第15回熟年トレッキングツアー
鬼無里の水芭蕉と白馬五竜トレッキング
2008年5月25日〜26日

ちゃんめろ(長野県北安曇郡小谷村)

ちゃんめろこのツアーの1日目の午前中は貸切バスでの移動に費やされることが多いため,昼食は軽めの信州そばなどになることが多い.今回もJR大糸線 白馬大池駅近くのちゃんめろで信州そばがメインの昼食となった.

ここは,以前は茅葺き屋根だったそうだが,現在はトタンで覆われている.

昼食メニューは岩魚の炭火焼き,山菜ごはん,手打ちそば.さらにそば粉で作られた石窯焼きピザと盛りだくさんで,大満足の昼食だった.

 

ここは宿泊も可能だ.

 

ちゃんめろ TEL 0261-83-2029

 

鬼無里 奥裾花自然園(長野市鬼無里)

ここには本州一と言われる80万本の水芭蕉の大群落があるが, 少し時期が遅かったのか?水芭蕉の成長が進み.葉がセロリのような「メタポ水芭蕉」になり,「マヨネーズを付けて食べたろか!」とも….

もちろん,水芭蕉以外の植物も目を楽しませてくれる.

  水芭蕉  
 
   

鎌池(長野県北安曇郡小谷村ホテルグリーンプラザ白馬

当初は小谷温泉で宿泊予定だったが,大雪のため宿の施設が損傷が大きく,白馬エリアで最も大きいホテルグリーンプラザ白馬に変更になった.

そのため.添乗員さんのお薦めポイントの小谷温泉の奥にある鎌池へは,かなり遠回りとなってしまった.しかし,今回は,ここへ来るために一回り小さなバスにしたので.意地で?予定通り鎌池へ向かった.

ここはぶな林がきれいで,池が水鏡になって,周りの風景を映している.ここでも水芭蕉を見ることができた.

 

しかし,参加者の興味は足元の豊富な山菜に移り,山菜を手当たり次第,根こそぎ採取するローラー部隊に変貌していた.

 

 

白馬五竜小遠見山トレッキング(長野県北安曇郡白馬村神城

麓のエスカルプラザでストックを借りる.
現地ガイドの方が下見の時に撮影した写真を見ながら,コースと注意事項の説明を受けた.
それによると,登山道の途中には例年以上に残雪が多く,登山道が雪に覆われているところもあるらしい.

 

 

なにぶん熟年トレッキングなので,文明の利器で登れるところまで登るのが主義である.
今回も休業中のゴンドラを強引に動かしてもらい,麓から標高1530mのアルプス平まで登った.

約8分でアルプス平駅に着き,ゴンドラを降りて全員で準備体操をして, ここから標高2007mの小遠見山山頂を目指す.標高差約500mを登る登山のスタートだ[11:30].

途中で昼食休憩を含めた3回の休憩をとって,約2時間かけて小遠見山の頂上に着いた[13:40].雪がなければ1時間半くらいの行程だそうだ.


雪に足を取られながら,苦労して登ってきた甲斐があって,頂上からは360°の大パノラマが広がっていた.

代わる代わる記念写真を撮り合い,何度もアルプスの山々を眺め,大自然の風景を心に刻んだ.

いつまでも景色を眺めていたい衝動に駆られながら,山頂を後にする.
下りは特に注意が必要だ,シューズにアイゼンを付けて慎重に下る.

 

 

回を重ねるにつれて,少しずつ森林浴的なイメージが強くなってきたツアーだが,今回は少し本格的な登山を体験させて頂いた.

それにしても,気がつくと,登山靴やストック,アイゼンなど…,少しずつ登山用品が揃ってきてしまった.


2008年6月15日 更新