☆ バーバーイリノ ☆ 和歌山市松江にある散髪屋です。

南海地震

南海トラフは、フィリピン海プレートが大陸のプレートの下に潜り込む境界の深み。

プレートの間にひずみがたまり、100~150年毎に巨大地震が発生している。

     

南海地震・・・・紀伊半島沖から四国沖を震源域とする。

東南海地震・・愛知沖から紀伊半島を震源域とする。

昭和東南海地震

発生日時 1944/12/7 13:55
マグニチュード 7.9
深さ 30km
死者・行方不明 49

昭和南海地震

発生日時 1946/12/21 4:19
マグニチュード 8.0
深さ 20km
死者・行方不明 274

昭和南海地震は、潮岬南南西約50km沖に発した外側地震帯の活動で、中央気象台、和歌山測候所の観測を綜合すると、人体に感じられた地域は、東北地方北部と、北海道を除く日本全地域にわたり、震源地から400kmに及ぶ広範囲に、建物の倒壊その他の被害があった。

「昭和南海地震」 和歌山県内の被害

死者 220
負傷者 842
生死不明 54
被災者 25996
家屋流失 409
家屋焼失 1672
全壊 1440
半壊 2521
浸水 13221

「昭和南海地震」 和歌山市内の被害

死者 0
負傷者 6
生死不明 0
被災者 642
家屋流失 2
家屋焼失 0
全壊 23
半壊 25
浸水 80

和歌山市では、和歌山測候所によると震度5の強震、最大震幅南北動3.2cm、上下動1.4cm、東西動2.3cm、有感継続時間約5分で、電燈消滅し、和歌浦権現前電車線路に最大幅20cmの地割れを生じ、電車が不通となったほか、水軒、青岸、松江その他所々に、最大幅1m、長さ10mにわたる地割れを生じた。

特に、松江の住友金属による埋立地のうち、河西中学校の運動場西側に大きな地滑りが生じ、新堀川が埋没した。

また、地震後1時間余りを経た午前5時30分頃、和歌浦、西浜、水軒浜等に第1波が襲い、次いで20分の間隔を置いて5回ばかり押し寄せたが、そのうち第3波が最大で、平均水位より、1.6mから2.0m高くなり、水軒川は午前6時最高2.5m位の増水を見た。