Diaryトップに
2001年2月のDiary2001年Diary 2月

学校坂道〜PTAコーラスより(2月25日)
養護学校での体罰事件(2月23日)
学習机が来た!(2月18日)
笑顔が伝わる!(2月14日)
映画「アンブレイカブル」(2月11日)
大好きな息子たち!(2月5日)
持久走記録会(2月4日)
盲導犬の訓練(2月2日)

学校坂道〜PTAコーラスより〜(2月25日)
今日は,市内の各PTAによるコーラス発表会がありました。私も,勤務している学校の保護者と一緒に舞台に立ちました。練習不足なので,周りの方に迷惑をかけないように歌おうと心がけました。でも,歌い出すととっても気持ちよくなり,間違えた音でもしっかり声を出してしまったような気がします。
ところで,発表会の中でじ〜んときた学校がありました。それは,来年度から休校になる学校の発表でした。最後に「学校坂道」という曲を歌ったのですが,休校を迎える寂しい気持ちをとても表していました。歌いながら涙を流しておられる方もたくさんいて,見ている私ももらい泣きをしてしまいました。
「学校坂道」は,私の学校でも歌声タイムで歌ったことがあります。とってもいい曲です。休校するあの学校を思いながら,歌詞を紹介します。(長くなるので1番だけでごめんなさい!)
              「学校坂道」
        この坂道のぼったら  僕の学校があります
        ジャングルジムにのぼれば海が  まっさおに見えます
        青空に抱かれた  僕の自慢の学校
        この坂道を僕は毎朝  風を切ってかけます

養護学校での体罰事件(2月23日)
養護学校での体罰事件が全国ニュースでも取り上げられています。会話を交わすことができない生徒に体罰を与えていたとのこと。自分の気持ちや思いをうまく伝えられない子どもたちにとっては、どんなにか怖く、つらく、悲しかったことでしょう。
でも「あなたは子どもの気持ちがわかっているの?」と問われたら、私は「はい」と自信を持って答えることはできません。自分のやっていることは、子どもたちにとっていいことなのだろうか・・・と悩むことばかりだからです。障害児学級担任ということで、一人ひとりの子どもたちに応じた指導をしなければいけないのですが、ではその子に応じた指導っていったい何?私が「これができるようになってほしい」という願いで取り組んでいることが、本当に子どもたちのためなのか。子どもたちの心を汲み取った指導になっているのか。子どもたちを中心にした取り組み(教師の都合ではなく)をしなければいけないと改めて思いました。

学習机が来た!(2月18日)
先日購入した二男の学習机が,我が家にやってきました。息子は,組み立てられる間,その様子をじっと見ていました。完成した時の嬉しそうな顔,もうすぐ1年生になるんだという喜びに満ちあふれていました。
子ども部屋に2つの机が並んだのを見ると,なんだかじ〜んとしてきました。こうやって子どもたちは,大きくなっていき,自分の世界を作っていくんでしょうね。親として,そんな二人の成長をそっと見守っていきたいです。

笑顔が伝わる!(2月14日)
昨日「伊藤家の食卓」というテレビ番組を見ました。その中で「子供の笑顔を撮る裏技」というのがありました。どのような方法かというと,ただ単に子どもに向かって笑いかけるというものでした。しっかり声を出して,本当に楽しそうに笑いかけるのがポイントみたいです。
テレビを見終わった後,我が家の息子たちに実験してみました。二人とも裏技成功でした。これに味をしめた私は,自分の学級の子どもたちにもやってみました。するとどうでしょう。どの子もみんな笑うではありませんか。とても幸せなひとときを過ごすことができました。
子どもたちに接する仕事をしている者として,今回の裏技は少し考えさせられました。この頃の自分は,しかめっ面で子どもたちと関わっていないだろうか。心から楽しみながら活動しているだろうか。子どもたちのことをとやかく言う前に,自分自身が笑顔であるかどうか・・・そんなことを気にしてみたいと思います。
(家庭では笑顔いっぱいの母親でありたいなぁ,家族のために・・・)

映画「アンブレイカブル」(2月11日)
昨年の秋から,この映画を見るのをずっとずっと楽しみにしていました。というのも,M.ナイト・シャラマン監督作,ブルース・ウィルス主演の「シックスセンス」をビデオで見たからです。(『シックスセンス』のことは,2000年版の日記に書いていますので,興味がある人は読んでくださいね。この作品は,怖いけど本当におすすめです。私は何回も見ました。)
では,話を「アンブレイカブル」に戻しましょう。見る前から,「今回はどんな謎が隠されているのだろう!」とかなり気合いを入れて見ました。見終わったときは,何とも言えないもやもやした気持ちでした。どこかしっくりこない,はっきりしない感じが残ったのです。この気持ちは,券を買ったときに渡される「解読マニュアル」を読むことで,さらに強くなりました。(このマニュアルは,封印してあり『映画の醍醐味を損なう恐れがありますので,「アンブレイカブル」をご覧になる前には,決して封を開けないで下さい。』と書いてある代物なのです。)この中に書いてあることを読むことで,私は自分の覚えていない場面について頭を悩ますのでした。そして思うのです。「もう1回見て,確かめたい・・・」と。これが,M.ナイト・シャラマン監督のねらいなのでしょう。私は,まんまと罠にはまっているのでした。
とはいえ,「アンブレイカブル」のストーリーとしては,(ラストをもう一工夫してほしかったなぁ)と私的には少々納得いかなかった部分もありますが,まあ楽しめたからよしということにします。今から,次の作品を期待しています!

大好きな息子たち!(2月5日)
今朝は,長男がお弁当の日ということで,朝早くからお弁当づくりをしました。内心(せっかくの代休なのに・・・)と思いながら。
5時過ぎ,大泣きをしながら長男が起きてきました。何事かと驚いていると,首が痛くて仕方がないとのことでした。きっと寝違えたのだと思います。いつもはほとんど泣かない息子が大粒の涙を流していたので,かなり痛かったのでしょう。私は,「痛みが少し落ち着いたら学校へ行こうね」と言い聞かせていました。
せっかくお弁当を作ったのだし,こんなことで休まなくても・・・という気持ちがあったのです。すると,泣いている長男を見ていた二男が「兄ちゃんはいつも頑張ってるから,今日はお休みすればいいじゃない。」と言うのです。私は,二男の言葉にが〜んとしました。小さい頃から親の都合で,たくさん無理をさせてきた子どもたち。今日の私は時間がたくさんあるのに,どうしてもっと子どもたちのことを親身に考えてあげられないんだろう。
今日,長男はお休みしました。「学校をお休みするのは最悪だけど,ちょうどお母さんがお休みの日でよかった。」と息子。「兄ちゃん,気を付けろよ」と言い残し保育所へ出かけた二男。二人の子どもたちがいとおしく思いました。

持久走記録会(2月4日)
雨が心配されましたが,無事に持久走記録会が行われました。私は,クラスの子どもと一緒に1Km走りました。3学期に入ってから持久走タイムというのがあって,毎日こつこつと走り込んでいました。だから1Kmぐらいなら結構自信があったのですが,今日はかなりしんどかったです。お家の方,地域の方がたくさん応援に来られていたせいか,子どもたちのペースがとても速かったことが原因だと思います。金メダリストの高橋尚子のような華麗な走りをしながら,子どもたちを励まそうと考えていたのに,私の方が励まされる状態?来年は,もっと走り込んで臨みます。

盲導犬の訓練(2月2日)
長男が国語の時間に「盲導犬の訓練」というお話を勉強しています。その学習に関連して,色々なことを調べているそうです。今日も帰るなり「お母さん,インターネットで調べるのを手伝って!」とのこと。そこで,一緒にパソコンの前に座りました。
調べたことは,「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」「レスキュー犬」「警察犬」の5つです。調べてみると,私の知らないことがいっぱいでした。こんなに,たくさんの情報が手に入るインターネットってすごいなぁと改めて思いました。息子たちの世代は,こうやって情報を集めるのは当たり前になるのでしょうね。次は,集めた情報をいかに自分の物にしていくかが大切なのかなぁ。

Diaryトップに