群馬県谷川岳・土合山の家付近にて2月24・25日の2日間で76名が参加して講習・訓練に励みました。
東京49名・埼玉6名・千葉7名・群馬6名・神奈川2名・茨城1名・栃木5名
土曜日の午前中に受付・参加費を済ませ、主管者側からオリエンテーリングがあり、屋外に出て、二つのデモンストレーションを見学しました。 1つは雪崩捜索犬(チャンス)による埋没者の捜索である。ハンドラーの若山さんの説明や質疑・応答もした。
次に人間が捜索するとどれだけ遅いかと、いうことで救助隊員によるビーコン捜索も行われた。 山の家に戻り、基本技術の講習として梱包方法・引き上げ工作等をした。
その後夕食を伸ばして、川嶋さんと若山さんのプロジェクターを使った話があった。
川嶋さんは弱層テストのタイミングや雪崩についての質疑・応答も行った。
夕食後は、翌日訓練の為のグループ別ミーティングを行い、グループ内の役割分担・必要装備の見積もり。装備分けをした。
やっと懇親会となり、各県連救助隊の活動報告や参加者の自己紹介などをした。
10時過ぎには自主解散となったが、遅くまで飲んでいた人もいた。次の日に支障がなければ、話が盛り上がったので良かった事にしましょう。
さて、いよいよ本番ですが朝からは吹雪模様です。この暖冬なのにうれしいではないでしょうか。まあしかし8時頃から雪も止みいいコンディションになりました。
山の家の玄関前に全員集合して、臼井都連盟救助隊隊長の挨拶・注意事項伝達・各班長の挨拶があり、それぞれ訓練場所へ移動しました。
一方実践グループと訓練グループは西黒尾根に向かい、3グループで行った。シート梱包してスケットストレチャーに負傷者を乗せる、これがまず一大仕事です。そうしている間に、別のメンバーは不安定ではあるが雪上で引き上げ・引き下ろしの支点の工作をします。複数の連続引き上げと引き下ろしの作業を行いました。引き下ろし時に、埼玉の今井隊長から木立を利用しての方法は勉強になりました。負傷者役の方は長時間に渡りご苦労様でした。負傷者役も勉強になにます。
最後に主管者側として、一週間前にトレーニングと下見をしていたのが、大いに役立っていたことを、付け加えておきます。(文責 河崎泰秀)