東京スカイツリーや東京タワーはどの方角にどの位の大きさで見えるのでしょう。
ここでは、調べたい地点の緯度と経度を入力し計算を実行することで、方角と大き
さを求めることができます。
大きさは角度で出てきますが、大きさ15度は親指と人差し指を開いて腕を伸ばし
たときの指の開きとほぼ同じです。10度という場合はげんこつを縦にして、やは
り腕を伸ばした時の大きさに相当します。1度という場合は、親指と人差し指の開
き具合を1cmぐらいにして腕を伸ばした時に相当します。
タワーの大きさ(角度)を求める際には、地球表面での距離ではなく、地中を貫通し
た直線距離を用いて、tan(タンジェント)で求めています。
緯度、経度はグーグルアースなどで調べると良いでしょう。
東京スカイツリーと東京タワーが重なって、しかも同じぐらいの大きさに見える地
点を調べたところ、「平塚市の富士見小学校付近」になりました。そこに高い山が
あればほぼ重なって見えることになります。
ただし、次の図のように、東京スカイツリーなどが観測地からの見通し距離以上になる場合は、
タワーの一部だけしか見ることができません。
見通し距離は、海抜0mでは4.7km、海抜50mでは27km、海抜100mでは38km、海抜300mでは65kmほど
になります。