No.26

 
 最近リーバイスが気になってます。もちろんGパンのリーバイスです。

 いままで何本のリーバイスを履き潰したかしれません。最近もずっと501を愛用しています。全体のスタイルによって28インチと29インチを使い分けてます。ルーズに履くのも好きなのですが腰幅が貧弱なので30インチになるとボタンを外さなくても脱げてしまいそうなので危険です(笑)

 リーバイスにヴィンテージや復刻版などの高いモノもあるのを知っていますが、現行で1万円以下で販売されている国産の501(安売りなら7千円台で買える)以外は見ないようにしていました。そこにはヤバイ匂い(笑)がしたからです。

 ボクはGジャンも好きで3rdの国産品(Lot71557)を愛用しています。リーバイスのGジャンは1930年台の1st、1950年代台の2nd、1960年代以降の3rdと呼ばれる3タイプが存在します。3rdは誰もがGジャンと言えば思い浮かべる型で全てのメーカーのデザインの基礎になっています。3rdは初めて立体裁断が導入されてもっとも洗練されたデザインと言えます。着心地も一番良いですね。

 そんな訳でボクは国産の3rdに国産の501を愛用してます。ところが最近悪い引力に惹かれてます。それは”555”のキーワードです。

 ”555”とはコーンミルズ社製のXXデニムを使用してサンフランシスコ工場で生産されたリーバイスのことです。これは現在「復刻版」と呼ばれる米国製のモノにだけ存在します。ところが最近米国生産モノは減少する一方です。今春のリーバイスのボトムでは1947年モデルの501XXと1955年モデルの501XXだけです。ジャケットに関しては2001年にカタログ落ちしています。さらに悲しいことに今春サンフランシスコ工場の閉鎖が決定しました。早ければ今年の秋冬のリーバイス・カタログから”555”は消えてしまうかもしれません。

 ”555”はヴィンテージの復刻版と言うよりも再生産と言う方が相応しいと言われる程の出来栄えです。”555”の魅力はやはり「縦落ち」です。デニムの魅力の一つであるあの美しい「縦落ち」は当時のリーバイスの未熟な技術が作り出したモノです。縦糸が横糸よりも太いために洗濯を繰り返す事によって太い糸が細い糸よりも早く色落ちして、美しい縦落ちを作り出したのです。

 ヴィンテージ・リーバイスに見られたこの美しい縦落ちを再現する為に多くのメーカーが高い技術で「未熟な技術の再現」に挑戦しました。それを高い完成度で再現してみせたメーカもありマニアの間で指示されています。しかしそれは非常に高価な上にリーバイスでさえありません。こうなってくると何が大切なのかもう解りません(笑)後は個人の価値観ですね。

 復刻版も充分高価なのですが、さらに桁が変わるくらい高価な「本物」が存在します。コレは当然「古着」でしか手に入りません。見ないようにするしか無いですね(笑)でも、モノは自分でヴィンテージにしてこそ価値があると思うんです。それが「父親が着てたモノ」とかであれば歴史に意味がありますが、全然知らない人の歴史なんか要りません。それはただの中古ですから。

  最近道行く人のデニムが気になります。いいデニムを着こなしている人を見るとやっぱり「カッコいい!」と思ってしまいます。逆に自分もいいデニム着こなして見たい気になってしまいます。困った事です。。。

 そんな訳で、ボクもヴィンテージ候補のリーバイスとの長い付き合いが始まったのでした。

  

 今は銀行に貯金を置いていたところで限りなくゼロに近い低利率です。面白みが無いところに、ペイオフの騒ぎです。ホントに困ったものですね。

 そこで提案です。銀行の貯金を下ろしてリーバイスの”555”を買いましょう!値上がり間違い無しですよ。こんなにカタイ株は他に無いですね(笑)

 

02/03/30

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kuntan's note