2007.8
府中市民の憩いの場


 府中にはいろいろな施設がありますが、私がよく行くのは「郷土の森」です。敷地はかなり広く、この暑い時期にはもってこいの噴水のある広場や梅園等、自然があふれる場所です。この他に、プラネタリウムや郷土資料館、府中市の歴史ある建物などもあり、学習活動もできます。プラネタリウムを目当てに行きますが、おすすめです。

(昨今かなりプラネタリウムが閉鎖されていますが、多摩地区には結構多く残っています。多摩市にあるベネッセスタードームや西東京市にある多摩六都科学館、八王子市にあるサイエンスドーム八王子。これからも続いてほしいですね。)

 園内はこんな感じ・・・。(手抜きですいません。昔撮った写真も入ってます)
入口。右側の建物にプラネタリウムがある。
園内。左側に広場、右側が古民家です。



<復元建築物>

・旧府中尋常高等小学校校舎
左上:校舎外観
右上:教室(机と椅子が小さい!)
左下:足踏み式ミシン

 現在の第一小学校の場所に建てられていたそうです。昭和54年まで使用されていたそうで、復元されたのは校舎の一部です。戦中には徴兵される人の健康診断をしたそうです。戦前から現在までの教育に関する資料が展示されています。




・旧島田家住宅
左上:建物外観
右下:当時使われていたレジスタ
左下:看板(聞いたことある薬では...)

 薬を扱う商家として使われていたそうです。その名残をしめす薬ビンの棚や看板が室内にあります。また、2階には復元にあたっての資料や建築で使用された道具が展示されています。




・その他の建築物
左上:旧府中町役場庁舎
右上:旧府中郵便取扱所(旧矢島家住宅)
左下:懐かしいポスト(旧府中郵便取扱所の裏にありました)

 公的な施設も残されています。町役場の庁舎は、図書館や教育研究所などにも使用されていたそうです。郵便取扱所の建物も、元は郵便取扱役に任命された方の住宅だそうです。昭島の市役所もかなり古い木造建物でしたが、取り壊されてしまったので今は影も形もないです。保存してほしかったな...。




 この他にも、幾つか復元された建物があります。なかなかこのような建物を見る機会もないと思いますが、建物から当時の生活を垣間見ることもできるので復元して後世に残すのも大事なのかなと思います。

 博物館も、石器時代の地層から発見された土器などから戦後使用されていた養蚕道具、農機具の展示があり、社会科の勉強を実物を見ながらできる施設でもあります。百聞は一見にしかず。一度行って見て下さい。ちなみに駐車場は無料です。