No.8

 NYCの事件があってから3日経ちました。パウエル米国務長官がビン・ラディンの事件への関係をはじめて肯定しました。

 パウエル国務長官といえば思い出すのが湾岸戦争です。そして時の大統領は現大統領のお父さんでした。現副大統領のチェイニー氏は時の国防大臣(?)だったでしょうか。パウエル氏は湾岸戦争のヒーローになりましたが、本当に彼はサダム・フセインに勝利したんだろうか疑問です。そもそも軍事活動を指揮した者が本当にヒーローなんだろうかも解りません。確かに軍人としては任務を成功させたことに違いはありませんが。。

 テロに屈しない国は再び武器を持つことを選ぶでしょう。アメリカは今、国民と世界に対して武力行使の承認を取る為の根回しと「アメリカが正義である事」のコマーシャルに必死になってるようです。今度のアメリカの報復は湾岸戦争の時のように甘くない事になりそうです。

 NYCの映像は毎日流れてます。ここにいたのではNYCの空気も色も匂いも何も感じる事は出来ないけど、ボクにはNYCの映像の中から重く重く伝わってくるモノがあるんです。それは「怒り」でも「憎しみ」でも「絶望」でも無く「悲しみ」とも違うんです。荒廃したダウンタウンのねずみ色の中にボクが強く感じるのは「祈り」なんです。そして街中のいたるところで目に止まるのは「星条旗」なんです。多数の民族からなるあの国の人達には「祈る対象」があって「集える旗」があるように見えました。

 ボクはナショナリストじゃないけれど、もし、日本が同じ目にあったときに、この国は、そして自分自身はどうなんだろうかって思いました。そんな彼等が少し羨ましかった。

 ボクはイメージしています。何年か後にマンハッタンの南で、以前とまったく同じ所に、昔と同じそのままの景色が開けている事を。

 

01/09/14

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kuntan's note