#### #### CalCal ver. 2.5 readme -- 2001/2/13 #### Copyright(C) 1998-2001 Kazuhiro Ishida #### All rights reserved. #### #### 目次 0. 名称変更について 1. 主な特徴 2. 配布ファイル 3. 制限等 4. 著作権等 5. インストール 6. 使用方法 7. 連絡先等 8. 謝辞 9. 改変履歴 #### 0. 名称変更について CalCal(ver. 2.3 -> 2.4) は以前 MiniCalc(ver. 2.0 -> 2.2) といっていたものです。 Pilot Mini Calc というソフトがあり、紛らわしいので名前を変更しました。 MiniCalc を使っていた人は削除してからインストールしなおしてください。 お手数おかけして申し訳ございません。 #### 1. 主な特徴 ・CalCal は DA として動く計算機です。 ・標準搭載の計算機とほぼ同等の機能を持っています(たぶん...)。 -- 違い -- '%'や履歴表示機能はありません。   クリップボードからのペーストはできません。 (クリップボードへのコピーはできます) その他にありましたらお知らせいただけるとうれしいです ・選択した演算子が反転表示されます。 ・ドラッガブルです。 #### 2. 配布ファイル このパッケージの中に入っているのは下記の5つのファイルです。 CalCala.prc | プログラム本体(右下 '+') CalCale.prc | プログラム本体(右下 '=') CalCalm.prc | プロ部ラム本体(右下 '+', メモリボタンなし) CalCalq.prc | プログラム本体(右下 '=', メモリボタンなし) README.txt | このファイル README_E.txt | README英語版 ・右下 '+' と右下 '=' は Button Mode でのボタンの位置が次のようになります |mc| 7| 8| 9|+-| |mc| 7| 8| 9| /| |mr| 4| 5| 6| /| |mr| 4| 5| 6| *| |m+| 1| 2| 3| *| |m+| 1| 2| 3| -| |ce| 0| .| =| -| |ce| 0| .|+-| +| |c | | +| |c | | =| 右下 '+' 右下 '=' ・メモリボタンありとなしは Line Mode でのボタンが次のようになります。 |mc |mr |m+ |ce | c | |sw |+- |mc |ce | c | |sw |+- |/|*|-|+| = | | / | * | - | + | = | メモリボタンあり メモリボタンなし #### 3. 制限等 ・Palm OS 2.0以降? ・CalCal は DA です。DAを起動できるランチャーが必要です。 #### 4. 著作権等 ・CalCal の著作権は作者である 石田 一博 が所有します。 ・このプログラムはフリーソフトとします。 ・このプログラムが原因によるいかなる事態に対しても作者は責任を負いません。 ・作者は機能追加・不具合対応等の義務を負わないものとします。 ・このプログラムを再配布する場合は事前に作者にご相談ください。 #### 5. インストール (1) ランチャーの準備 DA Launcher など DA が起動できるランチャーがインストールされていることを 確認してください。インストールされていない場合はインストールしてください。 (2) プログラムのインストール CalCala.prc, CalCale.prc, CalCalm.prc, CalCalq.prcのどれか一つを 通常のアプリケーションと同様に Hot Sync 等でインストールしてください。 2種類以上を同時にインストールすることはできません。 ※MiniCalcをインストールしていた人は必ず削除してからインストールしてください。 #### 6. 使用方法 (1) 起動と終了 ・ご使用の DA のランチャーで CalCal を起動してください。 ・最後の「計算結果」が表示されます。不要なら、そのまま数値を入力をすれば 以前の値は無視されます。 ・枠外をタップすると終了します。 ・Calculatorボタンをタップすことでアプリケーションを起動することができます。 -- デフォルトは標準のCalculatorです。 -- Graffiti で 'l' を入力するとアプリケーションリストが表示されます。 -- 現在設定されているアプリケーションが反転表示されます。 -- リスト外かつ CalCal の枠外をタップすると CalCal が終了しますので ご注意ください。 -- インストールされているアプリケーションが10個未満のときはリストの表示が おかしくなると思います。アプリケーションが10個未満ということは あまりないかと思うのでこれは仕様とさせていただきます。 -- Bug: Parens Lite に設定した場合、連続して複数回起動すると左上の表示が 欠けます。 (2) 基本操作 ・共通 -- 計算の基本的な部分は PalmIII 付属の電卓とだいたい同じだと思います。 -- スクロールボタン(上・下)が '=' に割り付けられています。 -- 表示エリアをタップすると計算結果がクリップボードにコピーされます。 コピーされた場合、表示エリア左端に 'Copy' の文字が約0.5秒表示されます。 (注)・ドラッグした場合、コピーされません。 ・画面の端でペンを動かしてもドラッグされなかった場合も コピーされてしまうのでご注意ください -- '=' を繰り返し押すことで押すたびに再計算します。 例: '2 * = = = =' と押すことで2の5乗が計算できます。 ・Line Mode -- 数値は Graffiti で入力します。 -- 表示エリアをドラッグすることで移動することができます。 -- 'sw' ボタンをタップするとButton Mode になります。 ・Button Mode -- 表示エリア及びタイトルバーをドラッグすることで移動することができます。 -- タイトルの上半分をタップするとLine Mode になります。 -- タイトルの下半分をタップするとクリップボードを介さずに、 テキストフィールドに出力し、終了します(Insert)。 テキストフィールドにフォーカスがない場合はなにも行いません。 (3) 表示 -- メモリが 0 でないときは 'mc' が反転しています。 -- 'c'、'=' が反転したままになるのは仕様です。 現在の状態がわかり、いいとおもいません? -- ちなみにこのプログラムの横幅は表示エリアの都合でこの幅になっています。   (-1.2345678e-90といった数値の時にこの幅が必要になります。 (4)Graffitiによる入力 以下のものが使えます。入力確認音がないので静かなところなどでどうぞ。 (でも、メモリ加算なんかは実行されたのかどうかがわからなくて困る...) ・数字 0-9 ・'.' ・'+', 'k': 足し算 ・'-', spase: 引き算 ・'*', 'x': 掛け算 ・'/', command: 割り算 ・backslash: 符号変換(+-) ・'=','z',改行: 計算(=) ・'c': 消去(c) ・'e': 入力取り消し?(ce) ・'m': メモリ消去(mc) ・'r': メモリ呼び出し?(mr) ・'a': メモリ加算(m+) -- add ・backspase: 一文字削除 ・'s': モードきり変え(sw) -- switch ・'q': 終了 -- quit ・'w','y': 表示数値をクリップボードへコピー -- copy ・'i': 表示数値をテキストフィールドへ直接出力&終了 -- insert ・'v': バージョン表示)現在の計算は消去されます) -- version ・'l': calcボタン起動アプリケーション選択 -- launch #### 7. 連絡先等 e-mail: kish@bea.hi-ho.ne.jp URL: http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kish/ #### 8. 謝辞 DA Launcher を開発された山田 達司さん、参考となる DA のソースコードを 公開してくださった今関 弘明さん、ほしさん、山門 均さんに感謝いたします。 READMEを英訳してくださった三島 也守志さん、本当にありがとうございます。 また、英訳を取り計らっていただいた山門さんには重ねてお礼申し上げます。 #### 9. 改変履歴 ・ver 2.5 2001/2/14 -- メモリ加算('m+')したあと、数値を入力しても前の値が残るバグの修正 '1' 'm+' '2' 'm+' とすると表示が '1.2' となり、メモリの値が 2.2 になる。 -- 選択された数値を起動時にロードするようにした。 -- 繰り返し起動しても終了時の数値を忘れないようにした。 -- calculatorボタンで起動するアプリケーションを選択できるようにした。 ・ver 2.4b 2000/1/30 -- CalCal 起動中に Calculator ボタンをタップすると標準の Calculator を 起動するようにした。 ・ver 2.4a 1999/8/19 -- 整数値を copy または insert したときに最後に小数点がつかないようにした。 -- CalCala, CalCale のラインモードでのボタンのずれの修正。 -- ver 2.3 から上書きインストールをした時に Fatal Error が生じる 不具合の修正(たぶん...)。 ・ver 2.4 1999/8/14 -- insert 機能追加 クリップボードを介さずにテキストフィールドに表示数値を出力。 -- 演算子入力直後に'.'を入力しても無視されるバグを修正 .1*.1=0.01という計算ができなかったんですね。 .1*0.1=0.01はできてたんですけど。 -- Launcher III 使用時におきる不具合の解消(多分) Launcher III 起動中に MiniCalc を起動し、Line Mode から Button Mode に 変更すると 終了時に Fatal Error を起こしていました。 原因は...わかりません。Line Mode の FormID を 1000 から 1100 に変えたら 落ちなくなりました。他の人の環境ではどうでしょう? ・ver 2.3 1999/5/18 -- 名称変更 (MiniCalc -> CalCal) -- スクロールボタンに '-' を割り付け。 -- メモリまわりの変更(Gadget -> handle) さて、結局どれがいいんでしょう? 以前のもので問題があったわけではありません。やってみたかっただけです。 バグが入る可能性を考えると利用者には迷惑でしょうが...すみません。 ・ver 2.2 1999/2/22 -- 起動時に表示される前回の計算結果を次の計算に使えないバグを修正。 -- メモリ(メモリ機能ではありません)まわりの変更(Ftr -> Gadget)。 多重起動しても計算がおかしくならなくなったと思います。たぶん。 -- 'Copy' の表示位置を変更、表示時間を短縮。 ・ver 2.1a 1998/12/23 -- 'm+' のバグの修正 例: 'c' '3' 'x' '4' '=' 'm+' とした後に '5' を入れても 以前の計算結果が消去されない。 -- MiniCale.prc でモード変換ボタンが動作していなかったバグの修正。 -- '÷' を '/' に戻した。 -- READMEのミスを修正。 ・ver 2.1 1998/12/19 -- メモリが 0 にもかかわらず、再起動時に 'mc' が反転表示になるバグを修正。 -- タップのときはフォーム表示が消えないようにした。 -- コピーされた場合、左下に 'Copy' が表示されるようにした。 -- command(割算)、'w'(コピー)、 'v'(バージョン) を追加。 -- ボタン配置の変更。 -- 操作等の変更 Line Mode 表示部タップでコピー 'cp' -> 'sw' Button Mode 表示部タップでコピー 'Calc'タップでモード変更 ・ver 2.0b 1998/12/16 -- memory と '+-' まわりのバグを直した。 例: 'c' '1' 'm+' '+' や 'c' '1' '+-' '+' とすると '1' が消える 要はメモリキーや '+-' キーを押した直後に演算子を押すと 変になってました。このあたりはまだバグがあるかもしれません。 設計ミスったかな? ・ver 2.0a 1998/12/16 -- 下端の方で終了すると変な位置で起動されるバグを直した。 -- README.TXTに'q'(quit)を書き忘れていたのを追加。 ・ver 2.0 1998/12/15 -- 初リリース -- それ以前はもうどの版が何ができるのやら...はじめっから2.0のくせに。