08−1月のおもちゃ病院から


1月28日(月)
東村山市環境部 秋水園内
とんぼ工房


騰落したR/Cヘリコプター
今月の最終開院はとんぼ工房で外来は5件と回収したおもちゃ類の復元
と部品蒐集でした。外来の中で墜落したR/Cヘリコプターはテイル回転翼
下の翼シャフト折損でベースに1mmの穴を明け芯を挿し翼と接着したが墜
落時に再破損が想定されるのでその際の補修法を添付してお返しした。
月26日(土)
所沢市
リサイクルふれあい館
「エコロ」


液漏れの不良箇所
2名での開院は外来3件と市が回収した不用品の数々で先ず外来を処置し
用と手掛けた縫いぐるみ犬は後部脚折損と液漏れ品で脚支持部を補修しSWを入れたが全くの不動、その原因は液漏れのためSWの摺動部まで青
さびが発生し導通不良になっていたもので分解研磨して復元出来た。
電池の管理は保護者の責任です、古い電池は早急に交換しないと
液漏れによる二次不良が発生し最悪は液漏れのアルカリ液による
化学ヤケドも生じます。
1月23日(水)
日野市立あさひがおか児童館


逆に走る新幹線・・・・
日野市で今年最初の開院はあさひがおか児童館で,今季初の本格的積
雪の日となった。日野市は前日までに依頼品を預りそのおもちゃを修理
するため降雪でも23件と多い件数,その内の1件にめずらしい故障内容
で「プラレールの走行が逆」が有ったので担当すると確かに走行が逆
です、電池の取付を確認すると新しい電池が逆向きに取り付けられて
います、更によく観ると取付方が小さいマークで表示されていますが
逆にも簡単に取り付けられます、多分子どもさんが逆に取り付けたので
しょう、表示は明確に叉、逆に取り付けられない構造にして頂きた
いです。慣れた方は観れば間違いが簡単に判ると思います。

1月21日(月)
東村山市立富士見児童館


鳴らないプーさんラッパ
昨夜から雪との予報で開院にどの様な影響が出るか心配していたが
予報が外れ降雪なしというラッキーな大寒となりました。所が来客は予
報を信じたのか3件のみ,その1件はプーさんのラッパが鳴らないと持ち
込まれ、推測では「鳴き笛」の振動弁不良と分解しようとしたがネジ止め
と全面接着で簡単には分解出来ません、オマケに1本のネジは頭が摩
耗し自宅で明けようとした形跡が更に難しくしていた,ここはネジ外し工具
持参の仲間の助けを得て何とか解体し予想とおり鳴き笛の弁不良を補修
したが旨くゆかず手持ち笛と交換し完了。ネジ止めと接着の固定は?
1月16日(水)
東村山市立本町児童館


落としたドラえもん
イルミネーション
今日が今年最初の開院日,12件と丁度良い件数でのスタートでした。その
1件は落として内部が変形し不回転・不点灯ドラえもんイルミネーションでドーム
内部の星形は傾き全く点灯しません,分解すると電池からの配線は断線
、モーターシャフト直結の星形根本が折損で内部を貫通している配線も断線,
接着の固定だけでは不完全なのでシャフトに銅線を埋め込み配線と
補強を兼ねて固定しバランスを調整し完了したが途中数回の配線断線
という粗悪材に悩まされた。(左上が点灯中の外観)
1月1日(火)元日
自宅にて(臨時開院)


孫にあげたR/Cカーが
操縦不能に(3台中1台)
正月遊びに来る孫3名みんなで作って遊べるように赤外線R/C「CAUL」
を一台ずつお年玉と一緒に用意しておき与えると直ぐ組み立てて遊び
始めましたが間もなく一台が走行不能に、電池は新しいものをそれぞれ
渡したので送信か受信何れかの不良とプロボの赤外線出力をデジカメと
赤外線チエッカーで調べ不出力を確認後基板を調べると赤外線素子への
で夏が出ていない、更に調べるとこの脚のハンダクラックを見付け再ハンダ
で復旧出来た、当セットはタカラトミー製で3台中1台の不良率は33.3%
他のお客さんが購入した場合はどうなったでしょう。

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