観測者の目の高さが地表からhとする時、その人は目からどれくらいの距離に地平線を見ることになるか。
【考え方】
左の図で、目の位置Cから地球表面に引いた接線をCMとすれば、CMが地平線までの距離、つまり見通し距離である。Cと地球の中心Oを結ぶ直線が地表と交わる点を図のようにA,Bとすると、
hは2R(地球の直径)に比べて非常に小さいとすれば、
したがって、
となる。ただし、実際は大気による屈折などにより、この数値より6%ほど遠くまで見通すことができる。
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標高
m
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上記の地点での見通し距離は,目の高さを 1.6m とすると、約
(m) 6%増しで約
(m)