左武流山によせて

秘境秋山郷の切明からルートが開拓されました。

左武流山山頂 1980年代のプレートに重みを感じる
2001年7月20日
佐武流山に行って来ました。
以前は白砂山からの藪のルートのみ可能でした。
2000年に、3年の年月をかけて切明からのルートが開けました。

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【年月日】2001年7月21日(土)
【山名】 佐武流山
【天候】 晴れ
【コース・タイム】林道ゲート(発4:33)〜檜俣川の下降点(着5:31)〜物思平(着7:04)〜
                                 (発6:11)      (発7:20)                                
          悪沢峰(着8:17)〜苗場山との分岐(着9:07)〜佐武流山(着10:08)〜
              (発8:40)                        (発10:41)
          苗場山との分岐(着11:16)〜悪沢峰(着11:49)〜物思平(着12:36)〜
                               (発12:02)
          林道ゲート(着15:09) 
【歩行時間】 8時間9分 上り4時間31分  下り3時間38分
【行動時間】 10時間42分
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早朝、林道ゲート手前の道路の路肩に車をデポして出発する。
涼しい時間に距離をかせがなくては。
1時間程度で檜俣川の下降点到着する。沢の水量が気になります。
靴のままではやはり無理。膝までの渡渉を余儀なくされた。
フイックスザイルを頼りに渡渉開始。極度の冷たさに足の感覚はまったくない。
檜俣川の渡渉点


対岸に渡り、ひと呼吸し急登にかかる。沢筋から一気に直上すると「物思平」である。
難所の一つを乗り越えた。ブナの原生林を見る余裕もない。
開けたばかりのルートであり足元は不安定である。
しかし、ルートの開拓に専念した人々の苦労を思うと、頭が下がります。
道が悪い、登りにくい。これは自分が未熟なのですから。

気合の連続しかなかった。1時間で「悪沢峰」
苗場、白砂には雲が出始めていた。ここで初めて佐武流山の鋭峰が見えた。
疲れた体に不思議と登高意欲だけがあったのです。

苗場山(ナラズ山まで明瞭のプレート有り)との分岐を通過し
再び急なルートとなる。念願の佐武流山まではあと少し。
額の汗は塩となっている。全身から汗がしたたり落ちます。

10時08分、念願の佐武流山に着いた。
三角点は笹に埋もれてしまったのでしょうか。見つける事はできませんでした。
二十年前のプレートに頭が下がります。白砂山から藪をこいで来たんだろうなぁ。
雲で視界はきかないが、満足感だけが残っています。
余韻もありましたが、時間的な制約もあり、10時41分来たルートを下降した。

本日の入山者、十数人。静かな山行でした。
もっと歩いてほしい山です。そうしないと、せっかく開拓したルートは笹に埋もれて
しまいます。しかし、この静寂感も残したい。両者の共存がいいです。
そして、檜俣川の渡渉点には橋は今後も架けてほしくないです。
ここの渡渉で苦労するようでしたら、引き返した方が良い。

            



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