ケケ造の弦のはなしケッ



ギブソンやフェンダー、そしてダダリオがまだクラシックギター用の弦としての印象が強かった1980年前後くらい、 各メーカーそれぞれ1セット2000円前後の値段で売ってたんだって!!(〇o〇;)高いねっ。当時のケケ造は、

アーニーピンク(009〜042)→ ERNIE_pink

ガスちゃん弦(009〜042)→ ghsちゃん

を交互に使ってたんだって。選んだ理由は、ギブソンとかフェンダーとかの黒っぽいシンプルなパッケージのは大人向きに見えたから、
「オレ子供向きのこっちかな」って派手なショッキングピンクのパッケージのほうを選んだんだって、ワカル気がする(笑)。
でも、”弦を買う”というこの行為も、ゲージや種類の情報自体があんまりない時代だったそうで簡単ではなかったみたいデス。
当時ケケ造が買いに行っていたレコード屋さんの弦売り場は、いまみたいに親切で便利をやりすぎが当たり前!とは真逆の地帯。
聞くところによると、平ワゴンにずらっと弦が列んでて、とくに仕切りとかはない状態。
エレキもアコギも区別されてなくって、ゲージも順番じゃなかったりでとにかくいっしょくたにずらずら列んでんだって(〇o〇;)。
ひっくるめて弦売り場ってワケなんだね。
まぁ、パッケージに表記はされてるんだろーケド、でもアルファベットだよねきっと。子供にはなかなか難解だったんじゃん?<子供のケケ造よ。
で、お客さんがあっちこっち見てはもとの場所に戻さなかったりするんだろーから、よっぽどカオスなワゴンだったんだろーなぁ、、、。
そんなだったから、ケケ造の弦はじめてのおつかいは見比べて見比べて見比べて半日くらいかかったんだって。
しくじれないしね!( ̄ヘ ̄;)弦、高いし。だけど、ギターとかやりたての頃、集中してそーやって選んだりするのって楽しーんだよね( ̄▽ ̄)
いろんなコトよく覚えるし、自然と勉強になるし。
その後、コワくて足を踏み入れられなかった近所の楽器屋に突入に成功。
さてさて、そんなケケ造には、弦について、日々思ってやまないコトがあった。
低音弦(.024.032.042の巻線)はアーニーが好きだなぁ、
でも高音弦(.009.011.016の単線)はガスちゃんのがイイんだよなぁ、って。
どーやらその頃のガスちゃん弦(ghsのエレキ弦)の巻線は、
セミ・ハーフ・ラウンドとかゆーヤツで、巻いてあるボコボコ(巻弦、ラウンド弦)を少ーしだけつぶしてあるってゆーオシャレな仕様だったらしい。
そりゃー、そーゆー音だよね。
でも、高音はガスちゃん、低音はアーニーだなんてそんな贅沢なコトできるはずもなかったのだった。
値段を考えても当たり前だケドね( ̄◇ ̄;)
そんな「お金なかったもんo(><;)(;><)o」と語るケケ造の
弦交換のタイミングは、 ライブの前
迷いながらもガスちゃんとアーニーとで交互に使ってたというワケ。
でも、1セット2000円もしてたら気軽く試すなんてできないよね、他の買ってみて気に入んなかったらかなしすぎるし(T△T)。
子供だったりするとおこづかい的に毎月弦交換なんてムリだよねー。
いまとちがって安い弦ってゆーモノ自体がなかったってゆーから。
いまって、いろいろあふれすぎてて困ったりもするし、いらないのとか、ダメなの多いケド便利ではあるのかもね。しかも値段って昔より安いんだね。不思議。
さて、とある日、突入に成功しただいぶコワくはなくなってきた近所の楽器屋さんで、
「ghsでこんな弦があるんだけど、、、」
と弦を紹介されたケケ造Σ( ̄v ̄)
なんでもその弦は磁力を帯びていてサスティーンがスゴいらしい!!!というシロモノ。
ワクワクするケケ造ワクケッo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワクケケッ
その弦こそがBOOMERだったのだ(≧∇≦)b

old boomer


楽器屋さんの店員が「お前らのバンドで使うなら仕入れるよ」ってコトで、
さっそく使ってみると、これだぁぁぁっっ!!!
単線はガスちゃんよりさらにサスティーンがあって大満足、
そしてなんと、ブーマーは巻線がぼっこぼこのまんま!潰してなーいっ。わーいギンギンだよ(≧∇≦)ーって。
ブーマー時代開幕だって。
バンドの相方のギターO2ちゃんはずーっとアーニーなヒトだったらしいんだケド、ケケ造が「ブーマーイイよ(≧∇≦)b」ってススメたら、O2ちゃんも気に入って、2人ともブーマーになったんだってー、なかよし。
相方のO2ちゃんは3弦だけ015に変えてるヒトだったから その頃ケケ造は3弦のバラは豊富だったそーだ。

おしまい。byさなえ印

2008年11月25日(火)



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