東京都勤労者山岳連盟
救助隊第15回総会

開催日:2004年3月15日(月)
場 所:中野区商工会館会議室
参 加:14会 19名

【議事進行】
1.開会の挨拶
1.来賓の挨拶
1.2003年度活動報告ならびに会計報告と承認の件
1.2004年度活動方針の説明ならびに予算案の説明と承認の件
1.2004年度 東京都勤労者山岳連盟救助隊役員選出の件


【議事録】
 事務局長河崎氏(練馬山の会)により午後7時30分に第15回総会を開会する旨と、佐竹氏(練馬山の会)を議事進行役(議長)とすることを述べ、総会書記に松野(石神井山の会)・河崎英(練馬山の会)を選任した。
故大江氏、故古田氏、故山元氏に1分間の黙祷を捧げた。
清水氏(都連盟事務局長)により、今回の総会で着目すべきは救助隊定例会への出席者が少なくやりにくい点ではないか、今年はぜひ一年かけてこれを解決するようにお願いしたいとの来賓の挨拶に続き、直ちに議事に入った。 


 
〔1〕2003年度活動報告ならびに会計報告と承認の件
 事務局長は、以下の書類につき詳細に説明・報告し、議長はその承認を求めたところ、総会は別段の異議なく、承認可決した。

   1.2003年度活動の概要と経過
   2.他団体との協力・交流
   3.講師派遣
   4.事故の発生と対応
   5.組織と登録隊員数
   6.活動の反省点と今後の課題
   7.都連盟救助隊2003年度決算報告
 
〔2〕2004年度活動方針の説明ならびに予算案の説明と承認の件
 事務局長は、以下の書類につき詳細に説明・報告し、議長はその承認を求め、総会は別段の異議なく、承認可決した。
   1.2004年度 東京都勤労者山岳連盟救助隊 活動計画(案)
   2.都連盟救助隊2004年度予算(案)



〔3〕役員選出の件
 議長は、役員の選出に伴い、下記の者につき承認を求めたところ満場一致をもってこれを承認可決した。
なお、被選任者は、総会においてその就任を承諾した。
  
  隊長     臼井邦徳
  副隊長    大坪寿七郎、岩永宮喜、川崎高志、門平敏男、秋元秀逸、村上悟
  事務局長   河崎泰秀
  事務局次長  河崎英子   
  
〔審議事項〕
@都連盟救助隊の連絡体制と登録について
 現在、都連盟に加入はしているが救助隊に登録していない会・クラブが多く、緊急時
に備え早急に連絡体制の整備をする必要がある。
緊急時、a.地区連盟に報告が入り b.地区連盟より下部組織に連絡をし救助隊を編成 
 c.b.にて編成できない場合は隣接する地区連盟と共同で編成 d.都連盟救助隊の立ち上げ、
を行い都連盟として関係各所に通知する事が望ましい。
救助隊の主旨を理解してもらい、全加入登録手続きにあたり以下の件が確認された。
 ・救助隊の主旨を明記し、都連盟から会長名で登録推進の案内を出してもらう。
 ・自主的に登録しない会・クラブについては、その会の会長もしくは事務局長を登録する旨を明記する。
  →自動的に全会・クラブの登録手続きができる。
 ・案内には登録届けの締め切り期日と、期日以降は自動登録を行う旨を明記する。
 
A役員会から定例会への名称移行について 
 各役員の諸事情により参加状況がよくないので、役員、登録隊員も出席してもらい、
活動計画の実施や隊員間の技術・情報交換の場とするため、名称変更を行う。
 なお、定例会の運営にあたり準備等は役員があたるため、従来通り役員への交通費は支給する。
 
B副隊長増員について
 副隊長メンバーに、新保氏および頓所氏・藤原氏をお願いできないかとの要望があり、本人の承諾を取り付けた後、後日事務局から結果の報告をする事で了承された。
 
C代表について
 代表には、名実ともに故吉尾代表のあとを受け継いでくれる方の打診を続けていく。

D区連盟での救助隊立ち上げについて
 都連盟から、もっと身近な救助隊の推進をうけて、区連盟で救助隊を立ち上げる際に、
補助金がおりるのか否かの件につき、都連盟としては、地区連盟を通して稟議書を提出
すれば、都連盟として歳出する用意はある、との回答がなされた。

E故古田氏ご遺族より国立ヤッホーに10万円の寄付の申し出があったが、
会に頂いたものを救助隊で使って頂きたいとの要望があり、救助隊はこれを検討することになった。

F救助隊ホームページ(http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kawasakiurawa/)を作成した。
隊員への連絡と他HPへのリンク・アクセスを行えるように整備して活用していく。

門平氏(山座会)による閉会の挨拶がなされた。1年間に起こったことで気がついた点を述べ、良く知っている人が亡くなったのは悲しい。が、救助隊員が事故を起こしてはまずいので其処の所はしっかりやっていきたい。しかしどんなに救助隊がやっていても事故は起きる。そういう事故が起きた時救助隊に連絡がなかったのは何故か?という連絡員以前の問題点を提起し、今どういう事故が起こっているのかをオープンにし、必ず事故報告をして頂きたい要望と、救助隊はいろいろな経験にもとづき専門的知識やトレーニングを積んでいるが、これらを今まで事故を起こしたことのない会や忘れた会のメンバーに伝えていかなければならない抱負を述べた。

議長は、以上をもって本日の議事および審議事項を終了した旨を述べ、午後9時20分閉会した。

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