いとか思えることって重要だと思う。最近の人間たちは感動が少ないせいか自分の感情を良くも悪くも表現が下手になっていると思うのだ。だから思いが伝わらずイライラしたりギスギスして、つまんない日々を送っているのだと思う。webで出会ったバイク乗り達は自分表現が出来ている人たちばかりなので楽しそうに見えるのだ。バイクに乗れとは言わないが自分を出せるものに熱中するのも大事なんだと思う今日この頃である。 | ![]() |
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とまぁ、お堅い事を考えたりもしながらひたすらR301を走る。ホント走りやすい道だ。途中工事のためジャリ道もあってカウルが傷つかないかヒヤヒヤだったが、ほどなく本宮山スカイライン入口近くの道の駅「つくで手作り村」にてトイレ休憩。9月にココに寄ったときはバイクがうじゃうじゃ居たのだが、やはりここにもバイクの姿がない。BMWが1台居ただけで後は車ばかり。やはりバイク人口のホトンドが冬眠に入ったようだ(笑)。時間ももったいないし一人だということもあって、そそくさと出発する。本宮山スカイラインには向かわずR301をさらに南下する。どーせなら南の方の料金所から入って北の料金所から出て、この「つくで手作り村」に戻ってこようと思ったのだ。 | |
ズンドコズンドコR301を南下していると2度目の本宮山スカイライン入口という看板を発見。さぁここだと意気込み料金所に向かう。オジちゃんに580円払い、「サーキット走行禁止」の看板を横目にロクエフを加速させる。が、寒さで体がこわばっているので思うように走れない。たしかに走りのホームコースに良くされるだけあって、程よい低中速コーナーや、そうかと思えばロング高速コーナーがあったりと多彩である。時期が時期なだけに車もじぇんじぇん走ってないのだ。名古屋から2時間くらいで来れるが、もうちょっと近くないとホームコースにはしづらいと思う。南側の料金所からしばらくは茶臼山高原道路のような、わざと荒らしたような路面だが頂上付近から北側料金所までの間は普通のアスファルトで走りやすい。高低差もソコソコあるので初心者からベテランまで幅広く楽しめるコースに思えた。しかし、いかんせん料金が高いと思う。 | ![]() |
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なれないワインディングに戸惑いながらもグイグイ上ってゆくとすぐに頂上(?)の駐車場に出てしまった。ありゃ?と拍子抜けだったがとりあえず寄ってみる。うーん…なんか鉄塔がいっぱい建っているなぁ…イカ焼きも売ってるなぁ…それだけかよ! はい、ほんと殺風景なところでした。
上の写真のような方位を描いたどこにでもありそうな物体や、変な像以外は鳥居があるくらいです。なんか神社みたいなのがあるようだが興味が無いので無視♪ 居ても寒いだけでツマンナイのでロクエフを走らせる。 |
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とりあえず、どんな感じかだけは知っておかないと、何のために来たのかワケワカメ(懐かしい)なので、ゆっくりと写真を撮りながら走ってみる。なかなか路面は綺麗な感じで、そんなに荒れてはいなかった。ホトンドのコーナーも先が読みやすいので始めてでもそれなりのペースで走れるのではないだろーか。複合コーナーというほどのものもホトンドないと言える。まぁ、多少奥がキツイところもあったけど当たり前の程度だった。
ここで気になったのは道よりもロクエフのリアサスだ。ストロークはするんだけど接地感がない。いわゆる懐が浅い感じがする。もちっと減衰かけて動きを渋いほうにしたほうがいいかもしれない。 |
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バネレートを上げたり極端に減衰をかけてしまうとハネるだけの足になってしまうのでダメだけど、今のロクエフさんは動きすぎる嫌いがある。てゆーか、あくまでも96ガンマと比較しての話しなので600クラスのライトスポーツクラスではそれなりの足は持っていると思うんだけどね(^^;)。
左の写真は下り勾配での右コーナー侵入である。結構必死に写真撮ってたりして(笑)
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いくつかコーナーを駆け抜けると左側に結構大き目の駐車帯?のような空き地があり、そこに今日始めて本宮山スカイラインでお目にかかれたバイク乗りがいた。なにやらリアサスの部分を触っていたが、こっちは次のコーナーへのアプローチ前なので、とりあえず片手でカメラを横に向けシャッターを押しちゃいました。いやまさか写ってるとは思わなかったけどね。 | ![]() |
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スカイラインも後半に差し掛かると落ち葉が増えてきて、ちょころびっと走りづらくなる。ときおりライン上に落ち葉があったりするのだ。わざと踏んでみてアクセル開けると旋回中にリアがだらしなく滑るので怖い。落ち葉をよけながらの走行となる。夏にくるとゴキゲンなコースかもしれないと予感させられた。ただ料金所を出てしまうと、すぐ終わってしまうので、どこでUターンするかが問題だ。みんなどこでUターンしてるんだろう?
ただ料金所から料金所へ走り抜けるだけなら、かなり短いコースに感じるが、本気で攻めるのであれば決して短くないと思う。全コーナー攻めたら体力持たないかも(^^;)。 |
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本宮山スカイラインを下りて先ほどトイレ休憩をした「つくで手作り村」に寄ろうかと思ったが喉も渇いてないしトイレも行きたいわけではないので、そのまま通り過ぎる。トコトコとR301を北上しK(県道の意)35にうつる。4Kmも走らないうちに左折し「三河湖」を目指す。ただ同じ道を帰ってもつまらないので寄り道なのだ。ところがK363が結構狭い道だったりした。ときおりバイクでも車とすれ違うのがキツイ場所もあったりする。このまま進んで良いのかな?という気分にかられるが戻ってもしゃーないのでタンタンとロクエフを走らせる。何気に乗っているがロクエフはホントに気構え無く乗れるバイクだなぁと感心する。強烈なパワーも無くアンダーパワーでもなくニュートラルステアな優等生って感じっすね。 | ![]() |
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途中、林が開けて急に明るくなった。思わず声が漏れる「うわぁ綺麗」。そう、紅葉が綺麗なのだ。デジカメの発色が合わないせいで下の写真では鮮やかに見えないのだが、実際の景色は何気ない場所でありながら「綺麗」の一言である。前回なかちゃん達と走った白川郷ツーでは大した紅葉は見れなかったのだが今日は最高である。
ほかに目を向けると三河湖の案内図があった。大きいんだが小さいんだかよくわかんないが観光地としては小さい様だ。それでも小さいながらの各休憩所(お食事どころ)では車がいっぱいになっていた。 |
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親馬鹿なのか、自分の愛車がステキに見えてしまい激写! | ![]() |
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三河湖を紅葉とバイクと「ピカチュウベル」という構図で取るとこうなってしまう。ゴチャゴチャですな(^^;) | |
さらに先に進んでいくと黄色の落ち葉が絨毯のように敷き詰められ色とりどりの紅葉が周りを包んでくれました。またまた写真撮影♪
しかし発進時には結構気を使いました。だって滑るんだもん。ひぃ しかしこの場所はホントに気持ちの良い場所です。なんかサイコー。言い表せませんです。 |
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三河湖を抜けK363→R473→R420と走り、香嵐渓を目指す。ん?そーいや、紅葉が綺麗なんだから香嵐渓って混むのじゃないかい?と、思ったとおりの渋滞です。紅葉にあわせているのか車の真っ赤なブレーキランプも鮮やかでした。
いやーん、とブチ切れた「てっさま」は反対車線に踊り出ると対向車が来るまで一気に駆け抜けました。すると他のバイク乗りも我も我もと私の後を着いてきます。みんな我慢してたのねー でも着いて来るのはいいけど事故ン無いでね♪
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なんとかR153に出たはいいがさらに渋滞。しかも縁石ギリを走り抜けようと思ったが歩行者が車道まであふれ出るしまつ。くやしいので橋の上から香嵐渓を撮影。バイクにまたがったまま写真をとっていると歩行者の注目を何故かあつめる。めずらしいんかな? 遠くに見える赤い橋の上にはウジャウジャ人間が歩いてました。 |
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渋滞を抜け、R153をカッ飛ばし、猿投グリーンロードに乗り、定番の西広瀬PAに寄る。が…ここもツーリング日和なのにCRMが1台居るだけだった。なんで?って感じだが、時間も早いし他のバイク乗りはまだ山の中を走っているのかも?
トイレ休憩をすまし、缶コーヒーのHOTを流し込み、どうするか思案する。このまま帰ってもツマンナイし…ということで日曜日が定休日の変なバイク屋に遊びに行くことにする。しかし名古屋の北に住んでいるのに、わざわざ甚目寺近くのバイク屋の常連にならんでもいいのにと、いつも思ってしまう。 |
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バイク屋で、しばらくバイク屋のオッチャンとだべっていると清水さん登場。娘を爆音DR800で床屋に送った後、終わるのを待つのもなんだからとバイク屋に顔出しに来たらしい。30分程度バイク談義をしたあと娘を拾いに帰っていった。しかし、娘もよくこんな五月蝿いバイクの後ろにおとなしく乗っているもんだ。私の上げた用途不明のサイレンサーを無理やり付けたせいでウルサイんだけどノーマルに戻した方が良い気がしてしまうのだ。6時過ぎまでバイク屋のオッチャンと話し込んだあと、暗くなって寒くなってきたので家路につくとする。ホント暗くなるとサムイ!家までの20分間が震えまくりでした。ガレージにロクエフを放り込み「ご苦労様」と一声かけて本日はおしまい♪ | ![]() |