〜本日の職員朝礼での社長訓話(うそ!ただの随筆です)〜
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5月20日 大会レポ(秩父ロ−ドレース)
今日は早朝から、秩父ミューズパークという所に出かけて、チャレンジロードレース大会10kmの部を走ってきましたので、その様子をご紹介します。
朝6時に車で自宅を出発、飯能駅の駐車場まで行って、7時04分発の秩父行き特急に乗り込む。あれ?と思ったのは、駅が全然混雑していないこと。もしかして日にちを間違えた?とか思うほど。っていうのは、青梅マラソンの当日は、電車はものすごく混んで、臨時増発されるくらいです。だから今回も、特急指定券を取っといたんだが、乗ったらやっぱりガラガラで、1両に10人も乗ってませんでした。考えてみると、参加者総数が青梅の10分の1以下だから、まあこんなもんなんだな。向かい合わせのボックス席にして、ゆったり4席占領、超快適な列車の旅。西武秩父に到着すると、駅前には会場行き無料バスが待機していました。(これも結構ガラガラ) やっぱり遠くから来たっぽいお姉ちゃんたちが、「なんか観光地だねえ。来た〜って感じ」とか話してました。「来た〜っ」って、だって来たんじゃん、と言われそうですが、これが最もピッタリ言い得てるのは確かでした。
開会式っていうのがあって、最遠方からの参加者と、最高齢の参加者がいきなり表彰されてました。最遠はなんと鹿児島県!最高齢は88才の男性でした。走る前からこういう表彰も面白いな。さて、本日の気温は24度、日なたではジッとしているだけで汗が出てきます。午前10時30分。暑さと高低差140mの坂道に阻まれ、涙涙のレースがスタート!
苦しい戦いを予想していたので、最後尾付近からスタートしてゆっくり行くことにしました。それでもスタートのロスタイムはジャスト30秒。スタート直後から渋滞もせずに走れました。それにしても沿道の応援がいない・・・。人の姿はそれなりにあるんだが、オレたちマラソン見に来たわけじゃねえよ〜、って感じの人ばかり。途中途中に立っている大会役員みたいな人たちだけが、「オラ〜、ガンバレ〜」とドスの利いた声で応援してくれます(泣)。
コースの方は、スタートしてしばらくすると下り坂が始まります。下りはどんどん急になって、膝が笑っちゃって危険なくらい。そのうち砂利道あり山道あり、高尾山のハイキングコースと何ら変わらないクリスカントリー。何日か前に降った雨による水たまりも出現し、それらを器用に飛び越え飛び越え、もはやマラソン大会というより忍者の修行みたいな状態。4kmくらいでそれが終わり、ようやく広い舗装路に出ます。そこから約1kmちょっとの間で、それまでに下った分を全部取り返す!東京タワー第1展望台に匹敵する、高低差140mの上り坂は想像以上の壁!うきゃ〜っ、みんな歩いてる歩いてる。私は遅いながらも走り続けてはいたので、順位がどんどん上がります。それにしても、歩幅が30cmくらいにしかならん(泣) 5km地点を通過した時、すでにスタートから33分。屈辱の1時間超えは間違いない情勢。上り坂が終わると、最後の4kmくらいは昭和記念公園の中みたいな感じ。しかし、ここでも歩いてる人がたくさん!もはや平坦なんですが、さっきの登りで力を使い果たした人が多いんだな。立ち止まっちゃう人もちらほら・・・。ここで遅れを取り戻そうと思うんだが、やっぱり暑さと上りのダメージでスピード上がらず。ラスト2kmくらいから並木道で、日陰を走れるようになったので、ようやくスピードアップ。50人くらい抜いたんですが、それでも1時間は切れず(泣)
ゴール直後、放心状態で飲み物コーナーに直行。紙コップを持たされ、係の人がアクエリアスをついでくれた。一気に飲み干すと、「おかわりどうぞ〜」と言いながら、またついでくれる。名付けて「わんこアクエリアス」。横はお楽しみ抽選コーナー。ハズレ無しですが、見た感じ、普通のタオルかディズニータオルのどっちかが来るみたいで、私はディズニーが当たりました。今回、参加費は2500円。大会記念Tシャツと、ディズニータオル、うどんまで貰ったから、お得感はあるな。
最後に完走証の交付で、公式記録は62分08秒。もう悔しくて「うききき〜っ!」って感じ。実はこの大会、10kmの部の他に6kmの部っていうのがありました。普通の大会だと、一番軽いのが10kmだったりしますが、ここでは一番キツいのが10kmだから、それなりに脚自慢の人たちの中にエントリーしちゃったわけだ。青梅で10キロを2回ばかし走ったくらいで、いっぱしのランナー気取ってんじゃねえよってことでしょう。軽く返り討ちでした。6kmの部は、下りと上りを省いたコースだから、ほぼ公園内をグルグル回るだけ。きっと楽ちんなんだろうけど、そっちに逃げたくはないな。暑さは仕方ないとして、上り坂対策をもうちょい何とかして、次回10km1時間切り目指して再挑戦します。今シーズンは、あと河口湖に参戦するつもり。

5月16日 落ちこぼれのススメ(訓話)
最近の私の授業で、私自身がいかにダメダメかという自虐的な訓話を披露したので、紹介します(爆爆)。
私は小学校の頃、運動が嫌いで苦手でした。中学に上がって、吹奏楽部に入って鬼のようにドラムの練習に励んだのは、運動が得意な連中を見返して、ヒーローの座を奪い返すのが主たる目的だったと言えます。楽器が得意な直井君は、もしも運動が得意だったら存在し得なかったことになり、当然、今の職業にも就いていなかったはずです。大学に入学した直後に、自分が理科系に向いていないことに気づきました。私のことをを理系だと思う人は、本当の理系人間に出会ったことがないんだと思います。彼らは頭の構造が根本的に違います。私は彼らのように、大学院に進んだり、研究所に就職することは無理だと思いました。仮に入れたとしても、どこかで脱落したと思います。だから、理系のプロになることは諦め、素人さん相手に科学のお話をする道を選びました。でも、今の仕事には満足しているので、理系の落ちこぼれで良かったなあ、なんて思っています。
そもそも、人間というのが動物界の落ちこぼれ的存在です。気候変動で森林が減少したとき、樹上生活者の中の、腕力の弱い連中が追い出されました。平地に追いやられた彼らは、ライオンなんかから逃げるため、いつも背伸びして遠くを監視する必要がありました。そのおかげで、いつの間にか二本足で歩けるようになっちゃったら、手が自由に使えて脳が発達しちゃったってことだな。ちなみに、森に残った強い連中は、ゴリラとかですね。両生類っていうのも、沼に遊びに来たら沼が干上がっちゃって、海に戻れなくなったウスノロな連中が、やむをえず肺を発達させて、陸上生活に耐えられるようになったんでしょ?
こんな例を見ていくと、落ちこぼれることが悪いなんて、到底思えなくなっちゃいますね。ピンチの中にチャンス有りって言うけど、ピンチこそ、まさしく最大のチャンスです。物事が思い通りに運ばない時こそ、「これぞ神の啓示」と思って、その次の展開に期待してよいのだと思います。ううむ、ありがたい話だ・・・。
5月 6日 同類のにおい
一昨日、久しぶりに単独行動で西武ドームに行ったのですが、カツサンドを買おうと思って並んでる時に、前にいたお兄ちゃんから「今日は入ってますねえ〜」と、声をかけられました。このセリフはどう考えても、しょっちゅうこの場に出入りしている人に対して、同意を求めている・・・という内容です。私もつい「1塁側でこんだけって珍しいよね。昨日いい勝ち方したせいもあんのかな」とか答えちゃったりして、行列の先頭に来るまでの間、しばしお兄ちゃんと、パリーグの今後の展望を語り合ってました。試合が始まってから、今度は後ろの列に座ってるおじちゃんから、30年くらい前の太平洋クラブライオンズ時代の話で振られました。私が、その頃からのライオンズファンだ、という確信に基づいて話しかけられたことになります。一体、なぜ?と思いたくなりますが、原因はたぶんたった一つでしょう。私はライオンズの帽子を被ってて、それでいてアウェー側である1塁側にいたのです。
私がなぜ1塁側の席を買ったかを説明しよう。息子と行く時には、ライオンズ側である3塁側に入ります。所沢の球場だから、当然、ライオンズファンが多いので混んでます。1人で行くときは、ライオンズ・ファンクラブ員だから、応援はしていますけど、キャーキャー騒ぐよりは、試合そのものをじっくり観戦したいという希望が強いので、あえて空いている側に入るのです。もしかすると、そういう野球ファンて多いのかもしれず、だから私のことを、同じ臭いのする同類だと思って、話しかけられたのかもな・・・。
ライブハウスにいると、そのバンド目当ての追っかけ常連さんか、バンド目当てだけどそのお店が初めての人か、はたまたバンドではなくて単にお店の常連さんなのか、音楽を鑑賞している様子で、何となく区別できます。やっぱり1人で行くと、よく話しかけられます。とかいいつつ、自分もよく話しかけちゃうけどな・・・。入学式や始業式直後の生徒を見ていると、驚くほど同類のにおいを敏感に嗅ぎ分けます。不思議だなあと思いつつも、こうした自分の日常のことを考えると、何となく解る気もする・・・。
逆に納得が行かないこと、その@は、パチンコ屋で(今は全然やりません・・・)、ホントにたま〜にしか行かなかったのに、行くと必ず、知らない人から「今日はどうだい?」とか声をかけられること。そんなにギャンブラーっぽい顔してますかね?そのA・・・マクドナルド、ケンタッキー、特にスターバックス!行くたびに、「メニューならこっちにもあるけど〜」とか「商品はあっちから出てくるよ。ここで待ってても邪魔なだけよ」みたいな、何だか人を初心者扱いするような雰囲気を感じる・・・。そんなにスタバ初心者に見えますか?スタバ常連と、どう身のこなしが違うのか、誰か私に教えてください(泣笑)。
4月27日 夢の国の舞台裏・・・の入り口
一昨日、遠足の引率で東京ディズニーシーに行ってきました。夢の国ディズニーリゾートは、言うまでもなく国内唯一の勝ち組テーマパークであり、その理由は、お客様に対する徹底したおもてなしにあることも周知の通り。一例をあげれば、パーク内からは、外の風景が一切見えません。完全な非日常を演出するためです。当然のことながら、パーク内にいても、スタッフの控え室がどこにあるのか全然わかりません。パレードの人たちが、どこから出てきてどこに吸い込まれて行くのか、よ〜く観察したことがあります。おおよそ、この辺から出てきたよな・・・みたいには判るのですが、明確な「スタッフ出入り口」というのは見あたりません。たしかに、あのパーク内のあちこちに、「関係者以外立入禁止」の看板がついたドアがあったら、夢の国らしさに傷がつきますわな。まあ、そのくらい神経を使ってお客様の事を考えてくれているにしては、ありゃりゃ?と思うことが一つだけありました。
ディズニーシーには、家族で一度だけ来たことがありました。その時は自家用車だったので、舞浜駅から行くのは今回が初めてです。殆どの人がモノレールを利用するようですが、距離にして1キロちょっとだから、歩いて行くことにしました。舞浜駅に降り立ったのは朝の8時頃。イクスピアリを抜けて階段を降りて、広い通りをアンバサダホテルの方角に向かいます。駅を降りた時には、いかにも夢の国に遊びに行きますって人々だったのに対し、この通りには通勤のサラリーマンらしき人々が、足早に通り過ぎています。それも、みんな同じ方角に向かって、かなりの数・・・。舞浜に大学があるのは知ってるけど、大企業の本社か工場もあることは、初めて知りました。やがて、モノレールが大きく右カーブした後の軌道が見えてきて、「そら見ろ、ディズニーシーなんて超近いじゃんか」と思ったら、人の流れが収束している場所も見えてきました。そこはディズニーランドのちょっと先を右に入り、ランドとシーに挟まれたような場所でした。入り口には守衛所みたいな所があって、羽村の日野自動車、日の出の共同乳業、五日市の太平洋セメントの入り口とそっくりです。(ローカルな話題、申し訳ない) いや〜、でも凄い所にある会社だな。ディズニーランドがオープンするより以前からあって、後からディズニーシーを造る時にも、立ち退き交渉が決裂したか何かで、夢の国に挟まれる形になっちゃったんだな、とかいろいろ考えてたら、いよいよその会社の前に来ました。看板にあった社名は「オリエンタルランド」・・・って、何じゃこりゃぁぁぁっ!ディズニーランドを経営してる会社じゃんか。って〜ことは、この膨大な数の足早サラリーマンたちは、夢の国のスタッフってこと?いやぁ〜、こりゃダメでしょ。夢ぶち壊しだ。スタッフの通勤姿なんて見たくなかったぁぁぁっ。じゃあどうすればいいかというと、電車を使わずに空飛ぶ絨毯で通勤が理想なんですが、まあ無理なので、現実的には、舞浜駅からディズニースタッフだけが通れる秘密の地下道を用意し、ゲストさんに一切見られることなく、夢の国の控え室に直行できるルートを確保するといいな。もう一つの方法は、オリエンタルランドの正門を派手に飾り付けて、ランドとシーに負けない門構えにする。スタッフは、舞浜駅に降りたらすぐ、ミッキーの耳等をつけ、出勤退勤時もゲストさんに見られているという自覚を持って行動する。ここまでやれば、真の夢の国といえよう。
4月16日 先生のあだ名
今、実は書きかけの小説があって、一般公開できないのが残念ですが、とりあえず学園ものです。そこでは、先生たちは皆、本名を封印して、公式な場でもニックネームを使用するという設定になっています。プロ野球で、当時オリックスにいた鈴木一郎選手が「イチロー」と名乗ったとき、あだ名を付けられやすい職業No1の我々も、あだ名を公式登録名にしたら、果たしてどうなるのかな?と考えました。小説を書く作業は、壮大な思考実験と言えます。これを書くもう一つの理由は、私が中学生の時の、恐い体験から来ています。
私が中学生の時のことです。「コペル」という理科の先生と、「ビーモン」という体育の先生がいました。あだ名というのは、似ているものの名前がつくとは限りません。コペル先生の場合ですが、「コペルニクスの地動説は・・・」というこの先生の言い方を、私が物真似したところ、バカウケして何度もやらされました。そのうち、先生はコペルコペルと呼ばれるようになりました。
次にビーモンの誕生秘話ですが、ビーモンというのは、走り幅跳びの選手の名前です。ちょうど僕らのクラスの授業中でしたが、先生は「これがビーモンの跳び方だ」と説明しながら実演しようとしました。ところが、砂場でこけてしまって生徒全員大爆笑。私がふざけて、先生にマイクを向ける真似をして、「いやあ、ビーモン選手、凄いですねえ〜」とかやってたら、いつの間にかみんながビーモンと呼ぶようになりました。結局、発端はどちらもこの私ってことですが、驚いたのは、私たちが卒業して何年も経った頃、後輩の中学生たちがコペルやビーモンを使っていたことです。日野四中の10周年記念誌に、秘話を執筆しとけば良かったな。
ところで、ビーモン先生は、うちの弟の担任でした。家の中では、私も弟も揃って、先生をビーモンと呼ぶもんだから、うちの母は、ビーモンが本名だと思い込んでも無理はありません。ある時、母が私に「ビーモンは、どういう字を書くの?」と聞きました。私は即座にペンを取って、何の躊躇も無く「海老門」と記しました。「ええ〜っ?これじゃエビモンじゃない?」「いや、これでびーもんなんだ。北海道の地名みたいな、その地方独特な読み方じゃないの?」 よくもまあ、こうスラスラとウソが湧き出てくるもんだなと、我ながら感心しましたが、事態は思わぬ方向に進みました。私がこれを否定するより前に、母はこれを誰かに広めたみたいなのでした。どっかのクラスの保護者会で、どっかのお母さんが「ええっ?海老門先生じゃないんですか!?」と絶叫したというウワサを聞き、私は血の気が引きました。そのうち先生から呼び出し食らうんじゃないかと思って、ハラハラしました。そして私は思ったのです。ここまで定着したあだ名なんだから、もうビーモンでいいじゃないか!それなら僕が肝を冷やす必要も無いし、八方丸く収まるってもんだ。
というわけで、あだ名が正式名として使われる学校、というものを描いてみたくなったのでした。しかるべき時期に、体裁を整えた上で公開致しますので(数年先だろうな・・・)、どうぞお楽しみに。
4月 5日 サプライズ企画のコツ
ううう・・・やられました。サプライズHappy birthday to you!
一昨日は、私の○△回目のお誕生日だったわけですが、いつもと同じように部活の練習があって、朝から出勤していました。職員室では、「お誕生日おめでとう!」なんて言って貰えるわけないので、隣の先生に「ぐぉほん!(咳払い)今日は何の日かな!」と言ったら、「あ〜っ!すみません、お誕生日おめでとうございます」と祝ってくれました。うちの学年のチームでは、みんなのお誕生日を一覧表にしておくなどという、女子高生みたいな事やっていますが、せっかく作っても、その当日に気づかないんじゃ意味が無いので、心を鬼にして厳しい態度で臨みました。M先生ごめんなさい(笑)。
そもそも4月3日は春休み中なので、物心ついた頃から、誕生日を祝ってもらった経験が非常に少ないです。午後になり、部活の練習が始まって、「そういえば先生、今日お誕生日ですね」なんて気づいてくれる生徒がいないのも、まあ想定内。この日の基礎合奏は、生徒が指揮して、スウェアリンジェンの「ロマネスク」を練習。私はいつものように、端っこに座ってアドバイザー役を務めていました。その生徒は、つい最近指揮を振り始めたのに、なかなか堂々たる指揮ぶり。もう十分に合格かな、と思った私に、「先生、もう一度、通してもいいですか」と願い出てきました。「いいですよ〜。納得行くまでやってごらんなさい」と答えると、「じゃあ、頭からもう一度!」 サンハイ、じゃ〜ん!始まった曲はロマネスクではありませんでした。ううう、やられた〜。歌付き最後は拍手付き、メッセージカードくれた子もいて、絶対に泣きそうな演出のはずが、余りにも見事で感心しちゃったがために、逆に泣かずに済んだな(笑)。
実は去年もやられているのです。去年は入学式の練習中にハッピーバースデーやられたので、場所は体育館でした。今年はいくら場所が違うからと言って、気づきそうなもんだよな。自分はもしかして、ドッキリとかに弱いタイプなのかな・・・。でも、さすがに3度目の来年は気づくだろうな。ちょっと寂しい気もするけど・・・。
夕方、家からの夕飯連絡定期メール・・・「実家に直行せよ。ご飯もってきたから手ぶらでOK」 実家といっても自宅から数分の場所で、最近は父の世話のため、そちらで一括して夕食を準備し、みんなで食べに行く日が多くなっています。足りない食材がある時は、私が帰りがけに買い物したり、自宅から冷凍してある白飯を取ってきたりするので、今日はそういうのが無くてラッキー!とか思いながら到着して、食卓に目をやると、ん?いつもと違って何だか超豪華。しかも壁面に飾り付けがしてあって、「お誕生日おめでとう!」 うわ!ここでもやられた〜。
サプライズ企画に、コツなんてありません。サプライズさせられ易い人というのがいるだけです。きっと来年も、わかっちゃいるけど何度でもサプライずる(何活用だ?)ことでしょう。でも、こんなにサプライざらせて貰える私は、最高の幸せ者です。皆さん、本当にありがとうございま〜す!
3月30日 続・ちゃんと歌ってるかチェック
そもそも、なぜ「ちゃんと歌ってるかチェック」が必要だったのか、その背景を考えてみると、たぶん歌声があまりにもショボかったんだと思います。こりゃマズい、恥ずかしい、と思った校長先生が、歌ってない、つまり斉唱時の戦力外になってる先生のピックアップを試みたのでしょう。でも、歌ってない事がバレちゃった3人を処分しても、問題は解決しません。声量がショボいのは、むしろ歌ってた先生たちの責任ですから・・・。ピックアップされた3人を校長室に、いやピアノがあった方がいいから、音楽室に呼び出して、君が代特訓コーナーを実施して、バッチリ歌えるようにしても、ダメだろうな。クラスの合唱コンクールを思い出してみれば解ります。歌ってない生徒は、どこのクラスにも必ずいます。合唱コンで優秀なクラスというのは、歌える生徒が大きな声で上手に歌って、戦力外の生徒は、上手に歌ってるフリをして、雰囲気を壊さないように振る舞っているものです。だから、式典で立派な君が代を響かせるには、歌わない人を摘発するより、歌える側を鍛えるのが先決なのです。特に、「ちゃんと歌いましょう」と呼びかける校長教頭は、クラスの合唱コン委員と同じですから、歌声がショボかったら誰も追随してきません。私が今までに見てきた管理職の先生を、歌いっぷりで比較してみると、驚くべき格差がありました。まず、副校長A氏は、蚊の泣くような声で音程も定まらず。対照的にB氏は、これから教頭になろうという方で、卒業式の司会席からノーマイクで、会場全体に朗々と響きわたる歌声を披露。ふだんの仕事ぶりでも、A氏はどこか遠慮がちで、職員からなめられがちだったのに対し、B氏は徹底抗戦するタイプでした。私の昔の同僚C氏は、非常に若くして教頭になりました。なってすぐ、彼は自宅でテープを流しながら君が代の練習を始めたと、奥さんが笑いながら話していました。実際に彼の歌声を聞いていませんが、まじめな努力家だったから、きっと上手く歌えるようになったはずで、非常に先見の明があったといえます。大阪の校長先生は、他人の歌い方をチェックするよりも、まず自分の歌声で場内をリードする事を考えるべきでしたね〜。
ところで、校長先生たちに、今さら歌の訓練に励まねばならないという受難をもたらした大きな要因は、実は「ピアノ伴奏」です。考えてもみてください。オリンピックの表彰、何かの開会式・・・君が代が流れる時は、たいていオーケストラ版です。ピアノ伴奏で歌うバージョンは、まずお目にかかりません。オケ版の大音量が流れていると、歌声が大きいか小さいかなんてわからなくなっちゃいますが、ピアノ伴奏だと、歌のショボさはもろバレです。東京では、ある年から異常なまでにピアノに固執していて、「体育館にピアノが無い場合は、卒業式当日に音楽室等からピアノを運んで来い」なんていう、めちゃくちゃな指示が出たこともありました。(この時期だけは東京の方が、今の大阪より上を行く笑い者だったな) それ以前はテープやCDでやっていましたが、どう考えてもその方が普通な感じ。毎度思いますけど、国歌斉唱なんてどこの国でも普通〜の事ですが、日本だけがわざわざ普通じゃない、やりにくいようにしちゃってます。
3月23日 ちゃんと歌ってるかチェック
報道でご存じのように、大阪市の高校の卒業式で、国歌斉唱の時に口が開いてなかった先生が3人いるのを、校長先生がチェックしていて、後で「歌ってなかったよな!」って問い詰めたら、そのうち1人があっさり「ハイ、歌ってませんでした」って認めちゃった・・・いや、もしかしたら、完全に開き直って「ああ、歌ってねえよ、だからどーしたってんだ」とか言ったのかもな。どうやらこの1人は処分されるらしいですな。我々東京の教員は、起立さえしていればセーフなのですが、大阪は「起立してても口が開いてなければアウト」という具合に、基準を一歩進めたからニュースになったというわけだ。しかしこのニュース、謎が多すぎるんだよな・・・。
まず、チェックしたのは校長先生らしいけど、校長さん、厳粛な国歌斉唱時にそんなチェックしてて良かったのか?また、口を開けてるかどうかを見るためには、全教職員と向かい合わなければならないはず。みんなが前向きなら、校長1人だけ後ろ向きってことになり、それはすなわち日の丸にお尻を向けることになり、東京ではそれこそが最大の禁止条項です。次に、処分される予定の先生だが、「オレちゃんと歌ってたよ」ってしらばっくれて答えてたら無罪放免だったのかな?歌った歌わないの水掛け論になって、らちが明かないだろうから、決着をつけるには録画でもしておくより他ないだろうな。式後の映像解析は大変だろうな。全職員一人一人のアップまで撮っておかないと公正とは言えない。ところで、みんな大きく口を開けてるのに、出てくるはずの歌声が貧弱だったら、やっぱり問題になりそうだな。口ぱくだけのヤツが相当数混じってるってことだから、声量チェックまでしっかりやらないとな。全職員の吐息がかかりそうなくらいの口元まで接近して、一人一人の歌声をチェックする光景は明らかにヘンだし、君が代は短いから、1回終わるまでにチェックできるのはいいとこ5人止まりだろう。全員をいっぺんにチェックするには、胸元に高性能マイクをつけさせ、誰が何デシベルで歌っていたか記録を残すしかないな。さもないと「オレちゃんと歌ったもん」の言い逃れは後を絶たない。声量だけでなく、音程もチェックの対象にすべきって、絶対誰かが言い出すな。だって国歌と認識できないほどヘタクソな場合、それは国歌を歌ったとは見なされないだろうからな。先生方の歌声はすべて、カラオケ採点機のようなもので、正しい音程から何%ズレているか測定され、その結果、国歌の原型をとどめていないヒドい声は、当然処分の対象にせざるをえない。公務員たるもの、いくらオンチでも、君が代だけは日頃からちゃんと練習しておかねばならん。
チェックすることの是非はこの際おいといて、チェックのレベルとしては東京方式(起立でセーフ)が正解だと思います。なぜなら、式場にいる人々は全員同じ向き(日の丸のある場所)を向いて立っていますから、誰かが口を開けてなかったとしても、そのことに気づく人が誰一人として存在しません。ということは、とりあえず起立さえしていれば、式の流れを妨げていないことになります。もしもそれ以上の「ちゃんと歌うこと」を求めるのであれば、「口の大きさチェック」ではまったく不十分で、上記のように高性能マイク全職員分までやらなきゃ、抜け穴だらけで意味無しです。というわけで、この動きは全国に波及することなく、大阪だけで終わるでしょう。
3月16日 訓話の組立て
amebloというブログは、私のページに、どんな検索ワードでたどり着いて来たかの統計を見ることができます。ブッチギリで多いのが「訓話」と「社長訓話」で、世の中には明日の朝礼で何を話そうかと悩む社長さんが、非常に多いらしいことを示しています。藁にもすがる想いでたどり着き、むさぼるように私の文章を読み終えてみたら、結局ちっとも役に立たなかったという人が、毎日何人かずつ増えている計算なので、今日は本当の「訓話講座」をお届けしよう。週明けの朝礼はバッチリ決めてね〜。ほ〜っほっほっ・・・。
私の訓話は対象が高校生なので、会社ではそのまま使えないかもしれませんが、作り方のノウハウは共通していると思います。ではまいりましょう。訓話の構成に必要な要素は2つ!起承転結みたいに4つもありません。たったの2つ・・・それは材料と目的です。例えば、「自分の可能性に見切りをつけないで、とことんチャレンジすれば、思わぬ能力を発掘できるものだ」なんてことを伝えたいとする・・・。これが目的です。次は、この目的に向けて話すための材料探しをします。何だって構わないですが、旬な時事ネタがやりやすいかも。今回は「マラソン」を使ってみましょう。
『マラソンのオリンピック代表が決まりました。公務員ランナーの川内さんは、惜しくも代表を逃しましたが、大きな話題を呼びました。彼が公務員ランナーならば、他の人は会社員ランナーだから、大した違いが無いと思ったら大間違い。実業団チームに属していれば、監督やコーチがいて、練習環境が整備されていますから、会社が走らせてくれると言えます。川内さんは、そういうバックが一切無い中、仕事の合間に1人で練習を続けているから凄いのです。市民ランナーは実業団選手に勝てるわけがない・・・これが世間の常識でしたが、破られました。琵琶湖の大会でも、一般参加の山本さんが招待選手に勝ったり、大学生の出岐くんが初マラソンを2時間10分で走るなんてムリ、という常識が破られています。
私はこんな風に思いました。世間の常識というのは、世間の多くの人の単なる思い込みで、必ずしも真理ではない場合が多いのではないか・・・。周りからムリだムリだと吹き込まれて、自分もじゃあムリなんだろうなと思っちゃったら、川内さんも山本さんも全然ダメだったはずです。「うちの学校から現役で受かるのは、せいぜい○○大学がいいとこだ・・・」とか、「あと半年で偏差値5upなんてムリだ」というのも、世間の常識です。皆さんはこの常識を信じて、ムリだの合唱に同調しますか?それとも疑いますか?私は、ぜひ疑ってみてほしい。疑った人だけが、第2第3の川内さんになれる可能性を持っています。』
すぐに解るように、前半が時事ネタを使った導入(材料)で、後半が論旨(目的)・・・と、非常に単純な構成です。「悪い訓話」の多くは、前半部分がスッポリ不在で、目的だけを話そうとするから、抽象的でつかみ所が少ない印象を与えます。
じゃあ、皆さん頑張って訓話作ってね〜。ところで、今日のマラソンネタから入る訓話、我ながらなかなかいいな・・・。修了式の前日に学年集会があるから、そこで使うことにする。
3月 7日 指導主事の舞台裏
そもそも指導主事っていう言葉から説明が必要だな。先生たちの、人事や研修やその他諸々の仕事をする人たちで、多くはその後副校長や校長になってゆきます。私たち現場の先生たちとは、ふだんは接点がありませんが、研修に行くと、レクチャーするのはたいていこの人たちで、若手が研究授業をやらされる時に、ご意見番として来校したりもします。要するに、先生たちを指導する立場ってことで「指導主事」という職名なんだろうな。昨日参加した(させられた?)研修は、期せずしてそんな人々の知られざる舞台裏や本音が聞けるものだったので、遠くまで出かけた甲斐がありました。多くの先生方に知っていただきたいので、この場で差し支えない範囲で紹介させていただきます。
【研修テーマとねらい】教員の職層について知り、昇任へのモチベーションを高める。
いきなり、何じゃこりゃぁぁぁっ!講師の方(もちろん指導主事)が冒頭で、「この講義が終わった頃、皆さんが少しでも、校長を目指そうかな、という気持ちになることを願って、これからお話させていただきます。」 うわぁ〜、洗脳宣言か。これから貴方に催眠術をかけますって宣言されて、「絶対かからないで耐えてやる」って思う人ほどかかり易くて、「かかってみた〜い」と期待してるとかからない、って聞いたことがあるから、ここは身構えず、清らかな気持ちで聞いてみることにしました。
「皆さんは、指導主事にどんなイメージをお持ちですか?じーっと黙って夜遅くまで事務仕事、学校現場から逃げだした人、単にイヤなやつ・・・。いかがですか?」 うわ〜、全部あてはまる!「実は、私もつい数年前までそう思っていました」 その手に乗るかい。仲間と思わせて油断を誘う、悪徳商法の常套手段じゃんか。ん、まずい。いつの間にか気持ちが喧嘩腰だ。清らか清らか・・・。「そんな職をなぜ受験したのかというと」 それ興味あるな。「当時の校長先生に勧められたのと、やはり、いろんな仕事を経験してみたいというのがありました」 ちーん、終了。思いの外、早かったな〜(笑)。この時点で私とは決定的に違うので、洗脳される危険は回避されました。私はいろんな仕事よりも、今の授業や部活を手放したくないで〜す。「実際やってみて、初めは辛かったですが、仕事の中味がわかってくるにつれ楽しくなってきます。職場の雰囲気は、皆さんが想像するほど堅苦しくなく、冗談も言えば飲みにも行きます」 もはや自分に関係ない世界と解りつつも、いろいろな日常が聞けて、面白いことは面白い。「皆さんが校長を目指さないなら、民間から引っぱってくりゃいいじゃん、て考える人も多いんです。でもそれはどうかと思う。いつまでも教壇に立ってほしいような人こそ、管理職になってほしいです」 いいこと言うなぁ〜、気に入った!でも大丈夫なのか(汗)?民間人校長を否定するような発言しちゃって。「一教師として定年を迎える人を否定はしませんが、他の職層についてもっと知っていれば、違う生き方を選べたかもしれないのです」 むむっ!聞き捨てならん。裏返せば、お前は無知だから授業と部活にのめり込むしかできねぇんだ、と受け取れなくもないな。言葉の選び方って、つくづく難しいなと思いました。
というわけで結論。やっぱり私と貴方は水と油でしたね〜。どう理由をつけたところで、指導主事さんたちは、私の目には「現場」と「現場を離れること」を天秤にかけて、後者が勝った人々としか映らないんだよな。だから、これからも研修に参加する時は、基本的に喧嘩腰になりますが、それほど悪意はありません。指導主事さんとしての、誇りと自信を持って仕事をすればいいと思います。初任者研修で「オレが模範授業やるから、よく見てろ!」なんてやってくれる指導主事さんが出現したら、心から尊敬しちゃうな。
3月 2日 入試の舞台裏(弁当とお菓子)
都立高校の入試の裏側で、何が協議されて、合否ラインはどう決まるのか・・・なんて書けるわけないし、下っ端の私なんぞ、な〜んにも知らんです。じゃあ入学試験当日の、一般市民に知られざる何をレポートするのかというと、我々教員の食べ物についてなのだ!
入試シーズンが近づくと、飛び込みセールスの電話が明らかに増えます。その多くが、なんと仕出し弁当屋さん。入試の担当者ご氏名で電話をかけてきて、「お忙しいところ失礼いたします。入試当日のお弁当は、もうお決まりでしょうか?」なんて具合にかかって来ます。入試担当の先生は、ただでも忙しいのに、たくさんの弁当カタログと睨めっこして業者選定した上、先生方から注文を取ったり、お釣りの準備とか、入試と全然関係ない仕事をするハメに・・・。入試の日に限って、特別な弁当が必要になる理由はおもに2つ。(1)普段は外に買いに行ったり食べに出たりする人も、この日だけは外出はムリだから、持参するか配達してもらうかになる。(2)入試当日は、普段とまったく違った緊張状態の中で仕事するので、食事はいいものを食べたい。私の見解では、(2)の要因の方が大きいように思えます。弁当の値段は、そこらへんのスーパーやコンビニなら500円くらいですが、入試弁当は700〜1000円くらいのが主流です。中には、「特製 青総合格弁当」なんて縁起のいい名前を印刷してくれた業者さんもありました。食べながら、ふと「僕らが食べるんだから、青総合否判定弁当じゃないとダメだな」・・・と思いました。
入試当日の本部は、試験をやる教室に比較的近くて、広い場所が本部になります。我々も基本的には、職員室ではなく、本部にいる時間が圧倒的に長くなります。ここでどうしても必要になるのが、「お茶とお菓子」なのだ。ハッキリ言って、絶対に必要だと断言できます。一度だけ、お菓子が一切無い入試を経験したことがありますが、本部の雰囲気はたいへん荒んできて、大きなミスにつながりかねないと言ってもよい状況でした。特に、採点作業に入ると、お菓子の有無はさらに決定的な意味を持ってきます。長時間やってると、本当にぼーっとしてきて、採点ミスが増えそうなんですよ。(その後3人がチェックするから、ミスが放置されることはありません。念のため)。長時間の緊張を持続するためには、栄養学的に見ても、脳に糖分の補給が必要だと思います。
入試で消費されるお菓子は、職員の数も多いので、けっこうな量になります。買い出しは数人がかりで、他のお客さんたちの視線を一手に集めながら行います。買ってくるだけでなく、本部のテーブルに並べるという仕事も重要です。全部並べちゃったら、バームクーヘンとキットカットが総ナメにされて、キャンディ系が大量に残る・・・ということを、経験豊富なお菓子担当者は心得ています。在庫量を常に把握しているばかりでなく、高価なお菓子も大量にあるように錯覚させながら、全種類がバランス良く消費されるような出し方ができるには、長年の経験を必要とするのだとか(笑)。
入試のお菓子を、教職員の親睦会が世話しているという場合以外は、お菓子購入資金の出所がありません。多くの学校では、校長先生とかがポケットマネーをはたいて、皆さんにお菓子を振る舞っています。ありがたいことです(嬉泣)。校長先生っていうのは、入試の最高責任者であるにもかかわらず、テスト監督したり採点したりせず、ただただ不測の事態に備えて待機し、直接的な仕事ができない立場です。お菓子を振る舞うという行為は、先生たちのご機嫌を取るとかいう次元ではなく、何が何でも本年度の入試をキッチリやり遂げたいという決意の表れだと感じます。我々はそれに応えるべく、キットカットで脳の活性化を図るのです。
2月27日 マラソンと音楽
昨日の東京マラソンは、当然のことながらテレビ観戦しました。自分もランナーの端くれとなって、さらなる関心をもって観るようになったのはもちろんです。観ながら思ったことを徒然なるままに記そう。
まず、これほど実力差がある人々が同じ土俵に乗る競技は、マラソンをおいて他にないだろうな。だって、世界記録保持者、腕(脚?)に覚えのある陸上部員、「○○走ろう会」とかに所属する凄腕(凄脚?)市民ランナー、完走さえ危ぶまれる超初心者ランナーまでが、一斉にスタートして、まったく同じコースを走るわけだ。プロ野球選手と小学生の草野球チームが、ハンデ無しでガチンコ勝負なんて絶対やらんでしょ。うちの職場で昨年の東京マラソンに出場した方が、「ゲブラシラシエと直接対決して来る」とか意気込んでたもんな(笑)。そのあたりも、ウキウキ感の要因になっているはずです。
長距離走は、努力の成果が目に見えて現れるのが特徴で、誰でも凄く速くはなれないけど、進歩は確実にできます。一例として、一昨年の私のデータを紹介しましょう。これを見てしまったら、皆さん必ず「なあんだ、自分もできそうだぞ」と思うはずです(笑)。
まずは、2010年9月に、ウォーキングからジョギングに切り替えた初日の9月6日、3kmを走る予定でスタートしましたが、何と300mくらいでいったん止まってしまいました。理由・・・息切れ(泣)。その後、走ったり歩いたりを交互に繰り返し、ゴールタイムは23分25秒。その前日の3kmウォーキングが26分34秒なので、ほとんど変わらん(爆泣)。ちなみに、歩くのはむちゃくちゃ速い方です。その後、1日おきに3kmジョギングにチャレンジしますが、完走への壁は厚く、跳ね返されること4度。そしてようやく5度目の正直、日数にして12日後の9月18日、ついに一度も歩かずに3kmを完走しました!この時のタイム21分37秒(息子は13分台。自分も高校2年の時は11分台) それが、1ヶ月後の10月18日には、同じ3kmを16分20秒。3000mのタイムを5分も縮めるって、元が遅い人だけに与えられた特権だな(笑)。さらにその1ヶ月後、11月14日には、5kmを27分12秒。そう、5km止まらずに走れるようになったんですよ。で、前回報告した通り、現在は10kmをなんとか50分以内で走れます。
楽器や歌の世界でも、頑張りが即成果に現れて、トッププロもアマチュアも同じステージで楽しめるイベントができれば、マラソンみたいにブームになるでしょう。頑張りが即成果・・・というと、虫のいい話に聞こえますが、そういう譜面は作れます。いくら練習してもなかなかいい音が鳴らない譜面というのは実際に存在して、それはズバリ悪い編曲だと思うので、私は良い方の譜面をたくさん提供して、マラソンブームを超えてみせましょうぞ。
2月20日 青梅マラソン(2度目)
一昨年9月にトレーニング開始した時には、家から300mくらい先まで走った所で息切れして、立ち止まったりしたものですが、半年後のデビュー戦では、何とか10kmを50分50秒(net・・・スタートライン通過からの正味)で走りきれるほどになりました。ゴーリした瞬間が、考えてみればもう1年後に向けての新たなスタートだったな。ほ〜っほっほっほ・・・。整骨院通いで(泣)しばらく練習を休みましたが、実は3月中に自宅周辺の周回コースで、5kmの自己ベストを更新していました。8月中は熱中症にならないように、ウオーキング中心で、9月以降は職場のランナーズクラブ(勝手に名付けた)のメンバーと共に励まし合いながら走り、修学旅行中も朝5時半から、沖縄の砂浜ランニング。というわけで、次の大会が迫らないと練習しない人が多いと思いますが、我々は年間を通して練習を積んできたわけだ。我ながら偉いです。再び、ほ〜っほっほっほ・・・。では、当日の様子をご報告します。これからデビューしてみようと思う皆さん、参考にしてね〜!
8:00 ウォーミングアップ開始。初心者だった昨年にくらべ、知識が豊富になったので、アップの仕方も何となく「どっかの速い人」か陸上部員っぽくやれたな・・・(笑) でも真面目な話、うまくアップできると、信じられないくらい楽に走れて驚きです。
9:05 ジョギングしながらスタート位置へ向かう。1200番台だった去年は、スタートラインまでのロスタイムは26秒でした。今年は1800番台なので、もう50mくらい後ろ。ロスタイムは約1分です。
9:30 スタートの音が聞こえん。ランナーの動きを比べても、去年はすぐに普通に走れましたが、今回はなかなか進まなくて、ずうっとキロ6分程度のペースだったと思います。ようやく自由に追い越せるようになったのは3km地点くらいからだったな。ここまで楽ちんに進んだ分、一気に挽回をもくろみ、ごぼう抜き大会を開始!昨年の私と違うのは、抜いた人全員から抜き返される目に遭わなかったことです。1年間の成長って大きいもんだな(笑) 折返し点の大時計は27分くらいを示してたので、この約2kmは相当がんばったんだと思います。実は私は時計を付けていましたが、見ないようにしていました。練習の時には常に1km毎のラップを取る、どちらかといえば記録魔な方です。でも本番では「前を追う」「1秒を削り出す」ことに専念した方がいいって柏原君が言ってたので、それに従ってます。
10:00 折返し以後、頑張ったツケが回ってきて一番キツい所・・・。だけど大会には、たくさんのランナーがいてくれるので、誰かを追いかたりすることで、頑張り続けることが可能です。私の場合、大きい声じゃ言えませんが、派手なウエアに身を包んだ女性ランナーを追います。理由は特に無く、強いて言うなら、それが一番頑張れるからだな(笑)。また、沿道から声援を受けた時は、どんなにキツくても絶対にペースを上げて、満面の笑みで通過します。これは、ステージ人としての私に、本能のように染みついた習性と言えるだろうな。
10:15 残り1kmを切って、いよいよ大応援団の待つ学校の前を通過。ビックリしたのは、太鼓部だけでなく、我が吹奏楽部の生徒たちも、ズラリ並んで声援を送ってくれているではないか!よっしゃ、行くでぇ〜!目の前のランナーを3人ほど生け贄にして、ファンの皆様に「追い越しショータイム」をプレゼント!後で「先生、すごく速いんでビックリしました」と大勢から言われましたが、そんなに速い人がなぜこんな順位で帰って来たのか、不思議に思わないんだろか・・・ってのが不思議(笑)。思えば私は、高校生の頃から、黄色い声援の中でだけ元気な人でした。ここで抜いた3人は、女子高生たちの前で生け贄にされたのがよっぽど気に障ったのか、その後すぐに抜き返してきましたが、私にはもはや反撃の余力ナシ(泣) でも、逆千人抜きを食わされた前回にくらべ、今回は抜かれた人数よりも抜いた人数の方が、10倍以上多かった印象です。そう考えると、もっといいタイムが出せたレースだったのかな、という悔いも残りますが、それは次回への課題としよう。とりあえず、年齢が一つ上がったのに、記録を1分20秒以上短縮できたことをヨシとしよう。
(終わりに) 自分がこのイベントにハマっちゃってる原因が、2つほど思い当たります。青梅駅近辺で、たぶん初参加と思われるランナーたちが、「これ、めちゃくちゃ楽しいじゃん!」とか話してるのが聞こえてきました。私も去年、同じ感想を抱きました。何が楽しいのか分析すると、たぶん、沿道からの注目を集めながら、信号機も消えた車道の真ん中を闊歩していると、私中心に地球は回る・・・みたいな心境になれます。楽しい部分以外では、やっぱり自分よりも年輩の人々の走る姿から、何かを感じてしまうんだろうな。うちの生徒たちも、きっと何かを感じてくれたことでしょう。来年、皆さんとコース上でお会いできることを楽しみにしています。
【成績】 10kmの部男子50歳代 189位 公式タイム50:26 (net 49:28)
2月17日 修学旅行の舞台裏 そのC(終)
(6)事前指導の集会
教員マニュアルが完成すれば、あとはもう実際に行くだけ・・・と言いたいところですが、重要なステップが残っています。羽田空港では、先生たちが「並べ〜!各クラス2列!こちら側から1組〜!」なんて大声で叫んでいる光景を目にします。あんな場所でいくら大声出しても、一部分にしか届かないので、静かにさせるだけでも至難のワザ。ましてや、どっち側から何列で並ぶ・・・なんて複雑な指示が通るわけがありません。私に言わせれば、どうしてこんなに効率が悪く、お互いにストレスが溜まることをするのか、理解に苦しみます。突発的に集合させたならいざ知らず、予定の場所に予定通り並ばせるだけですから、あらかじめ全員に指示しておくか、学校で1回リハーサルしておけばよいのです。集団行動の練習というと、軍隊っぽく感じて毛嫌いする人もいますが、自主自律がモットーとか言いつつ、羽田で烏合の衆に向かって怒鳴り散らす方がいいとは思えませんな。
羽田で怒鳴る先生は、必ずと言っていいくらい、毎食後にも怒鳴ります(笑)。そろそろ御馳走様の号令かな・・・という頃合いで、その先生は登場し、なかなか静まらない場内を一喝して鎮圧。その後の予定について詳〜しく、ヘタすると5分くらい喋ったりしてます。「あ〜あ。そんな事しない方が上手く行くのに」と思っても、自分が担当者じゃない時は黙って見ているしかないな。その殆どがしおりに書いてある内容なので、しおりをよく読んできた良い子たちほど、連絡時の集中力を欠くようになります。元々しおりを読まない悪ガキは、更に読まなくなる、と言っても元がゼロだから実害が無いように見えますが、5分もかかる口頭での連絡を、こいつらが頭に叩き込むのは不可能なので、結局は抜け落ちだらけになります。こういう先生たちは、皆さん共通して、非常に生徒思いの熱血型です。だから、ついつい同じ指示を何度も繰り返したくなるのであり、それがセーフティーネットになると思ってしまいがちです。
私が経験上ベストだと思って実行していることは、@しおりに書いてあることを絶対に連絡しない。Aしおりに書いていないこと&変更点は室長だけに連絡し、全体には言わない。この2カ条です。これを忠実に実行すると、食後に先生がマイクを持つという場面は皆無になります。しおりを読んでなくて、次の行動予定を知らない者がいたら、即トラブルに直結しますが、セーフティーネット無しの時が最も集中力が高まるから、逆に安全なのです。このことは修学旅行に限らないと思うので、私は一貫してこのスタイルをとり続けています。
修学旅行を運営する立場で最大のご褒美は、何と言っても生徒の「楽しかった」「いい思い出ができた」「また行きたい」という言葉です。そういうのを聞くと、また次の機会に腕を振るおうかな、という気持ちになっちゃいます。というわけで、3年後の沖縄レポートお楽しみに〜!
2月 9日 修学旅行の舞台裏 そのB
(5)修学旅行のしおり・・・生徒用と先生用
皆さんも、「修学旅行のしおり」というパンフレットを、大事に持って歩いた覚えがあるでしょう。集合時間をはじめとする全てのタイムテーブル、持ち物、部屋割り表など、どれ一つ見ても、超重要な情報のオンパレードです。学年の中にたいてい一人か二人くらいは、この「しおり」を紛失して、「人間失格」くらいの勢いで怒られますが、それはまあ仕方ないところだ。
ところで、この「しおり」には先生用があるのをご存知ですか?こちらは「教員用マニュアル」と呼ばれ、通常、生徒用より厚めです。何が余計に書いてあるかというと、例えば今回の生徒用しおりに、「13時00分 那覇空港3FJAL側出発ロビー集合」とだけ書かれている箇所では・・・。教員用には、こんな具合に書いてあります。「担任→12:50集合 添乗員よりクラス人数分の搭乗券を受領。副担任A→12:31牧志駅より乗車し最終の生徒たちを誘導。副担任B,C→12:45〜モノレール出口付近で、生徒を3階JAL方向に誘導。12:55点呼開始・・・」てな具合。要するに、生徒を滞りなく動かすための、先生たちのフォーメーションが書かれています。
消灯時刻以降の見回り当番表とかも載っていて、もしこれを生徒が入手したら大喜びだろうな。どの先生が何時頃どのフロアに出現して何号室の扉をノックするか、ほぼ正確に予想できます。ずっと昔ですが、ある先生はニセモノの巡回当番表を作って、わざと目立つ所に置き忘れました。その情報に基づき、空白の時間帯を狙って夜間外出を企てた生徒たちは、もちろん一網打尽。先生側も、ここまでやると、もはや執念だな。
教員マニュアルを、どこまで詳しく作るか・・・ということは、考え方が分かれます。どんな小さなことでも、想定される事態すべてに対応策を用意して、記載しておくという先生と、限りなく生徒用に近い簡素型、っていうか、必要があれば生徒用のに書き込んでおけばいいじゃん、くらいの先生。ある年、後者タイプの先生が、前者タイプの超ぶ厚いマニュアルをもらった後、わざわざそれを切り刻んで自分用に製本し直すのを見た事があります。「無駄な部分を省いたら、こんなに薄くなったよ」と誇らしげに言ってました。
私の場合は、やや簡素型に近いと思いますが、生徒用程度まで簡素にしてしまうと、結局は引率者会議の場で、膨大な量の質問が飛び出してしまい、説明に手間をかけねばならなくなります。絶対に出そうな質問や、補足説明を必要とする部分は、あらかじめ記載しておく方がいいです。
オーケストラの練習に似ていますが、引率者会議はもはや本番です。われわれ担当者は指揮者と同じで、旅行全体を通して、細部に至るまでのイメージを確立し、よどみなく伝えられるようにしておかねばなりません。指揮者が頭の中で架空の演奏を繰り返すように、教員マニュアルが出来上がる頃には、私は何度も幽体離脱して、修学旅行から帰ってきたような気分になっているのです。
2月 7日 修学旅行の舞台裏 そのA
(3)いよいよ下見
我々が修学旅行の実踏(実地踏査の略。下見のこと)に出かけたのは、2010年の12月ですから、本番の1年と2ヶ月前。どうしてそんなに前に行くのかというと、同じくらいの季節に行っておきたい、というのもありますが、実際に見てみたらホテルが余りにもひどくて、他にチェンジしてほしい・・・なんて場合に、直前ではどうしようもないからだと思います。下見は、3泊4日の行程を、予備的な候補地も含めて2泊3日で回るので、かなり忙しいです。特に最近は、タクシーやレンタカーでなく、公共交通機関を使えというお達しなので、非常に効率が悪くて、じっくり見てこれないばかりか、本番の時には観光バスで通る予定の道を、路線バスでは通らずじまい・・・ということも起きてきて、これは生徒の安全が脅かされているとさえ言えるでしょう。一方で、カヌー体験の実施にあたっては、下見の時に教員が実際に乗って漕いでみろ、というお達しもあって、簡単に言えば「1ヶ所あたりに時間をかけるな。でもじっくり見てこい」ってことだから、笑い話にもならんな(泣笑)。
下見では、現地の施設の方と実際にお会いして打ち合わせします。ホテルの担当者、カヌーのインストラクター、さとうきび畑のおじちゃん、シーサー工房のおばちゃん・・・等、次々お会いしますが、ポイントは人柄だと思っています。この会談がなごやかな進む場合は、実際に生徒を連れて来た時にも必ず成功します。宜野座のサトウキビ畑や工房でお会いしたおじちゃんおばちゃん達を、私はいっぺんで気に入ってしまったので、本校の体験学習場所を迷わずここに決めました。
(4)ガマと体験学習
糸数壕の見学予定日は2012年2月2日。予約開始は半年前なので、夏休み中の2011年8月2日の午前9時に、申込書をFAXで送ります。ディズニーランドみたいに何万人も入れる施設とは違い、ふらりと出かけて入れる場所ではありません。壕の中でも大きな方の糸数でさえ、一度に入れるのは2クラス。平和学習のポイントとも言える部分なので、ここが取れないと計画全部を見直すことになってしまいます。先着順の要素も強いので、9時の時報とともにさあ送信!と思ったら、なんとその日、2年生は全クラス三者面談中で、午前9時に手が空いている人がいない(汗) やむをえず、他の先生にお願いして、送信ボタンを押してもらいました。その日のうちに決定通知が届き、ほっと一安心。
体験学習もそろそろ予備調査の時期ですが、沖縄の体験学習には様々な分野があって、琉球ガラスやシーサー作りをはじめ、料理、楽器、踊りを教わる等、いろいろです。単純に希望を取ったら激しく分散することが予想されました。1〜2名しか希望者がいないコースは閉鎖せざるをえず、せっかく希望した生徒をがっかりさせてしまうので、あらかじめ多くの生徒が集まりそうな6コースに絞っておくことにしました。6つのコースに何を残して何を切るかは、多分に私たちの趣味が反映されています。また、各コースの定員は、バスの乗車定員と密接に関係します。伊江島120人(3台)、カヌー40人(1台)、サトウキビ、お菓子、アクセサリー、シーサー各20人計80人(2台)で仮予約しちゃって、かなり時期が迫った頃に一気に本調査しました。慌てたのは、カヌーの人数が予想より多く、それもちょこっとだけ多くて、52人をバス2台で運ぶ事態になったことです。ということは、残り187人を4台に押し込む計算になるので、急きょ60人乗りという巨大バスに切り替えてもらいました。出発2ヶ月前のことです。これでいちおう下準備は終了〜。
2月 6日 特集:修学旅行の舞台裏@
2月1日〜4日の沖縄3泊4日から帰って参りました。3年前は担任だけど旅行担当ではなかったので、気が緩んでインフルエンザになっちゃいましたが、今回は担当責任者として気合い十分だったな。生徒の目にはなかなか映らない、旅行の舞台裏にスポットを当ててルポしてみよう。
(1)入学前の準備
プロジェクトが始動するのは、なんと入学式より1ヶ月くらい前の3月頭くらいです。今回で言えば、実際の旅行が2012年2月で、準備開始は2010年3月だから、約2年前ということになります。この頃、新1年生の担任メンバーが決まり、最初の顔合わせで役割分担を決めます。ここで修学旅行の担当者も決まりますから、担当者は早速「行き先希望アンケート」や、旅行会社の入札用の「仕様書」作りに取りかかるのだ。まだ行き先は沖縄と決まったわけではないのですが、過去数年間のアンケートでの沖縄の得票率を見れば、とりあえず沖縄を想定しておいて間違いなかろう・・・。要するに見切り発車なわけだ。この時私が手がけた仕様書の特徴は、沖縄3泊4日の初日がいきなり自主行動で、各自モノレールでホテルにたどり着くという異例のものでした。都立高校では修学旅行の上限金額が厳しく決められているため、ここ数年の航空運賃の値上げで、沖縄を諦めるか日数を減らす学校が続出しています。そこを何とかやりくりするため、バスを1日節約することを思いついたのでした。まあ結果的には初日にもバスを使えましたが、最終日はバスガイドさん無しになりました。こうして、まるでお母さんが家計をやりくりする感覚で、少しでも削れる所を見つけて、安くて楽しい中味を選び、仕様書という形にまとめて行きます。既にホテルも仮押さえ済み!3月末には、その仕様書に対して入札してきた4つの旅行会社が、1社30分のプレゼンテーションを行い、校長先生らも一緒にプレゼンを見て業者を決定。決まった業者さんと正式契約して顔合わせ。どんな旅行にしようか、と抱負を語り合います。この時でも、生徒はまだ入学前(驚)
(2)飛行機の便が決まって大慌て
夏頃には飛行機の申込みがあります。多くの学校が同じ時期に集中するので、第3希望くらいまで出した中から割り振られ、秋に決定通知が来ます。都心から遠い学校が、あんまり早い便に割り振られることはないはずですが、それでも今回は相当早い9時55分の便でした。羽田の集合時刻はセオリー通り90分前の8時25分。ううう・・・早い。本当は11時くらいのが良かったんだけどな〜。帰りも那覇空港発14時10分!早い・・・。行きに関しては、遅いよりはマシです。日が暮れる頃に到着する便とかに当たると、1日目はどこにも寄らずに宿舎直行になっちゃいます。しかし、早いのも実は困りもの。那覇に12時50分頃着くので、首里城でどう考えても時間あり過ぎ。まあいいか・・・。帰りは深刻です。14時10分の便で、90分前に集合させたら12時40分。国際通りの自由行動は無いも同然だな。最終日は少し早起きさせて8時半発、空港集合はオキテ破りの70分前で13時。我ながらチャレンジャーだな、と思うタイムテーブルです。時間にルーズな生徒が多い学校では、絶対にこういう組み方はできません。というわけで、飛行機の便決定によって、具体的なタイムテーブル作りに入るわけですが、ま〜だまだ旅行まで1年以上あるよ〜。(続く)
1月29日 倍率バトル
金土と2日連続で推薦入試でした。もちろん詳しい内容は、こういう所で紹介することはできませんので、新聞等にも発表されている「倍率」についてのみ考察します。
高校入試の倍率というのは、当然昔から、気になる数字ではありました。1倍を下回れば全員合格です。その高校の授業についてゆける学力が、明らかに不足していても・・・っていうか、オール1であっても受かっちゃうというのは、一見ラッキーですが、よくよく考えると不幸なことです。全入かそれに近い学年は、授業の進め方にも苦労するし、成績が取れなくて転学や退学してゆく生徒も増えるから、高校教員の立場としては、とりあえず1倍を超える倍率は欲しいところです。前年度に全入だった学校は、「入りやすい」という印象を残すせいか、翌年の倍率が上がりますが、次はそれが警戒感を呼んで倍率が落ちるという、いわゆる隔年現象がよく見られます。2年生は全入だったけど、1年と3年は2倍近い倍率をくぐり抜けてきた学年・・・ということが起こり、授業をやり比べて見れば、そりゃ明らかに反応もお行儀も違います。そんなわけで私自身も、新聞に倍率が発表されると、けっこう気になって見ちゃいます。うちの高校では、1期生の倍率が非常に高く、2期生が激落下、3期生で戻して、このまま隔年パターンかと思いきや、4期以降は高いところで横這い状態。私が担任した所だけが低かった(泣)のですが、終わってみれば関係なかったな。本校の歴史上に誇れる素晴らしい生徒たちでした。
さて最近ではちょっと違った要因から、どこの高校でも倍率で一喜一憂します。倍率が低いと、校長先生が都庁に呼び出され、怒られてしまうのです。「いったい何をやっておったんだ!」って言われるらしい・・・。改善策をレポートにまとめて持ってこい!という宿題まで出されちゃうんだって。だから学校説明会を開催して、中学校にも訪問して、とにかく受験してくれる生徒を増やさなくてはならないのです。でも、こうしてハッパをかける目的って何だ???都立高校受験者の総数がだいたい決まっているとすると、どっかの倍率が上がれば、必ずどっかが下がるわな・・・。全体の倍率が上がると、都教委は「都立高校改革が都民の皆様に理解されてきた証拠」みたいな、鼻高々の談話を出します。実際には、景気悪化で都立志向が強まった、というのが真相だと思いますが、そこを都庁の手柄にしちゃうために、日々学校間に競争させていると思わざるをえません。
最後に、倍率は確かに一つの目安ですが、東大を受験する人の中に、受かりそうも無いと解ってるくせに、高い受験料を払って「思い出受験」する人なんて、滅多にいないでしょう。だから東大の倍率は、そんなに高くありません。そんな東大に「何をやっとるか!」と怒れないのは明らかです。倍率の数値だけで校長を呼びつけるという浅はかさには、あきれ返るばかり。さらに過熱して、倍率を稼ぐためには手段を選ばない、みたいな学校(どんな事をしてくるかは想像もできないけど・・・)が出現して、中学生たちが翻弄されたりしないか、心配になります。
1月19日 ハイウェイバトル(ネタバレ注意)
ひかりTVで見放題の映画の中から、昨日と一昨日で「ハイウエイバトルR×R」を見ました。クルマに興味があるってわけでもないのですが、勝負事なら何でも好きなので、今日は「梁山泊の何とか頂上決戦」(パチプロ集団のお話)を鑑賞。ほぼ1日1本ペースだな。さてハイウエイバトル・・・。この話は、GTRの35という最新型に、32の旧型で勝とうとするところから始まります。互いに腕のいいチューナー(調整技術者)がついて、改造を重ねてゆきますが、そんなある日、32に乗る主人公は、田舎のサーキットを紹介され、とりあえず行ってみたら、そこの管理人のオヤジから「走りを一からやり直せ」みたいにボロクソ言われる。プライドを傷つけられた主人公「あんた何者だ?」 オヤジ「ただの管理人じゃよ」 翌朝、主人公はオヤジと対決。オヤジのマシンは昭和時代の「ハコスカ」だが、ピタリとついてきて、「今度はワシが前に出るから、よく見とけ!」 ハイテク装備された32が、ハコスカに追いつくことができず、ひれ伏す主人公。「いいか若造」(って言ったかどうか覚えてないけど・・・)「運転はハートでやるんじゃよ。お前はクルマの性能を全然引き出せておらん!」 ずしーんと重い言葉・・・ここはシビレましたねえ。山本周五郎の「くらのすけ何とか」って物語と共通してて、普通〜のオッサンが実は何かの凄い達人で、調子こいた若造をぐうの音も出ないようにやっつける系の話です。やっつけなくても、納得させて信奉者にさせちゃうとのは、釣りキチ三平のおじいちゃんの一平さんが、町会議員のバカ息子をギャフンと言わせたシーンも該当するな。(「釣り竿は所詮、持つ者の腕の延長に過ぎん」・・・とか言う説教シーン。)
私がこういう話にスカっとするのはなぜか、と考えると、使う道具のことにやたら詳しくてアレコレ言うけど、腕を磨くことがおろそかになっている人が増えたと感じるせいではないだろか。それは、もちろん楽器の話です。昔と比べて情報量が激増してるから、アレコレ言えるってことは、それらをよく勉強してる証拠で、間違いなく熱心な部員です。でも、中高生が「ヤマハの上位機種の方がレスポンスがいいんじゃね?」とか、「このマッピとリガチャの組み合わせだと、◎△×☆・・・」なんて話してるの聞くと、どうみても知ったかぶりとしか思えん。私が一番安い楽器を持って対抗して、ギャフンと言わせたいところだな。実際、あるTV番組で実験していたように、プロ奏者が演奏すれば、初心者用バイオリンでも、ストラディバリウスと区別がつきにくい程の音が出ます。
ハイウエイバトルは、交通違反を容認してるような部分は問題あるが、教訓も多いので、楽器人にも見てほしい映画です。
1月10日 異種格闘技
忘れもしない、アントニオ猪木 vs モハメド・アリ戦・・・。それは、単にどっちの格闘家が強いかにとどまらず、プロレスとボクシングはどっちが強いかを決める、みたいな位置づけで行われたような気がします。でも、どんなルールで戦うんだ?一番わかりやすいのは、何をやってもOKで、先に気を失った方が負け。でも、実際にはそうならず、細かいルールが決められて、あれもダメこれもダメ・・・結局、面白くもなんともない試合に終わり、結果も引き分けでした。私は、この戦いはナンセンスだな、と思いつつも、ついつい実況中継を見ちゃった口ですが、リングサイドで最高30万円払って観戦した人は、まさに(泣)(泣)(泣)だったろうな。そもそも、決着の仕方やルールが異なる競技の対決が成立するのなら、球技世界一決定戦「野球対サッカー」も可能だし、「100mバタフライ対ハンマー投げ」とか、五十歩百歩だと思います。
なんで今頃急に猪木対アリを思い出したかというと、吹奏楽部の冬の風物詩であるアンサンブルコンテストも、何となく異種間競技みたいに思えるからです。同じ音楽で、聞いている人をどれだけ感動させるか、という共通の尺度があるとは言っても、3重奏vs8重奏は相当に違うんじゃないだろか?バタフライ対ハンマー程には違わなくても、ラケットでボールを打ち合うのが共通点の「卓球対テニス」くらいは違います。もちろん、3重奏から金賞が出ることも少なくありません。でも全体の割合として、8重奏から金賞はたくさん出て、それは8重奏の方が聞き映えがして有利だからなのは、間違いないと思います。聞き映えという点で、管楽器のみのアンサンブルと、打楽器入りとでは差がつきます。生徒たちに校内発表会とかで、いろんな編成を続けて聞かせると、打楽器アンサンブルが最も強い印象を与えます。さらに、吹奏楽部と和太鼓部がジョイントコンサートをやる時などは、お客さんは和太鼓の迫力に圧倒されます。最大音量が大きければ、当然ダイナミクスの幅が広がるので、お客さんに与えるインパクトは強くなるのは仕方ないことです。
やはりコンテストは、同じ編成で対決させる方がいいんじゃないだろか?矛盾を含んだ試合だと承知の上で、みんなが割り切って臨めばいいだけの話なんですが、勝敗が着いちゃう以上はみんな真剣に戦います。ならば、もう少しルールを整備して、異種の格闘技にならないようにすることが必要かな、と思うのです。3重奏対何重奏までなら許容範囲か?と言われると、選挙の時の「1票の格差」みたいな話で、これも五十歩百歩だから、私としては3重奏は3重奏だけの大会っていうのが唯一OKと思います。でもそういうのは、運営上非常に難しく、実現しそうもないから、これから先もずっと、吹奏楽部の冬は異種格闘技戦の季節が続くでしょう。だからいつも言うけど、そんなに勝敗に一喜一憂しないでほしいと思います。
1月 3日 キロ3分でいいんだ(復路)
【最優秀選手】酒井監督(東洋)
【優秀選手】鎧坂(明治10区)、高野(解説)
【だめだめ】日テレ、瀬古さん(解説)、渡辺監督(早稲田)、酒井監督(東洋)
いやあ、東洋大が勝つだろうとは思ってましたが、これほどの圧勝とは予想できませんでした。「21秒差のリベンジ」を合い言葉に戦ってきたわけですが、倍返しどころか30倍返しくらいだな。こうなったのは、酒井監督が要求した「攻めの走り」が、大きな要因になっていると思います。6区スタート時に、すでに安全圏と言えるほどの貯金を持っていたので、普通に考えたら無難にゴールを目指したいところ。そこを敢えて、全員に区間賞や区間新記録を狙いに行かせるという采配は、送りバントに頼らない野球を見ているようで、非常に爽快でしたな。
テレビで10区をご覧になっていた皆さんにお尋ねしたいのですが、明治と早稲田はいつ順位が入れ替わったんだ?私が見逃しただけ?鎧坂といえば、柏原とか村沢と並ぶ注目選手だったはずで、10区で一番たくさん映ると思って期待していました。しかも早稲田と明治って、いろんな競技で因縁の対決のはずで、東洋の1人旅よりも絶対に見どころ豊富だと思うんだが、ほとんど映らなくて残念。きっと沿道のファンを興奮させてくれたであろう鎧坂君は優秀賞。ファンの気持ちに鈍感な日テレはだめだめ。
今日の解説は早稲田OBの高野さんと、東洋OBの高見さんでした。お2人とも、それぞれの出身チームに関する豊富なエピソードを紹介してくれたので、久しぶりに良い解説でした。特に高野さんの喋りは流暢で聞き易い。来年は、他チームのOBもズラリ揃えたらいいんじゃないだろか。解説といえば、やっぱり瀬古さんに言及しておく必要があります。まだ距離がだいぶ残っている段階で、「区間新は間違い無いです」とか言っちゃって、アナウンサーから「間違い無いですか」と念を押されたら、「間違い無い・・・と思います」とトーンダウン。最後、なんと区間新が出なかった・・・(泣)。解説者が、余りにも断定的に話すのは危険ですね。
渡辺監督は、監督車から「みんなの汗が染み込んだタスキを運ぶんだ!」なんて、本当に言うんだろか?どうも、アナウンサーが勝手に作ってるように思えてならないんですが・・・。もし本当なら、完全に森田健作の世界だな。最後に酒井監督にもう一度ご登場願いましょう。区間新狙え〜!とゲキを飛ばしつつも、選手の調子がそれほど良くないと見ると、即座に「ムリするな」的なアドバイスに切り替えるのは、流石だと思います。ただ、その内容が気にくわんな。「キロ3分でいいんだ。落ち着いて行こう」って、何じゃこりゃぁぁっ!私のような激弱市民ランナーにとって、夢のまた夢であるキロ3分に、「でいいや」は無いっしょ。「夕飯は松坂牛のステーキでいいや」ってのと共通点を感じるので、監督には最優秀と同時にだめだめ賞も授与します。
タイムの話をもう一つご紹介します。昨日ブレーキを起こした津野君の走りを、アナウンサーは「走るのと歩くのの中間くらいの状態」と報じていましたが、これは大ウソです。津野君のタイム(約107分)を5区の23.4kmで割ると、1kmあたり4分半くらい。最初の5〜6kmは元気にキロ3分で行けたとして計算しても、その後のペースはキロ5分くらいです。これで私の平地10kmの自己ベストと同じです。アクシデントを抱えながら、あの長くて急な上り坂を、絶好調時の私以上のペースって、やっぱり凄すぎると思います。
2012年 1月 2日 有言実行(往路)
明けましておめでとうございます。震災や原発事故に負けず、明るい話題の多い年になったらいいな、と心から願います。今日の箱根往路ランナーの奮闘ぶりは、多くの人々に元気を与えたのではないでしょうか。では毎年恒例の、箱根駅伝表彰を行います。(毎度お断りしていますが、私の超独断です)
【最優秀選手】柏原(東洋5区)、津野(東農大5区)
【優秀選手】服部(日体1区)、大江(明治5区)、山本(早稲田5区)
【だめだめ】宇賀地(解説)
【番外だめだめ】群馬県前橋市長、大田市長
表彰者が5区に偏ってしまいました。まず、往路優勝と76分台の区間新記録を狙う、と公言して、それを実現してしまうのは、野球だったら3打席連続予告ホームランみたいな偉業です。しかも今回は先頭でタスキを受けたため、終始自分との戦いでした。まさに文句の付け所ナシで、金栗杯も決定的。圧勝の柏原にも増して素晴らしかったのは、最終20位でゴールインした津野。相当大きなアクシデントに見舞われていたに違いないのに、絶対に諦めずにタスキをつなぎ切った姿には、感動を禁じ得ません。1位と20位の2人を、最優秀としました。どこかの監督さんが、速いのと強いのは別物・・・みたいな事を言ってましたが、5区のランナーたちは、まさに気持ちの勝負を演じていたと思います。激しいデッドヒートで、意地と意地のぶつかり合いを見せてくれた、明治と早稲田の2人を優秀選手とします。1区は例年より速いペースでのレース展開となりましたが、大迫(早稲田)の独走を許さず、果敢に勝負を挑んで行った服部に優秀賞。日体大からは、こうした勝負師が時々登場するので、非常に好きなチームです。
本日の解説者、駒大OBの宇賀地さんですが、かつてのビッグマウスが完全になりを潜めて、良い子ちゃんになってしまい、ガッカリさせられました。昨日のニューイヤー駅伝でのインタビューの時から、あれ?ウガちゃんどうしちゃったの?と思わずにはいられませんでした。年とともに人間丸くなっちゃうものなんだろか?ニューイヤー駅伝といえば、放送中に前橋市長が登場し、アナウンサーから「選手にエールを送ってくれ」と要求される場面がありました。市長「前橋は今年市制120周年を迎えます」 むむっ、その先どう続けるんだ?私なら「120周年にちなんで、120%の力を出して頑張れ」とでも言いたいところだが・・・。市長「120周年にふさわしい走りを見せてください」 ・・・???120周年にふさわしい走り、って、ど・ん・な・走・り? 続いて大田市長は、自ら名物の焼きそばを焼きながら、アナウンサーが向けたマイクに向かって、「選手〜、がんばって〜」と超テキトーな感じで一言叫んだ後は、ひたすら焼きそばの自慢をしてました。箱根と関係ないけど、思わず番外編として表彰したくなった次第・・・。
それでは、本年もよろしくお願い申しあげます。また明日、復路編でお会いいたしましょう。