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慈 光 新 春

本年行事予定

     一月 一日 午前八時   修正会(元旦のお参り)

     二月十五日 午後一時   定例法座

     三月二十日 午後一時   春季彼岸会法要

     四月十五日 午後一時   定例法座

     五月十五日 午後一時   花まつり法座

     六月十五日 午後一時   定例法座

     七月十五日 午後一時   定例法座

     八月十六日 午後一時   孟蘭盆会法要

     九月八〜九日      宗祖聖人報恩講法要

     九月二十三日 午後一時  秋季彼岸会法要

     十一月十五日 午後一時  定例法座

     十二月十五日 午後一時  定例並びに大掃除

徳富蘆花の「自然と人生」の中に「あまり多く果実をつくる枝は折れる」とある。もう百年以上も前のこの言葉は、今の日本への強烈なメッセージとなっている。富のあくなき追求は国をも滅ぼすということであろうか。景気の良くなることを求め、バブルに酔いしれた私たちは今深刻な状況に我が国を追い込んでいる。格差、貧困、自死、おかしなことになっているようだ。しかし、未だ悲しいことに、この国のどこを見渡しても相も変わらず同じように富の追求、それに伴う欲の満足のみを目的に進んでいるようだ。何のための富、何のための豊かさなのか。最低限の倫理観をも消失し、恥じらいさえも感じとれない、しかもその中に「私」があるのだ。せめてそんな私を知る、そんな思いこそが大切ではないだろうか・・・・・・「私を仏法に聞こう」仏法も仏もそのためにこそあるのだから。       合掌