決定打でず11残塁、３回の集中打で沈む

　　１回表、ミラクルズは、先頭大沼がレフト前ヒット。しかし、後続なく無得点。
　１回裏、ゴールデンエラーズも先頭打者がレフトへヒット。しかし、簡単に２盗、３盗を許す。２番打者は、投手正面へのスクイズ。ランナーこれでは進塁できず。辻がとって１塁へ、しかし、ベースカバーの遅れた佐川があせってこれを落球。初回からミスでリードを許した。
　２回表、５番黒澤がレフト前へ。２死後、高橋誠が選んで１，２塁。９番佐川の初打席はレフト前ヒット、しかし、外野の守備が非常によく、ランナーは帰ることができない。満塁のチャンスに大沼倒れて無得点。３回表、山崎安打、渕野、小林歩いて、２死満塁。ここで、７番高橋郭は、レフト線へ大飛球。抜けたと思ったが、レフトがすばやく回り込んでキャッチ。３回で７残塁と、決定打不足。
　２回裏は、チェンジアップで下位打線を２三振含む３人で抑えたが、３回裏によもやの出来事が起こる。１番打者のサードゴロ、大沼反応よく飛びついたが、１塁へワンバウンドの送球、これをファーストに入っていた小林が落球（これが物議をかもし、掲示板での大論争に発展した！）。エラー後の打者は要注意。しかし、２番３番に連打をあび、１点。ここで４番打者がレフトを超える大飛球。忠生公園ならまちがいなくホームラン。しかし、両翼７０ｍのひばり球場のフェンスまでは届かず、３塁打。次打者の３塁ゴロ、今度は大沼ホームへ送球して、見事タッチアウト。しかし、次打者のセカンドゴロ、２塁手佐川がセカンドへバックハンドトス、これを高橋郭落球してオールセーフ（掲示板で第２の大論争を呼んだ）。またしても、エラーのあとの打者にレフト前に打たれ、この回４点目。さらにショートゴロを、高橋郭がショートバウンド送球。これを小林落球してこの間に２点。この回、４安打３失策、打者１０人で６点を失った。これが最後まで響いてしまった。
　ミラクルズは４回表、センター前ヒットで出塁し２塁に進んだ高橋誠を山崎がやはりセンター前ヒットで返し、やっと１点。６回に高橋郭が左中間を破るランニングホームラン（タッチをかいくぐるナイススライディング）で１点。ヒットで出た佐川を２死後辻の中前打で返して２点目、なおも２死２、３塁で、４番渕野が倒れ、追加点ならず。
　３回以後、辻は１安打を許したのみで、２失策はあったが、無失点に抑えたが、３回の６点が痛かった。最終回、ミラクルズは、黒澤が四球で出塁。中野渡投ゴロを、１塁カバーに入ったセカンドが落球。高橋郭倒れて１死２塁となった。ここで高橋誠はショートゴロ。黒澤は当然３塁へ、さあツーアウトだ、とゴールデンエラーズがほっとしたとき、まったく本塁へつっこむ気配も殺気も感じさせず、黒澤がベンチに帰るようにして、ホームへやって来た。エラーズあせって本塁へ送球。黒澤あせってスライディング。しかし、間に合わずホームイン。黒ちゃん、君は忍者か！　ともあれ１点を返した。
　ゴールデンエラーズは、ウインドミルとトス投げ交互に次々と投手を繰り出す。その変化にミラクルズはついていけなかった。最後は、低めのふわふわ球を佐川が見送るがストライク。三振でゲームセットとなった。