新西国第1番 四天王寺
新西国霊場が誕生したのは、昭和7年である。
大阪・京都・神戸の三都合同新聞社が、近畿2府
4県(大阪・和歌山・奈良・京都・滋賀・兵庫)の寺
院の中から、我国仏教の始祖聖徳太子の「和の
道」と、平和な世界建設を基調に、信仰と健全な
探勝行楽を兼ねる巡拝コースとして、一般読者の
意見を中心に選定された。
第2次大戦の敗戦により廃れていったが、昭和
42年、四天王寺と道成寺らが中心となって、辞退
された寺院に代えて新たに2ヶ寺を補充し、さらに
5ヶ寺を客番として迎え、新西国38霊場として再
発足したものである。
【参考資料】 「新西国霊場法話巡礼」(朱鷺書房)
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