欄丸です。
　ＧＷΓラストです。
美咲「欄丸。そういえば、ＮＢＡゲームがあるぞ。やってみろ」
　美咲さんが取り出したのは、ボディに「１６−ＢＩＴ」と書かれたスタイリッシュなハード、セガのメガ・ドライブと、テクモ『スーパーＮＢＡ』カセット。
　……確かに私はゲームには疎いです。しかしメガ・ドライブぐらいは知ってます。３Ｄが当たり前のこのご時世に、なめられたものです。取説（取り扱い説明書）には堂々と「１９９４年」、デジタル業界で７年前といえば石器時代にも等しいというもの。だいたい、シクサーズのチームロゴデザインからして今と違うではないですか。当然アイバーソンなんていませんし――
美咲「……ふっ、だからお前は青いんだ。いいからやってみろ」

　……。
　…………。
　ショット！　真正面レイアップ！　スリー！　……ダーンク！！
欄丸「美咲さん！　面白いですよ、これ！」
　荒くてカクカクなゲーム画面や、ＯＰのパラパラ漫画風の映像は、ＰＳ世代が見たら笑うかもしれません。しかし、スコアを見る暇すらないスピード感はまさしくバスケットボール！　この臨場感には驚きです。
美咲「スポーツゲームの面白さってのは、最先端技術とは違うベクトルなんだよ。欄丸は自分でバスケやってるから楽しめるんだぞ」

　そんな訳で突然ですが、ひふみさんに依頼です。スポーツゲーム情報を下さい。
　私はＰＳしか持っていませんので、ＰＳのスポーツソフトを。ジャンルは、バスケ（＝ＮＢＡでしょうが）、テニス、バレー、ゴルフ、そしてサッカーと野球ソフトなど。お勧めタイトルと、ユーザーライクな一言コメントを頂けると有り難いです。
　サッカー・野球ゲーム辺りには監督モード（観戦？）のようなものがあるようですが、私の場合、チームや選手のデータなどにリアリティは不必要で、自分が選手になりきれる、選手を動かすものがいいですかね。

美咲「ゴルフ？　ＳＦのナグザットソフト『スーパーナグザットオープン　ゴルフで勝負だどらぼっちゃん』だな」

（……サァーイレントーキィー……）
　こんばんは、岸里徹です。

　日本の羽田、関空を始め、アジア各国の空港が国際便発着数を増加させ、大空は今や大航海時代。そんな時代、まさかと誰もが目を疑う新犯罪が遂に発生した！！
　さて、そんな貴方にお届けする曲、東芝ＥＭＩ『サザエさん一家』です。どうぞ……。

♪大きな空を　眺めたら
白い雲が　浮かんでた
今日は楽しい　今日は楽しい
バイキング――

　さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。

　こんばんは、平です。さてさて今回の『ｔｏｔｏ』第５回の結果が判明しました。僕の予想は前回を参照してもらうとして、結果は。

　的中試合『３』

　なんともお寒い状況ですね。これでトータルの的中率も５０％を切ってしまいました。っていうかさ、引き分け３試合もあるなんて予想できるわけないじゃん！　札幌ぉ、何負けてんだよ、こら！！　鹿島ーー！　引き分けてんじゃねぇよ！　くっそーーーー。ヴェルディ！　やっぱりタレントだけなのか？　お前達は！！
　いかん。ちょっと取り乱してしまいました。
　そんなわけで、この企画の方向性をちょっと考えさせてください。

　こんちゃ、うらん。
　おやおや、読者からの質問ですね。なになに？　ＤＣのおすすめソフトとな？　オッケイ。あたしの独断と偏見で選んであげよう。

　まずは平さんイチオシの『サカつく！』シリーズ。プロサッカークラブを経営して、選手を育成するシミュレーションゲームだ。サッカーを知らなければ楽しめない部分も多いので、少々敷居は高いのだが。

　続いてはセガ一連のレースゲーム。『セガラリー２』『セガＧＴ』『デイトナＵＳＡ２００１』などなど。これらはもう大アンパイですね。

　んでもって次ぎは『バイオハザード』シリーズ。『バイオ』っていったらＰＳのイメージが強いけれど、カプコンはマルチプラットフォーム展開をしているので、ＤＣでも発売しているのだ。『バイオハザード２バリューパック』『バイオハザード　コード：ベロニカ』及び『ベロニカ完全版』『バイオハザード３』と一通り発売されてるぞ。

　それから『スペースチャンネル５』。セガの音ゲーだけれども、結構評価は高い。ちなみに制作チームは『セガラリー（１）』を作ったチームだ。

　んで、『ＮＢＡ２Ｋ』『ＮＦＬ２Ｋ』。エレクロニック・アーツとかいう海外メーカーの○○ゲーよりはだんぜん良い出来。

　その他には『ソニックアドベンチャー』『レンタヒーロー』『エターナルアルカディア』『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』『タイピング・オブ・ザ・デッド』などなど。

　あれ？　よく見たらセガのゲームばっかじゃん（笑）！


　それでは次の質問で、ＰＳのゲーム。行ってみよう！

　うーん、ＰＳはめんどいので列挙だけ。
『天空のレストラン』ボードゲーム
『アジト３』シミュレーション
『風のクロノア』アクション
『探偵神宮寺三郎シリーズ』アドベンチャー
『Ｎｏｅｌ３』アドベンチャー

　……うーん。後何かあったっけ？　ちょっとリサーチ不足。ＰＳソフトについてはまた後日改めて書きます。ごめんね。


　あ、それから。ミールの落下地点を予測して置いていたアメリカのタコス販売店の的は結局どうなったの？　ミールとミッシングリンクの関係はＦＢＩだか、ＫＧＢだかペンタゴンだかが調べているらしいが、教えてくださいを連発しているような奴には教えてやらないのは、ユーザーフレンドリーではないので、現在その筋の人にアポを取っている。
　っていうか、これ、トーマスさん向きの質問じゃない？


　それではうらんでした。

●今回のお題は――トルネードスピンは何故駄目か？

　時の番人が料理の鉄人オーナーであることは有名な話であるが、中山ヒデユキが元ＡＢブラザーズのＢの方であることはあまり知られていないし、そんなことはどうでもいいし、そもそもＡＢブラザーズなんて誰が憶えているのだ？　ジャドーズよりも忘れられているだろうし、そもそもジャドーズが誰なのかさえも知らないだろう？　その昔「お米大好き」と唄っておった奴等であるが、関西方面の方は――（中略）――大リーガー野茂英雄はトルネード投法であり微妙に違うが、彼が最初に在籍したのはドジャーズであり、ドジャーズとジャドーズも微妙に似ているので、トルネードスピンを楽しむためには、まずジャドーズのクッション（お笑いでネタとネタの間に挟むＭＣ及び音楽）を思い出せ！
　以上！　であるが、今回は全体的にさっぱりなので、私が駄目だ！
　以上！！

　ちなみに、私がなったのは『フリーランス』であり、英表記すると『ＦｒｅｅＲｕｎ’ｓ』であり、単なるジョギング野郎。

●今回のお題は――テレホンは何故駄目か？

　フィフティ・フィフティ、オーディエンス、そしてテレホン。この３種類の中からテレホンを選ぶにはかなりの勇気が必要だ。なぜならば、３０秒以内に問題を伝え、解答を聞かなければならないからだ。なにより待機している４人が、ＬＩＶＥではないのにあがったり、得意分野がまるっきり同じだったりすると目もあてられない事態に突入してしまうので駄目だ。しかし、それさえ気をつけて、さらには広辞苑を持ちネット検索を臨戦態勢にしておけば、個人的にはオーディエンスよりは役にたつと思っているのだが、出場者にその気がないのか、どいつもこいつもテレホンを真っ先に使おうとしておるので、制作側の思うつぼであり、あの番組の核心はみのもんたである。
　以上！！

　副編アイです。
　劇場に行く余裕もなく、たいしたテレビ放映映画もなかったんで、お久しぶりです。
　さてさて、観ましたよ、『ケイゾク』。
　連続テレビドラマの映画化だってことは聞いてたんですけど、そのドラマを観てなかったもんで期待してました。……いやー、映像派は意味が解んないですね、やっぱ。ワンカメの迫力はいいんですけど、あれだけの手振れ映像は流石に頭痛が来ました、マジで。でもまあ、独特のカメラアングルやカット割りなどは結構楽しめました。俳優陣の個性的な演技も好感が持てますね。
「……で？　どうなったの？」ってのは、国内外問わず、映像派には御法度です。

　編集ピーです。
　４月からＮＨＫ総合に『ＥＲ』が戻って来る、もうそれだけで満足です、はい。欄丸さんと同じくＢＳなしなので、豊富なラインナップにひたすら指をくわえてます。
『ボーイ・ミーツ・ワールド』万歳。

　欄丸です。
　さて、ＮＢＡを又もや少々。
　レイカーズのシャック＆コービー、シクサーズのムトンボ＆アイバーソンなど目立つ選手は様々ですが、皆さんはどの選手をご存知でしょうか？　またどの選手がお気に入りでしょうか？
　私はシクサーズのアイバーソン選手のファンなのですが、どうやらアイバーソンひいきというのは世間一般ではミーハーに類するそうです。私の場合、そのプレイスタイルから惚れ込んだのであって、たまたまなんですけどね。
　ジェイソン・キッドの巧みなパスも好きですね。名前と顔が一致しない傾向のあるＮＢＡですが、Ｊ・キッド、雰囲気は「ニューヨークマフィアのナンバー２」です。参考にどうぞ。
　某ゲームではティンバーウルブズの「ＫＧ｛ケージー｝」ことケビン・ガーネット選手を前面に打ち出してました。凄い選手です、色々な意味で。

　……内容の薄い記事で申し訳ありません。私、ＮＢＡをテレビで観戦する時はプレイを重視しており、チームやリーグ戦の行方には余り興味がないもので。

　何やら久々の、電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「コンパックのノートＰＣを使っています。ＰＣに向かいながら飲食する機会がとても多いのですが、キーボードカバーが市販されておらず困っています。どうにかなりませんでしょうか？」
（ＰＮ　ソムリエール）

　飲食に限らず「ながらＰＣ」はＰＣ人の醍醐味である！　読書しながらＰＣ、腹筋しながらＰＣ、座禅しながらＰＣ、スクワットしながらＰＣ。我輩は「ＰＣしながらＰＣ」である。

　さて、知る範囲内では、コンパックのキーボードカバーは、デスクトップでは見かけた覚えがあるがノートＰＣは残念ながら存在せぬ。別キーボード用を加工、半透明シートを加工にも無理があるだろうから、カバーに関しては諦めざるを得ない。コンパックに限らず、メジャーＰＣでカバーが存在せぬケースは意外に多いのだ。
　だが、仮にキーボードにコーヒーやら菓子やらをぶちまけ、タッチに障害が発生した場合、単に掃除すればすむことだ。また、キーの文字が薄れることなども気にするな。油性ペンでまた書けばよいのだ。

　そもそもメンテナンスフリーのデバイスなど存在せぬ。
　ＨＤＤへのスキャンディスクやデフラグと同様、ハードも分解メンテするのが王道であり、ＣＲＴで消磁せぬ輩は七色モニターで四苦八苦せよ。
　キーボードのキーは手で取れるが、方向を間違えると「パキン」という心地良い音と共に昇天するが、それとて醍醐味であろう。恐れるなかれ！

　メンテナンスをしない輩には、死、あるのみだ。

　フリーになったんですね。
　ところで、ライフラインのテレホンは何故駄目なんでしょうか？　何故トルネードスピンを楽しんでは駄目なんでしょうか？

　ＧＢＡ（ゲームボーイアドバンス）が発売されましたが、僕は未だにＰＳ（プレイステーション（１））ユーザーです。

　次世代ハードとして注目しているのは、お買い得なセガのＤＣ（ドリームキャスト）です。『ＰＳＯ（ファンタシースター・オンライン）』他のオンラインゲームが気になるのですが、セガサーバーの性能・ＡＰ（アクセスポイント）やオンラインソフトのラインナップと、新旧問わずのＤＣお勧めマイナーソフトなどがあれば教えて下さい。

　仮にＤＣをゲットした暁には、『ＰＳＯ』以外では、『ソウルキャリバー』と『バーチャロン・オラトリオタングラム』を押さえるつもりです。

　でも暫くはＰＳユーザーだと思うので、ＰＳのお勧めマイナーソフトも教えて下さい。あと、ミールの落下地点とミッシングリンクの謎を教えて下さい。最後に、教えて下さいを連発していいものか教えて下さい。

　編集ピーです。
　平さん、とっても見易いレイアウト、感謝！　えーと、メモメモ。あ、こりゃあ楽だなぁ。次こそはぁー！！

　……うほん。少しくらいサッカーのこと、書いておきましょう。
　僕は、サッカー選手で知っているのは横浜Ｆ・マリノスの中村俊輔｛なかむら・しゅんすけ｝選手だけですけど、別にＦ・マリノスファンって訳じゃありません。中村選手の顔が知人に良く似ていることと、以前ＮＨＫの『ＴＲ（トップランナー）』に出ていたから知っている、ただそれだけです。
　行けー中村ぁ！　頑張れー！　ところで「Ｆ」って『ドラえもん』の藤子・Ｆ・不二雄みたいですね。
　あと、ＣＭでの露出度の高い中田選手も知ってますけど、外国に行ってて国内では上手い方、ってくらいでプレイスタイルとかは全く知りません。

　Ｗ杯も良く解りませんけど、日本を応援すると思います。……サッカーファンにとってこの記事はきっと邪道なんでしょうね。すいません。
　さて、toto第５回、やるぞー！（何を？）

　頭の調子が悪い。
　アルコールを過度に摂取すると肝臓に障害が出る。喫煙者の肺はボロボロ。同じ臓器の一つである脳にも好不調がある。その昔、心と呼ばれた部分の疲労だ。
　脳が他の臓器と違うのは、その機能をごく一部ながら意識的にコントロールできる点ではないかと思っている。ある事象への解釈に幅があったりするのは、他の臓器では有り得ないことだ。その、幅のコントロールが前ほど上手く出来なくなっている。

　まず最初に時間への認識が狂い、次に外部からの刺激への対応がずれ、今は情報への判断・解釈にエラーが生じている。どうでもいいことに過敏に反応したり、逆に非常に重要なことを軽んじたり、思考そのものがストップ、或いは逆行することさえある。
　症状解消のメドは今のところなく、暗中模索の状態。

　普通であり続けることは想像以上に難しく、また、それはとても幸せなことなのだと、改めて思い知らされ、羨ましく思う。
　どうでもいいことを「どうでもいい」と納得・理解できることは、とても健康的なのだ。

　こんばんは、平です。
　さてさて１週空けての『ｔｏｔｏ』第５回が始まりました。それではさっそく予想といきましょう。今回から始めに予想結果だけを書いて、その後に解説などをします。例によって列挙の順は『ｔｏｔｏ』の対戦カード順です。

�@浦和　−福岡　――１……△
�A市原　−柏　　――１……×
�B東京Ｖ−清水　――１……△
�C磐田　−Ｆ東京――１……○
�D名古屋−横浜Ｍ――１……□
�EＣ大阪−鹿島　――２……△
�F神戸　−Ｇ大阪――１……△
�G広島　−札幌　――２……○
�H山形　−水戸　――２……△
�I横浜Ｃ−大宮　――１……×
�J甲府　−大分　――２……○
�K新潟　−川崎　――０……△
�L鳥栖　−仙台　――１……△


　以上が僕の予想です。それでは各対戦ごとの解説をしたいと思います。

�@浦和レッズ−アビスパ福岡
　ですが、浦和はブラジル代表のボランチ、ドニゼッチの出場が濃厚です。前節のセレッソ大阪戦では福田投入後の後半、凄まじい追い上げで劣勢の試合を引き分けにまで持ち込みました。懸案だった守備もドニゼッチの出場でまとまるか？
　一方の福岡は開幕後まだＦＷ陣のシュートゼロが気になるところ。得点力不足は否めない。
　なので、予想は『１』！

�Aジェフ市原−柏レイソル
　いよいよ、韓国代表ＦＷチェ・ヨンスの出場が濃厚です。さらに、ボスニア・ヘルツェコビナ代表ＭＦムイチンの出場もありえます。前節名古屋相手に終始試合をリードしながら、最後の最後に退場者を出し、力負けした市原ですから、この二人が加わり、チームに溶け込んだとしたら、１ｓｔステージの台風の目になるやもしれません。
　一方の柏は、前節、札幌のウィル（俺王（水中戦仕様））にいいように殺られた後遺症はないでしょうが、いかんせんチームの連携がまだ巧く取れていないように感じられます。ファン・ホン・ユの韓国人トリオに期待したいところですが、はたして……？
　ということで予想は『１』！

�B東京ヴェルディ−清水エスパルス
　前節の鹿島戦で、延長Ｖゴールの立て役者となった武田は、今節もスタメンとはいかないまでも出場してくるでしょう。浦和の福田とともに、チームのムードを一気に変えてしまう選手には違いないので、彼がどの段階で出てくるのかがカギになりそうです。
　一方の清水は今節ＦＷバロンが出場停止処分なので、アレックス（日本帰化申請中）のセットプレーが頼りです。
　ここは勢いの差で『１』！

�Cジュビロ磐田−ＦＣ東京
　磐田は前節からの２週間、アジアクラブ選手権を戦っていますので、他チームよりも多く（３試合）の試合を消化しています。その辺りの疲れが気になるところですが、前２節を見る限り向かうところ敵ナシ状態です。
　そんなわけで『１』です。

�D名古屋グランパス−横浜Ｆ・マリノス
　いつもステージ後半になってエンジンのかかってくる名古屋ですが、今ステージは開幕２連勝といつにもまして調子が良い。内容的には決して誉められた試合ではないのですが、『勝っている』という事実のほうが、このチームには好材料です。
　一方の横浜は、名古屋と同じく試合内容は決して誉められたものではありません。しかも開幕２連敗とこちらは負けています。過去のデータ的にもまったく互角のチーム同士（１２勝３分け１２敗）ですが、ここは名古屋でしょう。
　ということで『１』！

�Eセレッソ大阪−鹿島アントラーズ
　セレッソは戦列を離れていた森島（モリシ）が復帰してきます。前節調子の良かった大柴（浦和から移籍）とのコンビが見物です。
　鹿島も怪我で戦列を離れていた熊谷とファビアーノが復帰します。相馬はいまだ復帰できませんが（手術したからね）、これで鹿島のＤＦラインは或る程度安定するでしょう。あまり調子のよくない鈴木と柳沢のＦＷに心配はあるものの、本山、小笠原の２列目が強烈なので、得点力自体の心配はあまりありません。
　よって『２』！

�Fヴィッセル神戸−ガンバ大阪
　開幕２連勝と好調のヴィッセルはカズや望月など攻撃陣に目がいってしまいますが、実はこれまで２試合完封している、シジクレイを中心としたＤＦ陣こそが開幕２連勝の原動力です。特にＧＫの掛川は好調でファインセーブ連発でした。
　一方のガンバはＤＦラインはぼろぼろ。今節はＤＦの要、宮本が復帰しますが、それでもまだ安心はできません。攻撃はニーノブーレの突破力に頼るしかなく、全体的にまだチームとして機能していないような気がします。
　そこで予想は『１』！

�Gサンフレッチェ広島−コンサドーレ札幌
　キャンプからプレシーズンマッチは好調だった広島も、開幕してからはチームがうまく機能していません。
　一方の札幌は開幕２連勝と絶好調です。Ｊ２大分から移籍してきたウィル（俺王）も２試合ですでに３ゴールと好調を維持しています。もともとＤＦには定評のあるチームですが、それはＪ１に昇格しても変わりはないようです。
　よって『２』！

�Hモンテディオ山形−水戸ホーリーホック
　未だ戦力の見えない両チームですが、山形の勝負弱さで『２』！

�I横浜ＦＣ−大宮アルディージャ
　大宮有利は動かないのですが、大宮はたまに格下相手にコロンと負けたりと大ポカをするので、この試合もどうなるか解かりません。そこで『１』！

�Jヴァンフォーレ甲府−大分トリニータ
　やっとチームとしてまとまりが出来てきた大分と、まだブラジル人トリオが機能していない甲府の一戦。ここは『２』ということで。

�Kアルビレックス新潟−川崎フロンターレ
　川崎のＦＷエメルソンの爆発力は確かに恐いが、前節、京都に４−２と負けただけに、取っても取られそうな気がするのは僕だけか？　そこで『０』！

�Lサガン鳥栖−べガルタ仙台
　ここは両チームとも戦力が見えてこない。強いのか弱いのか、さっぱり解からない。ということでホーム勝ちで『１』！

注）京都サンガ−湘南ベルマーレの試合は対象外です。


　以上が解説です。
　おや？　ここで終わろうと思ったら、読者からの質問がありますね。では、それに答えましょう。

「日本代表のキーパーは、楢崎選手ではなくて、名前は忘れましたけれどもっと若い選手のほうが良いのではないですか？」
（ＰＮ．ｅａｓｔさん）

　うーん、なるほど。でも、若い選手って誰だろう？　とりあえず今現在、日本代表候補として招集されるキーパーを列挙してみましょう。

・川口能活・２５歳（横浜Ｆ・マリノス）
・下田崇・２５歳（サンフレッチェ広島）
・楢崎正剛・２４歳（名古屋グランパス）
・高桑大二郎・２７歳（鹿島アントラーズ）
・曽ヶ端凖・２１歳（鹿島アントラーズ）
・都築龍太・２２歳（ガンバ大阪）
・南雄大・２１歳（柏レイソル）

　うーん、常連と言えるのはこのくらいかな？
　で、日本代表に常に選ばれているのは、川口選手と楢崎選手の二人だけだね。では何故彼らが必ず選ばれるのか？　なんだけれど、これはまず、技術と経験の差かな？
　川口選手はアトランタオリンピックの代表正キーパーで、フランスＷ杯の時も正キーパーだった。アグレッシブな動きで、アトランタの対ブラジル戦では神懸かりなセーブを連発して『マイアミの奇跡』の立て役者の一人だ。
　方や楢崎選手はというと、アトランタ、フランスと何時も川口選手の控えだった。そんな彼が頭角を現したのは、代表の監督がトルシエになってから。もともと実力はある選手だったんだけれど、川口選手の影に隠れてあまり目立たなかったですね。ファンの方には失礼かもしれないけれど、アグレッシブであるが故に、チームと関係ないところでミスをする川口選手よりも、プレーに安定感がある楢崎選手の方が、キーパーとして適切なんですよね。
　で、９０年代後半からはこの二人を軸に日本代表は戦っていたので、やっぱり他の選手に比べれば、国際経験が豊富になる。もちろんそれだけがすべてじゃあないけれど、やっぱりそれは明らかな差だよね。現時点ではその『差』を埋めるだけのパフォーマンスを見せきれてはいないから、今回のフランスとの親善試合もキーパーは楢崎選手だったんだろう。
　他の選手たちも日本の正キーパーになる為に国内のリーグで日々レベルアップを目指している。だから気がつけば、Ｗ杯のときの日本代表のキーパーが下田選手だったり、高桑選手だったりするかもしれない。それに南選手がユース世界選手権後にスランプにならなかったら、今頃はもう彼が正キーパーを勤めていたかもしれない。

　最後に、僕の私見を。
　キーパーにとって一番大事なのは、もちろんキャッチングやセービングの能力。ポジショニングの巧さ。なんだけれど、何よりも大事なのは『チームに与える安心感』なんだと思う。２０００年の天皇杯を制した名古屋グランパスのピクシーことドラガン・ストイコビッチ選手は、インタビューでこう答えている。
「我々のキーパーは素晴らしい。私は点を取られる気がしない」
　と。このチームメイトに与える安心感と信頼感が、キーパーにとって一番必要なものだろう。だから僕が現時点で考える日本代表のキーパーは楢崎選手なのだ。


　それでは今回はここまで。

　やほ、鳩羽です。
　中古ゲームソフト販売の、開発側と中古販売側の裁判の報道を、テレビで観たぞ。データとして、ゲーム市場は今１兆円、年間の新タイトル数は１０００本って数字が出てたけど、うーん、思ったより少なくない？

『戦後日本』
息子「お父さん、もうお代わりないの？　お腹へったよー、うぇーん！」
父親「我慢しなさい。お坊さんがいってただろ、『一日一膳』と」
息子「ば、馬鹿坊主ー！」
父親「闇米は数に入らないんだろうか……いかんいかん！」

　――……切ないなぁー、これ。

　どのハードでもいいけどさ、ソフトを新品買いする奴なんて、いるのか？（そういう発言するな）
　鳩羽でした。

　やあ、尾中兵太です。

　前回、簡裁（簡易裁判所）から会社に対しての「支払督促」に関して書いたけど、誤解が生まれそうなんでちょっと補足しとこう。
「裁判所からの督促に対して会社は、支払うか（敗訴）、異議を申し立てて裁判をするか、この２つしかない」って書いたんだけど、この督促には「法的拘束力」がないんだ。だから、例えば会社側が「支払能力がない」といってきた場合、資産の差し押さえなどが出来ないんだ。しかも、支払能力の有無を立証するのは、裁判所じゃなくって督促を出した側の役目。
　要するにこの「支払督促」は、ちょっと前に書いた「小額訴訟制度」と同じだね。弁護士や司法書士とかの専門家を必要としない代わりに、自分でやらなきゃいけない作業が多い。っ

　ところで、前回紹介した、退職金を貰えない知人だけど、会社側が文書で「支払う義務はない（就業規則で定めてない）」って開き直ってきた（笑）。

　その文書を読ませてもらったんだけど、単語の端々に「主張」「約束事を交わす」「税務申告上」「法的拘束力」「裁判で争うというのなら、受けて立ちます」などの法律的用語、明らかに法律家（弁護士、司法書士、行政書士など）の助言の形跡があった。
　文書の内容と、「個人間の示談の段階であるにも関わらず」法律家を使って、退職金を諦めさせようと、泣き寝入りさせようとする会社の態度に、知人は激怒。「だったら（裁判を）受けて立ってもらおうじゃないか！」ってことで、近日中に代理人・弁護士を介して提訴することになった。弁護士に依頼するんだから、請求額は、労働基準法違反、名誉毀損、詐欺罪、心的苦痛などなどイロイロくっつけて７桁になりそう（笑）。
　知人曰く「あの会社は潰す！」だって（爆）。南無〜。

　詳しくない人は「裁判でも何でもやってみろ」なんて軽々しくいわないようにね。例え相手がズブの素人でも、その代理人は紛れもなく専門家だからね。テレビや本で情報が溢れている今時、そんな言葉で萎縮するような人っていないからさ。

　切磋琢磨
「べ、弁護士！　お金かかるんでしょ？　時間もかかるんでしょ？」

　……あ、一人いた。
　バイバーイ。

　こんばんは、平です。どんよりとした気分の中、皆さんいかがお過ごしですか？　すぅーーーーーーーーーーーー。
　こらぁぁ！　トルシエ！！　フランス相手にフォーメーションのテストなんてやってんじゃあねぇよ！　テストができるような相手かよ！　ＤＦラインボロボロじゃあねぇか！　３ボランチなんて今迄何回やったことあるよ。ねぇだろ？　格上、しかも世界王者相手にそんな付け焼き刃が通用するか！
　……。失礼、取り乱しました。先日行われたフランス代表×日本代表の親善試合の結果は、皆さんご存知の通り５−０の大敗でした。日本ＤＦラインはアンリ一人の個人技でめちゃくちゃにされました。中盤は、いやスタジアムはジダンの独壇場でした。日本で一人気をはいていたのは中田です。というより中田一人がフランスと対等に戦っていました。
　あぁ、試合の概要がまだでしたね。ゲームが行われたのは『スタッド・ドゥ・フランス』。９８年フランスＷ杯決勝戦が行われたスタジアムです。まず始めに考えなければいけないのは、そんなスタジアムでフランス代表が負けるわけにはいかないだろう、ということです。まぁ当然ですね。自らが世界王者になったスタジアムで、たとえ親善試合とはいえ負けるわけにはいかないでしょう。
　そしてピッチ状態は試合前に振った雨を多分に含んで最悪の状態でした。日本選手はピッチに足を取られ、パスミス、トラップミスが頻繁にありました。
　そしてなにより今回の試合はフランスのホームゲームだったことを忘れてはなりません。昨年の１０月に日本代表はアジア杯で観客（ほぼ）全員が敵サポーターという状況の中でし合いに勝ち、アジアチャンピオンになりました。しかし、アジアとヨーロッパでは選手もそうですが、サポーターにも質の違いがあります。衛星放送などでヨーロッパのクラブ戦を見たことがある方ならご存知でしょうが、噂に名高いローマダービー（イタリアセリエＡ・ローマ×ラツィオ）などでのスタンドは凄まじいものがあります。日本代表の面々はその雰囲気に完全に飲まれていたように見えました。中田を除いて。
　まぁ、そんな色々な要素が重なり、結果は５−０。しかし僕はあえてフランス代表に感謝の意を伝えたい。
「こんなアジアの格下相手に、本気で戦ってくれて有り難う」
　まぁ後半はフランスが遊んでいるようにしか見えなかったけれど、それでも手を抜かずに点を取ってくれてありがとう。
　これで日本が世界と戦うために何が必要なのかがよっく解かった。本番（Ｗ杯）は来年だ。そのとき勝てばいいんだよ。

　しかし、試合直前にフォーメーションを変えたトルシエには『？』が一杯なんだけれど……。これで選手との間に不協和音がでなければいいんだけれど。え？　もう出てる（笑）？

『労働基準法』
　やあ、尾中兵太です。
　転居の準備が整った琢磨くん。就職先での面接も終わり、どうやら一息みたい。

　切磋琢磨
「ねえ、兵さん。面接の結果はまだなんですけど、もし採用されたら、注意しとくこととかあります？」

　気が早いねぇ（笑）。でも大事なことだから教えておくよ。
　採用が決定したらその会社と「労働契約」を結ぶことになる筈なんだけど、この労働契約、中小零細企業の場合、書面にしない（存在しない）場合がかなりあるんだ。労働契約の内容は「就業規則」なんだけど、みんな給料や有給休暇とかの福利厚生にばかり目がいって、労働契約や就業規則の存在すら知らないんだよね。
　労働時間や給料は「労働基準法」っていう法律でかなり細かく決められてるんだけど、これも殆どの人が知らないみたい。例えば「１日の労働時間は８時間まで」で、残業は例外措置、だったりね。

　話を労働契約と就業規則に戻そう。
　会社は労働者に対して、労働契約に基づく就業規則を「書面などで明示する義務（第１０６条）」があって、それをやらないと労働基準法違反なんだ。ま、会社側の事情はどうでもいいとして、労働者側、こっちにとって就業規則が重要になる場面がある。一番多いのは「退職金」。
　実は今、僕の知人がこの退職金で会社ともめてるんだよね。まだ途中なんだけど、ちょっと紹介しとこう。

　その知人、有限会社でもない零細企業に５年勤めて、今度転職することになったんだ。
　就業規則らしきものはなかったんだけど、入社する時に「退職金積み立てを毎月１万円、会社がしてくれる」っていわれたんだ。そして５年後、いざ退職となった時、その知人が会社に退職金の金額を聞いたら、一言「不景気だから、ない」。知人は頭が真っ白らしいんだけど、それを電話で聞いた僕は思わず笑っちゃったよ。
　いや、でも笑いごとじゃないのは明らか。ってことでまず知人に「労働基準監督署」に電話するように伝えたんだ。

　労働基準監督署ってのは、前に書いた労働基準法を前提に、会社を監督する公的機関で、労働者が会社で何かトラブルがあった場合の最初の窓口。覚えておいてね。
　労働基準監督署の担当は知人に、所轄の簡裁（簡易裁判所）での裁判を薦めたらしい。といっても「裁判するべきだ！」って鼻息荒いんじゃなくって、「よくある話」だから簡裁にいくのが「手っ取り早いですよ」ってな雰囲気。退職金未払いは零細企業では本当に多いらしいよ。
　ところで、就業規則を定めてないってのが労働基準法違反なんだけど、その就業規則に退職金について定める義務は実はないんだ。

　ここが肝心。
　だから仮に就業規則があったとしても、別途で退職金に関しての取り決めがない場合、何十年勤めていようと退職金がゼロでも文句はいえないんだよね。「そういう労働契約を交わした」ってことになるんだよね。
　じゃあ就業規則のない知人の場合も、退職金はゼロなのか？
　知人や僕は「口頭契約」ってことで支払ってもらうのが当然という解釈。でも、そんなことを会社と話しても水掛け論に終始して面倒臭いに決まってる。だから簡裁から会社に対して「支払督促」を出してもらうことにしたんだ。
　支払督促ってのは文字通り、簡易裁判所が会社に対して、知人・労働者に退職金・金銭を支払うように「督促（命令）」する制度だそうだ。

　裁判所からの督促に対して会社は、支払うか（敗訴）、異議を申し立てて裁判をするか、この２つしかない。仮に裁判になったとしても、会社側の顧問弁護士が、就業規則がないこと（労働基準法違反）や金額から、示談を持ち掛けるのは目に見えてるので、どっちにしろ結果は「退職金ゲット」の予定。
　ちなみに簡裁での支払督促は、弁護士なんかの専門家じゃなくても誰でも出来るよ。

　琢磨くんは労働契約と就業規則、退職金のチェック。後はまだ早い話だけど、仕事でトラブルがあった時は労働基準監督署と裁判所、覚えといてね。

　バイバーイ。

　電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「サイバーストーカー犯罪のテレビ番組を観ました。サイバーテロなど、インターネットはとても危険なようですが、有効な対応策はあるでしょうか？」
（ＰＮ　パソコン３ヶ月）

　サイババストッカー？　何のことだか知らぬが、電脳空間とて北斗神拳は無敵だ。情報抽出衝に破壊病原呼吸法……南斗の一派か。
　ほぉおぉーーー！　北斗遮蔽斬！
　遮断斬は自らの経絡秘孔の一つ「切断」を突くことにより、電脳空間からの攻撃を全て無効にする。もはや貴様等は無力だが我輩も無力だ。

　やほ、鳩羽です。
　……春花粉？　は、鼻がぁーー！　杉だけだったのにー！　ぶぁっくしょーーい！！（むずむず）

『往生』
喪主「……お父さん、何て安らかな顔。苦労したもんね」
知人「ええ。仕事も家庭も、何でも一途で一生懸命な、いい人でした」
喪主「会社の方ですね？　父が大変お世話になったそうで」
知人「いえ、お世話になったのはこっちです。仕事のこと、先輩が全部教えてくれましたから」
喪主「ありがとうございます。じゃあそろそろ、私達も一息入れましょうか。お疲れでしょう？」
知人「その前に。先輩の顔、きちんとしておきましょう」
喪主「顔？」
知人「はい。先輩、いってました。俺達の仕事は精度が命だって」
喪主「……？」
知人「ほら、頭が少し傾いてるでしょ？　『仏の顔も３度まで』、明らかに５度以上傾いてます」
喪主「……お父さん、何て素敵なお友達」
知人「……先輩、安らかに眠って下さい」

　――ええ話やないかい（関西弁）。

　テレビでＣＭしてた点鼻薬を試してみたら鼻が通る通る！　驚いて乱発してたら、ある朝、鼻の中がカラカラ。痛てーー！！　抵抗力が落ちるから、やっぱ薬は駄目だな（目薬で経験済み）。
　鳩羽でした。

●今回のお題は――小泉ＶＳ野中は何故駄目か？

　先の森総理退陣の話とも関連するが、次期自民党総裁の座を小泉純一郎氏と野中弘務氏が水面下で争っておる。小泉はこれまでも郵政事業民営化を掲げて郵政大臣を務めたこともあり、改革派として名が通っておる。一方野中（ひろむちゃん）は自民党の影のフィクサーとして、裏で活躍しておった。
　で、なぜ駄目か？　なのだが、ひろむちゃんが表舞台に立ってはいかん！　ひろむちゃんは影の人物であーる。以上！！

●今回のお題は――森喜朗総理の退陣は何故駄目か？

　森総理が４月に退陣すると公言したそうだが、それは駄目だ！　何故ならば、今月にはアメリカ大統領との対面が控えており、そんな時期に退陣を口にしたら、アメリカが相手にしてくれないばかりか、イチローだけでは飽き足らず、松井（秀）をくれだとか、五十嵐をくれだとか言い出すに決まっているし、挙げ句の果てには資金難で廃部になる日光アイスバックスを買収してＮＨＬのチームにするとか言うから、嫌なことばかりかと思ったらおいしい展開も待っているかもしれないので駄目だ！　っていうーか、森総理ほど傍から見ていて面白い総理はいないので、退陣は駄目だ！　株価は確実に下がるが……。

「トーマスさん、ブッシュ・アメリカ大統領との対面はもう終わりましたよ（平）」

　なにぃーーー！

　こんちゃ、うらん。
　さてさて今日は待ちに待った『ゲームボーイアドバンス』の発売日です。が、予想通り、発売直後に店頭からＧＢＡは消えてしまいました。首都圏の各販売店では行列まで出来ていたそうです。
　マスコミにも大々的に取り上げられていましたので、一般層への知名度の普及も早く、今日の午後には子供に強請｛ねだ｝られた大人達が血眼になって探している風景を見かけましたが、完全に後の祭り状態でした。
　なにしろ、初回出荷台数が１００万台なのに、受注数が３００万台を超えたハードですから、確実に手に入れたいなら予約するしかないでしょう。よほどのことが無い限り、ふらっと立ち寄った販売店にひっそりと置いてあった。などというタナボタはありえないんじゃあないかな？
　みなさんは購入されましたか？　ちなみにあたしは買ってないですけれどね（爆）。
　うらんでした。

　ジャーナリスト、野輝です。
　以前、欄丸さんが書いていたＮＢＡ復興の兆しですが、どうやらじわじわと日本でも起こっているようです。
　珍しく書店の漫画コーナーに行き、そこで見付けたのは、カラーページも全て収録したＡ４版の『スラムダンク』１、２。近年日本のバスケットはこのジャンプコミック・井上武彦著『スラムダンク』なくして語れないことは、衆知の事実です。その漫画がこのタイミングでリニューアルされる、実に興味深いです。

　また、注目するようにいわれていた、シクサーズのアレン・アイバーソン選手ですが、彼のナンバー「３」がプリントされたチーム・ユニフォーム（タンクトップ）をスポーツ店で発見しました。が、１２，０００円！　他選手やチームが７，０００円から１０，０００円で、その差は歴然でした。

　といっても日本にプロリーグがない以上、「ＮＢＡ」人気が上下するだけ、関連グッズの売り上げが上下するだけ、に留まるようにも思います。
　仮に日本にプロリーグが出来たとしても、外黒人選手だらけになるでしょうけど（笑）。

　欄丸です。
　今回は私のバスケットボール日記ですが、その内容はこの連載に相応しいものだと思います。

　日課としているジョギングとバスケ練習、普段は午前中なのですが、その日はいろいろとあって１５時過ぎから始めました。軽いジョギングと川沿いにある青空駐輪場でのドリブル練習。一通り終え、植え込みに腰掛けて休んでいると、自転車に乗った小学生が前に止まりました。その小学生とは面識がありました。
　その場所は小学校の通学路で、数ヶ月前、同じようなメニューを午後に行っていた時、３人組の小学生が、バスケットボールを一心不乱についている私に声を掛けてきました。そのうちの一人でした。

　数ヶ月前、小学生にとっては大きすぎる７号のゴムボールで、パスなどして遊んでいた時、小学生の一人が、私のデイパックの中から『テトリス』の小さなゲーム機を見付け出し、喜んでいました。バスケボールそっちのけで、交代でそのゲームを一心不乱にやっている小学生。その光景は私には随分と不思議でした。
　ゲーム機『テトリス』は、その昔『たまごっち』が流行していたころに出回っていた、ボタン電池で動く、白黒液晶とビープ音の、ゲーム機としては文字通り粗末なものです。単なる暇潰しの為にいつもデイパックに入れているそれを、ＰＳ２とまではいいませんが、ゲームボーイくらいは持っているであろう小学生達が夢中になって遊んでいる。不思議というより、少々奇妙でした。

　数ヶ月ぶりに再会した小学生、小２の男の子は目を合わすなり「あのゲーム、ある？」と聞いてきました。デイパックに入れていたゲーム機を小学生に渡すと、予想通り、小さな液晶画面を食い入るように見詰め、遊び始めました。横に座り、遊んでいる小学生に幾つか質問してみました。
　まず、持っているゲーム機は、ゲームボーイカラーのみ。そしてソフトがたったの２つとのこと。ゲームボーイ・ゲームボーイカラーのソフトは、中古なら１００円から入手可能だと美咲さんから聞いたことがあったので、ソフトが２つというのには正直、驚きました。が、すぐに事情が読めたので更に質問したところ、案の定、ソフトは親や親戚が買ってきてくれるとのことでした。

　美咲さんやサー・ダイドーが行くような店は詳しい人々が行く店で、小学生は当然のことながら、現在の３０代から４０代くらいの親世代とは無縁な世界です。そういう大人は皆、子供に頼まれたゲームハード・ソフトをデパートなどで定価で購入するものです。

「これ、ちょうだい」と小学生が私に切り出したのは、予想通りでした。実は私はそのゲーム機をその小学生に譲ってあげようと思い、デイパックにずっと忍ばせていました。今なら１００円以下であろうそのオモチャを譲ることに躊躇などありませんし、それを私以上に楽しんでくれるのであれば、いうことはありません。
　ただし、普通に譲るのでは面白くないので「ジュース１本と交換」という条件を出してみました。勿論、冗談でです。小学生は、たったそれだけでいいのか？　といった顔をしていました。自宅から持参した紙パック入りの小さな野菜ジュースとの交換で、めでたく『テトリス』は小学生のものとなりました。

　……と、ここで終われば大した美談なのですが、実はこの後、予想もしなかったことが起こりました。原因は私の配慮不足です。

　ゲームソフトを定価で購入し子供に与えるようでは、経済的な負担は相当なものです。そこで私はその小学生に、「絶対に大人と一緒に行くように」と強く念押しし、近所にあるゲームショップの場所を教えました。
　そして、どうせならばと思い、私は小学生を、教えた近所のゲームショップに連れて行きました。場所はここ、次に親にねだる時はこういう店を利用すればいい、そういう意味で。
　ゲームショップで小学生は、カードゲームやらゲームボーイカラーのソフトのラインナップに、終始はしゃいでいました。その小さなゲームショップは、小学生にとっては宝の山だったようです。

　興奮覚めやらぬ小学生を引っ張ってその店を出て、お互い帰路につこうとした時でした。突然、中年男性が目の前に立ちはだかり、その小学生にビンタと「どこにいってたんだ！　探し回ったんだぞ！」という罵声を浴びせました。……その小学生の父親でした。
　父親は小学生が握っていた『テトリス』を「非常識な！」という言葉と共に私に突き返し、息子を引きずって立ち去って行きました。

　夕暮れ、１８時過ぎ。

　見ず知らずの小学生を、親が心配するような時間まで連れまわした私が悪いのは当然です。が、親の不安と怒りの矛先が私にではなく、その小学生に向いたまま、私は一人、取り残されてしまいました。……この時の気分は実に複雑でした。
　煙草を一本灰にする間で、ウィンドブレーカーのポケットに入った野菜ジュースが自分の手元にあるべきではないと確信した私は、小学生の親が経営する近所の飲食店に足を向けました。ゲームショップへの道すがら、小学生の親が飲食店の経営者であることと、店名を口にしていたので、場所はすぐに解りました。
　店に入り店員にいいました。
「これを、ここの店長さんの息子さんに渡して下さい。渡せば解ると思います」

　と、ここで私は度肝を抜かれました。店長、小学生の父親が出てきたのです。
　小学生の自宅はその飲食店からちょっと離れたマンションです。息子の安否を気遣い、探し回っていた父親が、何故、今「自宅ではなく」店にいるのか、私には一切理解出来ませんでした。

　その父親はまくしたてるように「店にお客からの予約が入っていて息子を捜しに行けず、心配だった」「こんな時代だから何事かあったのかと気をもんだ」「あなたも大人なのだから、親の気持ち、心配が解るでしょう」などなど、小学生が歩き回るには相応しくない時間に連れまわしたことを感情半分で責め、私は当然の如く終始謝罪し、求められる前に「二度と（小学生とは）顔を合わせません」と返しました。

　帰路、先刻、父親に会う直前までの複雑な気分が、哀れみに変わりました。あの小学生に対してです。

　私が小学生を誘ったことは、結果として間違いでした。
　しかし、１８時過ぎが小学２年生に相応しいかどうか、私には何ともいえません。連れまわした私ではなく息子を殴る父親の気持ちは、理解出来ますが賛同出来ません。そして、探し回って無事に見付けた息子の側ではなく、予約の客の側にいる父親に至っては、その行動から理解不能です。
　前述した哀れみは、ああいう家庭環境で子供はどう育つのか、というお手本が世間に溢れているからだと思います。

　一部始終を美咲さんに話してみました。

美咲「謝って、解決したんだろ？　だったらどうでもいいだろ。だってさ、小学生もその父親も、所詮は『赤の他人』じゃん。気にしてたらキリがないぞ」

　全く持ってその通り……と思うのが、一番健康的なようです。

　編集ピーです。
　…………ンノォォーーーーー！！

　訂正です。
　本日開催された『ｔｏｔｏ』は第４回でした。関係者各位に多大なご迷惑をかけたことを御詫びします。

　こんばんは、平です。
　本日開催された『ｔｏｔｏ』第３回の結果が判明しましたので、発表します。僕の予想は例の如く予想記事を参照してもらうとして。

　――的中試合『７』

　ということで、今回は６試合も外してしまいました。
　言い訳させてもらうとー。だってあなた札幌が柏に勝つとは思わないじゃあないですか。あと東京ヴェルディが鹿島に勝つし……。うーん神戸がＦＣ東京に勝つのは見事的中だったのになぁ。
　ということで、次回開催は３月３１日のＪ１第３節・Ｊ２第４節が対象試合となっております。ではその時まで……。

　実は白状すると、金曜日に『ｔｏｔｏ』を二口買いまして、一口は僕がここで予想した通りに買ったのですが、もう一口別に買いました。で、こちらのほうは的中試合『９』と大健闘だったのです。そんなわけで次回からの予想はこれまでの月曜日から水曜日へと変更したいと思います。

　今回の的中率――５３％
　これまでの的中率――５７％

　こんちゃ、うらん。
　えー、本日午後３時くらいに、セガの会長兼社長である大川功氏が亡くなりました。７４歳でした。
　大川会長といえば、セガがドリームキャストの製造を中止すると発表された直後に、５８０億円もの私財をセガに譲渡したことで話題になりましたが、それまでもセガが経営危機に瀕したら私財を投入にて、経営破綻を助けてきていたので、個人的には驚きませんでしたが、今回は急遽ということで残念でなりません。
　今後、強烈なカリスマを失ったセガグループがどうなるのか？　まあ、しばらくは静観するつもりです。
　しかし、よくよく考えてみると、ほんとセガって会社は運が無いですね。

　欄丸です。
　ＮＢＡに関して少し書きましたが、肝心の試合が観れなければ無意味ですね。
　ということで、解る範囲内でのテレビ放送スケジュールです。ちなみに私の情報源は、下記『ＮＢＡ　ＭＡＮＩＡ』と『ＮＢＡマガジン』です。
　……ＢＳ、欲しいです。

『情報番組・TBS、MBS、CBC』
「NBA MANIA」
　NBA MANIAはTBS、MBS、CBCでご覧になれます。MANIAリポーター達がゲームや最新情報はもちろん、オフコートでのプレーヤーや、チームのある街の様子、アリーナ設備を紹介するユニークな番組です。
　現地に行った気分になれる「NBA MANIA」見ないと損！
――放送時間
・TBS　金曜日深夜　25時25分〜
・MBS(毎日テレビ)　土曜日深夜 26時45分〜
・CBC(中部日本放送)　火曜日深夜 26時25分〜
※放送時間は予告なく変更になる場合があります

『NBA情報番組・NHK総合・衛星第１（BS7）』
「NBAマガジン」
　じっくりと濃い内容にご期待ください。
・BS1　2月27日　22:00
・NHK総合　2月26日 深夜25:10 マンスリーの新番組。

「スポーツ・アイESPN（SKY PerfecTV! Ch.300、各ケーブルテレビ）」
「NBA Fan Factory」
　ウィークリーの新番組。ユニークな切り口、展開が期待されます。

『NBA試合中継番組』
「NHK衛星第１（BS7）」
　シーズン開幕よりファイナルまで。開幕戦、オールスター、ファイナルはライブで放送します。
「TBS（関東地方のみ）」
　レギュラーシーズンは毎月厳選１ゲームを放送。プレーオフ、ファイナルも放送します。
「BS-i（デジタルBS放送）」
　原則として毎週２ゲームを放送します。
「スポーツ・アイESPN(SKY PerfecTV! Ch.300、各ケーブルテレビ)」
　レギュラーシーズンゲームを原則として隔週で。
「パーフェクトチョイス「NBAリーグパス（SKY PerfecTV! Ch.117）」」
　シーズン開幕よりカンファレンスセミファイナルまで毎日ライブ放送。今季は同日夜再放送もあります。

　こんばんは、平です。
　今回は番外編として『ｔｏｔｏ』予想ではなく、来る２４日（日本時間２５日）に行われる国際Ａマッチ『フランス×日本』代表戦のことを書いてみたいと思います。
　まずは今回のフランス遠征に選ばれた日本代表を紹介しましょう。

■ＧＫ（ゴールキーパー）
　川口能活｛かわぐち・よしかつ｝……横浜Ｆ・マリノス
　下田崇｛しもだ・たかし｝……サンフレッチェ広島
　楢崎正剛｛ならざき・せいごう｝……名古屋グランパス

■ＤＦ（ディフェンダー）
　服部年宏｛はっとり・としひろ｝……ジュビロ磐田
　森岡隆三｛もりおか・りゅうぞう｝……清水エスパルス
　松田直樹｛まつだ・なおき｝……横浜Ｆ・マリノス
　中澤祐二｛なかざわ・ゆうじ｝……東京ヴェルディ１９６９
　中田浩二｛なかた・こうじ｝……鹿島アントラーズ

■ＭＦ（ミットフィルダー）
　名波浩｛ななみ・ひろし｝……ジュビロ磐田
　望月重良｛もちづき・しげよし｝……ヴィッセル神戸
　三浦淳宏｛みうら・あつひろ｝……東京ヴェルディ１９６９
　伊東輝悦｛いとう・てるよし｝……清水エスパルス
　中田英寿｛なかた・ひでとし｝……Ａ．Ｓ．ローマ（イタリア・セリエＡ）
　明神智和｛みょうじん・ともかず｝……柏レイソル
　中村俊輔｛なかむら・しゅんすけ｝……横浜Ｆ・マリノス
　本山雅志｛もとやま・まさし｝……鹿島アントラーズ
　稲本潤一｛いなもと・じゅんいち｝……ガンバ大阪
　小野伸二｛おの・しんじ｝……浦和レッズ

■ＦＷ（フォワード）
　城彰二｛じょう・しょうじ｝……横浜Ｆ・マリノス
　西澤明訓｛にしざわ・あきのり｝……Ｒ．Ｃ．Ｄ．エスパニョール（スペイン一部リーグ）
　柳沢敦｛やなぎさわ・あつし｝……鹿島アントラーズ
　高原直泰｛たかはら・なおひろ｝……ジュビロ磐田


　以上がフランス遠征に参加する日本代表メンバーです。
　うーん、怪我で出遅れていた小野伸二選手が選出されたってのも、正直吃驚しましたが、僕はそれよりも鹿島の高桑ＧＫが選ばれずに、広島の下田ＧＫが選出されていることのほうが驚きました。まぁ、どっちにしても試合に出るのは楢崎選手でしょうけれどね（笑）。
　他の注目はやはり、ローマの中田選手が久々にＡ代表に選ばれたことでしょう。世界最高リーグ、イタリア・セリエＡのしかもスクテッド（リーグ優勝）争いトップを独走中のローマに在籍しているが為に、クラブでの試合出場も危ぶまれている状況で、Ａ代表から遠ざかっていた彼ですが、未だにテクニック、フィジカル、メンタルの全てで彼を超える日本人選手がいないこともまた、事実です。心配なのは久々のＡ代表で周りとのコミュニケーションが取れるか？　ということですね。相手は世界最強のフランス代表です。苦しい戦いになると思いますが、代表選手にはガンバッテもらいたいものです。
　最後に僕が考える現時点で最適だと思うスターティングメンバーを（僭越ながら）発表したいと思います。

●ＧＫ……楢崎正剛
●ＤＦ……（左から）服部年宏、森岡隆三、中田浩二
●ＭＦ……（ボランチ）名波浩、稲本潤一（左ＷＢ）伊東輝悦（右ＷＢ）明神智和（司令塔）中村俊輔
●ＦＷ……（１．５列目）中田英寿、西澤明訓

　中田（英）はＦＷとして登録。名古屋グランパスでピクシー（ストイコビッチ）がプレーしているようなスタイルで出場するのが、現時点では最適だと考えます。そうすれば、西澤がポストプレー、中田（英）は足元でのプレーと役割の分担も出来ます。また中田（英）と中村の司令塔２枚というスタイルも取れると思うので。
　ＧＫは楢崎で決まりですね。やはりＧＫに求められるのは、ダイナミズムではなくチームメイトに与える安心感ですから。

　それでは、今週末のＪリーグも楽しみですが、やっぱり僕は代表戦の方が燃える、平でした。

　欄丸です。
　ついでもあってＮＢＡを少々調べてきましたので、基礎知識をご紹介します。
　ＮＢＡチームは以下のように東西などに分かれています。
　チーム正式名称は基本的に「州（街）名・チーム名」です。西に１４、東に１５で合計２９チームです。

『ウェスタン・カンファレンス』
「ミッドウェスト・ディビジョン」
・ダラス・マーベリックス
・デンバー・ナゲッツ
・ヒューストン・ロケッツ
・ミネソタ・ティンバーウルブズ
・サンアントニオ・スパーズ
・ユタ・ジャズ
・バンクーバー・グリズリーズ

「パシフィック・ディビジョン」
・ゴールデンステート・ウォーリアーズ
・ロサンゼルス・クリッパーズ
・ロサンゼルス・レイカーズ
・フェニックス・サンズ
・ポートランドトレイル・ブレイザーズ
・サクラメント・キングス
・シアトル・スーパーソニックス

『イースタン・カンファレンス』
「アトランティック・ディビジョン」
・ボストン・セルティックス
・マイアミ・ヒート
・ニュージャージー・ネッツ
・ニューヨーク・ニックス
・オーランド・マジック
・フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
・ワシントン・ウィザーズ

「セントラル・ディビジョン」
・アトランタ・ホークス
・シャーロット・ホーネッツ
・シカゴ・ブルズ
・クリーブランド・キャバリアーズ
・デトロイト・ピストンズ
・インディアナ・ペイサーズ
・ミルウォーキー・バックス
・トロントラプターズ

　私の場合、知っている選手以外のチームは、ロゴやユニフォームで好き嫌いを決めたりしてます。シクサーズとレイカーズ以外では、キャブズ（キャバリアーズ）、ヒートなどですかね。
　これ以上の詳細はサイト『NBA.com-Japan』をどうぞ。
http://www.nba.co.jp/index.shtml

　こんちゃ、うらん。
　今回は読者からの要望で、あるゲームを取り上げたいと思います。それはここでも何度か紹介したＰＳソフト『エムブレムサーガ』です。

　まず発売日は、５月２４日。ジャンルはシミュレーションＲＰＧ。いわゆる『ファイヤーエムブレムタイプ』のゲームですな。
　主人公はラゼリア公国の王子リュナン（ＦＥで言ったらマルスみたいなもんだな）。それと、リュナンに協力する私設部隊の棟梁ホームズ。物語はこの二人（二つの部隊（つまり別々に行動））を中心に展開していくみたいだ。
　前にこのゲームはＦＥのチームの制作だ、って言ったけれど、ＦＥの流れは脈々と受け継がれていて（っていうかそのもの？）、ユニットがクラスチェンジしたり、闘技場があったり（！）と、ＦＥファンには安心して遊べるゲームになってるようだ。
　最後に、発売日は当初の３月から５月末に延びたけれど、４月１９日までにゲームショップでこのゲームを予約すると、その場で体験版が貰えるとのこと。どうしても待てないって人は、予約するのもいいんじゃあないかな？

　それでは、うらんでした。

　こんばんは、平です。
　やや！　ピーくん『ｔｏｔｏ』を買ったんですね。それも僕の予想通りに買ってくれるとは……。予想屋冥利に尽きるってやつですね。まぁ、かく言う僕はまだ買ってないんですが、ね。
　ところで、「サッカーチームをよく知らないから、予想と解説を分けて」ということですが、僕の記事とピーくんが買ったチケットを良く見比べてくれればわかると思いますが、実は『ｔｏｔｏ』の対戦表（鹿島−清水と書いているところ）通りに予想しているのですよ。なので、チーム名を憶える必要はなくて『１』とかの数字の順番だけを憶えてもらえれば、それでオールオッケーなのですが。
　ともかく「見づらい」という意見が出たので、次回からはもっと見やすく、使いやすくをモットーに連載をしていきたいと思います。
　それでは、今週末のＪリーグを要チェックだ！

　欄丸です。
　この連載ですが、いつの間にやら私のバスケットボール日記になっていました。この辺りで軌道修正しておきましょう。
　バスケット繋がりでＮＢＡ情報などをお贈りしようと思ったのですが、実は私はＮＢＡを詳しく知りません。これでは問題外ですが、それを逆手にとって「知らない方でも楽しめるＮＢＡ」情報です。

　昔のＮＢＡ選手、マイケル・ジョーダンはご存知だと思います。通称「エア・ジョーダン」。スポーツメーカーＮＩＫＥから発売されているバッシュ「ジョーダンモデル」「エアシリーズ」などでもお馴染みの、バスケットの神様です。
　ジョーダンがバスケを辞めた後、それまで絶頂であったＮＢＡの人気は低迷し、それが近年まで続いていました。ですが今年、漸くＮＢＡに活気が戻りそうな兆しです。
　キーパーソンは「ジョーダンの再来」と騒がれる、フィラデルフィア７６ｅｒｓ｛セブンティシクサーズ｝（アトランティック・デビジョン）のアレン・アイバーソン選手です。

　昨年、ルーキーの時は、高いスキルを持ちながら、余りの協調性のなさに「暴れん坊」と呼ばれ、チーム内外から総スカンでした。そんなアイバーソンが今年になって一転、チームプレイをするようになりました。アイバーソンのスキルの高さは前述の「ジョーダンの再来」で解ると思います。去年は「オフェンス」しか持っていなかったアイバーソンに「パス」が加わり、そのパスが文字通り神業とくれば、ショービジネスの側面を持つＮＢＡが沸くのも当然でしょう。実際、テレビで見ていて余りの凄さに呆然としてしまいました。

　ということでＮＢＡを観戦する機会がありましたら、７６ｅｒｓのアレン・アイバーソン選手に注目してみて下さい。
　しかし一人では少ないでしょうから、ＬＡレイカーズ（パシフィック・デビジョン）のシャキール・オニール選手＆コービー・ブライアント選手を挙げておきます。ちなみにレイカーズは昨年の優勝チームです。

（……サァーイレントーキィー……）
　こんばんは、岸里徹です。

　終戦から既に半世紀。戦争という言葉すら知らない若い世代もいるであろう。しかし、永遠に消えない傷痕を持つものもいる。当事者にとって戦争とは、単なる過去を超えた、壮絶な歴史である。
　さて、そんな貴方にお届けする曲、キタキマユで『ドゥ・ユー・リメンバー・ミー』です。どうぞ……。

♪ドゥユドゥーユ、リメーンバミー――

　さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。

　電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「素朴な疑問です。先頃アップされたゴーストライト画廊の『ネットワーク』ですが、「ダイドー」から伸びている線はどこに繋がっているのですか？　……宇宙一とかですか？」
（ＰＮ　＃９２）

　……「明日」だ！

　編集ピーです。
　ジャカジャーン！　toto第４回、買いました！　ほら！

　でも、購入まではとても大変でした。

　というのも今日、別件で外出中に偶然toto販売店を発見したんですけど、平さん予想をメモするのを忘れてたんです。同行していた知人の携帯でＧＷにアクセスしようとしたんですけど上手く行かず、繁華街を駆け回って無料のネット接続ＰＣをどうにか見付け、平さん予想をせっせとメモ。漸くtoto購入と相成りました。
　ちなみにその無料ネットＰＣは、ＮＴＴのＡＤＳＬキャンペーン・ショールームのものだったんですけど、店員に「そろそろお時間が……」と煙たがられました。サッカーを全く知らないんで、チーム名と「０・１・２」を全部メモってたんです。

　ということで平さん、次回の予想ですけど、toto記入に必要最低限な情報は簡潔にまとめて、解説・コメントと分けて下さい、お願いします。

　そうそう、今回、toto窓口でシングルとマルチの申し込みシートを渡されたんですけど、何のことやらさっぱりだったんで、記入欄の少ない方、マルチのシートで購入しました。でも後でシート、チケットの裏書きを詳しく読んで、どうやらマルチのシートでシングル購入（記入）したらしいことに気付きました。
　ダブルだとかトリプルだとか、マルチはややこしいですね。全く意味不明です。

　……あれ？　ひょっとして「×」予想をトリプルにして、マルチ購入すればよかったんですかね？
　さあ、まずは土地を買って、いや、株かな？　いやいや、やっぱり利息生活。でも利率低いし……豪遊？　ふふふ。ラスベガース！

　こんばんは、平です。
　前回のに追加です。ご自分の周りに販売店があるのかを知りたい人は、僕の署名のところをチェック。
http://www.j-toto.co.jp/ftop.html

　こんばんは、平です。
　まったくもって予想していなかったのですが、第４回『ｔｏｔｏ』が始まりました。対象試合は今週末に行われる『Ｊリーグ第２節』です。さっそく予想しますが、今回から表記が変わりました。予想の後に○などの記号がつきます。これはその予想にどれくらいの自信があるかってことです。くわしくは『○』が自信アリ（競馬でいうと本命）、『△』が多少自信アリ、『×』は自信ナシ。『□』は僕が個人的に絶対買うという予想です。

●コンサドーレ札幌（１勝）−柏レイソル（１勝）
『２』……○
　現状の戦力を考えると順当か？

●浦和レッズ（１敗）−セレッソ大阪（１敗）
『１』……×
　セレッソはＧＫ下川の欠場が痛い。

●ジェフ市原（１敗）−名古屋グランパス（１勝）
『２』……□
　ジェフの救世主、崔龍洙｛チェ・ヨンス｝はまだ間に合わない。

●東京ヴェルディ（１敗）−鹿島アントラーズ（１勝）
『２』……○
　ここも順当。

●清水エスパルス（１敗）−アビスパ福岡（１勝）
『２』……△
　今回の大波乱はこのゲームだ（小声で……）。

●ガンバ大阪（１敗）−横浜Ｆ・マリノス（１敗）
『０』……×
　現状ではどちらも得点力不足。

●ヴィッセル神戸（１勝）−ＦＣ東京（１勝）
『１』……○
　東京にとって神戸は鬼門だ！

●サンフレッチェ広島（１敗）−ジュビロ磐田（１勝）
『２』……○
　順当。

●水戸ホーリーホック（１敗）−大分トリニータ（１敗）
『２』……△
　順当（だろう）。

●横浜ＦＣ（１敗）−べガルタ仙台（１勝）
『２』……△
　初対戦。

●ヴァンフォーレ甲府（１敗）−湘南ベルマーレ（１勝）
『２』……△
　パルメイラス（ブラジル）からの助っ人はまだこない。

●京都パープルサンガ（１分）−アルビレックス新潟（１分）
『１』……△
　順当？

●サガン鳥栖（１分）−川崎フロンターレ（１勝）
『２』……○
　鳥栖、故障者多すぎ。

　大宮アルディージャとモンテディオ山形の試合は対象外です。


　さて、ここまで次回の予想をしてきましたけれど、これからは『ｔｏｔｏ』そのものについて解説していきましょう。

『ｔｏｔｏ』とはスポーツ振興を目的としたくじだってのは、前回書きましたので、今回は主に買い方について書きたいと思います。

　スポーツ振興くじ『ｔｏｔｏ』を購入できるのは、１９歳以上の方のみです。１９歳未満の方は残念ながら購入（譲り受け）することはできません。これは文部科学省が主体となっていますので致し方ないことでしょう。で、前にピーくんが言っていた『ｔｏｔｏ会員でないと買えない』というのは誤りです。別に『ｔｏｔｏ会員』でなくても購入できます。では『ｔｏｔｏ会員』とはなんなのか？　これを説明しましょう。
『ｔｏｔｏ会員』には、『ｔｏｔｏ会員』『ｔｏｔｏデビット会員』『ｔｏｔｏ特別会員』の３種類があり、購入方法はそれぞれ、『現金』『デビットカード』『現金又はデビットカード』となります。『ｔｏｔｏ会員』と『ｔｏｔｏデビット会員』は入会金が２１０円、『ｔｏｔｏ特別会員』は入会金１，０５０円と年会費３，１５０円が必要になります。で、どんな特典があるのかというと、あまりありません（爆）。購入１，０００円でポイントがついたり、インターネットでの購入予約、当選照会、メールマガジンなどです。購入時の特典はあまりないのですが、払い戻し時もあまりありません。『ｔｏｔｏデビット会員』と『ｔｏｔｏ特別会員』は当選した時に（３等）口座振替で払い戻ししてくれる。というだけです。
　というわけで『ｔｏｔｏ会員』はほとんどメリットが無いということで、次に販売（購入）方法です。
　最初に書いた通り１９歳未満は買うことができません。そしてここからがよく話題になっていることですが、販売場所についてです。
　購入できるところは基本的に、『ガソリンスタンド（ＪＯＭＯ）』『信用金庫』『酒店・たばこ店・電気店などの各種』などです。宝くじ販売所のように単独で存在している販売所もあります。一番身近（というより全国各地にあるものは）なのはＪＯＭＯのガソリンスタンドなのではないでしょうか？　それから販売期間は、対象となる試合の１週間前から前日までの８：００〜２２：００までとなります（販売店の営業時間内に限る）。
　で、肝心の『ｔｏｔｏ』そのものについてですが、くじには『シングル』と『マルチ』の２種類があります。１口１００円で『シングル』は最高１０口、『マルチ』は最高９６口まで投票可能です（１枚のシートに同じ予想結果を投票することはできません）。つまり、違う組み合わせなら１０個まで同じシートに書けるのです。これは楽だ、自信のない予想なら違う結果も書けばいいだけですからね。あとはコンピュータが勝手に予想するってのもありますし、以外に簡単かもしれない。
　さて当選した暁の払い戻し方法ですが、会員でない人や『ｔｏｔｏ会員』の場合は、１口の当選金額が１０万円を超えた時は、ｔｏｔｏマークのある払い戻し取扱信用金庫で受け取り手続き終了後、約２週間後に現金又は口座へ振り込みされます（振り込み手数料は自己負担）。１０万円以下の場合は受け取り手続き終了後に、その場で現金を受け取ります（１枚のチケットで１０万円超の当選がある場合は、１０万円超の受け取りと同じになります。つまり１０万円超の予想と１０万円未満の予想を同じシートで購入した場合）。持参するものは、『ｔｏｔｏチケット（購入したもの）』『本人を確認できる書類』『印鑑（１０万円超の場合）』です。
　次に『ｔｏｔｏデビット会員』と『ｔｏｔｏ特別会員』の場合は、１等（全試合的中）２等（１試合はずれ）の時は、受け取り手続きの約２週間後に口座へ振り込まれます（手数料は自己負担）。３等（２試合はずれ）の時は、払い戻し開始日の約１週間後に口座へ振り込まれます（手数料は無料。１枚のチケットで同時に１等、２等が当選した場合は１等・２等の払い戻し方法になります）。
　さて、これまでの説明でだいたいの流れは把握してもらえたでしょうか？　購入する際に超えなければいけないのは、やはり販売店を探すことだと思います。それさえ解かればあとは簡単です（予想は除く）。
　さあ、みなさんも楽しい『ｔｏｔｏ』ライフを！

　こんばんは、平です。
　先週末の『ｔｏｔｏ』第３回の結果が発表されました。僕が予想したのは連載１回目を参照してもらうとして、気になる結果は――。

　的中試合『８』

　ということで、５試合も外してしまいました……。Ｊ１の試合は２試合外しただけでしたけれど、Ｊ２がぼろぼろ。５試合中３試合も外すとは……。
　まあ、開幕戦、各チーム情勢を把握しきれてなかったということで、勘弁してください。次ぎこそは当てるぞー！！

　――現在の的中率……６２％

　やほ、鳩羽です。
　いやー、デジタル世界の技術進歩ってのは凄いもんだな、ホント。インベーダーやらゲームウオッチやらファミコンの画面を知ってる人なんか、溜息もんじゃないか？　ポリゴンだかポケモンだか、もう実写だよ。

『グランドライブイン』
天使「ゴムゴムのぉー」
悪魔「天使の癖に「悪魔のみの」能力者とは！」

　――たまには、ね？

美咲「欄丸、卓球やろうぜ！」
欄丸「これはまた唐突な。いいですけど何処でやるんです？」
美咲「ふっ……ここだ！」
欄丸「ここって、この狭苦しい事務所のことですか？　あ、テレビゲームですね？　ＰＳですか？」
美咲「ふふーん。惜しいようで全く違ーう！　ほれ！」
欄丸「あ、ラケット。でも台がありませんよ」
美咲「それは……これだー！」
欄丸「その安っぽいオモチャは何ですか？」
美咲「じゃかじゃーん！　見て驚け！　ＡＶケーブル接続！　パワー、オン！」
欄丸「やっぱりテレビゲームじゃあないですか。で、コントローラーは？」
美咲「いざ！　勝負！　それ、スイングしろ！」
欄丸「は？　……わ！　打てた？　……凄いじゃあないですか！　これ！」
美咲「ふっふっふ、これぞエポック社の技術の結晶！　『卓球やろうぜ！　エキサイトピンポン』だ！」
欄丸「気を取り直して、まずは女子アマチュアとの対戦を。……ふん！　ふん！」
美咲「この手のひらサイズの本体は赤外線センサーを内蔵しているのだー！　スイングの強弱信号をハイテクラケットが単四電池２本により発し、それを本体が受信、画面上のピン球の動きに反映されるのだ！　ラケットがワイヤレスゆえ、その体感は正に実戦！」
欄丸「ふん！　ほっ！　たぁっ！　あーっ！　何ともシビアなリターン！」
美咲「更に！　ＧＢＡよりも小さい本体は単三電池４本で起動する手軽さ！　本体、ＡＶケーブル、ラケット、そして電池！　コンパクトでチープな外見とは裏腹なその臨場感！」
欄丸「おっ！　成る程、スマッシュのリターンは柔らかくですね。やっ！　しゃあっ！」
美咲「ソニーそこのけ任天堂どこ吹く風！　これぞオモチャメーカー、エポック社の真骨頂！　当然ＡＣアダプターなどなぁい！」
欄丸「ふっ！　なっ！　っしゃあぁー！　ああ、負けてしまいました。ではもう一勝負」
美咲「……存分に堪能してるよ、コイツ。っつーか聞いてたか？」
欄丸「ラリー！　ラリー！　ラリーー！　いやはや美咲さん。これ、本物と同じくらいの運動量ですよ。では、この、まいちゃんとやらに挑みましょう。ああ、これって本物の卓球のナントカあいちゃんのイメージですね。いざ！」
美咲「おいおい、そろそろ代われよ」
欄丸「わー！　流石に凄いスマッシュ！　時速２１０キロじゃあ返せないでしょう」
美咲「いいから代われってば。これ、私のだぞ。定価５，９８０円で買ったんだぞう」
欄丸「あ、スマッシュエースモード？　ははぁ、全てスマッシュでリターンですか。ポイント制だと何だか燃えますね。やっ！　とうっ！　美咲さん、これ楽しいですよ。同じような仕組みのバスケットのゲーム、ありませんかね？　ほら、フリースローとか。たぁっ！」
美咲「知らないっつーかやらせろよ」
欄丸「やや、ロボット！　両手にラケットを持っている！　らしくて面白いですね。おっと、意外に手強い！　やーっ！！」
美咲「……お願いだから代わって下さい」
欄丸「ふーっ。いい汗かかせてもらいました。ではジョギングに行ってきます。帰ったらまたやらせて下さい」

　……えーと、このゲームにはＸａｖｉＸ（Ｒ）テクノロジーというものが使われているらしいけど、その詳細はネット検索でも不明で……く、くわぁーー！！（ストレス）
　鳩羽でした。

『「弁護士・裁判」幻想』
　やあ、尾中兵太です。
　クラスチェンジ中の琢磨くんが、どうでもいい転居手続きで手間取っている。琢磨くんはまだ交渉中なんだけど、前回の解説では誤解が生まれそうなので、途中だけど解説しとこう。

　切磋琢磨
「兵さん！　兵さん！。管理会社に保証金のことで「裁判するぞ」って電話したら「やってみろ。契約書は顧問弁護士のお墨付きだし、こっちは裁判なんてなれてるんだ」って返されて、しかもね、「裁判になったら、その時間は営業不能だから損害賠償請求するぞ」って脅されちゃいました！　やっぱり裁判なんて無理ですよ」

　ごめんね、琢磨くん。書き忘れた注意事項が幾つもあったよ。
　まず、保証金と敷金と礼金は「いちおう」別のものってこと。賃貸情報誌でも読んで確認しといてね。
　本題はここから。
　大原則として「提訴するぞ」ってのは「警告＝こちらの強い意志」の表明という意味合いが強いってこと。だからその警告が通用しない、琢磨くんの相手みたいな場合は、勢いで提訴するのは危ない。小額訴訟制度をフル活用して、いきなり提訴してもいいんだけど、相手が慣れている風だったら、じっくりと腰を据えなきゃいけない。じゃないと敗訴＋もめごとになってボヘミアン値マイナスだ。

　誤解させて申し訳ないんだけど、琢磨くんのケースは単なる「金返せ」じゃなくって、実はもっとややこしいんだ。大雑把にいうと、正式な契約書に退去時の保証金引き金が明記されているけど、提訴した場合の争点は「その契約の妥当性」、つまり「契約そのもの」を覆そうってことなんだ。
　金額がたまたま３０万円以下だったので小額訴訟が利用出来るけど、内容はやはり弁護士に依頼するのが妥当な案件かもね。

　で、ここが肝心なんだけど、そうなるとやはり弁護士を代理人にした正式な（小額訴訟ではない）裁判になって、費用も時間も凄くかかるから、きっぱりと諦めるのが妥当な判断。面倒だからね。
　……なんだけど、それはいわゆる「泣き寝入り」で、不動産・賃貸関連業者なんかは特にその「泣き寝入りを故意に狙って」、「裁判するならしてみろ」だの「こっちには顧問弁護士がいるんだ」なんて、詳しくない人なら一発で泣き寝入り覚悟な難しい言葉を、わざとぶつけてくるってこと。

　選択肢として争わないことを選ぶのは当然だけど、相手が脅してきたから泣き寝入りするってのは、絶対に駄目。というのも、そういうヤクザな業者は、毎度毎度その手で泣き寝入りを獲得している「確信犯」だからだ。結果・決断は同じでも、その経緯には、自分が納得出来る程度に手を尽くしておくのが、あるべきボヘミアンの姿だよ。

　ってことで提訴するかどうかの判断は事例によって違うから、専門家に指示を仰ぐのが常套手段だ。
　具体的には、各都道府県の消費者センターなどで実施している相談窓口での相談と、弁護士会が実施している無料法律相談を受けること。琢磨くんの場合なら、役人と弁護士双方に「提訴が妥当か、勝訴する見込みがあるか」を事前に聞いておいて、もしも敗訴確実だったら、提訴しないのが一番いいってこと。

　日本人は未だに「弁護士」「裁判」という言葉に弱くて、その言葉をちらつかせるだけで、何らかの成果が出てしまいがちなんだ。相手がそういう風に挑んでくることも未だに多いけど、ボヘミアンだったらそれを道具の一つとして使いこなそう。
　弁護士なんて吐いて捨てるほどいる、単なる国家資格取得者。裁判が専門家御用達でも何でもないことは、簡裁（簡易裁判所）を傍聴してみれば解ること。テレビ報道のみで、弁護士や裁判に奇妙な先入観を持たないように注意しようね。どっちも普通の生活の範囲内のことだよ。

　バイバーイ。

　こんちゃ、うらん。
　今日、ふらりと立ち寄ったゲームショップで驚愕の事実を掴みました。今回はそのお話。

『ＳＣＥを囲む任天堂包囲網』

　みなさん、昨年末に発売された『マリオパーティ３』という６４のソフトをご存知ですか？　ＣＭもバンバン流れていたので、知っている人も多いと思います。ではこのソフトの開発元がどこだか知っていますか？　え？　任天堂だろうって？　ちっちっち、違うのですよ、これが。あたしも吃驚したのですが、任天堂は販売元であって、開発したのはなんと、パーティゲームを作らせたら右に出るもの無しの『ハドソン』なのです！
　同シリーズは毎年末に発売されている人気ゲームで、昨年末のソフトでシリーズ３作目となります。そのすべてをハドソンが手がけていたのです。
　あたしはここでふと気になり、他の６４（他、任天堂ハード）ソフトで任天堂が販売しているけれど（発売予定のものも含む）、開発は違うメーカーのものを探しました。他のお客さんの邪魔になりながら。
　すると、出てくる出てくる。以下で列挙してみましょう。

●『マリオパーティ』シリーズ
　開発元・ハドソン（代表作『桃太郎電鉄』シリーズ・『ボンバーマン』シリーズ）
●『バンジョーとカズーイ』シリーズ
　開発元・レア（代表作『ドンキーコング』シリーズ・『００７（６４）』イギリスのソフトメーカー）
●『罪と罰』（６４）
　開発元・トレジャー（代表作『ガンスター（ガーディアン）ヒーローズ（ＭＤ・ＳＳ）』）
●『カービー』シリーズ
　開発元・ハル研究所（代表作『マザー』シリーズ）
●『カスタムロボ』シリーズ
　開発元・ノイズ（代表作『同シリーズ』・元ナムコスタッフ）
●『ゲームボーイウォーズ』シリーズ
　開発元・インテリジェントシステムズ（代表作『ファイヤーエムブレム』シリーズ・『パネルでポン』シリーズ）
●『ポケモン』シリーズ
　開発元・クリチャーズ（代表作『同シリーズ』）
　開発元・ゲームフリーク（代表作『同シリーズ』元・ゲーム雑誌『必本』のライターだった人が代表）
●『マリオテニス』『マリオゴルフ』シリーズ
　開発元・キャメロット（代表作『シャイニング〜』シリーズ（ＭＤ・ＳＳ）・『みんなのＧＯＬＦ』（『１』のみ・ＰＳ））
●『ゼルダの伝説〜不思議の木の実〜』（ＧＢ）
　開発元・カプコン（代表作多数）

　とまあ、こんなにありました。特に気になるのが、やっぱり前述のハドソンと『マリオゴルフ』のキャメロットです。
　キャメロットの社長、副社長は知る人ぞ知るって感じで、会社を立ち上げる前は、某有名ＲＰＧ『ドラゴンクエスト』のプログラマーでした。んで、紆余曲折あった後に『みんなのＧＯＬＦ』を出して、「ああ、ＰＳ陣営に入ったんだな」って思っていたのですが、まさか任天堂の陣営にいたとは……。しかも次回作はＧＢＡで出す『黄金の太陽』というＲＰＧだそうです。こりゃもう完全に、だね。
　サードパーティではなく、セカンドパーティを続々と作っている任天堂。そりゃ、各方面で強気な発言も出来るわけだ。ちゃんとした裏付けがあるもの。

　それでは、うらんでした。

　雪が降った。少し積った。
　雪が珍しいということはない。昔住んでいたところでも雪は降った。今住んでいるところでも雪は降った。しかし今回のかなりの積雪には、素直に感動してしまった。無風、ボタン雪というらしい粒の大きな雪が、延々と空から降ってくる。遠景は白く霞み、しんしんという形容が相応しい景色に、暫し釘付けとなる。驚いているのか、喜んでいるのか、自分でもよく解らないが、ひたすらに眺める。
　ふと思い付き、バルコニーの窓を開ける。普段ならバルコニーの窓が開くと、フィッスル・オウアー・ザ・レイヴ・オエットが駆け出し、外の空気だか景色だかを堪能する。が、今回は窓際に座り込み、私同様しんしんと降る雪をじっと眺めていた。いや、単に寒いだけだろう。窓を閉めるとすぐにこたつに潜り込んだ。猫はこたつで、だ。
　雨は様々を洗い流すイメージがあるが、雪は様々を吸い込むように見える。音を吸い込み、見るものの感情をも吸い込む。釘付けになりつつも、何も考えない。

　絶景だが、まるで全てを吸い込むようで、薄ら寒くも感じる。

『原状回復と小額訴訟制度』
　やあ、尾中兵太です。
　更なるボヘミアンへのクラスチェンジに、日々右往左往しているフリーター琢磨くん。就職活動を期に心機一転、引越しを計画してるんだって。うん、いいかもよ。

　切磋琢磨
「ねえ、兵さん。今、僕、ワンルームマンションに住んでるんですけど、こないだ部屋の解約を管理会社に電話したら、何か保証金が殆ど戻ってこないらしいんですよ。契約書にそう書いてるらしいんですけど、引越しの費用にしようと思ってたんで困ってるんです。……そんなもんなんですか？」

　いやー、ありがちだなぁ。これ、一見すると契約書をきちんと読んでいない琢磨くんが悪いみたいだけど、実は全然そんなことはないんだ。以後、堅苦しい用語が連発だけど、大切なことだからきちんと読んでね。

　新しい部屋を契約する時に、必ずといっていいほど発生する費用に「保証金」ってのがある。一人暮らしをしたことがある人ならご存知だね。地域や契約形態によって「敷金」だとか「礼金」と呼び方が違うんだけど、まず一緒だと「解して」ＯＫ。
　じゃあこの保証金ってのは何かというと、例えば琢磨くんが何かの事情で家賃を滞納した時、大家さんは収益が止まって困ってしまう。この時、滞納分を補填する為の一種の保険が保証金なんだ。滞納分の家賃は保証金から大家さんに支払われ、大家さんはきちんと家賃を回収できるという仕組みなんだ。
　つまり保証金ってのは、「滞納された場合など家賃の保証」という訳。

　退去の際、保証金は全額返還されるのが当然。
　前に書いたように保証金ってのは家賃滞納に対する保険だから、もう家賃を支払わなくなれば、不要なのは当然といえば当然。でも実状は、保証金から何やらいろいろ値引きされて、場合によっては全く戻ってこない場合があるんだ。
　貸し主側のいい分は「原状回復の為に発生した費用を、保証金から差し引いた」、もっと砕いていうと「琢磨くんが住んでいた為に汚れたり壊れたりした部分を修繕しました」ってのがお決まり。
　琢磨くんに限らず、たいていの人は「ああ、そうですか」と納得しちゃうんだけど、ちょっとタンマ！　それって凄い勘違いなんだよ。大家さんのいっている「原状回復」という言葉の意味を完全に間違って解釈してるよ。

　ちょっと話はそれるけど、タチの悪い大家さんや管理会社は、借り主が「原状回復」という言葉の意味を知らないことを「知ってて」、「わざと」保証金を値引きしたりしてる場合があるから注意だよ。

　話を戻して、原状回復って何かというと、部屋を入居した時のピカピカの状態に戻すこと「ではない」んだ。
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　原状回復とは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗等を復旧すること」。
（国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」より）
*******************************************
　また難しい言葉がいっぱい出てきたね。
　ところで「経年減価」、知ってるかな？　上の「建物価値の減少」の部分のことなんだけど、経年減価っていうのは「通常の使用による自然損耗」のこと。これは、普通に暮らしていたら当然発生する汚れや故障という意味。煙草を吸う人だったら壁紙の黄ばみだとか、家具による畳やフローリングのへこみ、壁にポスターをピン止めした穴、エアコンの不具合、こういった「通常の使用による自然損耗」のことを「経年減価」っていうんだ。
　で、ここが重要なんだけど、経年減価は原状回復の対象「ではない」んだ。壁紙が汚れていたり、ちょっと剥がれていたりしても、退去の時、借り主がその修繕費用を支払う必要はないんだ。

　これ、別に業界の慣例でも習慣でもなく、上のように国土交通省（旧建設省）が出している賃貸関連のガイドラインにも明記されていて、更に民法第６０１条で定められていることなんだ。民法第６０１条には「修繕義務は貸主が負う」って書いてるんだよ。ガイドラインはこれを補強したものなんだ。
　但し、民法・ガイドライン共に任意規定で、当事者間の特約なんかでこれらと異なる費用負担を定めることが可能だったりもするんで、強制力はそんなに強くない。更に「通常使用」の法的解釈にある程度の幅があったりする。
　でもまあ、貸し主・借り主当事者間の退去時の話し合いなんかで、借り主がこれらの用語を知ってるのと知らないのじゃ大違いだよ。

　ちなみに、どうして経年減価は原状回復に含まれないのかというと、経年減価、通常使用による自然損耗ってのは、実は既に「家賃に含まれている」からなんだ。そう、もう払ってるって訳。
　ってことで、琢磨くんが部屋を改造したりペンキを塗ったりしていない限り（こんなのは通常使用じゃないよ）殆どは経年減価で、その修繕・回復費用は大家さんの負担ってこと。あ、でも柱にビス穴なんてのは駄目だからね。程度が肝心。

　ついでだけど、退去後の掃除、いわゆるハウスクリーニングも大家さんの負担で、琢磨くんはきちんと掃除して退去すればそれでＯＫ。悪徳業者で、退去時にハウスクリーニングや、壁紙や床を全部張り替えるリフォーム工事をやって、その費用を借り主に請求するケースもあるけど、当然借り主が費用負担する筋合いは一切ない。
　もしもこれで裁判しても必ず勝てるし、これまでに勝訴された例は山ほどあるから安心していいよ。

　理想的な退去は、まずは敷金・保証金を全額返還してもらい、大家さんが修繕工事やハウスクリーニングをしたいのならその「請求書・領収書」を渡してもらって、その金額が妥当なら支払い、妥当でなければ支払いを拒否すること。つまり、修繕なんかで借り主に費用負担が発生しそうな場合、大家さんに判断を一任「させない」こと。
　請求書の内容が専門的で妥当かどうか解らない人は、地方自治体の消費者センターに請求書や契約書を持っていって相談すればＯＫ。または事前に「消費者センターに相談するから」と大家さんにいっておけば、それが脅しになって話がスムーズに進むかもしれないよ。「こっちは詳しいんだ」と先手を打つって訳だね。

　これだけやって、それでもごねる大家さんがいたら？
　まずは「内容証明郵便（郵便局）」で保証金返還を要求して（詳しくはいずれ）、それでも駄目なら最後の手段は提訴｛ていそ｝（民事訴訟）だ！　……裁判なんてとんでもない？　はは、いやいや、実はこのご時世、そんなことはないんだよ。またいずれ詳しく書くけど「小額訴訟制度｛しょうがくそしょうせいど｝」ってのがあるんだ。

　１９９８年に民事訴訟法が改正されて登場したのが「小額訴訟制度」。
　大雑把に書くと、請求金額が３０万円以下の案件が対象で、提訴先は簡易裁判所。訴状は簡易裁判所に置いてあって、これは弁護士などの専門家でなくても書けるものなので自分で行って書いて提出すればＯＫ。裁判費用は、３０万円を請求する提訴は３０００円分の収入印紙と３９１０円分の切手だけ。
　この制度の特徴は、弁護士不要のお陰の手数料の安さともう一つ、１回の審理で判決が出る「即決裁判」であること！　実際は、提訴の日（訴状提出の日）と審理の日のたった２回、簡易裁判所に足を運ぶだけで裁判が出来て、しかも即日判決。
　小額訴訟制度は、証拠などを原告（訴える側）が全部用意しなきゃいけない、控訴出来ない、などなどの制限はあるんだけど、判決は当然裁判所からの公式なものだから、拘束力は最強。後で大家さんがごねようと脅そうと問題ない、っていうか脅されたら恐喝罪だね。

　まあ、実際に提訴するかどうかは別として、悪徳大家さんに「提訴も考えている」と一言添えれば、その効果は絶大。日本人ってのは未だに裁判という言葉に弱いからね。上で書いた「こっちは詳しい」という雰囲気を相手にどれだけ与えるのかがポイントかな。

　それにしてもこの小額訴訟制度はボヘミアンには心強い、メモメモ。

　さ、琢磨くん。これで引っ越し費用は確保、新しい部屋でエンジョイだ。あ、次の部屋を契約する時は、いちおう契約書の隅々まで目を通そうね。

　バイバーイ。


　――原状回復参考資料
「国土交通省・住宅局」
http://www.moc.go.jp/house/house/topics/keiyaku/kaihukugaido.htm

　電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「このたび手元にある新旧３台のＰＣでＬＡＮを組みました。ですが、どういう風に使ったらいいのかよく解りません。趣味ＰＣで仕事では使っておらず、何だか持て余しています」
（ＰＮ　ヒア＆ゼア）

　後４台で北斗七死星点だ！　散財せよ！
　プリンタ・サーバやＦＡＸ・メール受信待機マシンとするのが素直だが、単なるＨＤＤ扱いというのも一興であろう。いや、サーバを立ち上げるか？　ならばＵＮＩＸ若しくはＬｉｎｕｘ若しくはＦｒｅｅＢＳＤだ。精進せよ！
　……は、８台目が見える！　死兆星かぁー！！

　副編アイです。
　テレビ放映映画はいつもビデオ録画で鑑賞してるんで、録画したけど観るのを忘れてるのも幾つかあるんですよね。ということで遅れ馳せながらハリソン・フォードの『エアフォース・ワン』を観ました。
　面白い！　いやいや、予告なんかを見てて何だか退屈そうなイメージがあったんですが、アクションというかクライムムービーというか、ハラハラドキドキでした。対テロリストというとブルース・ウィリスの『ダイ・ハード』やスティーブン・セガールの沈黙シリーズのような派手さを想像し、さすがにそれらには見劣りしましたけど、舞台が大統領専用機、エアフォース・ワンということで、独特の緊迫感がよかったです。
　でも、ハリソン・フォードは大統領って風貌じゃないですよね（笑）。個人的には映画での大統領は『ＩＤ４（インデペンデンス・デイ）』の、ビル・プルマン演じるホイットモア大統領に好感が持てます。ウィル・スミス主演だし（笑）。

　編集ピーです。
　大統領専用機、エアフォース・ワンはボーイング７４７をベースにした特別機です。見た目は普通のジャンボジェットですが、中身は空飛ぶホワイト・ハウス＋ペンタゴン。
　ちなみに欄丸さんが欲しがっていたエアフォース・ワンは、ナイキのバスケットシューズです。ネーミングの由来は大統領専用機ですが、大統領専用ではありませんので安心して下さい。

　こんばんは、漕戸です。
　生まれた月で人生は決まるともいわれています。
　今回はアメリカ宝石同業組合による「誕生石占い」４〜６月編です。

「４月、ダイヤモンドのあなた」
　金剛石。元素鉱物で、これまでに知られている鉱物の中で最も硬く、他のどんな鉱物を使っても傷つけられません。青や緑など様々な色があり、モース硬度はいわずとしれた１０。

「５月、エメラルドのあなた」
　珪酸塩鉱物の緑柱石のうち、白、緑色のものをいいます。結晶は非常に大きく成長し、長さ５．５メートルのものも発見されています。ガラス光沢を持ち熱に溶融しにくい。

「６月、真珠・ムーンストーンのあなた」
　貝類の体内に形成される、主として炭酸カルシウムから成り、少量の有機物を含む球状の塊です。
　……ムーンストーン？（また資料なし）

　漕戸でした。

　俺は編集長Ｖ−ＲＥＸロボだ！
　シャドウ！　チェンジフォーメーション！　ＧＷΓ｛ガンマ｝！！