〜 旧型客車 〜



今となってはSLなどのイベント列車にしか使われなくなった旧型客車。現役で走っていた頃は、旅情をかきたたてくれる存在でした。



何がいいの?

−−−開放的−−−
旧型客車のドアは手動で、走行中でも勝手に開けられるのです。また、最後部の通路もオープンなので、走行中の後ろの景色もばっちり見ることができます。

−−−静か−−−
旧型客車は、機関車に引っ張ってもらうため、モーターもエンジンもついていません。最近の客車は、自動ドアのためコンプレッサーの音がうるさいですが、旧型客車はその音すらありません。列車が駅に到着すると静寂が訪れます。

−−−雰囲気がある−−−
旧型客車の車内は基本的にレトロな作りで、長年使い込んだ背もたれや肘掛けはいい感じにツヤが出ています。また、扉の取っ手や網棚の金具などは凝った形のものや、真鍮で出来ていたりして、見ているだけでも飽きません。


写真館

旧型客車
函館本線(長万部)

長い停車時間をじっと待つ。

旧型客車
函館本線(長万部)

暖房用のスチームが吹き出す。

旧型客車
磐越西線(郡山)

1つのボックス席に2窓ある希少車両。

旧型客車
函館本線(大沼)

車内の通路にまで雪が舞い込んでくる。

旧型客車
日中線(喜多方)

車内はとてもレトロ。



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