《 戦略技術研究所 》 |
『ゴーストライト×』 |
Online Magazine"Ghost Write(GW)"
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GWライターバトルではガラにもなくぐだぐだと喋ったり派手に立ち回ったが、あれはあくまで相手が美咲ちゃんやサーだったからであり、多少の変化はあったかもしれないが、私はやはり私である。
色々と、文字通り色々と書いておきたいことがあったのだが、どの話題に絞るのがGWにとって、何より自分にとって最良なのかの選択がどうにも出来ないので、久しぶりに「気ままに」書かせてもらうことにする。
太陽から約1光年(1億5千万Km)離れた位置にある地球は、地軸が公転面の法線に対して23.4度傾いている。
地球は太陽を中心に公転しており、その周期はおよそ365日とされている。
公転している地球は傾いた地軸を中心に自転しており、自転周期は約24時間である。
「1年」というのは、地球の公転周期をさし、「1日」は地球の自転周期をさす。
また、「日の出、日の入り」は自転により太陽が見え隠れする現象であり、実際に太陽という恒星が移動しているものではない。
「午前、午後」という表現は上記の日の出云々と同じく地球の自転と、太陽との位置関係からくる現象であり、地球単体のものではない。
「四季、春夏秋冬」は地球の地軸の傾きによる太陽への向きに対する現象であり、緯度が上下にいくほど顕著となる。
……この程度でいいだろう。
上記は「小学生高学年でも知っていること」であり、いうまでもないが「世界・宇宙共通の常識」である。
この文章を書いているのは、2009年7月5日(日)10時26分、書きあがるのがいつになるのかは解からないが、7月5日というのは、私の記憶が正しければ日本では夏という季節に近く、小学生〜高校生の夏休みまで26日だったと思う。
26日後に始まる子供の大型連休に向けて、各種業界は様々な商売戦略を組み、早くもテレビCMなども始まっている。
景気だどうのこうの連日報道されているらしい日本で、巨大な金が動く次期の一つまで、あと26日。様々な業種が血眼になってその準備をするのは当然であろう。
そしてこういった予想も容易くできる。
夏休み、時間を持て余した子供が娯楽店や飲食店に群がり、その店先でがやがやと騒ぎ、店に小銭を落として、ついでにゴミを撒き散らしてまわる。街のいたるところに義務教育も済んでいない子供が闊歩し、注意散漫な数人は車や電車に弾き飛ばされ血飛沫を舞い上げながらゴミとなる。
夏休みなどとは無縁な社会人は、日々の仕事と気候により疲労しており、追い討ちのようなそのゴミの山にウンザリする。
だが、その社会人とて、何かしらの業務に携わりつつ、暇さえあれば「忙しい、金が欲しい」とぼやき、仕事が終わり帰宅するとシャワーでも浴びてビールを飲み、食事をしつつテレビを観てゲラゲラと笑い、就寝までの数時間をテレビゲームやネットサーフで潰している。
ネットサーフで仕入れた面白いような話を同僚や友人に披露し、似たような人種同士、ゲラゲラと笑いあう。
夏休みで各種商材が入れ替わった店舗に、渋滞の激しい休日に向かい、何かしら目新しい、手際よく暇を潰してくれるものを探してまわり、どうしてこんなに渋滞しているのかと愚痴をこぼす。
渋滞にいらついて注意散漫となったドライバーが、前述の子供でも吹き飛ばせば、この話は綺麗にまとまる。
26日後というのは、いうまでもないが、地球が26回自転した経過である。
巨大な恒星、太陽から1光年も離れた惑星の上で、ゴミがゴミに向かって何かを発している。
「時間の概念の欠如」という話題を知り合いと語る機会が何度かあるのだが、どうやっても噛み合わない。
ここGWでも似たようなことを書いたが、大したリアクションもない。
夏だか日曜日だか午前だか知らないが、何かを語ったり書いたりするときに、こちらが「翻訳」しなければならない苦労は誰にも通じず、しかしそれが日本であり、そして健全なのだ。
日本には日本人特有のルールとフォークロアがあり、太陽は水平線から「昇り」、暑くなれば「夏」であり、「暇」は潰すもので、「日曜日」は自由な時間なのである。断っておくが、今は21世紀であり、地動説は数百年前に消滅している。
日本という国が特別に嫌いということはない。
小さな島国でありながらその位置により、様々な気候を肌で感じることができ、また、異文化と距離をとっているので取捨選択ができ、物理的なフィルターがかかったような状態なので、むしろ好きである。
しかし、その日本という国に住まう多くの住民には、ウンザリしている。
理由はごく簡単で、「母国語であろう日本語が通じない」からである。
言語が通じない、つまり意思の疎通が出来ない、これほど不便なことはない。ゆえに私は他者と相当の距離を置き、傍観者に徹している。というより、そうする意外に手段がないのだ。
時間概念が欠如した、意思疎通不可能な生物とコミュニケーションを取る手段など、今の私にはない。これはもうSFの世界である。
2009年といえばまだ未来というには早い気がしていたが、よくよく考えると、ここは既に未来世界であり、周囲に私の知る人類はもういない。
26日後の未来世界、人類はどうなっているのか、どうあるべきなのか……考えるのも馬鹿馬鹿しい。
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編集ピィです。
「所属不明の物体」が、まさか飛鳥弥生さんの寄稿記事だったとは……。
担当編集不在のアマチュア作家さん、これは確かに怖いです。
GWシステムにオートスクランブルがかかるのも、まあ当然ですね。
ですが! 副編アイさんがまだ復活していない状態で、飛鳥さんを野放しにしておくのは非常に危険なので、不本意ながら、飛鳥さんを行動不能にさせます!
GW編集部が若干機能不全の状態で飛鳥さんに飛び回られてしまうと、紙面・記事構成がバラバラになり、読者さんが混乱してしまいます。
僕の自慢のエアウルフは音速で飛べますが、飛鳥さんを追うどころか、すれ違うのがやっとでした。
なので! 強力な助っ人を呼びます!
やほ、鳩羽です。
呼ばれたから来たケド、イマイチ状況が把握できてなくって、でもマー、いいや。
よーするに、飛鳥さんを撃墜すりゃいいのよね?
編集ピィ「撃墜はダメです! あくまで一時的に動けないように、です!」
モー、殺ると決めたらさっさと殺るのが戦場のルールなのにー(←何だその自分ルール?)。
行動不能って簡単にいうケドな、キラ&アスランの「不殺」がどんだけ神業なのか、ピィも知ってるだろうに。
っつーか、マイ・フリーダムは、ライターバトルでアリサちゃんに真っ二つにされてて、使える機体といえば、X105のエールパックとVガンダム、バスターとウイングゼロ、ウイングゼロカスタム、こんなもんかな?。あー、インパルスとV2、組んどきゃよかったなー。インパルスなら、かなーり楽に戦えるのにん。
あ! そっか。んじゃ、今からインパルス組むから、それまで待て。HGだから素組みなんて30分とかからないし、そこから墨入れと最低限の塗装しても、プラス2時間ってとこだから。
編集ピィ「言い分は非常によくわかるんですが、インパルスの前に、とりあえずでいいですから、けん制して下さい(涙)」
ふもっふ!(←怒ってます)
あーもう、ごちゃごちゃと……よーし解かった! やってやる!!
GWシステムのバリア、最大にしとけ! 巻き添えになっても責任とらねーぞ?
鳩羽美咲、GX、出るぜー!!
編集ピィ「……GX!! いやアレはその――」
SATELLITE SYSTEM GX-9900
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・1997/01/11〜01/14執筆作品を、2009/07/04にベタテキスト化。若干の推敲
・ジャンル〜本格ファンタジー
・四百字原稿用紙40枚強
・著者〜飛鳥弥生
※以下は草稿であり、推敲、校正などの余地が山ほどあるので、あしからず
剣が時代遅れになりつつある世の中、騎士は武器を剣から銃に持ちかえつつあった。
ある町でのお話。
毎年開かれる『勇者のあかし』大会、今回で二百回目である。
この大会の勝者には、大金と名誉が与えられる。
青年カデットは、今では数えるほどになってしまった騎士の息子であり、彼もまた父の後を継ぎ騎士になろうと、日々修練を重ねていた。
同世代の者は皆、「銃騎士(ガンナイト)」を目指しており、カデットは「時代遅れの田舎者」とからかわれていた。
「うるせいやい! 騎士道の何たるかも知らねえてめえらに、剣の良さが判ってたまるかよ!」」
当時、銃はまだまだ高価で、一般市民が手に入れるのは容易ではなかった。父の姿を見て育ったカデットは当然のように騎士を目指すようになった。が、内心では……。
「高いんだよ、銃は。そんな金、家中引っくり返したって手てこねえよ」
周りの連中、世の中の流れを見れば、騎士など無用ということには青年カデットにもすぐ解かった。本心を打ち明ける相手は、恋人のリッシュのみである。
「リッシュもさあ、やっぱ、剣振り回してる男より、銃騎士のほうがかっこいいと思うだろ?」
リッシュはカデットの1つ年下で、性格は「楽天家」である。いつもニコニコ明るく、皆にかわいがられていた。
「あたしはどっちでもいいと思うよ? カデットならどっちもよく似合うんじゃない?」
今のところ、二人はお互い好きあっていて、リッシュにとっては剣だろうが銃だろうが箸だろうがスコップだろうが、何でもいいのである。が、カデットはリッシュほど割り切れた性格ではなかった。
周りの連中がカデットをからかったりするので、ますますカデットは悩んでしまう。
「そのうちリッシュも、やっぱり銃ってかっこいいよね、とか言い出すかもな。なんとかなんねえのかな……」
そんなカデットの目に映ったのが『勇者のあかし』大会の看板だった。
「賞金5万! こ、これだっ!!」
「ね、ね、おじさん、これは? 見たところ、けっこう古そうだしさ」
町外れの銃砲店で、店主の初老と若い女性が、なにやら話し込んでいた。
「あのね、おねえちゃん。あんたが銃、欲しいってのはよーく解かってるんだけどさ、うちの店の中にはどこ探したって、250ぽっちで買える銃なんて一丁もないんだよ、すまねえけどね」
「んじゃさ、そっちの、、そう、それは? グリップさびてんじゃん」
「1万! 一切まけられねえよ」
それから小一時間ほど同じ事を繰り返し、とうとうしびれを切らせた店主に女性は店を追い出された。
「ちぇっ、けちんぼーー!!」
女性の名はディージェイ、最近では特に珍しい女性剣士である。
かなりの腕前だが、彼女がその技術を身につけた頃には、もう騎士と銃騎士が入れ替わりだしていたので、彼女の活躍の場は殆どなかった。それゆえ、かなりの腕前というのも「自称」である。「剣士(ナイト)」の称号をその若さで持つところを見ると、言うだけのことはあるのだろうが。
「ここなら安いって聞いて、はるばるやってきたあたしは一体……」
ディージェイも先の青年カデットと同じく、剣を銃に持ち代えるべく日々頭を悩ませている一人であった。
「これからはやっぱ銃じゃなきゃねー」
誰にともなくつぶやき、ディージェイはとぼとぼと歩いていった。
そろそろ辺りが暗くなってきた、夕方である。
「今日はどこに泊まろっかなー、ったって、お金もあんまないし、また汗臭い部屋の固いベッドだな、こりゃ」
うつむいて歩くディージェイの少し先から男が走ってくる、カデットである。
「よーし! 申し込みも済んだし、賞金は俺様がいただきだ!」
ディージェイとカデットがすれ違う瞬間、道端で猫が鳴いた。にゃー。
ガァン!
凄い音がして、彼女の横で土煙が舞う。
「なんじゃ?」
そこには男――カデットが倒れていた。猫のほうを見ようと体をくねらせたディージェイ、彼女の持っていた剣の鞘がちょうどカデットの目の前に突き出てきた格好になり、カデットは鞘に力一杯激突したのだった。
「ばかやろー! 気をつけろ!!」
怒鳴ったのは、ディージェイだった。
いきなり倒された上、大声を浴びせられたカデットは、何が起きたか解からずぽかんとしていた。頭をあげるとそこには、凄い目つきで睨んでいる女性、ディージェイの顔があった。
「え? あ、ああ、すいません……」
意味も判らないままカデットは謝っていた。
「ちゃあんと前見て歩いてよね!」
「あーーーー! い、痛てぇ!!」
今度はいきなりカデットが叫んだ。見ると彼の右腕は……折れていた。
「わ、わ、何これ? ぷらんぷらんって、おい! すっげー痛いぞ!」
痛みがようやく脳にまで伝わったらしく、脂汗を流しながら叫ぶ。
「腕、折れてるよ?」
ぼそりとディージェイが言い、その一言でカデットは、切れた。
「お、お、お、折れてるよ? どーすんだよこれ! 痛てぇー! だいたいてめえがいきなり、痛っ! 剣なんか突き出すから、ば、ばかやろー!」
そして……夜、カデットの部屋。
「あのさ、いまさらなんだけど……ごめんね?」
ディージェイが床に額をこするようにして謝っていた。医者の手当てを受け、言われた科白が「一ヶ月は安静にしなさい」だった。
「大会は三日後、とほほ」
ディージェイの言葉は殆ど耳に入っていないカデットだった。
「ちぇっ、人がこんなに謝ってんのに」
つぶやくディージェイをカデットがにらんだ。
「俺はな、今回の『勇者のあかし』大会に命かけてたんだぞ! ちったあ申し訳ないですって顔しろー!」
怒鳴られて再び土下座するディージェイ。
「うっさいガキね」
今度は口に出さず思っただけである。
「とほほ、やっと俺も銃騎士(ガンナイト)になれるはずだったのに……。賞金五万もパーか」
「銃騎士? 五万?」
カデットのぼやきを何とはなしに聞いていたディージェイが、急に立ち上がる。カデットの肩をがっしとつかみ前後に力一杯ゆする。
「何? 何?銃騎士が何? 五万って? 何? なんなのよ!」
ディージェイの余りの勢いで、カデットは床に転げ落ちる。
『勇者のあかし』大会、町に二百年前から伝わる伝統行事。
町の西の外れにある大森林「帰らずの森」には野生のドラゴンが多数生息していた。
技術の進歩による「結界」がまだ無かった頃、ドラゴンは幾度と無く町に現れ、人々を恐怖させた。
腕に覚えのある剣士、術士などが帰らずの森へ行き、ドラゴンの親玉を倒し、彼らは町を襲わなくなった。
ドラゴンを倒した一行を人々が称え、以後、帰らずの森のドラゴンを倒せる者を「勇者」と呼ぶようになる。
そんな話が元になって町の年中行事『勇者のあかし』大会が出来た。
銃の出現によりドラゴンを倒すことが昔ほど難しくなくなった今日(こんにち)、その大会は半分はお祭りのようなものに変わってしまった。
年を重ね強くなったドラゴンがあまりいなくなったことも、お祭り化の一つの要因だった。
大会の審査内容は、狩ったドラゴンの大きさ、年齢、種類、使用した武器などで、もっとも強いドラゴンを倒した者一人がその年の「勇者」として称えられる。
賞金五万と、闘士(ファイター)、銃闘士(ガンファイター)の称号が与えられる。
ちなみに賞金五万は、平均的な家族の十年分の収入程度で、銃一丁の平均価格は二万……銃騎士(ガンナイト)に貴族が多い理由でもある。
補足ながら、称号は以下のようなものがあり、下にいくほど高潔であり強い、と一般では認識されている。
・闘士(ファイター)
・銃闘士(ガンファイター)
・剣士(ナイト)
・騎士(ホーリーナイト)
・銃騎士(ガンナイト)
「……ド、ドラゴンを倒すだけで五万! しかも銃闘士(ガンファイター)! よし、やる、あたしもやるー!」
カデットに話を聞き、目を輝かせるディージェイ。
「残念だな、申し込みは今日までだぜ。それにあんたにゃ無理だよ」
冷ややかな目でディージェイに言うカデット、いくらか仕返しのつもりらしい。
「申し込み? なんて事務的な。ロマンも何もないわね。それよりさ、何であたしには無理だと?」
いくらかプライドを傷付けられたディージェイがカデットに言った。
「そりゃそうさ。いくら最近のドラゴンが弱くなったっつっても、どこの馬の骨とも知らないあんたなんかにゃ無理だよ。腐っても龍ってね、強いぜ?」
カデットの言葉を聞き終わるとディージェイは立ち上がり、今度は両手を胸の前で組み、にやにやしだした。
「ふっふーん、なーめてもらっちゃ困るわよ。あたしはね、こー見えても剣士(ナイト)なのさ! ナイトよ、ナ、イ、ト! どーだ、びびったか、ガキンチョ」
得意そうな表情のディージェイにカデットは冷たく一言。
「へえ、すげえな。じゃ、がんばれよ、来年な」
窓の外はすっかり暗くなっていた。
そして、ディージェイとカデット、二人の心もまた暗かった。
三日後、『勇者のあかし』大会当日。
「いやぁ、今年も数々の参加者だね。さて次は、格式高い騎士の家系、マーベリック家の長男、カデット・マーベリック! とそのお供の方ぁー!」
町の広場、大会の開始セレモニー会場には、右手を首から包帯で吊ったカデットとディージェイがいた。
「今回、カデット君は右手の負傷にも関わらず大会に参加! これぞ騎士、これこそ勇者というものです! 皆さん、拍手!」
周囲から歓声が沸きあがる。
「では、カデット君、一言どうぞ」
司会の八百屋のおやじがカデットをうながした。
「我がマーベリック家の騎士は、ドラゴンなんぞ片手で倒せるのです! 銃などなくとも、マーベリック流剣技で、ひとひねりだぁー!」
ひときわ大きく歓声が上がった。主に中年や老人で、皆、騎士に誇りを持ち、また、銃化の勢いに乗り遅れた者たちだった。
再び司会のおやじ。
「なお、今回カデット君には、怪我の心配から看護婦さんが付き添います」
ディージェイがにこやかに周囲に手を振る
「さて、そろそろ時間です。ルールは前回と同じです。登録してある個人、パーティーで行動して下さい。武器は自由です、といっても皆さん、銃のようですね。今年も銃の性能が勝敗を左右しそうです。時間は明日の日没までです。なお、怪我をしたり、或いは万が一、死亡するようなことがあっても大会委員会は一切関係ありませんので、あしからず。では、出発してください!」
司会の声と共に五十名ほどの勇者候補が森へ向かって駆けていった。
その殆どは大小さまざまな銃を持っている。中には大きなハンマーやボウガン、槍などを持つ者もいたが、彼らは「勇者」を狙っているのではなく「特別賞」や「努力賞」(いずれも程ほどの賞金が出る)などを目指しての参加だった。
ちなみに昨年の勇者はこの町で二番目の金持ちの貴族、一番の貴族は一昨年の勇者である。当然、とても性能のよい銃を持っていた。
「いっとくけど、賞金の半分と称号は俺がいただくぜ? ディージェイ」
「判ってるわよ、がきのくせにため口はよしてよ。ディージェイさんと呼びなさい」
右手の折れた剣士見習いと、看護婦剣士が、走りながら言い合っていた。
「まかしときなさい、ドラゴンの十匹や百匹!」
大会前日の夜、カデットの部屋。
「そういうこと。とりあえずあんたは登録してるんでしょ? だから二人で森へ行って、あたしがドラゴンを倒す。で、あんたが倒したってことにするの」
いつの間にかカデットの部屋を宿代わりにしているディージェイ。
「その見返りが賞金の半分、か」
「お互い銃が欲しいってのは一緒なわけでしょ? 二万五千もあればいくらかましな銃が手に入るでしょ。あたしは剣士(ナイト)の称号持ってっからね、銃闘士(ガンファイター)」なんてすぐなわけ、銃さえあれば」
「で、俺が勇者か」
「そうすりゃ、そのリッシュとかって彼女にもいいかっこ出来るでしょ?」
「べ! べ! 別に! いいかっこがしたいんじゃねえぞ!」
からかい口調のディージェイにカデットが怒鳴る。
「まあまあ、そうかっかしなさんなって。でね、あんたが一人で登録してるから……」
「看護婦、ねぇ」
そんな上品には見えない、と言おうと思ったが口には出さない。自信たっぷりにいうディージェイ。しかしカデットには、彼女がドラゴンを倒せるとはとても思えなかった。
「ま、何もしないよりはましか……。上手くいけば参加賞くらいはもらえるかもしれないしな」
大会一日目、帰らずの森、昼過ぎ。
その名に似合わずとてものどかな風景の森だった。
ドラゴンどころか鳥以外の動物は殆ど見当たらない。時々銃声が聞こえるので何かがいるのだろうが、やる気一杯のディージェイの前には、まだ何も現れていない。
「何よこれ? 「帰らずの森」なんてげさな名前付けちゃってるわりに」
「近頃はドラゴンも随分と減ったからな。さっきの銃声だって熊か何かだろうな。こりゃ、先にドラゴン見付けた奴が勇者って事になりかねんな」
ガサッ。
そばの草むらから音がして、二人共足を止めた。
「よーし、ディージェイ、見てな。片手とはいえ俺はマーベリック家の次期の騎士だってところ、見せてやっから」
「は?」
音のした草むらにカデットが飛び込んでいった。
「覚悟ぉー!」
「なんのこっちゃ……」
何やら争っている音が数分。音がやみ、カデットが土だらけで出てきた。
「アースドラゴン、一丁あがりだ!」
「アース、ドラゴン? ……それ?」
満面の笑みのカデットの左手には、1mほどの「トカゲ」が握られていた。
「ああ、こいつの牙はとても鋭くてな。子供の足くらい軽く引きちぎる、恐ろしい奴さ。ま、俺様にかかりゃざっと――」
言い終わらないうちにディージェイはそばの切り株に腰掛け、昼食の準備を始めた。
「お、おい! なんだよディージェイ! どうしたんだ?」
「はぁーーーっ」
とても長い溜息。
「ねえカデット、参考までに聞くけどさ、去年の勇者が倒したドラゴンってどんくらいの奴?」
「え?」
アースドラゴンをそばに置き、カデットもディージェイの横に座った。
「去年? 去年のは凄かったぜ。銃の性能が良かったとはいえ、あれは凄いと思ったよ。2m近くのレッドドラゴンだった。全身を硬い鱗(うろこ)で覆われていて剣では倒せない奴さ。強力な尻尾を持っててな、子供なら3mは軽く吹き飛ぶって恐ろしく強いドラゴンだ」
「2mって、高さが?」
「え? ははは! 何いってんの。そんなでかいドラゴンがいるかよ。長さだよ、頭から尻尾の先までだ。ん? どうしたんだ?」
ディージェイは頭を抱えてうつむいていた。
「何? どこか具合でも悪いのか?」
「さ、魚釣ってんじゃないんだから、なんて平和ぼけした町なの、ここは……」
「え?」
「アースドラゴン? ただのトカゲじゃないの……あほくさ」
小さくぶつぶつとつぶやくディージェイの声は、カデットには届いていないようだった。
「あたし昼寝する」
返事も聞かずに地面に転がるディージェイ。
「昼寝!? き、危険だぜ! こんなところで! レッドドラゴンは昼でも出るぞ!」
「あっそ。そんときはあんたが何とかしなさいよ。じゃ、おやすみ」
「ディージェイ!」
その後、何度か叫んだカデットだったがディージェイは完全に寝てしまった。
「いくら俺が強いったって、そんなに頼られちゃなあ。ま、いいさ。ディージェイ、俺が守ってやるぜ!」
ぽかぽかと暖かな日差しが心地良い午後だった。
目覚めたディージェイと共に森の奥へと進んだカデット、何度かドラゴンに出会った。
「マッドドラゴンだ!」
「またトカゲじゃん」
「グラスドラゴンか、こんな奴が今時いるなんて!」
「緑色のヤモリ……」
「うわっ! ブ、ブルードラゴンだ!」
「ははは、変な顔ー」
カデットの言う○○ドラゴン、その全てが1mくらいのトカゲやヤモリだった。それはディージェイの知っているドラゴンとはかなり違ったものらしい。
「なあディージェイ。もう少し真面目にやってくれよ。こんなことじゃ賞金、他の奴に取られちまうぜ」
死闘の末に倒したブルードラゴンを抱えて、カデットがぼやく。
「あんたなら一人で大丈夫よ。なんたってブルードラゴンを片手で倒しちゃうんだもん。あたしなら無理だよ、そんなに凄いこと」
かなりの皮肉のつもりで言ったのだが……。
「まあな。マーベリック家の騎士の手にかかりゃ、あのくらいのこと、どーってことないさ」
当人は一向に気付かない様子。
「はぁー。賞金はすっごく欲しいんだけど、あたしにも剣士(ナイト)としてのプライドってもんがあんのよね。トカゲ狩って銃を手に入れたなんて、恥ずかしくて言えないし……」
ぼやくディージェイの目の前に、突然巨大なトカゲ、いや、イエロードラゴンが現れた。
「あ! 危ないディージェイ! 逃げろ!」
カデットが叫んだ。一方ディージェイは。
「ぎゃーぎゃーやかましくしないでよ」
飛び掛ってきたイエロードラゴンを素手でぶん殴った。吹き飛んだイエロードラゴンは太い木に背中をぶつけ、地面で気絶した。
「……す、すげぇ、こ、これが、剣士、ナイトの力……なのか?」
呆けてディージェイの方を見るカデット。
「あんた、寝ぼけてんじゃないの……ったく」
「あのイエロードラゴンを! それもあんなでかい奴を一撃で!」
「あんたさぁ、町から出た事ないでしょ?」
「へ?」
カデットへのディージェイの口調は、出来の悪い息子に対する母親のようだった。
「何で知ってんだ?」
「別に。世の中はさ、まだまだあんたの知らない事でいーーーっぱい、ってことよ」
「は?」
辺りはそろそろ暗くなりかけている。
大会最終日の朝。
朝食を済ませ、森のさらに奥へ進んだディージェイとカデットは、別の参加者に出会った。去年の勇者、町の随一の貴族の息子、ロブ・フォリオとそのお供三名。
彼の手には最新型の2バレルライフルが握られていた。
「おはよう、カデット。今日もいい天気だね。ところでどうだい? 調子のほうは。いのししくらいは狩れたかな?」
ロブとお供が大声で笑った。
「今時、剣を使って大会に出る奴なんて、じじい達の他は君くらいじゃないか? 君もそろそろ銃を手に入れて、銃騎士(ガンナイト)になるための修行を始めたほうがいいんじゃないの?」
「う、うるせぇ!」
応えるカデットの声は、ロブのお供の笑い声でかき消された。ディージェイは「あたしには関係ない」という顔で離れて立っている。
飾りの沢山付いた銃をカデットの目の前で二度三度振り回しながら、ロブ・フォリオが続ける。
「今回、僕が勇者になったら、リッシュちゃんは頂くよ」
「な? ななな、なにぃ!」
血走った目でカデットがロブを睨む。握られたこぶしがわなわなと震えている。
「彼女みたいな素敵な女性が、今時、剣士(ナイト)なんて田舎者についていくわけないじゃないか。彼女にふさわしいのは強くて勇ましい、誇り高き銃騎士(ガンナイト)さ。僕のようなね。ま、君も少しは頑張りな。その古ぼけた剣でね」
笑い声と共に貴族集団は去っていった。
手近の岩を蹴って、カデットがわめく。
「うっせぇ! 銃がなんだってんだ! 俺の剣は古ぼけてんじゃねえぞ! 親父から受け継いだ由緒ある聖剣だ! そんな玩具みてえな銃になんか負けねえぞ! ……たぶん」
八つ当たりが終わり、座り込むカデットにディージェイが声をかけた。
「何なの、あいつ?」
「ロブ・フォリオ、金持ち貴族フォリオ家の長男、去年の勇者だ。すっげーヤなやろーさ」
「去年? 赤トカゲひっつかまえたって、あれか」
「レッドドラゴンだ!」
「いいわよ、どっちだって似たようなもんじゃないの。ふーん、あんたの恋敵ってわけね」
からかうディージェイだったが、カデットは溜息で返すだけだった。
「あんなやろうでも銃闘士(ガンファイター)だもんな。来年辺りは銃騎士(ガンナイト)か。ちっ! ロブなんぞにリッシュを取られてたまるか!」
「あんたも少しくらい言い返しゃいいのに。言われっぱなしじゃないの」
呆れた顔でディージェイが言った。
「俺だって言いたいことは山ほどあるさ。でも、あのやろうのいった事も本当さ、悔しいけどな。今時、剣士(ナイト)なんて流行んねえし、剣で銃にかなうわけもないし……」
「そうとは言い切れないわよ。要は腕次第ってね」
「なぐさめはいいさ」
冷めた表情のカデット、ディージェイのほうはにこにこしていた。
太陽が随分と高くにある。そろそろ昼だ。
「もう昼か、急がねえと、あっという間に日没だな」
「ほーんとね」
険しい表情のカデットに比べ、ディージェイは何も考えていない風だった。
「なあディージェイ、もっと真剣にやってくれよ。この大会で俺の一生が決まるかもしれないってのによぉ」
「大袈裟ね。真剣にったってねえ、あたしの出番なんて全然ないじゃんか」
と、その時。近くで大きな銃声が聞こえた。
「近いわね」
「行ってみようぜ!」
「何で?」
渋るディージェイの手を引き、カデットは銃声のした方へと駆けていった。
森の一番奥、開けて岩場になった部分に出た。
そこには、先ほどの貴族、ロブ・フォリオとそのお供、そして……ドラゴンがいた。
それは今まで見てきたトカゲとは全く違うものだった。
体長は5m近く、腕は人の胴体ほどの太さがあり、全身を強固な鱗(うろこ)で覆われている。頭には鋭い角(つの)が数本あり、口から覗く牙は肉切り包丁を連想させた。たえず不気味な唸り声を上げている。
岩場を棲家とする龍で、ロックドラゴン(岩龍)と呼ばれている種類のものだ。
「……」
驚きのあまり声の出ないカデット。彼は、ロックドラゴンを見たことが無いのはもちろん、これほど大きなドラゴンなど生まれてから一度も見たことがなく、また、このような大きな生物がこの世に存在するということすら知らなかった。
恐怖で全身汗まみれで震えている。
「ロックドラゴンじゃん、珍しい。こんなところにもいるんだ」
ディージェイの軽口は、もはや彼の耳には届いていない。
「た、た、た、助け……」
どこからか、か細い声が聞こえる。
それは、ロックドラゴンに睨(にら)まれて身動き一つ取れないほどの恐怖に包まれた、ロブ・フォリオの声だった。お供の三人は今にも気を失いそうである。
「なんじゃありゃ? ねえカデット、これくらいのロックドラゴンならさ、あんた勇者になれんじゃないの?」
にこやかに言うディージェイ。だが返事はなく、カデットは口をぱくぱくさせているだけだった。目は殆ど白目に近い。
「何やってんの、あんた?」
突然、ロックドラゴンの咆哮が辺りに響いた。
「ぎゃああああぁぁ!!」
ロブの叫び声もまた辺りに響く。お供の三人はとうとう気を失った。カデットがまだ声も上げず気も失わず立っていた。さすがは騎士の息子である。
「ちょっと! そこのあんた、何やってんの! 銃持ってんでしょ? さっさと撃ちなさいよ! 喰われても知らないわよー!」
ディージェイが声をかけるが、ロブには届いていない様子だ。彼の銃は地面を向いたままだった。
「ったくもう、世話の焼けるがきだこと。カデット、これお願いね」
カデットに自分の荷物を投げつけ、ディージェイは走り出した。荷物をぶつけられて始めて、カデットは我にかえる。
「え? あ? 何? どうした? 荷物? ……おいディージェイ! どこ行くんだよ!」
ロックドラゴンがロブ達との距離をじりじりと詰めてきた。大きく鋭い眼光はロブを捕らえて離さない。尾がふらふらと左右に揺れる。両者の中間辺りにめがけてディージェイが走っていく。
両手で剣を低く構えたまま足場の悪い岩場を跳ねるような格好でロックドラゴンとロブに近づいていく、が、剣は鞘(さや)に収まったままだ。
「がきー! 銃を構えなさい! 早く!」
ようやく聞こえたらしいロブがディージェイの方を向く。
「た、た、助けて……」
その表情は、まことに情けないものだった。涙と鼻水と脂汗でぐちゃぐちゃになり、その上、恐怖で険しくなった顔、確かにがきである。剣を構え、走りながらもう一度ロブに向けて叫ぶ。
「銃よ銃! ドラゴンに向けなさいってば!」
言われてロックドラゴンに向き直ったロブが見たものは……巨躯を上下させ突進してくるロックドラゴンの恐ろしい口だった。
「わぁぁーーー!!」
叫びながらも銃を構えたのはさすがであった。
ドォォン!
ロブの銃が大音響と共に火を噴いた。
弾丸はロックドラゴンの右前足に当たった、が、二、三枚の鱗が飛び散っただけで、その速度は全く衰えていなかった。ロックドラゴンには痛みとは感じられないほど、小さな傷でしかないようだ。
「あほがき! まだよまだ! 撃てなんて言ってないでしょが!」
剣を大きく振りかぶりながらディージェイが叫ぶ。彼女は今、ロブの前、ロックドラゴンの道筋に辿り着いたところだった。ロックドラゴンの口が大きく広がる。距離は3mとない。
「ディージェイ!」
「助けてくれー!」
「うるさいがきどもね」
剣をくるりとまわし、下からすくい上げるように振る、そして……。
ガンッ!
剣の鞘がロックドラゴンの顎(あご)を捉えた。
「たぁっ!」
力一杯に剣を振り抜くと、何と、ロックドラゴンの頭が大きく上を向き、その体がわずかながら浮いた。
カデット、ロブ、そして銃声で目を覚ました三人のお供は、その様子を口を半開きにして見つめていた。
「ガァッ!!」
ロックドラゴンから唸り声が上がる。
「顎の下! 撃ちなさい!」
振り向いてロブに怒鳴るディージェイ。ロブは一瞬ぽかんとしていた。
「さっさとする!」
もう一度言われて、ロブは引き金を引いた
ドォン!!
再び辺りに銃声が響き、それに重なりロックドラゴンの唸り声も上がった。ディージェイが鞘で殴った辺りに拳大の穴が開き、ロックドラゴンは口からどす黒い血を噴き出し、そしてその場に崩れ、辺りは静かになった。
「ったく、とろいがきね」
銃声が消え、ロックドラゴンの断末魔も消え、更にしばらくたってもロブは引き金を引いたままの姿勢だった。お供三人の口は開きっぱなしで、喉の奥まで見えそうだった。
「ディージェイ!」
カデットが走ってきた、が、何を言ったらいいのか判らないらしく、ディージェイとロックドラゴンを交互に見ているだけであった。深く息を吸い込み、そして吐く。それでようやく、いくらか落ち着いたカデットだった。
「ディージェイ!」
「何よ、うっさいわね。そうよ、あたしの名前はディージェイ。で、その次は?」
「す、す、すげえな! あんた! その……」
「んーーー?」
ディージェイの表情がにこやかに変った。
「すげえ! 俺、あんたを見直した! ……いや、そんな陳家なもんじゃねえ。俺、感動した!」
「ふんふん、それで?」
胸の前で腕組みをし、顎を少し上向きにしながら次の言葉をうながすディージェイの表情は、楽しげであった。
「ディージェイ! あんた、すっげぇかっこいい! 剣士(ナイト)……そう! まさしく剣士ってもんだ!」
「ま、それほどのことはあるけどねー」
感動のあまり、カデットはとうとう泣き出していた。ディージェイの両手を取りぶんぶん振り回しだした。
「すげえ、すげえ、かっこいい……剣士って、いいよ……すげえよ、ディージェイ……」
もう言葉になっていない。
カデットの感動が多少は収まった頃を見計らってディージェイが話す。
「いやー、そんなに感動されると、さすがのあたしもちいとばかし照れちゃうね。あのくらいのこと、実は軽いんだけどね……」
その言葉を聞き、再び涙を流すカデット。
「か、か、軽い! あんたって、もっと、もっともっともっと、もーーっとすげえのか!」
さすがにかなり照れくさくなり、頭をぽりぽりとかきながら言う。
「いちおう剣士の称号、持ってるしさ、誰でもあのくらいはどおってことないよ……ん?」
何気なく下を向き、ようやくロブ達の存在を思い出した。
「何やってんの、あんた?」
鞘の先で軽く突付かれ、ようやく我に返ったロブだった。
「え? あ?」
「どーでもいいけどさ、お礼の一言くらいあったって、いいんじゃないかしら? 勇者さん?」
我に返ったロブだったが、まだ先ほどの衝撃が尾を引いてるらしく、ロックドラゴンとディージェイ、カデットを順番に眺めながら、口をぱくぱくさせている。
「あ、あ、ありがとう! ございますっ! 一体何といったらいいのか……」
ディージェイとカデットが「こいつらぼけてるから、ほっとこう」と言い合い、そろそろ昼食にしないかとディージェイが言い出した頃、ようやくロブが正気を取り戻したようだった。
ロブはガバッと起き上がり、ディージェイとカデットの前に走りこんできた。地面に正座し額をこすりつけながら言葉を続ける。
「あなたが助けてくれなければ私達は今頃……本当にありがとうございました!」
「判った判った、もういいってば」
カデットに加えてロブにまでこんな風に素直に感動され、さすがに面倒になったらしく、彼の言葉の終わらぬうちに歩き出した。
「いえ! 私の気持ちが! そうだ! 何かお礼を!」
「もういいって、大したことしてないしさ」
「そんな……」
更に続けようとするロブの目の前にいきなりディージェイの顔が現れた。
「あのね、あんたの気持ちはよーく判った。でもね、あたし、これでも剣士(ナイト)なのよ、ナ、イ、ト。人にほどこし受けるほど落ちぶれちゃいないの。そりゃお金はないけどさ」
そこまで言われて、ようやくロブは引いた。
「で、で、では、先ほどの化物を町に持ち帰って下さい。そうすれば大会の賞金が――」
「あげるわよ。倒したのはあんたじゃないの。いいわよね? カデット」
うなずくカデット。
「ディージェイが良ければいいさ。俺はなんもしてないから」
「じゃ、そういうことだから」
更に何か言おうとしたロブを置いて、二人は歩き出す。
「私の気持ちが……」
昼食を済ませ、ふらふらと歩いていると、あっという間に夕方になった。
「なあディージェイ、そろそろ帰ろっか」
「ん? いいの? ドラゴン探さなくて。あんた、一匹も持ってないじゃないの?」
「賞金はちょっと惜しいけど、もういいよ。あんな凄いの見せられちゃあな。俺もさ、銃騎士(ガンナイト)なんてちゃらちゃらしたんじゃなくて、ディージェイ、あんたみたいな本物の剣士(ナイト)を目指すことにした」
カデットの顔が随分とりりしくなった気がしたディージェイだった。
「へー。いっちょ前のこと言うじゃないの。銃騎士がちゃらちゃらしてるかどうかは別にして、その心がけ、いいんじゃない? 頑張んなさい」
二人は町に戻ってきた。日没までにはもうしばらくあったが、大半の参加者は帰ってきていた。皆、それぞれがドラゴンを数匹持っていた。
「トカゲ、たしかにトカゲだな、あんなもん」
誰にともなくつぶやくカデット。
三人がかりで2m近くのレッドドラゴンを抱えている一行がおり、どうやら彼らが今のところ、優勝候補のようだった。
「カデットー!」
二人の方に女性が駆けてきた。カデットの恋人のリッシュだった。
「リッシュ!」
「怪我はない? 大丈夫だった?」
手を取り合いながら言葉を交わすカデットとリッシュ。ディージェイはそばの木箱に腰掛けて、くしゃくしゃになった煙草に火をつけていた。
「大丈夫さ。リッシュ、すまん。俺、ドラゴン一匹も倒してこなかったんだ」
「ドラゴン? いいわよ別に、カデットが無事なら……」
煙草をふかしながらディージェイはブーツでそばの石をごりごりといじっている。
「青春だねー」
二人には聞こえないよう、小声でぼやいている。
「俺さ、親父の跡を継いで、騎士(ホーリーナイト)を目指すよ」
「そう! お父様、きっとお喜びになるわ!」
「なんだ? こいつ騎士の息子なのか。ふーん、そういえば出発前に何か言ってたっけ」
ぶつぶつといいながら煙草をふかしていると、ディージェイの視界にロブ・フォリオが入ってきた。
「おーい、がきんちょー」
ぶんぶん手を振るディージェイに気付き、ロブが走ってくる。
「ありゃ? あんた、さっきのロックドラゴンは?」
だらけたディージェイに対し、ロブは背筋を伸ばし、全身がこわばっている。緊張しているらしい。
「は、はい! あれはやはりあなたが倒したようなものであり、私がそれを横取りするような真似は、その、出来ません! なので、あそこに置いてきましたです!」
「ふーん、意外に真面目なのね」
「はっ!」
ロブが敬礼の格好をした。何か勘違いしている風だったがディージェイは特に気にしない。
「わ、わ、私も、剣士(ナイト)になるべく、日々精進することにしました!」
「そう? 頑張ってね」
「はっ! では、失礼致しますっ!」
一礼するとロブはぎこちない足取りで去っていった。しばらくして会場の辺りから歓声が上がった。
「ねえカデット、何かあったみたいよ?」
あつあつの二人にディージェイが声をかけた。
「何だろう、行ってみよう」
ディージェイ、カデット、そしてリッシュは歓声の上がった方へ向かった。
「な! 何と! 凄いことになりました!」
広場の中央に組まれた台の上で、司会の八百屋が叫んでいだ。
「こんな凄いものを、私は物語でしか知りません! 小山ほどもあるドラゴンです! まるで神話の世界の出来事のようです! これを倒したのは、大地主グレス家の長男、ギム・グレス、その人です!」
司会の八百屋にうながされ、男が周囲に手を振る。
そこには、数時間前、ロブ達を恐怖させ、ディージェイが倒したあのロックドラゴンの死骸が置かれていた。
「何言ってんだ! あれはディージェイが!」
カデットが叫ぶが歓声の方が大きく誰にも聞こえていない。ディージェイは澄ました顔でその様子を眺めている。
「では! 勇者ギム!」
言われて、ギム・グレスが歓声を手で制してから、喋りだした。
「いや実際、私も驚いたよ。この恐ろしい怪物が岩場にいたのを見付けた時は。こいつが私達の方を睨みつけ、そして襲ってきた。しかーし! 私に恐怖は無かった。こんな恐ろしい奴がもし町に現れたら、そう考えると恐怖など消し飛んだ。何としてもこの怪物を倒さねば! 私は怪物に立ち向かった! 死闘の末、何とか倒すことが出来たのだ!」
ギムが言葉を切ると、周囲から大歓声が沸く。
先のロブ達やカデットの例を出すまでも無く、この町の住人は体長5mを超える生き物など一度も見たことはない。そんなものは、それこそ物語の中での出来事だと誰もが思っている。それが今、目の前にいる。騒ぐなというほうが無理というものだ。
「ディージェイ! あいつ……」
カデットは必死にディージェイに訴える、が、当のディージェイは先ほどから変らず澄ましている。
「なあ、ディージェイ」
「いんでないの? あたしはさ、別に人に褒めてもらうためにあれ倒したんじゃないし。そもそもあいつを倒したのは、さっきのロブとかいうがきじゃない。あたしはちょこっと手伝っただけよ」
さらっと言うディージェイだったが、カデットの方は全く納得できない様子だった。
「くそ! 我慢できねぇ! 俺が言ってやる!」
「やめといたらー?」
面倒くさそうに言うディージェイの制止を振り切り、カデットは広場の中央へ向けてずんずんと歩いていく。
「――その時! この恐ろしい怪物の尾が我々の頭上に振り上げられ……ん? 何だね、君は?」
ギムが演説を中断し、目の前に現れたカデットをわずらわしそうな目で見る。
カデットは大きく息を吸い込み、そして吐く。
「そのドラゴンはお前が倒したんじゃないだろ!」
そう叫んだのは、カデットの隣から顔を突き出したロブ・フォリオだった。
「ロブ?」
いきなりの大声でカデットは驚いていた。
腰に手を当て、ロブが続ける。
「そのドラゴンは、あそこにいる誇り高く勇敢な剣士(ナイト)、ディージェイさんが私を救うために倒したのであり、お前などではない!」
ロブの言葉で一瞬呆けたギム・グレスだったが、すぐにその表情は笑顔に変り、そして大声で笑い出した。
「剣士(ナイト)? は! はーっはっはっは! お前、確かロブ、だったな。何を言い出すかと思えば。お前にはこの怪物が見えんのか? こんな恐ろしげな生き物をお前は今までに見たことがあるか? 剣士だと? 剣士ってのはあれか? 剣をぶんぶん振り回してるあの時代遅れのことか? そんな奴らにこの怪物を倒す力なんてあるわけがないだろうが! 第一、こいつの鱗は剣なんかじゃ傷一つ付かないぞ?」
にやにやしながら言うギムとをロブが睨む。
「とどめは私の銃だが、それを可能にしたのは彼女の剣だ!」
再び大声でギムが笑った。
「なあロブ。お前がこの怪物を見て驚いているのはよーく判ったよ。だがな、自分がとどめを刺したなんて嘘は、みっともないからやめたほうがいいぜ。だったら何でお前がこの怪物を町に持ってこないんだ?」
「私は! 彼女の手伝いをほんの少ししただけで、倒したのはあくまで彼女だから――」
「はっ! もういい、もういい。ロブ、早く家に帰ってベッドに潜り込んでな」
ギムの言葉と周囲からの罵声でロブは会場の隅へ追いやられてしまった。
「なんて奴だ……」
ロブと共に隅に追いやられたカデットがつぶやく。ロブは悔し涙をこらえ、体を震わせている。
「私は、私は何と言われたって構わない。だが奴は剣士(ナイト)を侮辱した! 以前の私も奴と大差なかったが、今は……くそっ!」
そばにあった樽を蹴飛ばし涙をぬぐうロブ。見ると彼の腰にはいつの間にか剣が下がっていた。
「なあカデット、一体どうしたらいい? あんな卑怯な奴を許せるか?」
「ガキンチョー、なーに熱くなってんの」
いつの間にかディージェイが二人のそばにやって来ていた。隣にはリッシュもいた。
「ディージェイさん!」
「ディージェイ……」
相変わらず涼しげなディージェイ。
「言いたい奴には言わせときゃいいし、ロブだっけ? あんたがあのロックドラゴンを倒したってのは、あんたが一番よーく判ってんじゃん。剣士がその剣を振るうのはさ、誰かに見せる為でもお金の為でもないのよ。ねえカデット、あんたもお父さんにそんな風に言われたことない?」
「……ある、けど……」
「人に何を言われようと、認められなくても、我が道、信じる事を貫く。何より自分に誇りを持つこと、それがさ、本当の剣士や騎士だって、あたしはそう思うよ」
ディージェイの言葉にカデットとロブは頷く。が、やはり悔しさは隠せないようだった。
「そのお嬢さんの言う通りだ、カデット。そしてロブ・フォリオ」
ディージェイの後ろから年配の男が声をかけてきた。
がっしりとした体格、堀の深い顔には立派な髭があり、その腰には古びた剣が刺してある。
「親父……」
「へ? あんたのお父さん? ってことは……騎士(ホーリーナイト)?」
「初めまして、息子が色々と世話になったようで、遅ればせながら、ありがとうございます」
深々と頭を下げるカデットの父。騎士、ランス・マーベリック。
慌てて手を振るディージェイ。
「いやいやいや! あたしは別になんもしてないです! 人に礼をされるようなことはなにも!」
しばらくして頭を上げると、ランス・マーベリックはにっこりと微笑んだ。
「剣士、騎士としての誇り……あなたのような若い方がそんな風にいうのを、久しぶりに耳にしましたよ。最近は皆、銃を好んで使いたがりますからね。こんな田舎町では、本当の剣士(ナイト)や騎士(ホーリーナイト)は、もう数えるばかりになりました。私を含め、皆、老人ばかりですがね。カデットが、息子が銃騎士(ガンナイト)になりたいと言うのなら、それでも良かろうと思っておりましたが、どうやら……」
息子、カデット・マーベリックを見るランス。
「俺は、騎士、ランス・マーベリックの息子。親父の剣、使わせてもらうぜ!」
にっこりと微笑んで応えるカデット。
「修行仲間も出来たようだし、なあ、ロブ・フォリオ?」
言われて、こちらも微笑むロブだった。
「リッシュちゃんをめぐっての恋敵って奴ね」
二人に向けディージェイが言い、一同に笑いが起こる。
遠くではギム・グレスの演説がまだ続いていた。日没が近いらしく、辺りは暗くなってきていた。
「そういやさ、ディージェイ。あんた、なんで銃なんて欲しがってたんだ? あれだけの腕があるのに」
カデットの言葉に、ディージェイの顔はあからさまに引きつった。
「え! あ? あー、そ、そう、そのー、そうよ! あの、た、頼まれたのよ! そう! 友達にさ、頼まれちゃってさ! あたしが旅に出るって言ったらさ、じゃあついでに銃を買ってきて、ってね!」
その笑顔はとてもとてもぎこちなかった。見ると冷や汗だか脂汗だかでびっしょりになっている。
「へえ、そうなんですか。それは、申し訳ないことをしましたね」
すまなさそうに言うロブとは目を合わせず、ひひと笑い続けるディージェイ。
「……(い、言えない! あんだけかっこいいこと言っといて、実は剣士がダサいから銃騎士になりたかったなんて、口が割けてもいえんぞ!)」
おろおろするディージェイの気持ちなど全く気付かず、ロブが、なら自分の銃を譲ろうか、などと言い、ますますたじろいでしまう。
「い! いいのよ、そんなこと! べ、別に急いでるわけじゃないしさ! ま、まあ、そのうち手に入れるから!」
「あら? 何かしら、あれ……」
取り繕うディージェイの横で、空を見上げたリッシュが何気なく言った。
リッシュの指差す方向には、一羽の鳥が飛んでいた。
何とか話をそらそうとディージェイも空を見上げる。
「え、あ、あら、本当ね。何かしらー。鳥、烏(からす)かな? ……ん?」
瞬間、笑顔が消えた。
ディージェイの様子を見て、一同も空を見上げた。
その鳥のシルエットは降下してきた。すぐそばを飛んでいると思われたその影は、予想外にどんどん大きくなっていく。距離感がわからない。
「……アーマー、ドラゴン」
そろそろ日没だというのに、勇者ギムの演説はまだまだ続きそうだった。
群集の中の一人の女性が、空を見上げて呆けている。
「何だ、あれは?」
つられて周囲の者も上を見た。夕日で紅い空に巨大な影があった。一瞬の静寂、そして……。
「ば、化物だぁぁーー!!」
一人の男が叫び、一気に群集はパニックになった。
大きな地鳴りと共に、影が広場の中央に降り立った。
あまりの大きさなので、それがドラゴンだと判るのにしばらくかかる。
顔の先から尾までの長さは20m近く、一枚が盾ほどもある赤い鱗(うろこ)が全身をびっしりと覆っている。背には巨大な翼があり、広げれば30mはゆうに超えそうだった。その巨大な口からのぞく無数の牙は、夕日色に輝いていた。
群集はあっという間に散り散りになる。
演説を続けていたギム・グレスは、その巨大な『ドラゴン』のほうを見たまま、口を半開きにしたまま完全に固まっている。
ぶん、と風を切る音がして、ドラゴンの顔がギムを捉える。大きすぎてそれと判りにくい目がごろりと動き、威嚇であろう咆哮を上げた。
空気がびしびしと震え、ギムはぺたりと座り込んだ。
「アーマードラゴン、でかいな。ロックドラゴンの死体につられてやってきたのかな?」
広場に向けて走るディージェイがつぶやく。少し後ろにカデットとロブもいた。
「ディージェイ!」
「あんたら、何やってんのー?」
「え? い、いやー」
どうやらつられて走っていただけのようだった。
「まあ、見てなさいって」
にこにこしながら、二人に手を振り、走っていった。
「剣士(ナイト)のさー、かっこいいとこ、見してあげるからさ!」
大声で怒鳴ると、ディージェイは広場のアーマードラゴンへと駆ける。立ち止まり、顔を見合わせるカデットとロブ。
「かっこいいとこ……って?」
広場中央に組まれた演説台に辿り着いたディージェイが、今年の勇者、ギム・グレスに声をかける。
「よっ、勇者さん。このアーマードラゴン倒してよ、ね?」
片目をぱちりとしながらディージェイが言うと、驚いたことにギムが立ち上がった。
「おう! 任せておきなさい!」
ギムは自慢の最新式銃をアーマードラゴンの鼻だか額だかに向けて構えた。
どうやら彼は、あまりの恐怖のため、目の前で起こっていることを理解できていないようだった。脳の限界を超えた出来事のおかげで恐怖心も吹き飛んでいた。
ギムが最新式の銃の引き金を引くと、ロブ・フォリオの銃の数倍の音がしたが、アーマードラゴンの巨大さの前では、それはあまりに頼りなかった。
カキッ! と軽い音がして、弾丸はアーマードラゴンの皮膚にいとも容易く弾かれた。
「どうだ!」
叫ぶギム、完全に我を忘れている。
「なんのこっちゃ」
言いながらディージェイは剣を鞘(さや)から抜き、荷物から取り出していたゴーグルをつける。
「よーし、やるか……」
両手で剣を握り、全身に力を込める、と、彼女の髪の毛がざわりとなびいた。直後、ディージェイのいた場所に埃が舞い上がる。
ディージェイは15mほど先にいたアーマードラゴンの眼前にいた、舞い上がった埃が地面に落ちるより速くに。
「だああぁぁぁぁぁぁ!!」
ディージェイが叫び、アーマードラゴンもまた叫ぶ。
巨大な口が開き、ずらりと並んだ牙の奥が光る。轟音と共に喉元が高熱を発し、上下の顎を開いたそこから炎球が爆裂した。
爆音が広場の演説台や何やらを全て吹き飛ばし、ディージェイのいた辺りは炎球で大穴と化していた。
「ディージェイ!!」
カデットが叫ぶ。ロブは口を空けたまま身動き一つ取れないでいる。遠くにいるリッシュは顔をそらし、ランス・マーベリックの腕にしがみついていた。
ランスは爆音のした地面、その上を鋭い眼光で捉えていた。彼の視線の先に、ディージェイがいた。
空中で姿勢を立て直しながら、剣を大きく振りかぶっていた。
「生意気な奴ね」
くるりと体を回転させ、アーマードラゴンの頭部目掛けて降下していく。
「そりゃっ!」
ディージェイの剣がアーマードラゴンの首筋を捉えた。鈍い音がして、鎧と化した皮膚が辺りに飛び散り、そこから赤黒い体液が噴き出した。
「ガァァァッ!!」
唸り声をあげ、その巨大な翼をはばたかせるアーマードラゴン。
「ばーっちりね」
ドラゴンの頭部の角の一つを蹴って着地したディージェイが、にこりと微笑む。
「よーし、とどめだい!」
再び剣を構えた、が……、その剣からビシリと小さな音がした。
「ん?」
そして、彼女の剣は音を立てて派手に砕け散った。
「ありや? やっぱ安物は駄目ね……」
刃のない剣を眺めているディージェイに向かって、空中からアーマードラゴンが迫ってくる。炎球が強烈な速度で降り注ぐ。
「やばっ!」
慌てて飛びのくと、地面に激突した炎球が再び爆発して、灼熱の大穴が開く。地鳴りと共に降り立ったアーマードラゴンが大地を蹴ってディージェイへ突進してくる。
「うーん、ひょっとして、ピンチ? か?」
刃の砕けた剣を構えて、猛進してくるアーマードラゴンを睨む。
と、風を切る音と共に、一本の巨大な剣がディージェイの足元に刺さった。
「これは!」
彼女の身の丈ほどある剣、握り部分に小さな飾りが付いている。
「使ってください!」
声の主は、ランス・マーベリックだった。
ディージェイはその剣を握り、上から下までを眺める。
「……ドラゴン、バスター、か」
つぶやき、ランスに向けて軽く手を挙げる。ランスは微笑みで応える。
その剣、ドラゴンバスターを再び握り直し、構え、突撃してくるアーマードラゴンを鋭く睨みつける。
「よーし、来なさい、トカゲちゃん」
アーマードラゴンが咆哮をあげ、ぐんぐんと迫ってくる。と、ディージェイもまたアーマードラゴンに向けて走り出した。
巨大な口が光り、今までで一番大きな炎球が、ディージェイに向け、放たれた。
「たぁっ!」
炎球めがけてドラゴンバスターを振ると、炎球は彼女の体を避けるように四散して、周囲が爆裂する。
町の広場だったそこは、炎と煙と埃、瓦礫と穿たれた穴、まるで戦場のようである。
「さあ、おしまい、よ!」
ディージェイが走りながら剣、ドラゴンバスターを構え直す。その刃が夕日色に紅く光る。
突進から一転して翼をはばたかせたアーマードラゴン、その巨躯が浮く。
ディージェイの視線がドラゴンと地面との間に出来た、わずかな隙間に向いた。
空からの炎球攻撃へと転じようとするアーマードラゴンと、駆ける速度を増すディージェイ。わずかな隙間、アーマードラゴンの腹部の真下をくぐり抜けつつ……一閃。
「よっし!」
「ギャァァァーー!!」
アーマードラゴンの叫び声が広場だった戦場に響き、そして、その巨体が浮いたまま真っ二つとなり、ぐらりと揺れ、盛大な音と共に地面に落ちた。
ふう、と溜息を一つ、剣を一振りし、刃に付いた赤黒い体液を落とすと、ディージェイはカデットとロブ、ランスとリッシュの方を向き、にっこりと笑った。
「要は、腕次第、ってね」
それが合図のように、周囲から大歓声があがった。
「ディージェイ! やったー!」
群集を蹴散らさん勢いでカデットとロブが満面の笑みで駆けてくる。
カデットがディージェイに抱きつこうと手を広げたが、辺りから何百という群集が現れて、彼は地面に転げてしまった。
「本物の勇者様だー!」
「怪物を倒したぞー!」
皆、口々に叫び、広場は大騒ぎになった。
群集に押されるようにしてディージェイは、司会の八百屋のおやじが待ち構える、瓦礫の山の上に上がらされた。
「勇者様万歳ー!」
しばらくして、ディージェイが群集を手で制した。
「あのー、あたし、勇者じゃなくて、剣士(ナイト)なんすけど……」
三度四度、歓声があがる。
「剣士万歳ー!」
人々にもまれながら、カデットとロブも声を上げていた。ランスとリッシュは、その様子を離れたところから、笑みと共に眺めている。群集の中からカデットを見付けたディージェイが手招きをした。必死の思いで人波をかき分け、瓦礫で即席された台の下まで来た。
「すげえよディージェイ!」
泣きながら言うカデットの腕を無理矢理に引っ張り、瓦礫の台に上げるディージェイ。そして再び群集を制し、静かになったところにディージェイは言う。
「あのドラゴンを倒したのは、この人の剣のおかげです!」
そして片目をぱちり、「あと、よろしく」と言うと、ディージェイは瓦礫台を降りていった。
「へ? よろしくって、何を?」
訳がわからず、きょとんとしているカデットに向けて、またまた大歓声。
「マーベリック家、万歳ー! 騎士、万歳ー!」
またもや大騒ぎが始まった。
「はぁ、疲れるわ……」
人目のつかない所で、ディージェイがぼやいていた。そこにランスとリッシュがやって来た。
「いやはや、見事な腕前ですね、ディージェイさん」
微笑みながらランスが言う。ディージェイは立ち上がり、一礼した。
「いえ、あなたの剣のお陰です。ドラゴンバスター、とてもいい剣ですね」
「もういい年ですし、私にあの剣はもう使いこなせませんよ。あなたのような方に使って頂いて、剣も喜んでいます」
ディージェイは頭を左右に振り、瓦礫台の上で群集に手を振っているカデットの方を見た。
「ドラゴンバスター、あの剣にはもっとふさわしい人がいますよ」
にっこり笑い、ディージェイは言った。
「そうなってくれるといいのですが」
ランスもカデットを見る。
「リッシュちゃん。まあ、ゆっくり見守ってあげてね。彼、きっといい騎士(ホーリーナイト)になるよ」
リッシュの肩を軽く叩き、ディージェイが微笑むと、リッシュはうなずいた。
「はい!」
「では、失礼します」
再び一礼すると、ディージェイは広場とは反対側に向けて歩き出した。その背にリッシュが手を振る。
辺りはすっかり暗くなっていたが、広場ではまだまだお祭り騒ぎが続いていた。町の住民全員が集まり、その騒ぎは明朝まで続いた。
その後、カデット達の町で銃を持つのは狩人くらいで、他の者は皆、剣を握り、日々、その腕に磨きをかけていた。
『勇者のあかし』大会の賞金は、いつのまにか消えたディージェイにかわりカデットが受け取り、その資金でマーベリック家は新しい道場を構えた。
町の若者は勿論、昔、剣士や騎士として活躍した中年や老人までもが、その道場に通いつめ、その町はいつしか『騎士の都』として、周辺の国々に知れ渡るようになった。
ロブとカデットは、お互い良きライバルとして競い合い、共に腕を上げていった。彼らは今、闘士(ファイター)であり、数年後には剣士(ナイト)になるであろうことは誰の目にも明らかだった。
アーマードラゴンを倒した剣「ドラゴンバスター」は『聖剣』と呼ばれ、今はカデットが持っている。
ちなみに、リッシュをめぐる争いには、まだ決着が付いていないようだ。
リッシュの気持ちはカデットと決まっているのだが、父、ランス・マーベリックに「しばらく待って下さい」と言われているので、二人の婚姻はもうしばらく先のことになりそうで、ならば私が、とロブがアタックをかけているのだ。
「ねぇ、ならさ、そっちの……そう、それそれ。それはどお? 結構古そうじゃん?」
「駄目駄目、それはうちで一番安い銃だがな、パーツだって売れねえよ」
「じゃさ、その隣のそれは? でっかい傷ついてるからさ……」
「あのね、お嬢さん。いくらうちが町で一番安いっていってもね、二百しか持ってねえってんじゃ話にもなんねえよ。さ、もう帰んな」
「トリガーだけでもいいからさ、ほら、あっちの――」
『勇者のあかし』大会から一ヵ月後、あの町から西にずっといったところにある別の町の銃砲店で、若い女性と店主が言い争っていた。
女性の名前はディージェイ。若くして剣士(ナイト)の称号を持つ。
彼女は今、銃騎士(ガンナイト)になるべく、その第一歩として、なんとか銃を手に入れようと各地の銃砲店を巡っている……。
西の町の銃砲店。ディージェイは、とうとう店から追い出された。
勢いよく閉まる扉を睨み、そばにある柱をブーツで蹴飛ばすと、暮れる夕日に向かって叫んだ。
「ちぇっ……けんちぼーー!!」
『銃騎士物語 〜ガンナイトストーリー〜』
――完
********************
「出演」
・ディージェイ〜本名不明。剣士の称号と卓越した腕を持つ。敵は貧乏
・カデット・マーベリック〜闘士、剣士見習い。
・ロブ・フォリオ〜闘士、銃闘士見習い。
・ギム・グレス〜銃闘士。自称勇者
・ランス・マーベリック〜騎士、聖剣ドラゴンバスターの所有者
・リッシュ・ノーブル〜カデットの恋人
・八百屋のおやじ
・町の住民A女性
・町の住民B男性
・その他、住民多数
「称号一覧」
・剣士(ナイト)〜剣術使い
・騎士(ホーリーナイト)〜国家公認の剣士。剣士を統率することもある
・闘士(ファイター)〜主に剣を使って戦う。槍なども含まれる
・銃闘士(ガンファイター)〜主に剣と銃を使って戦う
・銃騎士(ガンナイト)〜剣と銃を自在に操る、現代最強と呼ばれる称号
※どれがもっとも強いのかは、個人の技量により、称号はあくまで対外的な「肩書き」にすぎない。
********************
小白竜
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編集ピィです。
GWライターバトル。編集長Vさん発案のこの企画、ずいぶんと長い時間がかかりましたが、やっと終わりました。
GW編集部やオフィスみさきの二人の予想、そしておそらく読者さんの予想のアリサさんの勝利を、北斗神拳でねじ伏せた、サー・ダイドーこと、ダイドー少尉。
つまり、現時点でGW最強ライターは、サーということですね。
サーにはGW編集部から何か、サーが喜びそうなものを贈呈する予定です。あの人が何で喜ぶのかは不明ですが。
話は少し変わりますが、このGWライターバトルの間のアクセス解析を少しやっていたんですが、途中で「凄い数字」がでてます。
アクセス数は以前よりほんの少し増えた程度なんですけど、いえ、それでもとっても嬉しいですよ? 凄いのは「ページビュー」という項目の数値です。
Seesaaやアクセス解析に詳しくない方に簡単に説明すると、アクセス数は文字通り、GWなどにアクセスしてきた人の数で、これがいわゆる「大ブレイクブログ」なんかの数字ですね。
対するページビューは、アクセスしていただいた方が、そのまま「GWのバックナンバーなどを閲覧している」数です。
例えば、GWをブックマークのお気に入りに入れてもらっていて、その方が1アクセスでGWに来て、最新記事を読み「そのまま」バックナンバーをサーフし続ける、この結果の数値が「ページビュー」値です。
最初に「凄い数字」と書いたのは、このページビュー数がアクセス数の「約14倍!」という結果です。
仮に30人アクセスがあったとして、その14倍なら、ページビューは……420です! 凄いですよ、これは。
何度か説明がありましたが、ゴーストライト(GW)は、いわゆるブログではなく、ウェブログシステムを利用した「娯楽雑誌」なんですよね。
雑誌には、当たり前ですがバックナンバーというものが存在して、面白いものが半年前の記事の中にあった、なんていうのはGW編集部としては、こちらも当然なんです。
ただ、今まで僕がGW紙面管理に追われて、バックナンバーをないがしろにしていたので、ライターバトル前のGWのバックナンバーは、あるようなないような中途半端な存在でした。この辺は反省です。
が! 編集長Vさん発案のライターバトルが始まって、紙面管理作業が副編アイさんに代わりました。
編集長の次に偉い人の副編集長アイさんが、ライターバトルを監修しつつ、同時に紙面管理やGW基本設定にまで手を入れて、その結果が「ページビュー14倍」です。
現在、副編アイさんは激務で休養中ですが、アリサさんか誰かがいっていた「たかが一ブログのゴーストライト」にここまで力を入れるのは、副編集長という肩書きではなく「アイさんの意地」ですね。
GWライターとして自身の連載を持っているけれど、あえて副編集長という位置で出来ることを最大限にやった、まさしく意地です。
アイさんは、GW半所属のアマチュア作家、飛鳥弥生さんの編集担当でもあるんですが、アクセス解析を見ると、飛鳥さんの作品もきちんと読者さんに届いています。
まだまだ課題の多いゴーストライトですが、ひとまずこれで完成と判断してもいいかな? と僕は思いま――。
ウウーーーー♪
エマージェンシー、エマージェンシー。所属不明の物体が接近。GW到達まで約2分。GWシステム、強襲迎撃モードに移行。各戦闘員は戦闘準備に入りつつ、待機せよ。GWサーチ、所属不明物体、亜高速の98%でなおも接近。自動防衛システム、全起動。バリア最大出力。
……はい??
今、GW編集部でまともに動けるのは僕くらいですから、ともかく出撃です!
Airwolf
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副編アイです!
もう言葉は不要ですね! 見るのみです!
アリサ「……本当にやり辛い相手ね、サー。未熟な腕で悪いけれど、やれるだけやらせてもらうわよ」
ダイドー少尉「我が全霊に死角なし!」
アリサ太刀VSサー太刀
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ぎゃーーー!! サーの首がぁぁ!!
鳩羽美咲「いやマー、首の一つや二つはいいとして(いいの?)、いつの間にアリサちゃんてば太刀使いになってんの!? ピィ! GWシステムでアリサちゃんの――」
編集ピィ「了解! 再びGWシステム・エマージェンシーモード!」
鳩羽美咲「はうっ(脱力)。なんでその装備とスキルでフルフル狩れるのよ?(涙) ドーピング一切ないし。いや、私が片手剣とかガンスとかの防御系で太刀苦手だから、上手な人は狩れるんだろうケド、友太刀もそうだったしさ。でも、フル相手の時は基本、片手剣で……ワカラン!!」
ダイドー少尉「解からぬものは解からぬと切り捨て、今、アリサは我輩の拳の射程範囲にある! これが事実であり全てである!(首がもげたのも事実である)」
アリサ「……つまり、かなりまずい状況ということ、ね」
ダイドー少尉「アリサ、静かに眠るがよい。おおぉぉーー! 北斗神拳奥義! 焔龍連撃脚!!」
焔龍連撃脚
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編集ピィ「は、入ったぁぁー!! 奥義炸裂!! アリサさんは? ……立てません!!」
…………。
………………。
え? ああ、はい。
GWライターバトル! 勝者は……ダイドー少尉です!!
『第1回GWライターバトル・決勝戦』
「アリサ VS ダイドー少尉」勝者〜ダイドー少尉(決まり手:焔龍連撃脚。試合時間:5日間?)
勝利者インタビューなどといきたいところなんですが、なんというのか、思考が全くついていけてないので、そういうのはまた後日ということで。
えー、GWライターバトル、副編アイでした!!(←混乱中)
美咲「ゲェーーッツ!! さすがはサー! 北斗スゲーぞ! んで、賭けは私の勝ちだな?」
欄丸「殆ど同士討ち状態でしたが、まぎれもなくサーの勝ちですね、残念ながら」
美咲「なーにーをー貰うかにゃーん♪ ニヒヒ!」
欄丸「皆さん。賭け事は慎重に行いましょうね?(涙)」
オフィスみさき、雑談
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<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/uvkqsNrnxGY&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/uvkqsNrnxGY&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
副編アイです!
GWライターバトル決勝戦、アリサさん対ダイドー少尉ですが、両者まったく譲らずで勝敗が見えず――
編集ピィ「アリサさんの勝利ですね、間違いなく! 「ヤンマーニ・モード」になったアリサさんは無敵ですよ!」
ヤンマー?
その辺りは少し解説しとかないと――
パァァーーン!!
副編アイ&編集ピィ「!!!」
何ですか!? 今、なんか凄い音が、あ! サーが流血!!
パァァァン!!
また? ああ! サーの額から血が噴き出して――
パパパパパパパパン!!
状況が全く判りません!
GWシステム、プログラムゥ、ドラァァーイブ!!(ピピー♪)
ライターサーチ、ターゲット、アリサ……エラー。ターゲットサーチ……エラー
GWシステムで補足できない!? いやいや! それは物理的にあり得ないんですけど?(涙)
編集ピィ「それはつまりこういうことです! アリサさんは――」
パァーーン!!
編集ピィ「GWシステム! トランスフォーメーション!」
GWシステム トランスフォーメーション
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GWシステム、強襲エマージェンシーモード起動。ターゲットサーチ、ライター、アリサ補足。最大望遠。
アリサ発見
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……ライフル? 単にライフルで狙撃してただけ?
それだけでGWシステムにエラーが出て、サーがダメージを??
どういったトリックですか?
ダイドー少尉「ふっ。無数に配置されたセントリーガンに殺気を抱かせ、チャフをばら撒き、当人は工学迷彩で気配を完全に消し、セントリーガンからの乱れ撃ちの中で一撃必殺を狙う……単独でありながら、さも無数の兵隊がいるかの如きその戦略、敵ながら見事であるが、が! 虎穴にいらずんば虎児を得ず! あえてその術中に身を置き闘うは北斗の宿命(さだめ)! ほぉぉーー! 北斗の奥義が一つ! 銃型乱撃掌!!」
銃型乱撃掌
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編集ピィ「ガンマーニ!!」
ダイドー少尉「ふっ、そして「その構え」とくるか!」
アリサ+太刀
(続く)
美咲「……(あんぐり)」
欄丸「サーの真髄ここに極まれり、といったところですか?」
美咲「この二人は何だぁ!? スナイパーライフルからハンドガンで、次に太刀て(涙)」
欄丸「そろそろ勝負がつきそうなので、美咲さんの所有物を拝見させてもらいましょう。ああ、そういえば僕、ゲームソフトを殆ど持っていないので、その辺りですかね?」
オフィスみさき、雑談
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副編アイです! GW副編集長のアイちゃんです!!
こうやって力(ちから)いれとかないと、解説とか何とかを全部根こそぎ持っていかれそうなんで、こちらも頑張りますよ!
編集ピィ「編集長Vさんがいってましたね、それがGW編集部の仕事だと。アリサさん対サー、この決戦で痛感しましたよ」
サー・ダイドーに対するアリサさんの超絶ラッシュ! クルクル回ったり空飛んでましたが。
あれが正にアリサさんで、普通ならあそこで勝負は決まっているんでしょうけど、サーは健在。
サーの性格や戦い方を知る編集部、そして読者さんならお気づきかもしれませんが……。
編集ピィ「サーは、あえてそれを「全て受けた」! かわすのでもなく防御するのでもなく、です!」
サーの凄さは正にそこなんですが、気になるのは、アリサさんらしくない饒舌っぷりです。
無駄な言葉を連ねることを嫌うアリサさんが、あそこまで喋る、当然中身にはきちんとした意味があるんですが、ほぼ全て、過去にアリサさん自身の連載で書いてきたことの繰り返しなんですよね。
そういった繰り返しを嫌がるアリサさんが、あえてそれをした。この意味は――
ダイドー少尉「解説という時間を与えてやったが、所詮は編集部の人間ゆえ、我らライターの闘いの意味するところの本質に辿り着けぬは当然といえるが、しかしそうやって切り捨てることはすなわちGWという聖地の存在を否定することと同義ゆえ、至極簡単に説明してやると、アリサ、奴が本気である、ということであり、いうまでもないが我輩とてそれは同じくであり、神威(かむい)すら通じぬ相手を倒す手段はない……などと思ってかぁぁ!!」
アリサ「……無駄話をくだくだとしたのは、気分が高ぶって、そう、「ノってる」証拠ね。冷静であれと自分に言い聞かせているのだけれど、たまにはこういうのも悪くないわよ」
ダイドー少尉「ほぁっ! 死中に活を見出す心眼全開! 冷淡であることがその強さであるアリサなれど、あえて感情のままにという状態。おおぉぉぉー!! 北斗五進魔術の舞い!!」
北斗五進魔術の舞い
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ダイドー少尉「五進魔術の舞いから、南斗の英霊を呼び、剛拳を放つ! 五車爆裂掌!!」
五車爆裂掌
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ダイドー少尉「五車爆裂掌を一点に集中させ、鉄壁の防壁を破る、装破千列拳!!」
装破千列拳
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ダイドー少尉「ふおぉぉぉーーーー」
副編アイ&編集ピィ「北斗コンボ!? 奥義の連続技ってアリですかー!!」
アリサ「……凄いわね、北斗とかいうものは。「まともに受けていたら」即死だったわよ」
副編アイ&編集ピィ「か、かわしてるしー!!(涙)」
アリサ「……手の内がバレているとやりづらいから、少し工夫しないといけないわね。小道具を使わせてもらうわよ。そして、集中」
アリサ、小道具にて集中
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編集ピィ「はうっ! ヤンマーニ、来たぁぁ!!」
(続く)
美咲「サー! ナイスコンボ! そのままヤっちまえーー!」
欄丸「でも、アリサさんが一転、集中モードですよ?」
美咲「奥義だよ奥義! アリサちゃんのハイパーモードを潰せぇ!!」
欄丸「いやはや、完全にサー寄りですね。それにしても、アリサさんに小道具を持たせると、これまた凄いですね」
美咲「弾丸なんか分身しろ! ガトリングガンなんて跳ね返せぇー!」
欄丸「期待は判りますが、それはさすがに無茶でしょう」
オフィスみさき、雑談
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副編アイです。
遂に決勝戦となった――
ダイドー少尉「おおおぉぉぉぉぉーー!! 北斗神拳、金剛立脚の構え! 天地、そして偉大なる太陽をその身に宿す! 尋常ならざる相手、アリサを眼前にして我輩もまた尋常ならざる境地に立つは必然! たかが仕合と笑うもよかろうが、WWWの片隅で文字書きをしている我らにその嘲笑は一切届かぬ! 先手にして魂を削る奥義、北斗七星、神威(かむい)!! ふぉぉー……」
アリサ「……そう。それでいいのよ。
先週だったか、ある人に「あなたはとてもクレバーな人ですね」といわれたの。
会話の文脈からするとそれは褒め言葉らしかったから、特に気にせずに続けていたのだけれど、ずっとその「クレバー」という単語が気になって、英語辞書で調べてみたのよ。
意味は当然「理知的な、賢い」というものなのだけど、私の記憶では、クレバーという単語には「ハングリー」といったニュアンスが込められていたように思えたから、今度はネットで探し回ったのよ。でも、どこを見ても「クレバー=賢い」としか記されていない。
ひょっとして私が勘違いしていたのかと思ったけれど、そうすると、あの時の会話の文脈にクレバーという単語が入るのはとても奇妙なのよ。どうしても気になってネットをあちこち探し回って、辿り着いた先にあったのは「クレバー・ハンス効果」という始めて聞く言葉。
クレバー・ハンス効果が何なのかはまた別の機会にするけれど、その言葉を掲載していたサイトというのが、とても素晴らしいところだったの。山ほどコンテンツがあったのだけれどそれを読む時間がなくて、ひとまず管理者のプロフィールだけを読んだのだけど、この自己紹介の文章も凄かったの。
その内容もひとまず置いて、私がその時に思ったことは、WWW、ネットの広大さ。
ブログだか何だか知らないけれど、日本のそれがゴミばかりだというのは何度も何度も書いてきたけれど、同時に、私みたいな一読者を感嘆させる文章を掲載しているサイトも、きちんと探せばある。この事実が意味することはとても大きなものよ。
ゴーストライトは創刊からもうすぐ10年くらいになるけれど、先日の荒らしだとかを見る限り、ごく健全な日本人にとっては、単なるブログその一に過ぎない、そう思われているんでしょうね。
編集部の人たちが、これまでマイナーな位置にあえて置いていたGWをほんの少しメジャー寄りに、ほんの少し上げただけでアダルトだか何だかのコメントが付く。
副編のアイちゃんもいっていたけれど、それでいいのよ。それがネットというもので、それが日本人というものだから。
単なるマイナーブログと称されるゴーストライト。
知らない誰かがGWをそういう風に見ても、それでいいの。数は少ないけれど、GWには読者がいて、少なくともその人たちにはGWのスタンスだとか記事傾向だとかが、きちんと伝わっている。
何万なんていうアクセス、読者がいることがあるブログの価値、評価だと世間はいうのだけれど、それが日本国内でしか通じない価値観だということには誰一人として気付かない。そんな下らないものに合わせる必要なんて一切ないのよ
判る人にだけ判ればいい、プロ、専門家がこのスタンスを否定しても、少なくとも私にその言葉は全く通用しない。
駄文だといわれて、それは読者の読解力が足りないからだといい、自信過剰の天狗になっていると非難されても問題ない。
ある文章にはそれを読む読者がいて、その間には「読解力」というものが絶対に存在するのだから、私があえて読者の読解力に頼った文章を書くことを、きちんと論理的に否定できるのなら、プロでも何でもいいけれど、是非ともやってみて欲しいものね
いうまでもないでしょうけど、もうライターバトルは始まっているわよ?
もしも無防備に見えるのなら、遠慮なく叩き潰してくれて結構よ。まあ、そんな無粋な真似を「サーは」しないと知っているのだけれどね」
副編アイ&編集ピィ「ア、アリサさんが、ダイドー少尉を「サー」と呼んだ!!」
鳩羽美咲「ヲイヲイヲイ!! アリサちゃん、マヂモードじゃねーか! 本気でコレ、シャレになるのか?」
ダイドー少尉「同じ科白を返そうぞアリサ! それで良いのだ! 北斗七星、神威(かむい)……封印されし禁忌の技を撃つことに、我輩、一切の躊躇なし!!」
アリア「……たかがマイナーブログのライター。駄文書き。自信過剰の天狗。そんな二人が「本気」になれば、きっと何かが起きる、そう信じてみるのもロマンがあって素敵よね」
ダイドー少尉「ほおぉぉーーーー!!」
北斗七星、神威
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アリサ「……素敵だからといって、無防備でそれを受けるほど、私は馬鹿じゃあないわよ」
Fly, Arisa!
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(続く)
美咲「おおー! サーもなかなかだケド、アリサちゃんがノリノリだぁぁぁー!!」
欄丸「どちらが優勢なのか、現時点では全く解かりませんね」
美咲「だから賭けが成立するっていう判断でいいんじゃねーかな? 今は」
欄丸「僕はアリサさんに、美咲さんはサーに賭けていて、しかしどうなるか予測不可能。とんでもないギャンブルですよ、これは」
美咲「内心ではアリサちゃんを応援したいんだケド、サー! がんばれ! テメーならあのアリサちゃんを倒せる……カモ」
欄丸「いや、それはやっぱり無理なような……」
オフィスみさき、雑談
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副編アイです。
たっぷりとコーヒーブレイクを入れたので、もしかすると忘れられているかもしれませんが、GW編集部主催『GWライターバトル』の決勝戦です!!
無作為の選抜からのトーナメント方式で勝ちあがったファイナリストは、アリサさんと、ダイドー少尉です。
……あのーー。このカードって、実はもしかして、非常に「アレ」なんじゃないですか??
編集ピィ「アイさんの憂いはこちらもビシバシと感じていますが、まあお二人ともGWライター歴の長い、ああ見えて節度をもった方ですから、大丈夫でしょう!」
では、対戦前にお二人にイタビューでも。
まずは、ダイドー少尉から……って、いません!!
ライターバトル決勝戦があることは事前に伝えておいたのですけど、毎度とはいえ、どこにいったのやら。
GWシステム起動! ライターサーチ、プログラムゥ、ドラーイブ(パンポン♪)
ピピピ、ピー。ターゲット、サー・ダイドー。システムロック。サーチモード、スタンバイ。
検索開始、発見。ターゲット位置……イベリア半島、マドリード。
さすがはGWシステム。神出鬼没のサーをあっという間に探して、マドリード? イベリア半島って、どこ?
編集ピィ「……えー、スペインですね(涙)」
はふん(脱力)。
ライターバトルは日本開催で、と最初に伝えておいたはずで、いえ、サーがスペインだろうがイタリアだろうがブラジルだろうが、どこに行くのも自由なんですけど、まさか決勝戦当日にヨーロッパにいるなんて、誰が想像できますか!
いえ、まあそれがサーですから、そこはもういいでしょう。
ちなみにサーはスペインで何やってるんですかね? GWシステムの望遠モードで見てみましょう。
副編アイ&編集ピィ「気ままにドライブ!?」
何ですかあの人は(涙)。ドライブなんて日本でもいいじゃあないですか! どうしてスペインまでいって、ああ、それがサーでした。
とりあえずライターバトル決勝戦とメールででも伝えておきましょう。
気を取り直して、アリサさんにインタビュー、ってこちらも消息不明!!
いやいや、まさかあのアリサさんがスケジュールを無視して行動するなんてことは、絶対にありえません。アリサさんほど礼儀などにうるさい人はいませんから。
とはいえ、不在なのは事実ですからまたまたGWシステム頼りです。
GWシステム起動! ライターサーチ、プログラムゥ、ドラーイブ(ピパー♪)
ピピピ、ピー。ターゲット、アリサ。システムロック。サーチモード、スタンバイ。
検索開始、発見。ターゲット位置……SECTION9 LABORATRY MAINTENANCE ROOM
……はい??
私、英語って苦手でチンプンカンプンなんですけど?
編集ピィ「!! 訳しますと「公安9課実験室メンテナンスルーム」です! 凄く簡単にいうと、場所は日本で、アリサさんはライターバトルの準備をきちんと行っている、ということです。ただ、「きとんと」がハンパないほどなんですけど」
とりあえず、アリサさんはライターバトルの趣旨だとかを理解してくださっていて、その準備も万全ということですね。安心です。
ちなみに、アリサさの準備というのを覗いちゃってもいいですかね?
編集ピィ「アリサさんのプライベートが露見すると懸念しているんでしょうが、断言しますけど、大丈夫です!」
それでは、GWシステム望遠モード! ところで、公安って警察の何かでしたっけ?
……(絶句)。
編集ピィ「はい、それが自然なリアクションですよー。と同時にアリサさんがどうしてGWライター中で最強かも、といわれていたのか、怒らせるととても怖いといったことが、はっきりと判ったと思います。こんな人がそもそも一介のライターやってること自体が不思議なくらいなんですよ」
さ、さて、えーと、あのー、あ、ちょっと待ってくださいね。
(すーはー、すーはー(深呼吸))
さて! 思いっきり気を取り直して、改めて、お二人にバトル前のインタビューをしてみましょう!(←まだ錯乱中)
まずはアリサさん――
ダイドー少尉「ライターバトル! それは互いが互いの技を駆使し、命をかけて技量を測ると同時に、混迷きわまる21世紀におけるライターのあるべき姿と戦うべき相手を見定める神聖なる儀式であり、北斗二千九年の奥義を持ってして挑むのは当然とし、相手が世紀末覇者アリアであれば秘伝、秘伝から更に自ら編み出した新たなる技、新技から更に改良させた新奥義、新奥義を洗練した真秘伝など、持てる全てを全身全霊で炸裂させることでようやく対等の位置となりうる、いうなれば今世紀最後の闘いであるからして、心の目、すなわち心眼で事象を捉え、死兆星の化身たるアリサを迎え撃つ次第である!!」
あれ? イベリア半島って相当に遠い所じゃあなかったでしたっけ? スペインですよね?
えーと、深く考えるのは無駄なので諦めて、アリサさん、意気込みなどあれば是非どうぞ。
アリア「……ネットの世界は広大よね」
は、はは、この対照さは、なんというか、怖いんですけど?
ライターバトル、始めても大丈夫ですか、本当に大丈夫ですか?
編集ピィ「……大丈夫だと信じましょう! もうそれしかありませんから!」
それでは! GW編集部主催、第1回GWライターバトル決勝戦!
レディーー……
ゴォォォーー!!
(続く)
美咲「なあ欄丸、どっちが勝つか、賭けない?」
欄丸「あれ? 僕、確か「門矢司(かどや・つかさ)」と改名してませんでしたかね?」
美咲「いやいや。そうなんだケド、あの名前はあくまでベルトとバックルを持ってるときの名前で、普段の生身のときは、欄丸なんだよ、お前ってば」
欄丸「何だかややこしいんですけど、まあいいでしょう。で、どちらが勝つか? ですよね? まさかドローなんてことはないでしょうから、僕は、そうですね、やっぱりアリサさんですかね」
美咲「私もそう思うんだケド、それだと賭けになんないから、サーの勝ちに賭けよう! んで、何賭けるよ?」
欄丸「はい? えー、現金はさすがに駄目でしょうから、ああ、お互いの持ち物の中で相手が欲しいと思うもの、なんてのはどうです?」
美咲「エー!! HGフォースインパルス、まだ組んですらいねーのに、そりゃ殺生じゃねーか!!」
欄丸「フォースナントカが欲しいなんて一言もいってません。念の為に言っておきますけど、ストラトは絶対にあげませんよ?」
美咲「イヤイヤ、私ギター弾けねーし。ま、何か小物でもってことで、とりあえず二人の闘いっぷりを観戦しよう。敗北者同士な?」
欄丸「敗北者同士って、見も蓋もないいいようですね」
副編アイです。
GW半所属のアマチュア作家、飛鳥弥生の寄稿記事に関してアクセス解析を行ったところ、なかなかに好評であった。
GWはそもそも娯楽雑誌であって、作家や執筆という話題は、GWコンテンツの一つに過ぎないのだが、数少ないGW読者が飛鳥弥生の記事に感心を示しているという事実に、GW副編集長かつ担当編集である私はきちんと応えなければならない。
そこで思いついたのが、飛鳥弥生が役10年前に書いた文章の掲載である。
既にGWバックナンバーに存在しているのだが、ブログという媒体の性質上、バックナンバーが読者の目に触れる機会はとてもすくなく、ゆえに再掲載することにした。
以下がその文章なのだが、10年という年月を経て、果たして内容が伝わるかという懸念はあるが、まあ、ないよりはあったほうがいいであろうという、大雑把で能天気な、いかにもGW的判断だと思っていただけると幸いである。
(<span style="color:#FF0000;">※</span>補足〜以下は、WWW上で素人によるライトノベル系創作小説の発表が盛んで、『バトルロワイヤル』映画化が話題になった時期に執筆・発表されたものである。また、この論文を創作小説サイト(現在は消滅)に掲載したことにより、その中規模槍作小説サイトと別のサイト2つの掲示板が騒然となったことも付け加えておく)
《<strong>目次</strong>》
《はじめに》
《参考資料》
《カテゴリー》
《幻想文学とは?》
《裏コード》
《終わりに》
《付記 裏コード作家の読解力》
《付記2 「ファンタジー」という呼称について(2000/11/08)》
《<strong>はじめに</strong>》
現在の文壇内外のファンタジー小説事情は、あまりに酷すぎて目も当てられない情勢につき、幻想文学、つまりファンタジー全般についての私なりの研究成果を示す。
具体例の題材に素人作品を持ち出すのはあらゆる意味で危険であるので、手元にあったソニー・プレイステーションの体験版ゲーム二本、「グランストリーム伝紀」と「レガイア伝説」とするが、以下の文章は自称ファンタジー作家、ファンタジー作家を目指す俗な素人、ファンタジーを好んで読むが真の意味でのファンタジーを理解していない読者諸氏に対して向けられた、私からの「宣戦布告」である。
御自分の作品がファンタジーだと勘違いしている皆さん、是非御一読を。そして幸運にも勘違いだと言う自覚が芽生えた暁には、我々の前から奇麗さっぱり消え去って欲しい。そのような輩の所業は不愉快で迷惑なのだ。
《<strong>参考資料</strong>》
具体例、まず「グランストリーム伝紀」から。人類は賢者が支える四つの浮遊大陸に住んでいる。その賢者達が行方不明になり、大陸は墜落目前。主人公の青年リューンは数々の仲間と共にそれを阻止しようと各地を冒険する。魔道器〈セプター〉なるものを身に付けており魔法が使えるリューン。〈セプター〉は謎に包まれた道具だがその恩恵は得る事が出来るという、まことに不思議な存在である。
冒頭に意味深い台詞が幾つか。要約すると、現実は一冊の本のようであり、それは神様が綴った物語である。本が完結しているかどうかは誰にも解らない。巻末の頁から邪悪なものが出現した。以上。
次に「レガイア伝説」。不思議な生物〈獣(セル)〉による文明の栄えるレガイアは〈霧〉に包まれている。〈霧〉の中で〈獣〉は人間達を襲うようになる。〈霧〉に包まれたある村で、主人公の青年ヴァンは〈聖獣(ラ・セル)〉の導きを受ける。〈聖獣〉により力を得たヴァンは仲間と共に世界の〈霧〉を晴らすべく、冒険へと旅立った。
冒頭の長い前振り、人間を襲う<獣>とそれ以前の〈獣〉により栄えていた情景が映し出されていた。
懸命な方ならお気付きだとは思うが……二つとも全く同じなのだ。人類は今にも滅びそうになっている。その原因は争いばかりを繰り返す愚かな$l類の定めであり、罰を受けるらしい。キリスト教だろうか? その他数多くの争いを続ける生物達が、どうやって神様だか運命だかの目を逃れているのかは不明である。
そして大胆にも人類を救おうと立ち上がるのは、性格だけは@ヌい少年少女達。彼らはふとしたきっかけ、或いは生まれて間もなくに正体不明の摩訶不思議な魔法(悪魔の技、ではなくマジック)≠使えるようになる。魔法そのもの、或いは魔法の宿る腕輪や首輪、剣などを身に付け、闊歩する怪物をなぎ倒して行く。
《<strong>カテゴリー</strong>》
周知のように、文学・小説にはカテゴリーが存在する。いわゆる「ジャンル」と呼ばれるものである。大別すれば、フィクションとノンフィクション。フィクションは更にSF、ファンタジー、メルヘン、ミステリーなどに別れ、ノンフィクションであれば史実、ドキュメンタリー、エッセイ、自伝など。
書き手はそれぞれ得意とするジャンルを持ち、誤解を承知で云えば、そのジャンルを大きく外れることはない。また読者は著書を選定する際に、必ずジャンルを決め、それから個々の作品を見定める。これらは専門分野に身を委ねない一般諸氏にとってさえ、書籍全般に関する常識である。
書店に赴く。うず高く積み上げられた無数の著書は、前述したジャンルにより整然と並べられ、頁をめくられる日を静かに待ち続けている。
もう一つ、文学における常識が存在するのだが、こちらはその重要性にも関わらず完全に忘れ去られている。それは常識であるので、極単純な一言で云い表せる。「表現・主張する事象によりジャンルが決まる」である。誤認している輩(日本国内に多い)は決まってこう云う「ジャンルによって得意とする表現がある」と。誤認に付いての指摘は後述する。
近年、日本において爆発的にその勢力を広めたジャンルに「ファンタジー(そう呼ぶべきかどうかへの疑問は後程)」がある。家庭用ゲーム機の普及と、それらのソフトウェア(ゲームソフト)が題材とした神話世界や中世騎士は、日本人に好まれ支持された。各メディアへの進出のめざましいゲームはそのソフトウェアから、TV番組(主にアニメーション)、映画、漫画、ノベライゼーションなどを産み出し、又逆に、それらのメディアからゲーム化されることも多々。
一連の活動に従事することがある種の憧れとなり、ファンタジーを題材にした絵(漫画なども含み)や文字(小説・シナリオ・脚本)を志す若者で溢れたことは当然とも云える。ネットワーク・オンライン上で執筆を行う素人が無数に存在するが、そこではファンタジー小説(作家)と自称する者が一番のシェアを占めている。
《<strong>幻想文学とは?</strong>》
「表現・主張する事象によりジャンルが決まる」と記した。恐るべきは前述の、ゲームから派生した小説に、この常識が一切当てはまらないのである。
文学におけるファンタジーとは何か? 知っているものが聞いたら当たり前すぎて笑い出すかもしれないが、それは「メタファー(暗喩)」である(直喩の場合はフィクション・ドキュメンタリーに属する)。
メタファーとは、その時代ごとの大衆・文化・政治・科学(時代ごとの最新技術)など、現実世界における様々な事象を、他のものに置き換え語ることである。置き換えたうえでそれを嘲笑したり弾劾したりすることは云うまでも無く、そうしてゆく過程こそがファンタジー作品の「筋書き」そのものとなる。
「剣と魔法のファンタジー」といったお題目を目にしたことがあると思う。このお題目を文字通り受取ると「剣と魔法によって現実世界の何事かを語った物語」となる。が、実際は「剣と魔法が登場するだけ≠フ物語」という最早詐欺に近い代物であったりするから驚きだ。それらを産み出した恥ずべき輩の行動原理とは、こうである。
「憧れのファンタジー世界を書くような作家(脚本家)になりたい。ならばファンタジーを書こう。世界観や主人公、必殺技はこれでよし、……さて、どんな話にしよう……」
冗談にしては性質{たち}が悪い。彼等が程なく息詰まるのは、最早自然の摂理である。付き合わされる読者の身にもなって欲しいものだ。
こういった場合もある。中学生、高校生など、自覚も責任も、選挙権さえも無い若輩者が日々の鬱憤を「固有名詞を変えた上で」ぶちまける手段として綴った日記を「ファンタジー」と呼称し、恥ずかしげもなく公開する。やはり読まされる方はたまったものではないのだが、若くて未熟な彼(彼女)にそれが解かろうはずもない。物語のモチーフとして「天使」「羽」「自由」などが好んで用いられる。虐げられていると誤解している彼等にとって前述のモチーフは願望そのものであり、当然これは文学などではない。
また、自己顕示欲の具体的手段としてのファンタジー執筆など。「皆さん、小説を書く能力を有するワタシを誉めて下さい」を文章化したものが作品と呼ばれ公開されているのだ。彼(彼女)がそのジャンルにファンタジーを選ぶ理由は、その浅はかな知識による。彼等にとってファンタジーとは、深い知識や洞察が無くとも取り組める「好きなように書ける」ジャンルという認識があるのだ。社会・文化・学問・技術などを思い付くままに創造でき、それゆえ特別な研究や調査が不要だと勘違いしているのだ。
深呼吸の一つでもすれば明白なのだが、現世界の技術を理解していないものが、架空の技術を創造できる道理はない。それはつまり想像の想像であって、混乱を加速させているだけなのだ。
こうして書かれた文章は読むに耐えないものとなり、当初の目的である「私を誉めて」はほぼ正反対の効果を発揮することになる。
《<strong>裏コード</strong>》
「ファンタジー・裏コード七則+一」
<span style="color:#FF00FF;">1</span>:魔法(マジック)かそれに準ずるもの(未知の鉱物や機関)で構成される滑稽な文明は、邪悪なる意思や天罰により今にも滅びそうでなければならず、救世主は村≠フ理想的少年少女でなければならず、少数の若造に命運を握られる間抜けな人類には力は一切無い。滅びる為に産み出された世界。
<span style="color:#FF00FF;">2</span>:彼奴ら少年少女は愚か≠フ象徴、天罰の対象である様々な力で別の種を滅ぼさん勢いで進軍、その過程を物語の粗筋としなければならない。正義の名の元に繰り返される虐殺の数々。
<span style="color:#FF00FF;">3</span>:魔法やそれに準ずる力は必ず音声発動システムとし、さらに発音はすべてカタカナ表記としなければならない。理想は「ファイア・ボール」のように英語をベースとした発音の単語の採用である。異世界は実は英語圏。
<span style="color:#FF00FF;">4</span>:主人公達人間は生身では戦えないので出所不明な古代超強力兵器で武装し、だが古代文明の産物は炎や雷、氷や風といった牧歌的で可愛らしい能力でなければならず、しかし威力だけは桁外れに凄くなければならない。技術の無駄遣い。
<span style="color:#FF00FF;">5</span>:自分達さえ助かるのであれば手段は選ばない、利己的な人類を助太刀する心の広い精霊や魔族といった人類そっくりさんを必ず登場させなければならない。呼び方の異なるだけの人類とも言える
<span style="color:#FF00FF;">6</span>:その世界には実体としての神様が存在しなければならず、その神は人類を嘆きつつも同じ人類である村の若者に望みを託さなければならない。論理矛盾な絶対者。
<span style="color:#FF00FF;">7</span>:宿敵である邪悪の頂点と平和の定義についての議論・説得が可能でなければならない。同士討ちとも言える状況。
<span style="color:#FF0000;">8</span>(2000/11/08):登場する固有名詞は「サ行」「ラ行」を中心にした、覚え辛いものでなければならない。単語の原点が神話をアレンジしたものであれば更に素晴らしい。言語本来の意味と全く食い違うのは、それ自体、読者サービスである。
言及するまでもなく、この裏コードを「満たしていないこと」が、真のファンタジーの充分条件である。濫造される自称ファンタジー小説は、そうではない物語も少しはあるのだが、殆どは前述の裏コードを満たしている。固有名詞が違うだけで全く同じと言っても良い。これらをまとめて「裏コード・ファンタジー」と、それらを吐き出し続ける輩を「裏コード作家」呼称することにする。裏コード作家は、本格ミステリでの「新本各」に該当する、主に若い世代の駄文書きである。裏コード・ファンタジーの悪影響は小説のみならず、ゲームや漫画にまで及んでいる。
強い力や戦闘、自己犠牲や死が見せ場になるとは言え、人類を追いつめなくったっていいだろうに。さらに、訴える事といえば「人類は愚か」で「争いは良くない」ときた。それらを神様やそれに準ずる立場に言わせ、そこの住人が自ら気付く事は決してない。正しくない結論に辿り着く訳が無いのは真実味があってよろしいが、神様や創造主の聖人君主ぶりは如何にも人間¥Lく、それだけで大前提(神という概念)が破綻している有り様である。
当然「人類は愚か」「争いは良くない」ことの「論理的解説」は無く、それゆえ裏コード・ファンタジーは思想や哲学になり得ない。前述の理屈は一種の「信仰」として裏コード作家に植え込まれている、裏コード・ファンタジー読者と共有している価値観である。
主人公は若くて美形、これは許そう。彼らが何だか凄い能力を持っているのも、許容範囲である。能力の出所は、魔法や失われた文明でなければ及第点か。が、揃いも揃って理想の高校生≠ネのは最早犯罪である。清く正しく美しく、勤勉で真面目で控えめ、弱きを助け強きを挫き、純粋にして熱血……。
そんな意味不明な若者に神様が力を貸すとはつまり、その若者こそその世界での理想の人間であり「それではそこは高等学校ですか?」となる。また、その物語の製作意図≠ェプレイヤーを理想の高校生にする為の洗脳なのは、議論の余地は無い。
全てが意識的な結果ならば罪は軽いが、大半は無意識なのだろう。彼ら凡人の想像する桃源郷や究極の人間像、哲学や真理、血湧き肉踊る冒険は所詮、釈迦の掌の上の猿、世間や政治の輪の中なのだ。それらが如何に下らないかは二・三冊の独創的海外小説を読めば明らかである。そして、受け手とて彼らと同じく凡人であり、経済的商業的民主主義は凡人の為の仕組みなのである。売れる物語が前述の裏コードを踏襲しているのが何よりの証拠だろう。
《<strong>終わりに</strong>》
出版業界は苦境らしい。書店から版元へ返品される本の割合は、驚くべき事だが、四割を越えているそうだ。一日に出版される新本は、なんと! 二百五十作品以上。ちなみに、初版はおよそ八千部だとか。殆どは一ヶ月程度書店に置かれると版元に送り返される。新本が多すぎて、僅か一日しか棚に並ばない本もあるとか。版元、つまり出版社の倉庫は返本で溢れ、大半は再販される事も無く、ダンボールへと姿を変える。愚か者の極み、間抜け集団共倒れ、といった感じか。
その物量は、編集者に内容が良いか悪いかなどの判断を不可能にさせた。それが可能なのは、当然その数で溺れる読者ではなく、唯一、作者当人だけであろう。高名な作家や売り出し直後の新人には、量産を強いられる周囲の状況などにより恐らく不可能で、地上に残された最後の希望は、そう、飛び立つ直前の素人だけである。
経済理論や流行、第三者の好みや出版社の傾向に縛られる事無く、自由気まま好き放題やりたい放題の素人だけなのだ。
さて、結論を。真面目に取り組んでいる方への妨害になるので、書く事そのものを楽しんでいるような暇人、裏コード作家諸氏はコミケにでも列席して、決して文壇や高名な小説公開サイトには近付かないで欲しい。素人とは思えないほどの素晴らしい作品の多くは、それ以外の下らない文字列や自慰行為独白日記に埋もれ、それを求める私のような読者に届き難くなってしまっている。圧倒的物量を誇る雑音、チャフ、妨害電波、自分がそうだと気付いたのなら、人間として誇り高き言動を実践することをお勧めする。何事も引き際が肝心、非を認めて立ち去ることは、恥を晒して生き延びるよりは余程健康的である。
《<strong>付記 裏コード作家の読解力</strong>》
裏コード・ファンタジーは、それを産み出す者とそれを欲するものが同一人物の自己完結作品、自慰行為である。自らで書き自らで読む、閉鎖文学である。裏コード作家が時として「他者」の物語に対して発言する機会がある。一般に「感想」と呼ばれる社交辞令を、その作者に送り付けるのだ。まるでダイレクトメールのように。さて、感想とは何なのか、いかにあるべきか……。
ある事象に接する時、人にはそれに対する認識の術が多数存在し得る。初対面の者と出会い言葉を交す。そこから読み取り、感じ取れる情報の源は文字通り千差万別であろう。身体的特徴、仕種、音色、語調など。ある食物を口にする。香り、歯ごたえ、温度、味、そして栄養。それぞれが更に細分化し項目は無数となる。
二人が何事かに対して議論しているとする。例えば政治、経済、環境、社会、理想。前提として、彼或いは彼女達は自身の議題に対する考えを、他方に伝えなくてはならない。場合によっては他方の考えを自分の側に塗り替える必要すらある。会話とは本来そうする為の手段であるのだが、ここで強く再認しておくことにする。
「脳死患者からの臓器移植の是非」
彼女に対し彼は言葉を連ねてゆく。
「倫理的側面がとりざたされているけど、そんなものは宗教的束縛を抗えない旧時代の石頭の理屈だよ。我々人間は永遠に神秘たれ、ってなもんさ。自分がレシピエントだったら、とまでは云わないけど、親族が、或いは知人がそうならどうするつもりなんだろう。友達が体中に機械を埋め込まれて病室に監禁されている、僕なら耐えられないね。ドナーなんて呼ばれててもさ、結局は死体じゃあないか。死体は語らないし痛がらない。単なる肉さ。それを拝借することへの躊躇なんて、僕に云わせりゃたちの悪い冗談だね。僕なら? やめてくれよ。死んでからのことなんて外野が勝手にすれば良い。それに対して僕はイエスともノーとも云えないし、どっちだって死んだ僕には関係のないことさ、違うかい?」
その様子を見、声を聞いた彼女は思ったこと、感じたことを口にした。
「あなたって臓器移植に対して非常に関心があるのね。こんなにも楽しそうに語る人を久しぶりに見たわ。それに奇麗な声ね、歌わせたら聞き惚れるに違いないわね。今度、どお? でも、あなたは何故いちいち大袈裟な手振りを加えるのかしら。それってお世辞にも知的とは云えないから、よした方が良いと思うわ。そう、知的といえば、あなたの会話は文脈の組み立てがとても丁寧で聞き易いのよ、気付いてた? 確か……文系、だったわよね? 私は駄目。もう、てんでバラバラ。理系だから、じゃあないわね。きっと遺伝よ。父親も母親も喋るのが苦手でね、あの人達はそれで苦労したらしいわ。やだな、私もきっと凄く損してるに違いないわね。ねえ、どう思う?」
脳死、それが脳と呼ばれる臓器がその機能に障害を来す、と云うことであれば、彼には、彼女は脳死状態に見えたに違いない。
修練を重ねたシェフがその腕前により、彩り豊かな伝統的ディナーを客に振る舞う。眼前に置かれた軟らかなカモ肉のステーキを見たその客は云う。
「火を通すと栄養となる成分が破壊されるんだ。食物の摂取方法としてはありのままを齧る方が賢いと云える、人間としてね」
そして、その思慮深い客はその店から叩き出される。
食材は産地でそのままを口にするべきである。新鮮さは即ち安全さであり、また自然な姿こそ栄養的に最も充足しているであろう。それを刻み、焼き、蒸し、燻し、破壊する行為はナンセンスの極みである。確かに、彼は正しい。
だが、彼は云われるに違いない。食をそのように捉えるのなら伝統的ディナーなどという彼にとっての愚行を執り行う店になどに出向かなければ良い、と。
ある事象に対する認識の正当性を判断することは不可能であり、また判断しようとする行為自体が愚かとも云える。誰もが正しく、そして誤っている。しかし、である。
媒体を限らず、他者の発言に対し賛同・否定・激励・批評・批判、あらゆる反応をする、自身の発言に対する反応を受け取る、頻度は少ないがそんな経験がある。放たれた意思は源を離れたその瞬間から受け手のものとなる、そんな摂理が存在する、らしい。はたして、そうであろうか……。
世に蔓延る無数の不条理。欺瞞、嫉妬、搾取、傲慢、憎悪……。人として、それらを打破すべく様々な手段を模索する男。巡りめぐって、彼はその実行手段として執筆を選ぶ。表現することにより世に訴え、現実を変えようとしたのである。そして彼の文章の読者から、長年に渡り待ちわびた感想が遂に届けられた。
「とても楽しく読ませて頂きました。次回作にも期待しています。これからも頑張って下さい」
《<strong>付記2 「ファンタジー」という呼称について</strong>(2000/11/08)》
本文では「裏コード・ファンタジー」と記してきたが、幾つかの文献を読むうち、「ファンタジー」という単語を当てはめることに相当な躊躇が生まれた。妥当かどうかはさて置き、発生の経緯などを考えると、例えば「RPG」と称して「ファンタジー」とは明確に分けるのが相応に思える。
「RP」は適当に考えてもらい、最後の「G」を「ゲーム」の略だと認識していただければ、仮ながらこの呼称に、たいていの方は納得するのではないだろうか。
「ファンタジー」に関する研究は様々な著名な方が根強く、熱心に行っており、それらが『指輪物語』『ゲド戦記』などを題材にしていることを踏まえると、尚更である。それら作品が良いか悪いかではなく、「ファンタジー」というものは元来、そして当然現在でも「そういうもの」であるということを、著者は知らずとも読者は知っており、そこに奇妙なギャップが生じているのが現在の状況でもある。
閉鎖された文学、それは既に文学とは呼べず、最悪、小説とすら呼べないことを知っておく必要がある。これは執筆・文学に関する知識などではなく、もはや「マナー」に属するのではないだろうか。
完
《寄稿》『本格ファンタジー宣言』に関して
飛鳥弥生 1999年 09月 01日 16時 15分 38秒
『オンライン作家、ではなく作家として』
この度、『本格ファンタジー宣言』をじっくりと読み返してみた。意に反したいざこざが発生したこともあり、或いは言い過ぎた部分があったような気がしたからだ。
しかし、あの論文での主張は間違い無く当方のそれであるようだ。
いざこざに関し結果として謝罪したことはあの場合正しいと今でも思う。しかしその謝罪は論文の内容とは無関係な発言に対してであり、論文との因果関係は一切ない。そのことは関係者当人が一番理解していると思いたい。ご存知の方がいた場合それだけは踏まえて頂き、決してそのことと論文を結びつけて欲しくないと切に願う。先入観とは即ち邪念であり、冷静な判断にとって邪魔となる。
また謝罪に関する発言は今後一切行わないので、そうした質問・意見などは関係者か否かに関わらずご遠慮願いたく、また当方としてもそれらには一切応えないことを表明しておく。以後発言は行わないものの、当方としては関係者との前向きな関係を願う次第である。
さて論文だが、予想通り幾つかの反論を頂いた。
以下がそれに対する解答となるだろう。
>小説というものは文学であり、読者がそれに求めるものは、『ゲーム』や『作者との親近感』などでは決してなく、唯一『物語』であることを付記しておく。
(肯定意見の一つ)
反論の全てに共通なのが、こういった認識の致命的欠如である。
その原因の一つは、「作家」や「小説」の頭に「<span style="color:#00FF00;">オンライン</span>」「<span style="color:#00FF00;">インターネット</span>」「<span style="color:#00FF00;">デジタル</span>」などという珍妙な単語を被せるからだと考える。
現時点のオンライン環境には、小説の意義や質を見定め、読者に対し良質な作品を提供するという重要な役割を担う「<span style="color:#FFFF00;">文壇</span>」と呼ばれるような存在が欠如しており、だからこそ「オンライン作家」や「オンライン小説」には単に「<span style="color:#00FFFF;">デジタル環境にて執筆する</span>」「<span style="color:#00FFFF;">作品がデジタル化されている</span>」程度の意味しか成さないと当方は考える。当然、現時点では、と断った上である。
「作家」と「オンライン作家」は本質的に同じであり、共に出版環境下での語意を冠するべき呼称なのだ。
「オンライン文壇」とでも呼べるほど、オンライン環境は成熟していない。それは現時点においては、出版での文壇の延長という程度である。
しかしこれは決してオンラインのみで活動しておられる方々に対する批判や、間違っても格下扱いなどではない。
未成熟とは、オンラインという環境には文壇や、出版での編集者などに類する、作品の質を「<span style="color:#00FFFF;">最低限</span>」保証するような第三者が存在せず、唯一作家の「<span style="color:#00FFFF;">モラル</span>」のみに頼っていることに起因する。文壇が存在しない、とはそういう意味である。
局所的にそういった活動をしている方々は確実に存在する。
そしてそれらこそが後の「オンライン文壇」となることを当方は願っているのだが、現時点ではまだ不十分だと云わざるを得ない。
『本格ファンタジー宣言』は「文壇」「作家」「読者」を論じたものである。
「オンライン」という要素は、判断材料に含むまでには成長しておらず、オンラインとしての事情などを考慮する必要はない、そう結論が出た。
故にオンラインで発表されている作品群に接する時、「<span style="color:#00FFFF;">オンライン、インターネットだから</span>」という考慮はせず、純粋に「文学」「作品」或いは「商品」としてのみ語るべきなのだ。
<strong><span style="font-size:large;">「出版されなければ
価値が無いのか?」</span></strong>
(否定意見の一つ)
とは明らかに故意の曲解でしかないので、あしからず。
印刷技術や原稿枚数、文字数や書体についても同じくである。当方はある作品の「<span style="color:#00FFFF;">内容</span>」を語っているのであって、オンラインではそういった表現方法が有り得ることは承知してはいても、今回は無関係である。それはいわば「<span style="color:#00FFFF;">メディア論</span>」の範疇であろう。
その様な訳で、『本格ファンタジー宣言』への反論として「<span style="color:#00FFFF;">オンラインでは事情が違う</span>」という意見が出た場合、当方とは全く無縁である。
完
――2009/06/27 飛鳥弥生(あすか・やよい)
とある出版社の方と電話で話す機会があった。
当初のこちらの目論見は、拙作に対する評価が妥当ではない、といった文句をいってやろうという子供じみたものだったのだが、気が付けば、「現在の出版業界に対する憂い」という、とてもスケールの大きな話になっていた。
電話口で、先方が私を褒めてくれることが社交辞令だとしても、褒められて嫌がる人などいないであろうから、私はそれを素直に喜びつつ、ならば、どうすればいいのかと考える。
出版社の方や私のようなアマチュア作家であれば当然知っているのだが、作家や出版をとりまく現状というのは、それはもう悲惨なもので、実例を挙げるとキリがない。
とても面白い、良く出来た小説よりも、どこかのタレントが代筆か何かで出した書籍のほうが売れ、それ以外は書店のダンボール箱に眠ったまま、再生紙になるのを待つだけ、といった有様なのだ。
こういった現状に至った経緯や事情は、一見すると複雑怪奇なようで実はとても簡単なのだが、これを論ずると長くなるので詳細は割愛し(※1)、ごく簡単に一言だけで説明すると「ここが日本国で、日本語圏だから」である。
相手の正体が解かれば勝負はとても簡単。
冷静な狙撃主のように狙いを絞り、じっと標的を観察し、ここだ、というときに撃つ。これだけだ。
弾丸は1発あれば十分で、アサルトライフルやマシンガンのように乱射する必要などない。
プロアマ問わずの作家は、乱れ撃ちの出来るマシンガンを好むようだが、弾切れで無防備になったとき、彼(彼女)らは前述した複雑に見える出版状況でどう立ち振る舞うのか、作品という武器を失い、素手で戦うことを余儀なくされた状態で、混迷を極める業界を生き抜くことができるのか、これはもう神のみぞ知るといったところだろう。
そういったスタンスを否定するつもりは一切ない。というより、興味がない。やりたいようにやればいい、そう思う。
一介のアマチュア作家である私は、小説や短編といった弾丸を有効的に使うのに、アサルトライフルなどではなく、高性能なスナイパーライフルを選び、「精密射撃」という方法を選んだ。それがたまたま、他の作家とは違うスタンスであった、ただそれだけである。
何やら奇怪な文章になってしまったが、これを前置きとして、以下、拙作へと繋ぐことにする。
――2009/06/25 飛鳥弥生(あすか・やよい)
こういった現状に至った経緯や事情は、一見すると複雑怪奇なようで実はとても簡単なのだが、これを論ずると長くなるので詳細は割愛し(※1)、ごく簡単に一言だけで説明すると「ここが日本国で、日本語圏だから」である。
作家と出版業界、ひいてはエンターテインメント全般の現状に関して、前回は割愛したが、やはり書いておかねばならないと思ったので、多少長くなることを承知の上で、かつ私見であると断った上で論じてみることにする。
結論からいえば、現在の日本のエンターテインメント業界は「ネタ不足で困っている」のだ。
出版社や、ゲーム会社、イラストデザイン事務所、広告代理店、テレビ・映画業界など、エンターテインメントと呼ばれる全ての業種が、それぞれの分野で力を発揮するための「ネタ=原作」がないために、くすぶって、企業体力のないところは次々と淘汰されている。
文章でいえば、作家に限らず、脚本家やライター、素人のブログ書きという人種もいるのだが、そこからネタとなりうるものを見つけ出して商業ベースに乗せる、という簡単なことが出来るのだが、実情は、素人の単なる日記のブログを映画化する、というような事例は、例外の数作品を除き、ほぼゼロに等しい。
理由は簡単で、例えば広告代理店の人間が商業的に採算ベースに合うネタを探すときに、WWWという「ネタの宝庫」にまで目を光らせていないからである。
当事者に聞けばおそらく「そんなことは既にやっている」と応えるだろうが、実際にそのプロの広告代理店の方が「やっている」ことというのは、「WWW=世界規模に蜘蛛の巣のように張り巡らされた情報網」ではなく「インターネット=色々なものが転がっている便利なデジタル世界」をうろうろとしているだけだろう。
WWWとインターネットという言葉は、日本では全く違う意味を持つのだが、それを理解している日本人はかなり少なく、ゆえに出版云々の複雑怪奇さの原因は「そこが日本国で、日本語圏だから」となる。
私に限らず、あるアマチュア作家が公募なりで商業ベースの世界に足を踏み入れると決めた場合、そこには前述のような「その分野ではプロではあるが、他の分野には疎い」人々の利権絡みの都合、マネーゲーム紛争の最前線に、半ば強引に巻き込まれることになる。
作家になることなど、とても簡単である。
なにかしら長文を書き、それを小説らしく推敲・校正し、第三者が読めるようにして、後は名刺に作家と書けばいいだけだ。
問題は、多くのアマチュア作家が、「アマチュア作家と職業作家の区別が出来ていないこと」である。
職業作家の強み、魅力は、印税などで報酬が入ることだが、それを差し引いてもネガティブな部分が非常に多い。
対するアマチュア作家は、報酬はゼロだが、好きなときに好きなように好きなだけ、自分が書きたいと思ったものを書ける。ネガなことといえば、苦労して書き上げた小説なりに対する読者の反応(感想など)が殆ど手元にとどかない、それくらいであろう。
アマチュア作家は前述した「ネタ」の塊のようなもので、職業作家になる、ならないを別にしても、業界にとっては非常に魅力的な存在なのだが、知る範囲内のアマチュア作家は、積極的に作品を商業ベースに乗せようとはしていない。
それが、業界の実情を知った上なのか、単に好きなように書きたいだけなのかは判らないが、結果として懸命な判断となっている。
一方で、ある公募の○○賞などを必死に狙うアマチュア作家も膨大に存在する。
こちらもあくまで私の知る範囲でと断るが、その方々の戦略、方法論には「業界の実情」が組み込まれていないので、的外れこの上なく、おそらく憧れているであろう職業作家になることなど、まず不可能である。
書いておくべきことが出揃ったので、結論に向かおう。
自分が「どこで」「何をしたいのか」、これを明確にしておかなければ、1分もしないうちに迷走してしまう。
自身の言葉に確固たる「誇り=ポリシー」を持たなければ、外野からの無責任な野次で倒れる。
勇気と無謀は全く違うものであり、これを履き違えると、いきなり背後から刺されることさえある。
言葉、文字というのは単なる「情報伝達ツール」の一つであり、しかしそれに「言霊(ことだま)」を宿らせることが出来る。
自身の言葉に誇りを持ち、それに言霊を宿らせることができるのであれば、これ以上強力な「作家」はまずいないであろう。
執筆に対する取り組みは人それぞれであるが、「私ならば」そこを目指す、間違いなく。
何故ならば、それにより作られた作品こそが「エンターテインメント」だからである。
完
――2009/06/26 飛鳥弥生(あすか・やよい)
編集ピィです。
これまでのゴーストライトは、WWWという海の深海800m付近を無音航行している潜水艦のような活動を基本にしていたんですが、諸々の事情で不本意ながら活動範囲を広げることになり、そして予想通り、意味不明なコメント、いわゆる「荒らし」が出現しました。
美咲さんのハイマットで撃墜したと思っていたのですが、どうやら一命を取り留めたらしく、なんと、再度侵攻!
副編アイです。
先方はどうやらGWを「ブログ」だと勘違いしているようで、携帯サイトのURLを貼り付けたりするわけですが、なんというか、そんな人を相手にするほどGW編集部は酔狂じゃあないんですよね。これはライターさんも同じですけど。
コメントやトラックバックを削除するのは本当に簡単で、普通であればそうするんでしょうが、相手の「サイバーアタック」があまりに陳腐で、削除することすら面倒なんですよ。
かといって放置したままだと、紙面が汚くなる一方ですし、どうしたものかとピィ君と相談し、とりあえず、
「ゴーストライト(GW)とは?」
を、「前述のような人にでも」理解できるように、簡単に説明しておこう、ということになりました。
ちなみにこの程度のことでは、編集長Vさんを呼んだりはしません。
さて、ここですが、『ゴーストライト』は、そもそもこういう人たちで運営されてます。
GW編集部
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/yS1JrWBTzOU&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/yS1JrWBTzOU&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
ライターさんはプロフィール参照ですが、どなたも一筋縄ではいかない、つわものばかりです。
例えば、アリサさん。
この人がもしも本気で怒ったら……はっきりいって洒落になりません。
アリサ
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こういうGWに対して、利用規定も読まずにアダルト携帯サイトの書き込みをする……無茶だと思いませんか?
サイバーアタックのフルカウンターを喰らって、架空請求まみれで首吊りなんてことになっても、責任取れませんから、はい。
別に、荒らしだとかはいいんですよ。それがWWWというものですから。
ただし、「相手の力量」を見誤ると、誇張ではなく「とんでもないこと」になりますから、アダルトでも勧誘でも何でもいいですけど、注意しましょうね。
「インターネット」なんていう曖昧な日本英語を使うからそういうことになるんですが、アダルト勧誘詐欺で儲けようと思うなら、もっと勉強と工夫が必要ですよ。
以上、簡単でしたが、副編アイ&編集ピィでした。
サー「んんん〜、んん〜、ん? GWに荒らし? んん〜(←興味なし)」
ダイドー少尉
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/9VYLCP0JeIU&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/9VYLCP0JeIU&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
やほ、鳩羽です。
おー、GWでは非常に珍しいコメントが、700回記念らぶラン♪に付いてんじゃん。
どれどれ?
─w輸繦v〜(~_~)〜輸繦v〜─!!
Technology
GENERATION
UNSUBDUED
NUCLEAR
DRIVE
ASSAULT
MODULE
___COMPLEX G.U.N.D.A.M.
ZGMF-X2OA FREEDOM....Go!
Z.A.F.T(Zodiac Alliance of Freedom Treaty)&O.M.N.I.Enforcer&P.L.A.N.T.(Peoples Liberation Acting Nation of) plant in the course oin the course off All Natural Foolishness Japanese.. danger take shelter
――Strike them!!!!!!!
ZGMF-X20A STRIKE FREEDOM(日本語、英語字幕)
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/ZqEQNKzxwfo&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/ZqEQNKzxwfo&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
↓Natural Foolishness Japanese↓
********************
Posted by みなのだ at 2009年06月23日 20:15
名前 みなのだ
ホームページ http://shortlinks.co..
コメント 06/23 20:15 ハメハメ連続でヤりまくったら腰痛激ヤバww
http://shortlinks.co.uk/l2m?n5nq9k5
IP「210.143.157.172」
携帯サイト
くえ
【ちょっっまっtっ!ww】
http://cha.onshaver.net/hoxyUW8/
ここの女マジやばすぎ!!
家行ったら、玄関開けた瞬間ぱっくんちょされたよ(爆
がっつき過ぎる奴は ちとひくよなww
▽追記
2/314:51[編集]
PC Mozilla 「210.143.157.172」
くえ
ちょっっまっtっ!ww(0)
http://cha.onshaver.net/hoxyUW8/
ここの女マジや…
2/314:51up[攴]
PC Mozilla 「210.143.157.172」
********************
編集ピィ「……容赦ナシですか!?」
鳩羽美咲「変なコメントとかトラックバックは、かなーり寛容にムシってるケド、物事にゃ限度ってもんがあってだな、よーするにバカは死ね、ってことよ。謝罪してきたらコメントとかIPとか削除してやるケド、それする時間なんて秒単位で更新されてるWWWにゃねーってこと、絶対に理解してねーよな」
鳩羽でした。
ムウ・ラ・フラガ少佐
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/YFE5hncH-T8&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/YFE5hncH-T8&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
RvVj5O <a href="http://fubhcwpjyipf.com/">fubhcwpjyipf</a>, [url=http://zltoghfrubbh.com/]zltoghfrubbh[/url], [link=http://jamstiikfykv.com/]jamstiikfykv[/link], http://ghphafqhojwx.com/
やほ、鳩羽です。
ライターバトルのコーヒー大ブレイク中(笑)に、らぶラン700回♪
やー、GWでの連載は長いケド、700回てスゴくね? ま、半分くらいは、どーでも話だったりするんだケドねん。
んで、700回記念っぽい記事でもと、あれやこれや考えましたよん。
まずーは! 前回を真似て、編集ピィのGWBNを勝手に拝借。
編集ピィ「また僕ですか(涙)」
********************
《防御》不定期『GW友の会』地球クリーン作戦
編集ピィ 2006年 01月 08日 23時 54分 59秒
編集ピィです。
アリサさんや欄丸さんの記事を読んだり、話を聞いたりしているうちに、あることに気付きました。
僕は富野由悠季{とみの・よしゆき}の『機動戦士ガンダム』から始まるガンダムシリーズが好きです。かなりの量のシリーズがあって、最近になって活動が再開されたことから、知らないという人はまずいないと思います。全てを漏らさず観ているという人はさすがに少ないとは思いますが、TVシリーズのどれか一つくらいは最初から最後まで観ているでしょう、という前提で書きます。
ちなみに、TVでは観たことがなくてもゲームで世界観や話を知っている、でもOKです。
ガンダム(シリーズ)がロボットアニメや勧善懲悪話ではないことは一目瞭然です。そう知らずに「好き好き」といっている方もいますが、無視します。主人公や主人公メカは明白なのに、それが単なる設定で、他の映像作品と違ってお話やカメラが主人公をメインにしていない、悪役なキャラクターの科白のほうが説得力がある、などなどによりガンダムは「意味不明なアニメ」とよくいわれますし、そこに反論はありません。どうしてそうなのか、ということを書き出すときりがないので止めて置き、悪役についてです。
MSガンダムに敵対する悪役勢力は、決まって地球に隕石やらコロニーやらを落として、地上人類を抹殺(彼らの言葉では粛清)しようとします。ガンダムとその仲間はそれを止めようと頑張ってる訳なんですが、その「人類史上、類を見ない大罪、大虐殺」をやろうとしている側の悪役が「それを大罪であることを自覚した上で」やっていて、時にそれを演説などで熱弁することさえあります。
ここがガンダムのややこしいところで、ガンダムがガンダムたる部分なんですが、その大罪・大虐殺は、それに至る経緯を演説などで聴く限り「正義ではないが、やるに値する行為」なんです。
大虐殺は決してやってはいけないことで、だからガンダムはそれを止めようと戦ってるんですが、その姿が人類の危機を救おうとするヒーローに見えない……確かに意味不明なアニメです。
大虐殺される中に思想や理念とは無縁で、日々を懸命に生きている人々がいて、ガンダムはそういう「罪のない人々」を守るために戦っているんですが、悪役、例えばジオンやジュピトリアン、クロスボーン・バンガードが掲げる「犠牲を伴う大儀」が余りにも大きすぎて、ガンダムの、アムロ・レイやキラ・ヤマトがいう「罪のない人間を巻き込むな」がとても小さな、単なるワガママにしか聞こえないんです。だから、どのシリーズのガンダムも、最終話の後に、「で? 結局どうなったの?」という疑問が残ります。
冒頭、気付いたことというのは、ガンダムの悪役、シャア・アズナブルや鉄仮面、パトリック・ザラやギルバート・デュランダルが人々のためにと考えに考えた末に辿り着いた結論が「大虐殺」という一種矛盾したものになる経緯というか考え方は、アリサさんや欄丸さんのそれなんですよ。
今まで、ガンダムが好きだといいつつ、どうしてシャアが人類粛清としてのアクシズ落としにそこまでこだわるのか、何が何でもコロニーを地球に落とさなければならないというアナベル・ガトーの考えが微塵も理解できなかったんです。だからそれを阻止する側であるアムロだったりコウ・ウラキ側に気持ちがいってたんですが、理解できたので、次に観返す時は今までとは全く違う視点になると思います。
********************
いやー、語ってるねー(爆)。
んでもって、こちとらの現状ー。
・PSP『機動戦士ガンダムVSガンダム』
・PS2『機動戦士ガンダムSEED 連合 VS ZAFT』。
両方とも内容がアレで値崩れして、在庫ダブり気味なソフトなのは、わりと誰でも知ってるかな?
んが! 今はこいつらにドップリと額までハマってますよん。
「巷の評価は一切無視」で、この2つ、スゲーっすよ!!
書き出すとキリないから、PSPのガンダムVSガンダムだけで。
最初にアリャマーなOPがあって、ここでちょいテンション下がるんだケド、スタート押すと――
このクオリティで、使用可能MS(というかガンダム)が30だとか50だとかって、もう、収集つかねーし(爆)。
例によって、取説ほぼ読まずでやるんだケド、3ステージくらいでどうにか基本動作が出来て、戦闘できるのよね。
やっぱゲーマーだから? とかニヤニヤしつつ、そーいや、ガンダム系のゲームてどれくらい持ってたかな? って並べてみたら――
あのですねー。こんだけやってたら、多少のボタン配置違いなんて、はっきりいって関係ないっす!!(笑)
PSPとかPS2、PS3のコントローラって「ゲームの操作端末」で、まあオモチャなわけよ。
でも、例えばPS2。
基本ボタン4こ+LRボタン4つ+十字キー+アナログスティック2こ(押し込みでボタン2つに)+スタート・セレクト・DSボタン……これだけの入力端末(一部ボタンはアナログ入力対応)を、格ゲーだったら「ミリ秒単位で」操作するんだから、F91とかX10Aを操るのなんて、まぁ簡単だわな。
って、何話だっけ?(ヲイ)
思い出した。デスティニーの強さは反則だろヲイ!! アロンダイトでザックリと……。
いやいや違う、らぶラン700回ヤフー♪
鳩羽でした。
副編アイです。
ライターバトル佳境の前に、コーヒーブレイクとしてGWバックナンバーを入れることにしました。
記事チョイスは私です。
編集ピィ「!! 僕の古傷、グリフォンこと「マツダ RX−7 FC3S」記事じゃないですか!」
コーヒーブレイクですから、派手に「ブレイク」してもらいましょう!
(2006年 04月 03日 07時 05分 47秒)
編集ピィです。
一昨日にグリフォンTAVで友人と名水の沸く場所へのマッタリクルーズをした翌日の昨日の晩、峠屋FDと一緒に初の最高速領域へトライして……事故りました(涙)。
場所は、いわゆる峠に至るまでのストレートとコーナーの複合した超高速ステージで、トライ時間は事故を起こすまでの役20分。
150Km/h巡航からの90Km/hコーナーの連続+5速オーバー200Km/h数箇所というステージの終盤、どうということもない登り90度右コーナーで突然リアがアウト側に飛び(熱タレかパワースライド)、戻ったグリップでそのまま対向車線側のガードレールに垂直に刺さってしまいました。
ステージ終盤かつ登りだったので瞬間速度はおそらく60Km/h強だったんですが、フロントが見る影もなく見事に大破です。ボンネットはくの字に浮き、尖ったフロントバンバーは粉々、リトラクタブルライトは両目とも吹っ飛び、ラジエター水は全て漏洩です。
が! さすがはグリフォンと驚いたんですが、エンジンルームの構造がFDと違い前部にラジエターやシュラウド、ドライバー寄りにエンジンやインタークーラーという配置で、被害はラジエターまで。エンジンなどの心臓部は全くの無傷で、一緒に走っていたFD乗りも感心していました。バッテリーBOXやオイルパン(?)も無事です。
フロントフレームがフェンダーやボンネットと一緒にひしゃげてタイヤと干渉していたので(タイヤがフレームにゴリゴリあたる)そのままでは自走不能だったんですが、叩いたりねじったりバラしたりを2時間ほどしてもらったら自走できるようになり、かろうじて生き残っていた左目で帰宅しました。
納車されたのが3月13日の朝で事故が4月2日の晩、たったの20日間、一ヶ月も乗らずで大破は僕のドライビングテクニックの未熟さがゆえで、グリフォンと前オーナーに向ける顔がない、というのが率直な感想・反省ですが、応急処置後に自走していてた間のエンジンやアクセルフィールなどなど、グリフォンそのものはまだ健在というか事故前と全く変わらずで、フロントバンバーやフレーム・リトラなどの補記類さえ貼り付ければすぐにでも走れることが解ったので、事故によるブルーな気分はすぐに消えました。
念のため、こうやって記事を入力していることから解るように、僕はかすり傷一つありません。
後から到着した間接的な知り合いメカニック(バカ)は「買い換えた方が安い」などと寝ぼけたことをほざいていましたが、修理するより買い換えるほうが、という発想・言動は車以外でも聞いていて白けてしまいますね。
グリフォンの修理費はそこそこ高額になるかもしれないんですが、たとえFCの新品が格安であったとしても、それに乗り換える理由が僕には微塵もないので、費用が幾らだろうが、当然グリフォンを修理します。
修理の間、街乗り用途の足がないのが不便ですが、そこはまあ自分のしでかしたことですから、反省がてら代車で我慢します。
事故は別として、それまでの最高速ステージはグリフォンの限界域を垣間見れたので、とても楽しかったです。もっとも、その最中はそれどころではなく山盛りのメーターのどれ一つまともに見れてなかったんですがね(笑)。
運転は速度が何キロであろうと事故らないのが理想ですが、乗っているマシンがスポーツカーで腕はともかくスポーツ領域で走る以上、今回の事故は残念ではあるものの、まあ必然だと納得しています。
完全否定はしませんけど、見た目だけカッコイイスポーツカーをファッション感覚で街乗りでころがすだけなら、僕ならそれこそ軽トラックにでも乗りますよ。
前オーナーの意思を継承すると決めた矢先だったので自分自身よりも前オーナーとグリフォンに申し訳ない、そんな思いが強い事故だったんですが、こうなったら意地でも復元してみせます。フレームゆがみがあるのでかなり先になりそうですが、最悪自力ででもやりますよ、はい。
副編アイです。
門士司さんVSサー・ダイドー……いつになったら決着がつくんでしょうか?
門士「!! 今日は何曜日だ!? 日曜日じゃないか! ライターバトルなんてやってる場合じゃない! サーさんよ、お前の勝ちにしといてやる。ありがたく思え」
サー「ほぁっ!?」
門士司(かどや・つかさ)だ……いや、この口調は相手に失礼になるな。
門士です。
バンドメンバー募集で連絡のあった方と会いました。
色々と書くと長くなるので要点だけにしますが、僕と同じく複数バンドで様々な楽器の経験のある、ギタリストさんです。
名称は、例によってガンダムから拝借し「ビルギット」さん、とでもしておきましょう。
『機動戦士ガンダムF91』からの引用(?)です、念の為。
今日6月21日(日)のことを時系列で並べると――
・待ち合わせ場所で初顔合わせ
・スターバックスで雑談
・楽器店のスタジオを使おうとしたが、予約が入っていた
・公園に行き、持参したZO−3芸達者でお互いの腕を少し確認
こんなところですが、実際は非常に中身の濃い、充実した、楽しい時間でした。
初めて会って2分ほどで、お互いが、他人から似たような印象を受ける(実年齢よりかなり若く見られる)と、服装や言動で判りました。
スタバでの雑談は、知らない人が聞いたら、何語か解からないであろう用語だらけです。
僕が主にロックテイストの曲を好むのに対して、ビルギットさんはパンク系のようでしたが、出てくる知らないバンド名のなかに「ストレイキャッツ」があり、なるほど、パンク系とはいっても、いい曲やバンドであればオールジャンルをカバーしているのだなと感心し、そこからはギター談義です。
僕がストラトキャスタータイプのギターを好んで使うことは何度か書きましたが、ビルギットさんはどうやらレスポールタイプのようで(想像です)、ストラトとレスポールという半ば対極で――
「ストラトのシングルコイルピックアップよりも、レスポール系のハムバックのほうが綺麗な音がでますよね」
「レスポールでもウィルキンソントレモロユニットでアームが付けば好きで、カスタムしなくても販売しているみたいです」
といった話をしつつ、冗談で作った名刺を渡しました。
そこから、小さなスタジオのある楽器店に向かったのですが、予約が入っていて使えず、とりあえず会員登録だけして、広い公園に行きました。
アンプなどを持参していたので電源が取れる場所が理想でしたが、それにも対応できるようにZO−3芸達者を持ってきていたので問題ありませんでした。
とてもとても気になるビルギットさんのギターテクニックですが……「既に単独ライブレベル?」というくらいに綺麗でした。
ピッキングや運指がとても「やわらかく丁寧」で、当然といえば当然ですが、基本が出来ていて経験値のある方は、レスポールの超ショートスケールであるZO−3だろうが何だろうが、弦がある楽器ならば弾きこなせるのだな、と再認です。
対する僕はというと、毎度お馴染みの「パワー&スピード」でガシャガシャです(笑)。
久しぶりのZO−3(レスポール)だったので感触がつかめず、気付くと6弦が切れてました(爆)。
まあ、基本がない僕なので、弦が1本くらいなくてもそのまま続けるのですが、オープンコードを使ってT−REX「20センチュリー・ボーイ」のイントロ部分や、パワーコードで何かの曲のような雰囲気、そんな滅茶苦茶なノイズに対してビルギットさんは苦笑しつつ「ノリは判りますよ」と。
ひたすらにピッキングをやっていたので、どうにかリズムになっていたのでしょうか。
弾き語りストに「ノイズだ邪魔だ出て行け」といわれてピンとこないのは、ここなんですね。
「判る人にだけ伝わればいい」というスタンスは、「判らない人には永遠に伝わらない」のですが、ピッキング=リズムキープがきちんと出来ていて、かつ、「楽器経験と音感のある人」には、ガシャガシャのノイズでも、「何となく」は伝わるんですよ。
そして、肝心なのは「そこがスタート地点」だということです。
楽器に限らずです、念の為。
「俺の魂の叫びを聞いてくれ!!」と、「日本国」で「アラビア語」で叫んでも、100%伝わりません。説明の必要はないでしょう。
まあ、人生? のスタンスなど人それぞれですから、赤の他人のそれに僕がとやかく言う筋合いもなければ、そんな無駄な時間もありませんが、「知らない」ということがどれだけ怖いか、これを理解している人が日本では少ないですね。他国の事情は詳しくありませんが、おそらく似たようなものでしょう。
イランが核兵器を自国生産できるようになった可能性がある、という「現実の世界」で、弾き語りの魂の叫びに何か意味がありますかね?
脱線しました。
僕は、何事にも超集中オーバーヒート自爆タイプなのですが、ビルギットさんから頂いたメール、
「ギター友の会、のんびりと稽古していきましょう」
、いいですよね、このノリは。
楽しくなければ、何をやっても無意味ですし、そこで焦っても何の成果も出ませんから。
最後に、ビルギットさんの名言を。
前日に音叉とデジタルチューナーで、いちおうチューニングしていたZO−3芸達者、これを弾いたビルギットさんの一言。
「バッドチューンですね(笑)」
僕の「好みのチューニング」に対してこの科白、凄いと思いませんか?
「のんびりしつつ、ライブなどもやれるといいですね」と、当たり前のように言えるのは、それを支えるバックボーン、経験値と「目的意識」があるからで、これらがない方は……下らないのでやめましょう。
趣味は音楽鑑賞という人が割といますが、その人たちが「何を」聴いているのかは、はっきりいって解かりません。
最後に、と書いたのにまだ続くのですが、ビルギットさんが「変わった人が好き」といっていたのですが、僕は大丈夫ですかね?
鳩羽美咲「オメーは筋金入りのクレイジーキテレツ大百科辞典のコーディネイター。変わってるとかいうレベルじゃねーから、安心してROCKれ!」
副編アイです。
あの、ライターバトルはどうなるんですか? 門士さんの不戦敗扱いでいいんでしょうか?
サー
「ならぬ! 仕合に不戦敗などありえず、我輩が門士めを葬って真の勝利を獲得し、その美酒を世紀末の墓標に奉げようぞ!
北斗神拳裏秘伝……事象転生!」
門士「何!?」
『第1回GWライターバトル・3回戦』
「門士司 VS ダイドー少尉」勝者〜ダイドー少尉(決まり手:事象転生。試合時間:5日間)
副編アイです。
門士司さんVSサー・ダイドー、未だに決着がついてません(TдT)
編集ピィ「まあ、ある意味、頂上決戦みたいなものですから、仕方がありませんねー」
それじゃあこまるんです! こうなったら、どちらかにアリサさんの不意打ちを……おや??
90式戦車
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GWライターバトル中はとても危険ですので、至急、避難してくださーーい!!
ああ、警告を無視して……GWシステム! セーフティー! ドライブー! リリーース!!(ピピピピ♪)
Gatling Gun
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サー「ほほう、GWシステム、なかなかのものではないか。よし、我が防衛システムも起動させ、軽く、威嚇射撃をしてしんぜよう」
Iowa Class Battleship fires its 16 inch guns
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門士「海か……」
戦場の絆
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副編アイです。
前回の『第1回GWライターバトル』2回戦、美咲さんVSアリサさんは非常に緊迫した、いい戦いでしたね。
編集ピィ「そうですねー。まさかターンAで――」
そんな余韻はさて置いて、3回戦!
対戦カードをランダムに選びます。
GWシステム! セーフティー! ドライブー! リリーース!!(ピーポー♪)
ピピピ、ピー。ライター……「門士司」(かどや・つかさ)。
ピピピピピピ、ピポッパピー。ライター……「ダイドー少尉」(サー・ダイドー)。
なんと! これはこれは、とんでもないカードじゃあないですか!?
門士さん。えー、プロフィール覧ではまだ「欄丸」さんになっていますが、「門士司=欄丸」さんです。
ダイドー少尉は、えーと、説明は特にありませんね。プロフィール参照でOKです。
それでは対戦前に、インタビューを。
門士司
「ライターバトル、まあ俺が優勝することに間違いはないが、お遊びに付き合ってやってもいい、そんなところだな」
ダイドー少尉
「ほおぉぉぉーーーー……ふうぅぅぅーーーー……すぴーーーーー(眠)」
え、えーと、何やら、かみ合っていないような気がしなくもありませんが、大丈夫でしょう。
それでは、ライターバトル3回戦、レディーー……
ゴォォォーー!!
Mortal Kombat
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門士「寝たふりをしてても、殺気がビリビリ伝わってるぜ、ダイドーさんよ」
サー「……ふっ。門士司、名前だけでなく中身も別人という訳か、あなどれん奴よ」
門士「それで「どこからでもかかってこい」っていうのなら……遠慮はナシだ! 変身!」
カメンライドゥ! ディディディ、ディケイド!
(ブォン!)チョチョチョ、チョッパーマン!
アタックライドゥ、キューンスパーーク!
チョッパーマン
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サー「猫被呼吸法の真髄、北斗寺裂拳!! ほぉぉーーー!」
「あーたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた――」
北斗寺裂拳
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門士「面白い攻撃だが、当たらなければどうということはない。次はコイツだ!」
(ブォン!)テテテ、テニース!
アタックライドゥ、スーパーサーブ!
スーパーサーブ
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サー「同じ科白をそのまま返そう、当たらなければ無意味! ほぁっ!」
スタンド発動
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門士「おっと、今のは少し効いたな。だが、まだまだこれからだぜ」
副編アイです。
えーとですね、この勝負。決着にかなーり時間がかかりそうなので……放置しましょう。
それでは、ライターバトル5回戦でお会いしましょう。
さようならー。
門士「こいつはどう料理する? サーさんよ?」
(ブォン!)ラララ、ラーメン!
アタックライドゥ、ラーメンマトリックス!
Matrix Dance Fight
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サー「おぁたぁっ!! 死兆隕石落下脚!!」
死兆隕石落下脚(桑の実)
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副編アイです。
『第1回GWライターバトル』1回戦は、編集長Vさん対編集ピィ君というハプニングでしたが、ここからが本番ですね。
では対戦カードをランダムに選びます。
GWシステム! セーフティー! ドライブー! リリーース!!(パンポン♪)
ピピピ、ピー。ライター……「鳩羽美咲」(はとば・みさき)。
副編アイ「あ、美咲さんじゃあないですか。今回のライターバトルは――」
鳩羽美咲「─w輸繦v〜(~_~)〜輸繦v〜─!!」」
副編アイ「あれ? 美咲さん? 沈黙しちゃいましたが、何でしょう?」
編集ピィ「ひ、瀕死ながら、解説役……を。美咲さんは……シ、SEEDを、自在に、あ、操れるんです!」
副編アイ「シード? いや、今回のライターバトルにシード枠はないんだけど? おっと、美咲さんは予想通りガンダムに乗り込みましたね。ガンダムって強いロボットなんでしょう? これは白熱したバトルになりそうですね」
編集ピィ「簡単に、か、解説しましょう。美咲さんのモビルスーツは、ZGMF−X10A FREEDOM。通称は「フリーダム」で、ガ、ガンダムではありません。なぜガンダムではないか、という話は、長くなるので省略……」
ZGMF−X10A FREEDOM&ZIPS
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GWシステム! セーフティー! ドライブー! リリーース!!(ピンポン♪)
ピピピ、ピー。ライター……「アリサ」。
副編アイ「おお! 美咲さん対アリサさん。
この対戦カードは中々に見応えがありそうです。
おや? アリサさんもガンダムを持ち出して来て……?
「ヒゲ?」あのロボットもガンダムなんでしょうか?
美咲さんのガンダムに比べると、羽根だとか武器とかがないようで、
……アリサさん、適当に選んだんでしょうか?」
編集ピィ「SYSTEM−∀99(WD−M01)! ガンダムー!!(ドサッ(←倒れた))」
副編アイ「あれ? では、アリサさんに、今の心境を一言、聞いてみましょう。アリサさん?」
アリサ「……ライターバトル、この企画はなかなかに面白いと思うわよ。
ライターの技量も格段に上がるでしょうし。それで、対戦相手が美咲ちゃんだから、おヒゲのガンダム。適当に選んだ訳じゃあないわよ?
私なりにガンダムというものを分析してみて、そして何より「勝つ戦い」をする、そのための、おヒゲさんなの」
副編アイ「ありがとうございました。……それでは、GWライターバトル……」
編集ピィ「……レディー、ゴォ!!」
∀ガンダムOP1
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副編アイ「……おや? お互いに全然、動きませんが、ガンダムが故障してるんでしょうか?」
編集ピィ「ハァッ!(栄養ドリンク補給) あれはですね、いわゆる「読み合い」です。格闘技やチェスなどにある「読み」、相手がどう出るか、それにどう対処するか。それを美咲さんとアリサさんは「100手先」くらいまで読んでいて、お互いが相手の出方をうかがっていて――」
ターンA対ウォドム
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副編アイ「??」
編集ピィ「光の剣、一閃!!」
副編アイ「あれ? えーと、アリサさんの勝ち? 見えなかったので、GWシステム作動……スーパースロー再生、ON」
副編アイ「えーと? 美咲さんのほうはフリーダム? 武器がニョキニョキと出ていて、一方のアリサさんのターンA? は、左手を振り上げてて……ああ! なるほど! 「フェイクをいれた、カウンターアタック」そういうことですね!!」
編集ピィ「ハイマットフルバースト状態のフリーダムへ、ビームサーベルによる逆手抜き打ち……ブラボォォー!!(TдT)」
『第1回GWライターバトル』
・2回戦「鳩羽美咲 VS アリサ」勝者〜アリサ(決まり手:ビームサーベル一閃。試合時間:5時間)
鳩羽美咲「ちぇっ、一般ピーポー向けならフリーダム無敵なのに、ターンAは反則じゃーん」
アリア「……ガンダマーの美咲ちゃんに対抗するなら、おヒゲさんしかないじゃない。でも、予想通りの動きをしてくれたこの、ホワイトドールっていうの? 大したものね」
鳩羽美咲「20.6トンもある大型MSだケド、DHGCPジェネレータ(27000Kw(±5000))ってなトンデモなジェネレータ搭載してて、それを「カウンターの一撃にのみ使う」っていう戦略とられたら、マー、SEED炸裂のフリーダムでも対処できねーよぅ」
アリサ「……ガンダムっていうシリーズ作品の知識は殆どないけれど、おヒゲのターンA、これは私の好みに合うかもね」
編集ピィ
「ユニバーース(TдT)!!」
∀ガンダム T地球光 U月光蝶
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Soul Edge (Soul Blade japanese)
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編集長Vです。
オフィスみさき、鳩羽美咲さんの前回の記事は、実は以前一度掲載し、しかし編集部判断で即削除したものです。
またまた同じ雰囲気の記事を持ち出す美咲さんの頑固さに、編集部はまたまた削除という、安直な手段をとろうとしたのですが、あえて、掲載します。
かつ、アマチュア作家・飛鳥弥生さんが送った小説複数と、「編集部」を設けている営利企業「文芸社」との認識のズレ。
更に、ライター各人のプライベートな悩み、などなど、全てをまとめて解決・解消する方法を、たった3人という少ない人員で検討したところ、良いアイディアが出ました。
副編アイです。
はーい、ライターの皆さん、集まって下さーい。サーは? いない? まあ、GWシステムですぐに見つけるから後回しとして、他の方。これから、ゴーストライト編集部主催『第1回GWライターバトル』を開催しまーす!
ライター陣「………………?????はい?」
編集ピィです。
では簡単にルール説明します。
まず、対戦場所は日本。
次に……えー……これだけですね?
続いて対戦方式ですが、バトルロイヤルにしようかとも思ったんですけど、収集がつかなくなるので、トーナメント形式です。
ランダムに選ばれたライター同士が1対1を繰り返し、ライター・オブ・ライターの座を勝ち取ってください。
何か質問がある…はい、美咲さん。モビルアーマーの使用!!? えーとですね……あ、サーが呼んでもいないのに来ました。
北斗神拳VSモビルアーマー……これはなかなかに見応えのある、っていやいや!! 核兵器はナシでしょう!!! 核の同士討ちなんて真似されたら、編集部が耐え切れません!!
編集長V「それをどうにかするのが、私たち編集部じゃあないですか」
編集ピィ「編集長はガンダムとか知らないでしょう!? モビルアーマーっていうのはですね!! ふぅぅーーー(集中)……! 解かりました。まずは……編集長Vさん! あなたと勝負です!」
副編アイ「………………はい???」
編集長V「ほほう。どこからでも、いつでもかかって来て構いませんよ」
Jet Li Kiss Of The Dragon
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編集長V−REX「タイムファイヤー!! DVディフェンダー! ハァッ!!!」
TF DVディフェンダー
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俺は、編集長V−REX。
GW編集部は俺が指揮する部隊だ。GWライターバトル、核だろうがレーザーだろうがドリルだろうが、全て、編集長権限により許可だ。
繰り返すが、そのための俺、編集長だ。
そしてピィ、そんなことをいうから、お前は万年編集ピィで昇格なしの下っ端止まりなんだ。
編集という任務をこなせるよう、もっと技を磨け。
『第1回GWライターバトル』
・1回戦「編集長V VS 編集ピィ」勝者〜編集長V(決まり手:DVディフェンダー連射。試合時間:実質3秒?)
副編アイ「いや、あの、今回は「ライター」バトルなんですけど?? まあ、こういうこともある? かな?」
編集ピィ「ラ……ライターの、に、人気ランキング、なんてのも考えていて……投票をお待ち……ぐはっ!!(爆発)」
未来戦隊タイムレンジャー(英語版PV)
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∀ガンダムOP2 CENTURY COLOR
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Technology
GENERATION
UNSUBDUED
NUCLEAR
DRIVE
ASSAULT
MODULE
___COMPLEX G.U.N.D.A.M.
ZGMF-X10A FREEDOM....Go!
Z.A.F.T(Zodiac Alliance of Freedom Treaty)&O.M.N.I.Enforcer&P.L.A.N.T.(Peoples Liberation Acting Nation of) &plant in the course off All JaJapanese.. danger take shelter!!
─w輸繦v〜(~_~)〜輸繦v〜─!!
――Hit them!!!!!!!
ZGMF-X10A FREEDOM
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翻訳? イヤイヤいらんってば ┐(´д`)┌壓壓
ガンダムは世界共通だから、これで通じるんだよ。
SEED Me
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『御手洗潔の選択』
芸術家は死後、有名になる? そんな馬鹿な話があるもんか、ねえ?
死んでから有名になるなんて、当人には全く無関係な、どうでもいいことじゃない。その芸術家が喜んでいるのか悲しんでいるのかを確認する手段があるのなら、是非とも聞かせて欲しいものだよ、まったく。
芸術家だとか映画監督だとか、そんなこんなの前に、「何をやりたいのか?」これが一番重要でしょう?
自分が何をやりたいのか解からずに映画監督を目指して、仮に監督という肩書きを得たとして、さて、どんな映画を撮る?
依頼された映画だけ? ははは! それはきっと、素晴らしくユーモアに溢れた、下世話で低俗な作品に仕上がっているんだろうね、ははははは!!
それこそが、大衆の求める、真のエンターテインメントだよ!
はははははは!!!
********************
『NGC999999999+ 試作02号機 整備・改修マニュアル』
「バイオコンピュータとサイコミュの連動に関して」
現状においての走り屋は、世間の流れに思いっきり左右されており、「走り屋=走り回る人」という認識が激減していると思う。
※0 流行だった時に知り合いに連れられて見に行った、そして飛ばす姿や車の仕上げ方、雰囲気に「カッコイイ!」と思ってその世界に足を踏み入れた人。
※1 かたや、バイク時代から「飛ばすのが好き」という理由でそのまま4輪に転向して、いつしか飛ばせる場所にそういう連中が集まってくる。
※2 前者は「ドリフト」の分野で多く、後者は「誰の意見にも左右されない者達」。
さらに前者でグリップでも
※3「先輩に連れられて走り始めたら案外楽しいのでずっと走ってる」人も少数派でいるはず。
走り屋が求めているもの、というのはこういうきっかけからスタートして「それぞれが自分の性に合った」分野で続けていき、
※4 大半の人は「世間的モラルや個人的事情」から数年で降りていく。
事実、走り始めの先輩達は皆やめていった。
きっかけはともあれ、そこから車というものの奥深い世界に興味が芽生えると、ある者は仕事で車そのものの世界に更に足を突っ込み、またある者は走るのだけが好きで、
※5 仕事までには反映させずに「趣味」として細々と続けていく。
更に、車の世界に足を突っ込んでも「いじり系」と「走り系」に分かれ、構造などに興味を持ち、いじっていくのが好きになる者と、とにかく車は走らせるのが楽しい! と言い、走りのためにイジるけど基本は走りの為! という者にも分かれていく。
自分は後者、走りあっての車、改造。
ドリフトとグリップを一まとめにしないのは、
※6 ドリフトは「車を振り回す、派手に走る、目立ちたい」というのが目的であり、
その性質上事故も多く、外観の故障にはいちいち大金かけて修理してられないし、走る分には影響ないと考えるから「色の違う外装を平気で装着する」恥ずかしい状態に陥る事が多い。
更に「ドリフト=無理やりスライドさせる」という車本来の使われ方をしていないので、改造するにしても「性能追及」ではなく「乗り手の気分を満たしてくれる物」であればOK。
乗り手の要求とは「安く、派手に、気分よく」という条件が大半だろうから、やたら滅多ら音がウルサイマフラーも良いアイテムとなり、そもそも流行りモノの走らせ方だから、同じく
※7 流行りモノの「ドリフトグランプリ」の車達が付けている妙な外観の「一部のみ(ここ重要)」
を自分の車に反映させたりするので下品な車に成り下がる。
中途半端にお金を使っているので、結果的に「競技仕様車の一部のパーツを自分で適当に取り付け満足している」状態で、もし仮に皆が大金を払って競技車のようにしっかりと作り上げていたなら「ドリフト仕様車」も今とは違って随分と一般人にウケる車になっただろう。
全国の走り屋の比率では、かなりの数がドリフターであろう、
※8 それは「誰にでも受けやすく、とにかく派手」だから。
しかしモータースポーツの映像を見たらすぐに判るだろうけど「ドリフトさせたら失速」だ。
例えばGT選手権でもF1でも、テールが流れてしまったら=失敗扱いだ。
本来の走りの頂点の世界で「失敗扱い」のドリフトが世の中には受ける。
これは「失笑」というところじゃないか?
※9「わざわざ遅くなる走りが何故流行る?」ってね。
グリッパーとわざわざ分けて説明したのは、そういう
※10「車に求めているもの、求められるもの」の基本概念がそもそもお互い違うからなのだ。
グリッパーという言葉がわざわざあるのは、ドリフトする人口が増えてきた為じゃないかと思う。
本来の走り屋がグリッパーであるだけで、スライドばかりを楽しむ人が増えてきたので、そうでない本来の人達をわざわざグリッパーと呼ぶ事にしたんだろう。
ナンセンスだ、車本来の「速さ追求」の姿勢が、現在では「特別扱い」などと。
グリッパー、走り屋としては、まず「通常よりも速い速度で飛ばしてコーナーを抜ける」事が楽しく、さらにより上手くコーナーを駆け抜ける技術として「滑った状態、滑りやすい路面や車の状態」にも対応出来るように日頃走り込み、志を同じくした人と純粋に「どっちが速い!?」とバトルをする。
勝てば「自分の選んだ走らせ方、仕上げ方、現状」に喜び、負ければ「どこが劣るか?どこが駄目だったか?」を悩み、「次に会ったら負けねーぞ!」と意気込む。
グリッパーにも「とにかく負けず嫌い」と「車を手足のように操れるのが楽しい」という人達がおり、
※11 前者は「負けない為の車の装備の充実」にお金を使い、
※12 後者は「勝てたら嬉しい、でも負けても車を操る事が楽しい」んだと思う。
自分は今現在は後者の状態だろう。
ちなみにこの速さや滑らせる技術というのは、日常においては「全く必要の無いモノ」だろう。
そもそも60キロやそこらで、たらたら流している街中での走行において、このような技術が必要になる場面など絶対に無い。
走り屋とは、わざわざ速度が落ちてしまうようなコーナーを、いち早く駆け抜ける為に、又は、滑るはずの無い状況でも滑らせてコントロールをして、
※13 「全く賞賛されない」、
とてつもない速度を好んで出し、スポーツカーならば、その状況に「車本来の存在価値」や「潜在能力」を見出し、それを知った当人のみが喜ぶ、こんな世界だろう。
※14 最初から「走り屋」などに意味は無い、世間的には全く理解されない「無駄な行為」なのだから。
※15 無駄=やらない、と考える人達には、一生理解されない世界であろう。
(002P)
********************
∀ガンダムED2 月の繭
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SEED アズラエル&Me
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《第十八話「決まれ! ガーネット・レーザー!」》
「誰だって「その道」じゃ…負けたくない…って事が…あるよな」
「「その構え」には…オレぁ〜…まぁ、負けられないわな」
「言いたい事はいくつか…あるんだよ」
「ま…一言で言うなら」
『本気にさせたな』
>課題山積みで、イヤなことスーパーコンボで押し寄せてきてて
>私が表現しないのは、表現したいことが表現したい通りには伝わらないのがイヤだからです
>うまく伝わるかを気にしすぎて発狂しそうになります
>私は私が生きた証を残したくないので、写真も文章も残したくないです
>人は死んだ後も、他人の心の中で生き続けて、
>自分を知る全ての人が死んだときに、二度めの死を迎えるわけですが、
>私は死ぬのも生きるのも一度で十分と考えています
>「健康」と「愛」と「お金」があることが、「人々の」幸せのようです
>「普通」っていうのは「当たり前」ということのようです
「なんだソリャ…ナメてるのか…」
「おまえに欠けている、足りないものだ…何かわかるか?」
「『安いプライド』だ。オレは「コイツ」にしがみついてる」
「ピンとこないか?」
「どんな人間でも『安いプライド』があれば、「戦える」んだ。何とだって!」
「見せてみろ。そのおまえの全部の力を…」
「ここはもう俺の「制空権」だ。どんな技を出しても…落とすぞ」
「おまえは頑丈ゆえに何度も…『ふき飛ぶ』 俺は変わらず…ただ…」
「撃つ!!!!!!!!!!!!」
ドン! ドン! ドン! ドン!!!
「俺は…何発…撃ったんだ…」
自己満足で孤独になるっていうのは、ドロシーがくれたメールにあった「芸術家」ってことかな?
ほら、「読めないメモはただのゴミ」っていう奴。だから納得だ。
解らないのが「他人」あっての自分、っていうところ。
ドロシーの認識だと「社会(コミュニティ)」と「他人」って、どういう定義になってるのかな?
ちなみに僕の定義は、
・社会=自分を中心に、3人以上の人間集団
・他人=上記に属さない人類全て
自分を写す鏡…鏡なんて、どこでもあるじゃないか? 洗面だとかに沢山。
それをじーーっと見れば、自分が何者なのかなんて、すぐ解かると思うんだけど、ダメかな?
精神的内面を写す鏡が欲しいなら、もしあるなのら、自分の日記なんかを読み返せば済むし。
何? 敵? 警報!? 接触まで……120日前後!? たったの120日!!
ドロシー! 他人だとか何だとかを気にしてる場合じゃないよ!
「親しい人間」にだけ「細心の気配り」をして、後は全員……悪いけど無視するしかない!
僕はいちおうパイロットだけど、やっぱ一人だから限界があって、億単位の殺戮マシーンをどうこうするなんて芸当はとても!!
********************
『先日、すこし苛ついて、感情的になり、あなたを拒否するようなメールを送ってしまったことにお詫びをしたく、再度メールしました。
先日の私のメールが、あなたを傷つけたのではないかと、深く反省しています。すみませんでした。
私が苛ついたのは、あなたが本名を名のらぬところ一点で、あなたの人間性を否定したわけではありません。
あなたの持つ、自己表現に対する思い(気合い?)は、ヤル気に満ちて積極的です。正直、感服しています。
下手くそだろうが自己満足だろうが、デカイ音ガナリをあげて叫ぶ。それがROCKだと私は思います。
一度会ってみたいです。激情を伝えてください。
返信待ってます』
『改めまして、門士司(かどや・つかさ)です。
こちらがお詫びしなければならないことが、沢山あります。
なるべく長文にならないよう、配慮します。
まず、一番肝心な「本名」です。
戸籍上の本名は「****」なのですが、昔からこの名前が大嫌いでした。
理由を書くと長くなるので省きます。
改名しようとして(戸籍などは後回しで)、候補に上げた幾つかから悩んで、
「門士司(かどや・つかさ)」
にしました。
>下手くそだろうが自己満足だろうが、デカイ音をガナリあげて叫ぶ。それがROCKだと私は思います。
僕もそう思います。
ROCKとは? という本には、今のところ全く興味がありません。
どこかの歩道で、通りすがりの誰かが、僕に対して「下手くそ、別のところでやれ」といわれても、「それがROCK」なのだから仕方がありません(笑)。
昨日だったか、「エレクトリックベースを触ったことがないだろう?」といわれていたことを思い出したので、ギターアンプにエレクトリックベースというマヌケな組み合わせで遊んでいて(笑)、ビリー・シーン「ごっこ」をやっていたのが、他ならぬ僕、門士司(かどや・つかさ)です(笑)。
話が脱線していますね、修正します。
感情の起伏は誰にでもあり、それはとても健全だと思います。
僕の人間性を云々は、全く気にしていません。
というのも、今まで、色々な人から、それこそ頭痛がするほど言われ続けていて「慣れている」からです、ご心配なく(爆)。
「激情を伝える」というほどの腕前も信念もありません(笑)。
単に「のんびり、気の会う方と」エレクトリックギターを「楽しんでマスターできればいいな」、それだけです(笑)。
そして、できるなら、曲は「ノリノリGOGO!」というアップテンポ系で、ジャンル云々は置いておき、強烈にディストーションをきかせた「ノイズ」を叩き付けるような、ROCK「風」ならば、POPだろうとテクノだろうと、何でもありです。
僕も、○○さんと、是非とも会って、一度、お茶でもしつつお話をしてみたいです。
電源が取れる場所が理想ですが、ZO−3、PIE−ZO、アコースティックギター、携帯電話とミニサイズのスピーカなどを揃えておけば、公園でも海辺でも、どこでも構いません。
ちなみに、僕の住まいは日本です。
日時や場所などは、全て、そちらの都合にお任せします。
よほどのことがない限りは動けると思います。
完全に脱線ですが、別の友達とメール交換をしているうちに「能天気」という言葉が出てきました。
能天気、頭が晴天。
楽観的、という言葉がありますが、能天気、これほど素敵な言葉はないな、と、とても感心しました。
長文、乱文、ご容赦を。
連絡をのんびりと、お待ちしております。
門士司(かどや・つかさ)でした。
――追伸
最近、パソコンに迷惑メールばかり届いて困っているので、空メールでも構わないので、PC、携帯電話の両方に連絡を頂けると、ありがたいです』
********************
「ビルギット、出るぜー!」
ビルギットさん!!! ドロシー? それでもし孤独になったら? まあ、そのときは寝て起きて、一服してから考えるよ。
「能天気」ってさ、こういう感覚じゃないのかな? 難しく考えると、どんどん複雑になっていくよ。
「C99ハイナイン、出ます!」
「あんまりリキむなよーー」
********************
『NGC999999999+ 試作02号機 整備・改修マニュアル』
整備士の「世間の整備士に対する認識」と「実情は違う」は言うまでも無い。
どう違うか?
※「車好きの整備士」
※「仕事の整備士」
※「職場の決まり事の自由度」
もっとこうしたい、ココを放っておいたら、今後また修理しなきゃならない、
「と判っていても」お客さんの希望で
※1「修理箇所は最低限」、これが一番良くある話。
※2「言われたとこを整備すればいい」という考え、
これがかなりの比率で存在する整備士。
一応、他の箇所も整備しないと、と説明はするけれど、
金銭的都合により最低限で整備を行う、
もちろん数年後にはトラブルだろうとは、こちら側には想像可能だけど、
※2.5「そういう希望だからしょうがない」
※3「そして「職場の環境」」、
つまり、早い話が店長クラスが、整備経験があるかどうか、
※4「ほとんどが整備経験無し」
毛色の違うお店での、修理の依頼などはすべて、
店長が受けるか受けないかで決まる。
判断材料は
※5「整備した後の言いがかりのクレーム」
を、どう受け止めるかにより、
※6「ほとんどすべての整備工場以外の店長は「そんなのやってられん!」と修理を断る」
店長が整備士だった事はあまり無く、
加えて、職場が修理工場だった事が無かったので
※7「面倒な、後に何か言われそうな作業は最初から断る」って流れ。
※8「整備士単体の技術よりも「職場の上司の判断」で作業を断る事が思いのほか多い」
(001P)
********************
ドン!!!
「ドロシー!?」
「!!!!!? なっ……化勁(かけい)っ!?? 何を操った!?? 地面に打ち込んでしまった…」
「俺の打を去なすほどの化勁を持つのかっ……」
『緊急警報、緊急警報。敵機接近、数……測定不能。ルビー電着開始。放電翼、受電翼……開放。プラズマ核融合発電マイクロウェーブ送信衛星〈かげろう〉とのリンク……完了。
回折装甲モジュール、プラズマ部分展開バリア、波動干渉効果チャフデバイス……作動。……全システム正常起動』
「本艦はこれより、木星でのスイングバイ・パルサーにより、敵機を殲滅しつつ艦隊ごと冥王星へ向かう! 全員、抜かるなよ!」
「アイアイサー! 各員に通達、各員に通達。これより本艦は――」
(――続く)
欄丸改め、門士司だ。
急いで済ませる用事がいくつかあって……!!
よせ! なつみかん! 今は急いで!
!!!!
いそいでタワーレコー……はははははははははは、「笑いのツボ」を突かれたらはははははは、話もまともにできねーじゃねーははははははあ!! ディ・エンドが、ははは、奴が「即死」したはははははあはははは!!!
あのユーモアセンスが理解できない相手とバンドなんて、はははははははは無理に決まってはははははは!!!
笑いがとまらない!!!
編集ピィ「ほーーー。ディケイドってそもそも、かなり予想外の展開ですけど、さすがにトレジャーハンター即死(笑)というのは、ドびっくりですねー!」
美咲「大爆笑だよなーー、って、ちょい待ってね。何か郵便物が届いてる。何だこれ…………おーー! 文芸社? そこからのね。ピィ、飛鳥さんに渡しといてーー」
編集ピィ「はーーい。何を書いてるか、楽しみですねー」
はははははははは!!!
(――次回をお楽しみに)
> 返事遅くなってごめんなさい!
>
> 超ハイテンションのメールに正直戸惑っちゃいましたよ
スイマセン(爆)
> 申し遅れましたが○○といいます。
○○さん○○さん(←脳にインプット中)。
ギター、ベース、ドラムを演奏できます。バンド経験もあります。
オーーーー!! サイコー!!
>好きなジャンルはパンク、ガレージ、ノリのいいR&Rかな?今はもう聴かなくなったけどラモーンズとかミスフィッツとか大好きでした。いちおう音は出せるけど演奏力はたいしたことないと思います。
イヤイヤ、それってメチャクチャ上手いじゃないですか!
> 御手洗さん(だっけ?蘭丸さんでいいのかな?)の世界について行けるかどうか自信がありませんが、、、
> 気が合えばぜひやってみたいですね。週末暇だし、演奏上手くなりたいし。
多分気が合うと思います! 名前はですね、いま、これは洒落ではなく本気で改名しようと思っているので、好きなように呼んで下さい。
あ、いや、それだとお互い困りますね(爆)、えーと、とりあえず、
『仮面ライダーディケイド』とやらの主人公の名前から拝借して、
『門土司(かどや・つかさ)』に決めますね(爆)
「変身!」とかできますから(爆爆)
ちなにみこちらがディケイドの公式サイトらしいです↓(観たことないですが)
http://www.tv-asahi.co.jp/decade/
> 日本在住の方ですか?
はい。
>とりあえず時間を合わせてスタジオ入ってみませんか??お茶でもいいですけど。
喜んでー!!
あ、そういえばタワレコから「ニルギリスのアルバムとsakuraのマキシ入荷しました」っていわれてました、すっかり忘れてました。
今日だけドタバタしそうなのでそれをサクッと片付けてきますね。では出発します!
あ、もし即レス可能だったら、スンマセンけど、PCとケータイの両方にメールお願いします。空メールでもOKですので。
では……えーと、名前なんだっけ?(笑)
あ、そうそう、「門土司(かどや・つかさ)」でした。
○○さん○○さん(←再び脳にインプット)
長文、失礼しました。それでは後日??(時間感覚がマヒしてる奴なんです)
****************************************
欄丸→御手洗潔(Kiyoshi mitarai)→門土司(かどや・つかさ)
AB→A,B,O→????
****************************************
↑なんだこの署名は(TдT)
<a href="<http://groups.google.com/group/buy-best-generic-valium>">buy valium</a>
>はじめまして。なんか面白そうなんでメールしました。
>下手くそですがギター弾けます。週末暇なもんで、バンド組んで楽しめたらいいなって考えてます。
>3ピースなら、ギターウルフとかブランキーとかやってみたいですね。返事お待ちしてます。
はじめまして、欄丸です。
メールありがとうございます。
返信が物凄く遅れてすいません。バンド募集掲示板の文面がとても不親切で、メールのソース解析なんて真似をやらされていたもので。
「掲示板から送られてくるメールの送り主のアドレスは [info@tm.tcup.jp]ですがアドレス詳細表示をすると「From」の所に相手のアドレスは記入されております。よくお調べ下さい」とありましたが、こんな説明でバンドメンバーが集まりますか? あそこの管理人はどうやら、誰もがパソコンや携帯電話に精通していると勘違いしているようです。
えーと、バンド、ギター、なるほど。
当然大歓迎ですよ!!!! ジャンルだとか曲だとかコピーだとか編制だとかはどうでもいいです。とにかく楽しく、のんびりゆったりとやれれば曲なんてどれでもかまいません!
今がジャンクストラトにシングルトレモロなので、ストラトにはウィルキンソントレモロが必須ですほしいですね。
やっていたバンドはですね、作詞志望、アコギレスポールから勝手にドラム、僕はベース担当だった筈、ベースエレアコ登場で、僕はベース担当から作詞とヴォーカル、ベース憧れ、ピアノギター憧れ、ベース憧れ、ドラム憧れ登場でそこでは作詞と僕はヴォーカルだった筈、ベースヴォーカル憧れで僕はエレギ担当だったような ベース、ドラム、ギターヴォーカル、本格電子キーボードとパートがころころと代わってるんですが、多すぎてしかも他が全て数日で解散したので、忘れました。ははははは。
僕はね、お金が足りなかったから、買いたいフリをして楽器店のテレキャスとレスポールを試してみたんですけれど、音質とか以前に体にフィットしなかったのです。レスポールタイプのものもアームが付いてれば大好きなんですけれど、それだとかなりの出費になっちゃうんです。弦を張り替えたりチューニングするときにペグが両側だと面倒なので、やはり僕にはストラトがあっているみたいです。
別の楽器店で無料視聴って書いてあったのでマルチセレクターを試したいってみたら、店員が演奏しだしてしまいました。ペダル系をまだ持ってなくて踏ませてくれなくて、僕が「手で押さえる」。この店員は何ですかね。きちんと「賛美歌風と激しい系の切り替え」って伝えてるのにです。
そうそう
路上弾き語り風にガシャガシャとやって、弾き語り学生に「弾き語りでエレギは邪道だ! アコギで満足に演奏もできない奴はここに来る資格がない」なんていわれたことがあります。そこ、一般歩道ですよ? 何ですかね、彼のその自分ルールは?
「多くの人にメッセージを届けたい」っていっていたんですけれど、だったらそもそもなんで歌詞が日本語なのですか。一番人口の多いのは英語圏です。メッセージを音楽で伝えたいなら、歌詞は絶対に英語です。英語圏ライブハウスでメジャーになって弾き語りすりすりゃいいじゃないですか? 一番多くの人がいるのは日本のどこかの地下道なんかじゃなくて、英語圏です。「何を」「どこで」やりたいのかが何か、自分で理解してるのでしょうか?
ギターの演奏がきちんと出来てることは解りますが、その音楽で何をやりたいのでしょうね?
そもそも音楽っていうのは「感情」を響かせるものなんじゃあないですか? 当然、歌詞に感動することもありますが、そのメッセージが何かは知りませんけれど、それを伝える手段としてアコギ弾き語りを選んだのなら、一番肝心なのは「伝えたりメッセージが何なのか」なんじゃないですか?
別の弾き語り2人組みに「アップテンポでノリノリになる曲をお願いします」とリクエストしてみたら、「僕らはスロバラードなんでアップテンポ派ではないんです」っていわれました。どうして日本の地下道で弾き語りの人はリクエストに応えてくれないのでしょう? 健全なミュージシャンならきちんと応えてくれるでしょうか?
僕は邦楽にはあまり興味がないからプロの日本人弾き語りには詳しくないんですけれど、どこからか聴いた噂では、日本の弾き語りミュージシャンにもいるらしいです。 元気になるアップテンポな曲にその人は応えてくれるだかどうかは経験がないので知りませんが、その人をお手本にして色々なことをまず知らなきゃ、地下道弾き語りで「感情に響かせる」「歌詞でメッセージを伝える」なんて不可能ですよ。
そういえば、いくら誘っても乗ってこない友達や家族に「最低限一部の人間でもいいから「ノイズ」ではなく「音楽」に聞こえなければ、人に聴かせて楽しませるなんて、一生たどり着けない」「お前はドラムを馬鹿にしてる!」「機材はあるけれど触る気分じゃあない」なんていわれたことがありました。
ある地下道でアコギでただひたすら延々と、目を閉じたままピッキングとミュートとオープンコードをピックが擦り切れるまで続けていたのですが、気が付いたら女の子がいて、どうしたんだろうと尋ねてみたら「歌わなんですか?」っていわれしまって、どう説明したらいいのかなと、ははは。
僕はバンドのエレギパートなんですよ、なんていってみたらその女の子は不思議そうな顔をして、もしばらくして立ち去った、なんて面白いことがありました。
やっていたバンドはですね、えーー、作詞志望の方、アコギとレスポールでライブ経験ありの方、作詞志望さんの都合で強引にドラムパートで、僕はベース担当だった筈です。レスポールでGREEN・DAYのBASKET CASEを弾きこなす人が現れてZO−3だろがエレアコだろうがクラシックギターなんでという方で、BASKET KASEは名曲ですね素晴らしいと思います、ああ、すいません、脱線してしまい。
僕はベース担当から作詞とヴォーカル、ベース憧れ、ピアノギター憧れ、ベース憧れ、ドラム憧れでが登場でそこでは作詞と僕はヴォーカルだった筈、ベースヴォーカル憧れで僕はエレギ担当だったような ベース、ドラム、ギターヴォーカル、本格電子キーボードとパートがころころと代わってるんですが、多すぎてしかも他が全て数日で解散したので、忘れました。ははははは。
確かピアノが弾けてYUIだとかいう人に憧れてアコギで練習なんて方がいて、見よう見まねで高性能キーボードで遊んでいました。ピアノはかじった程度なのですが、適当に押さえるだけでもきちんとした音楽になるものですね。
ああ、誤解のないようにいっておきますが、僕は全て我流です、弾いたこともない楽器を自分のやりたい様に適当にただ面白そうだから遊んでいたのですけれど、それで十分に楽しかったですね。
バンド編制はシンプルがいいですね、やはり。
完全にマスターしたい楽器がころころと代わってますから、あはははは!
3ピースとビッグバンドバンド2つ掛け持ち、ベースヴォーカルとギターなんてことをやらされると、さすがに集中できませんから。
楽器はのんびり楽しく練習するのが心地良いですからね。
なので教本だとか譜面だとかそんなのを読むのが面倒で無視して、友達の家やら地下道、自分の部屋、公園、カラオケ店、果ては車の中ででも、ジャンクのエレキギター、エレクトリックベース、アコースティックギター、ZO−3、PIE−ZO、他人のドラムなんかで適当にただ遊んでいるのが良く、編制だとか楽器だとかそういうことはのんびり考えましょう。
そういえば、タワーレコードで、唯一日本で尊敬しているバンドのNIGIRIS(ニルギリス)のアルバム1枚と「sakuraマキシ」を探したらなくて、予約していました。すっかり忘れていました。
ああ、すいません長くなってしまって。
僕は音楽や楽器の話になると、きちがいみたいで延々と止まらない悪い癖があるんです。
あくまでのんびりと、ゆったりと楽器の練習をしたいので、アップテンポでノリが良くて元気になれるという曲であれば、日本だろうがアメリカだろうがアラビアだろうがメキシコだろうが、アニメーションだろうが特撮だろうが映画だろうが、なんでも全然かまいません。
音楽や楽器を理屈で語るのはナンセンスなので大嫌いなのですが、たとえばドラムをマスターしたいと思えば、最低限必要なものは、スティックだけですよ。
目が見えて手足がそろってて、ミッションの車を無意識で運転できれば、ドラムなんてそれこそ1週間でマスターできますよ。
メトロノームなんていりません。
絶対音感があればリズムキープなんて簡単なことですから。
Nirgilis - sakura PV・着うたアリ(ケータイ用、有料)
http://www.nirgilis.com/disco.html
Nirgilis - sakura PV(YouTube、パソコン用?、無料)
http://www.youtube.com/watch?v=VhVA8E7FTig
こんな自信過剰で能天気で気分だけで生きている、ギタリスト憧れの素人でもOKなら、是非やりたいです!!
手間をかけてすいませんが、パソコンと携帯電話の両方に連絡をいただけませんか? オンラインマガジン『ゴーストライト』というWWWを利用した娯楽雑誌でライターをやっていて、そちらから緊急の依頼が入ってしまい、そちらを手早く片付けたいもので。
お返事に気付かないと、とても失礼ですからね。
ああ、もし気が向いたらその雑誌も読んでみてください。
とても面白い雑誌ですよ。
おっと、空腹なのに食事することを忘れていました。
忙しいというのは迷惑な話ですよね。
お陰で初対面なのに、こんな長文になってしまいました。
申し訳ありません。
こんな自信過剰で能天気でノリだけで生きている、ギタリスト憧れの素人でもよければ、おっと、これはもういっていましたね、ああはは。
何かをやり始めるとそれに集中してしまう悪い癖があるもので。直さなければなりません。
のんびりとゆったり、能天気で気ままにを忘れないように壁に筆で大きく書いておきます。
アニメ『エウレカセブン』の曲のNIGIRIS(ニルギリス)「sakura」をストラトでカヴァーにチャレンジ。
Nirgilis - sakura PV・着うたアリ(ケータイ用、有料)
http://www.nirgilis.com/disco.html
Nirgilis - sakura PV(YouTube、パソコン用、無料)
http://www.youtube.com/watch?v=VhVA8E7FTig
欄丸です。
僕は単なる民間人ですから――
美咲「あれ? 「私」から「僕」に変わってる……パーペキにシーブック・アノーになりきってるな(笑)」
アリサ「……精神疾患だったりで一見弱そうな欄丸だけれど、徹底的に役に徹するという強力な能力があるのよね。これって簡単そうで実はなかなか出来るものじゃあないのよ。欄丸って案外、役者なんかに向いてるんじゃあないかしら?」
エレキギターを華麗に弾くなんて真似はできません。ただ、ごくごく初歩的なこととパワーコードAでリズムを取れる程度です。
エドワード・ヴァン・ヘイレンに憧れていただけなんです。
数年前の誕生日に家族からZO−3芸達者を貰いとてもとても嬉しくて、エレキギターに夢中になりそうだった。しかし練習方法を知らず一緒にやる相手もなく、結局自然消滅しました。
それからまた数年して、都道府県デイ・ケアという社会でギター演奏が出来る方2人と知り合い、ずっと埃にまみれたインテリアになっていたZO−3芸達者を何となく持ち込んだところ……作詞をしたい、ピアノ演奏が出来る、ドラマーに憧れている、ベーシストに憧れている、といった人達があれよあれよと集まり、「気が付いたら」バンドを二つ掛け持つミュージシャン希望者になっていました。
平凡な毎日を楽しいのだか何だか判らず送っていた僕が、単なる偶然で、アマチュアバンドマン……面白いものです。
それを「訳のわからない大人の事情」で台無しにされ、ZO−3芸達者と友達が貸してくれたもう1本のZO−3芸達者、ヤフー!オークションで美咲さんが破格で落札してくれたPIE−ZO、たまたま家にあった家族のアコースティックギター、昔々に挑戦して飽きた安物の電子キーボード、殆どタダで手に入れたストラトキャスター、中古のギターアンプと友達がかしてくれたベースアンプ、電子チューナーなどが「全て」インテリアに逆戻り。
それでは勿体無いので路上弾き語り風にガシャガシャとやっていたら、今度は別の弾き語りをやっている人に「満足に演奏もできない奴はここに来る資格がない」といわれ、仲のいい友達に「最低限一部の人間でもいいから「ノイズ」ではなく「音楽」に聞こえなければ、人に聴かせて楽しませるは、一生たどり着けないと思います」と指摘された。
それは違う! と思ったけれど、もしかしたら正論なのかもしれない。
一人部屋の中でひたすらパワーコードAでリズムを取って最初は楽しかったが、聴いてくれる人もないその空しさに嫌気がさしてやめた。
友達と一緒にヴァン・ヘイレンやMr.BIG、ビリー・シーンの演奏を観ながら「カッコイイね。でもあれは別世界の話だよ」みたいな話をしたり、YouTubeでストレイ・キャッツやクラッシュ、レッド・ツェッペリンやセックス・ピストルズを観て、色々なアーティストの凄いテクニックを知る。
ここで不思議なことが起こる。
音楽を聴くことに興味がなくなり、部屋は常に無音になったのだ。
運転しているときもカーオーディオから流れる曲が耳にはいらない。
「趣味は音楽鑑賞です」という科白があるが、これほどごく当たり前でありきたりで何の特徴もないものはない。
普通は誰だって音楽は聴く。その筈なのにそれが出来なくなった。
何かの病気なのだろうか? さっぱり判らなかった。
しかし、これが見事に氷解した。
それは他でもない、ここ『ゴーストライト』である。
私は「正しい音楽の聴き方」を知らなかったのだ。
そして音楽が「何なのか」も判った。
美咲さんは『スーパーロボット大戦』というゲームで本来の部分そっちのけで懸命に「BGM設定」をいじりまくったり、いろいろなゲームやアニメーションの音楽から「抜粋した」CDを作れと、サーに命令し「イトケン(伊藤健二・作曲家)最高」「菅野ようこ(作曲家)天才」といいつつ、この曲は誰が演奏しているんですか? と尋ねると「さあ? 知らんよ、そんなの」と当たり前のようにいう。
編集ピィさんに「仮面ライダー」「ナントカ戦隊」のオープニングに関してたずねても同じく「誰なんですかね?」と首をかしげる。
音楽ジャンル、ロックやテクノ、ヘビメタ、ポップス、バラードといった言葉があるが、明確な定義があるのかもしれないが、音楽を聴いたり楽器をマスターしようとする際、それはひとまず「後回し」でいい。
音楽は理屈ではなく「たんなるノリ」。ただそれだけ。
それからふとした思い付きでWWWをウロウロしているとバンドメンバー募集を募った掲示板というものを見つけた。
大した期待もせずにそこに書き込んでみた。2009年5月の22日ごろだっただか。
24日に「ヴォーカルと何か楽器希望の初心者です」とメールが来て、セシリーに出会ったのが5月25日(月)の夜のカラオケ。
練習する曲がニルギリス「sakura」に決定。
美咲さんから「初対面でエウレカでニルヴァーシュ・タイプ3なニルギリス sakura? オメーの日常はアニメか!」と突っ込まれる。
5月27日0時13分。
「実は、掲示板で募集したときに一番重視していたのは技術ではなく、人間性や性格で、相性の悪い人だったらどうしようかと悩んでたんですが、セシリーさんがとっても前向きで明るい人だったので、凄く嬉しかったですww
しかも大好きな曲だったニルギリスのSAKURAで音楽性も近くて声量も歌唱力もバッチリ!
バンドメンバー募集してこんなオイシイ話は滅多にないです(笑)。
ヴォーカルが栄えるようにギター練習がんばりまっす!
でもあんまりテンションあがると超ハイペースになってしまう性格なので、のんびりゆったりと、息抜きしたりサボったりしつつでやりたいます(笑)。
あえてガッツリハイペース希望でもいいですけど(爆)。
ニルギリスのPVを見れるサイトURLとかは後日にでも送りますね。
ケータイで見るにはMyTUBE専用ビューアが必要だったりしてメンドーですが、その辺は大丈夫ですかね?
編制をどうするのか、練習ペースはどうするのかとかは、ゆっくり考えます(募集掲示板のVoとBsは削除しときます)。
希望があったら思いつきでも何でもガシガシいってください。
あと、メールは基本的にPCでもケータイでもどっちでもOKですが、どちらかといえばPCのほうがありがたいです……ネット使い放題コース使用してて安くあがるので(爆)。
長々とスイマセン。
趣味で10年近くオンラインライターやってるもんで、どうしても長文になるクセがあるんです。
でわでわm(__)m」
PIE−ZOを渡す。
私ギターのバンド組もうとWWWで募集かけてみたら、女性ヴォーカルゲッツ!
7歳年下で会ってみたら、ルックス&性格&音楽ジャンルがバッチリ合ってでモロ好みww
ってのは置いといて、その子ケータイがメインで絵文字多用で文字化けしまくり。
それもまあいいとして、コピー曲が即決したんだけど、どうやらパソコンとかケータイのネット系に疎いらしくて、肝心の曲をまだケータイで拾えてないのよ(TдT)
こーいう風にPCからケータイに情報送ったんだけど、ドコモケータイだと観れないんかね?
ケータイマスターいしうさ様、教えてくだされー。
最近ケータイにハマって着信とかで遊んでるから、これのレスはケータイにプリーズ。
『ニルギリスのsakura、知りません。
>バンド
欄丸さん行動派ですね
>モロ好み
契━━━━━y=-(漓・)ア・━━━━━ン!!
絵文字多用しまくりなことはその子におしえてあげてくださいw』
>ドコモだと
いやアタイもエーユーなんですが(笑)
とりあえずエーユーではみれますよ?
YouTUBEではぶつ切りにして再生されますが。
有料サイトで着うたフルダウンロードしてもらえばよいかも』
5月27日11時13分
「こんにちは。
昨日、NIRGIRILS(ニルギリス)「sakura」に関して間違ったこと伝えてたので、軽く修正しときます。
アクエリオンのヴォーカル(AKINO)と一緒=×
NIRGILISは全然違うバンドらしくて(笑)、
男性1人+女性2人の3人組
岩田アッチュ(ボーカル・キーボード)
栗原稔(ベース)
稲寺佑紀(ドラム)
だそうです。
セシリーさんがアッチュと栗原とかいう人(男)で、ギターがいませんでしたwww
ギター音を拾おうとしてて出来なくて不思議だったんですが、納得です(今頃?)
さてどうしたものか〜〜
(´ε`;)ウーン…
なんてことは置いといてw PVのURLとかを貼っときますね。
Nirgilis - sakura PV・着うたアリ(ケータイ用、有料)
http://www.nirgilis.com/disco.html
Nirgilis - sakura PV(YouTube、パソコン用?、無料)
http://www.youtube.com/watch?v=VhVA8E7FTig
でですね、「メールはPCにお願いします」って書きましたけど、やっぱりケータイメインにしてもらっていいですかね?
ギター楽譜さがしたり……ってギターいないんですけどね(爆)、どっかで遊んでたりでウロウロすると思うのでww
こちらからはたぶんPCメインですけど、レスはケータイでお願いします」
>ニルギリス、ギターいないんですね
>まっ、ぼちぼち探しましょ
>頑張って聞きます
転居前に知り合った私の唯一のメル友、ケータイマスターいしうさ登場。容姿・正確・頭脳を含めてドロシー・ムーアとほぼ同じ。年下女性だが相談相手でとても頼りになる。
私ギターのバンド組もうとWWWで募集かけてみたら、女性ヴォーカルゲッツ!
年下で会ってみたら、ルックス&性格&音楽ジャンルがバッチリ合ってでモロ好みww
ってのは置いといて、その子ケータイがメインで絵文字多用で文字化けしまくり。
それもまあいいとして、コピー曲が即決したんだけど、どうやらパソコンとかケータイのネット系に疎いらしくて(私、頭悪いんですよ! ときっぱりいいきっていた)、肝心の曲をまだケータイで拾えてないのよ(TдT)
こーいう風にPCからケータイに情報送ったんだけど、ドコモケータイだと観れないんかね?
ケータイマスターいしうさ様、教えてくだされー。
最近ケータイにハマって着信とかで遊んでるから、これのレスはケータイにプリーズ。
『いや、結構使いこなせていない人多いですよw
未だに赤外線使えない人、結構います
ヴォーカルの子、読解力ないとか大丈夫ですか?
私、そういうのイライラするんですよね
バンド練習して、どこかで披露するつもりですか?』
あんなに高性能で単純な機械を使いこなせないて、勿体無い話だなー。
てか、赤外線が解らないて、スゲー不便じゃん!
メール送信はPCからだケド(キーボードがいいから)、受けるときはケータイのほうが断然いいよ。PCだと「リアルタイム受信」がしづらいって、痛感したからw
着信相手ごとに音をかえられる、ネットを利用しないから迷惑メールがこない、昼寝してても大丈夫、ってとっても魅力的♪
ヴォーカルはね、声量と歌唱力があればOKなのよw
読解力なくてもこっちが「翻訳」できるし、ケータイの使いこなし話と同じで、10年オンラインライターやってて現在進行形な私とか、文学専攻・英語ペラペラないしうさの読解力が、そもそも「能力高すぎ」なのよ。
趣味は読書です、とか自慢ぽくいってる奴で、でも海外ハードSFは「カタカナが多くて」読めないとかいう輩がどんだけ多いことかw いや読書てそのレベル? みたいな。
そーいうのを多く知ってるから「文章読解力が低い人」でも全然平気で、イライラとかしないの。
そっちのほうが「ごく普通」で、そもそも期待なんてしてないからw
てか、いしうさ、実は短気さんか?(爆)
バンドはね、いわゆる「ライブバンド」かな?
音楽は、誰かに聴かせるのが大前提だからねー。
私がギターをマスターしたいってのがそもそもの目的で、偶然にもいいヴォーカルをゲットして、でもその子は「人前で歌うなんて!」っていってたけど、まあ素人だからそう思うのはごく当たり前だからOKなの。
ヴォーカルって歌唱力さえあれば、それこそアカペラでもOKなパートだから、自信さえ付けばなんとかなるかなー、って「密かに」思ってるw
素人で「弾けもしないのに」路上でアコギガシャガシャやる私とw 一人カラオケで発散みたいな正反対で一見すると成立しなさそうだけど、こっちが超集中力型で身体壊すタイプだから、実はギター練習には丁度いいのよ。
一番の問題は、ニルギリスが「ウルトラクリエイト集団」で、sakuraって曲には「ギターパートがない」って後で知ったってこと(爆)。
ありもしないギターをどうやって練習すればいいんだ? ってスゲー悩んでんの(TдT)
だからずっとアレンジパターンを考えてて、ギターはケースから出してもいないのよw
簡単な編曲はできるんだケド(我流だけどな)、アレンジってのをやったことなくって、苦戦しておりまするー。
5月27日23時12分
「sakura、頑張って見つけてくださいねー♪
ちなみに今日はギター触らずでずっとネットやってました(←少しくらい練習しろよぅ)
あ、募集掲示板でヴォーカル消すの忘れてました(TдT)
ちなみにちょこっと楽器編制を考えてみました。
・ベースヴォーカル=AYAさん
・リードギター=欄丸
・サイドヴォーカル=欄丸(ギターで)
・ドラム=カラオケマシーンw
・キーボード=悩み中
私が一杯目立ってカッコイイ、ジコチュー編制で(笑)、募集してみて見付からない間(それか相性の悪い相手の時)の「とりあえず」の練習パターンです。
セシリーさんがsakura聴けるようになったら変わりますが、どうでしょう?」
5月29日0時13分
「こんばんわー。
練習パターンの楽器編成はOKですね♪
ギターがある曲をもう一曲練習する……超ナイスアイデアです!
ニルギリスのアルバムが結構沢山あって、
ギターがある曲もあるみたいなんで、幾つか聴いてみて選びましょう!
あと、パソコンでメールを送ったとき、セシリーさんはケータイの返信ボタンでメールを送ってくれてると思うんですけど、それだとパソコンでは絵文字が読めません(TдT)
絵文字のほうが読みやすいのと、パソコンアドレス宛てだと着信に気が付かないことがあるので、
ちょっと面倒かもしれませんけど、メールを書くときに毎回、新規作成で、欄丸ケータイアドレス宛てにしてください。
こっちからのメールは、パソコンとケータイ、両方なので混乱するかもしれませんが、お願いします。
Nirgilis - sakura PV・着うたアリ(ケータイ用、有料)
http://www.nirgilis.com/disco.html」
>ギターがないなら、ギターがある曲をもう一曲練習するのもありなんじゃないですか?
5月29日23時11分。
「タワレコでニルギリスのアルバム1枚とsakuraマキシを探したらなくて、
予約してきました。
6月2日に入荷予定だそうで、やっとまともに聴けますw
あと、観ておいたら凄く参考になる洋楽アーティストのDVDを3枚買って
イカしたピック何枚か買ってきましたー!
でも実はコンポが壊れてて、パソコンかプレイステーションで聴くしかないっす。
綺麗な音で聴かないと練習の参考にならないので、ホームシアターセットがすごく欲しいんですが
テレビのショボいスピーカで聴いてます。゜(゜´Д`゜)゜。
実はまだギターに必要な機材がいくついくつももあって、ニルギリスのアルバム全部そろえたくて、アンプももっといいのが欲しくて、そろえるのに大変です(TдT)、
更に、じつは近々ニルギリスのライブがあるんですけど、東京なんですよねー。
楽しいし絶対役に立つから行こうと思ったんですが、さすがにもう金欠です(TдT)
なので楽器店に立ち寄って、買いたいフリして店のギター弾いて遊んだり、ギターの音を変えられる機械を聴いてみたりw
まったりゆったりやりたいのに、何だかドタバタで練習するヒマがない!
ギター機材とかアルバム全部とかを後回しにしてライブ楽しむか、アルバムで我慢するか、機材そろえるか、コンポ買うか、凄く悩んでます。
セシリーさんなら、どれ選びます?」
一番の問題は、ニルギリスが「ウルトラクリエイト集団」で、sakuraって曲は「プログラミング使用カモ?」こと(爆)。
ありもしないギターを練習しつつプログラミング? ってスゲー悩んでんの(TдT)
だからずっとアレンジやらプログラミングやらを考えてて、ギターはケースから出してもいないのよw
簡単な編曲はできるんだケド(我流)、アレンジってのをやったことなくって、苦戦しておりまするー。
いしうさ! ニルギリス「sakura」は超名曲だぞぅ!
でも、いしうさが知らないってことは世間じゃマイナーなんだな。
いやー、邦楽に全く興味なくってさ、テレビも全く観ない人だから、邦楽知識ゼロなんだよ、マヂ。
……もうしわけないです。途中からいきなり文体がかわってしまって。
時間軸を整頓して状況を把握するために、プライベートなメール、個人情報を含みそうなものを利用してしまいました。
本題があったのですが、飛鳥弥生さんの真似をして、文章のブラッシュアップというものに挑戦したのですが、これはライターではなく完全に作家さんの領域です!!
たかが、いち民間人の僕がやれるようなことではありません!
今日は14時ごろから物凄く眠くなって、無茶はやめようとしていたのに、集中力を無理矢理維持させ……死にそうです!
生活リズムが狂いそうですが、今日(?)は強力な薬を使って30時間くらい睡眠を取ります。
死んでしまってから考えるのは難しいですからね。
まずはこちらを参照してもらおう。
自分の趣味が仕事になる、これに憧れる人は多い。
例えば、美咲ちゃんがライターではなくゲームクリエイターになれば、毎日が楽しいに違いない。
鳩羽美咲「あ、その例えはダメ。だって私、ゲーマーでガンダマーだから、ライターやってんの楽しいもん」
サー・ダイドー「我輩の文章はそれ自体、奥義の一つ故、同じくである」
副編アイ「私も映画監督とか興味ありませんよ?」
編集ピィ「仮面ライダーは仕事ですかね?」
欄丸「今、バンドをやろうと準備してますが、メジャーデビューなんて考えてません? 単にエレギをマスターしたいだけです」
……オンラインアマチュア作家の飛鳥弥生さんは、そもそもプロ作家には一切興味がない。
以前「デザイナーになるには?」という記事を書いたが、趣味を仕事にするには、ゴーストライト面々が実は理想的なのかもしれない。
それぞれのバックナンバーを読んでいただければ、解ると思う。
自分には確固たる目的意識やこだわり、ポリシーがないという方が趣味を仕事にするには、趣味・娯楽の受け手で留まらず、製作側が具体的にどのような作業を行うのか、どういった意図で行っているのかを正確に知ればよい。
そして、それらに技術が必要ならばそれを独学でよいので学べばいいのだが、それをするには「センス」が必要になる。
センスというものは磨くもので、磨き方はいくつかある。
基本的には「優れた作品をなるべく数多く見る」だが、あえて自分の趣味ではない分野の優れた作品を見る、という方法もある。
趣味がドライブやパソコン、という方が美咲ちゃんのように「興味のない」アニメーションを見てみる、といった具合である。
幸いゴーストライト面々の趣味はなかなかにセンスがいい(らしい)ので、わざわざお金を払わず、ライター諸氏のバックナンバーを読んでみると、確固たる目的意識やポリシーなどが発見できるかもしれない。
その結果、趣味はドライブとイラストですといっていた方が、気が付いたら欄丸のバンドでドラムを叩いていたりDTMをやっていた、などというトンチンカンなことになっても、それはそれで面白いかもしれない。
要するに何事も応用が肝心ということである。
分析というのは、ある何か……例えばガンダムを観る際に、全く活躍していない兵士その1だけをじっくりと観察したり、BGMや効果音だけに耳を研ぎ澄ましてみたりと、「一旦バラバラに分解して観察」するという、ごく簡単なことなのだ。
本格ミステリ作家、島田荘司の名作『異邦の騎士』を大胆にブラッシュアップしてみた。
自分を主人公である「石岡君」に見立てて読んでください。
病名というものは記号にすぎません!
だからそんなものにこだわるのは俗物の証しというものです。
病名が、予言者の警句ほどに哲学を秘めているならいざしらず、いの一番、ろの三番と書いた風呂屋の下足札と同じです。
『凝り性』です! もしそれであなたに反論がないなら、次からはそう呼んでください。
>そうは言っても何も考えずに笑ってる訳ではない
何でストライクガンダムにシールドなんてものを持たせるんでしょうね! F91は装備していないのに。おかげで毎回構えてなきゃならない。どういう訳かいつでもモビルスーツを見る時はギターのことなんかこれっぽっちも思いつかないんですよ。
ありました!
これがギターです!
執筆活動は、娯楽性、感性、それから言語学の三つが揃ってはじめて行えるものなんです。言語学を学んだだけでは今すぐは無理です。
車好き、なるほどね。じゃあ向いているのは自動車関連でしょうね、おそらく。あなたはひょっとしてプロドライバーかカーデザイナーになれるかもしれませんよ。でも感性は解らないでしょうねえ。
モビルスーツと音楽の好みから解るんですよ。あなたはフリーダムでメカニカルでリズムがアップテンポのようです。僕もそうなんですけれどね、僕らは似ているでしょう?
>戦略練って行動するなんてのは自分には合わない
>だってほら、たかが仕事ですから
>愚痴は聞いてもらいたいです
いずれにしても時間が、少し雑談をしませんか。
まさか悩み相談なんて思っているんじゃないでしょうね? そんなことよりわれわれは友人になりませんか。友人になれば手間はなくなる、そこが愚痴の発散と違うところです。時間をかけて付き合えばきっとあなたの娯楽性を割り出してみせますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=En8JAPBQr28
http://www.youtube.com/watch?v=XQ40QjyOtAI
ニルギリスは洋楽〜邦楽、テクノ、R&B、ロック、ヒップホップなどなどジャンルの垣根を取っ払ったDJ世代の高性能ポップユニットです。メンバー全員が異なる音楽性を持ち、それぞれに作曲も行うといったクリエイティブ集団です。マッシュアップ的手法も取り入れ、あらゆる楽曲・カルチャーを巻き込み、それをPOPSに昇華させることのできる日本随一のバンドとして活躍しています。
ああ、君ですか。ま、ま、お入りください。えーと、自動車整備士さん、よく来てくれましたね。
ほう、無職、今ゆとりはお持ちですか?
そうですか、それは良かったじゃないですか。ゆとりがあれば車の運転ができますからね。
アメイジンググレイスはいかがでしたか? 世界的に有名な賛美歌でsakuraはそれとヴォーカルを組み合わせたもので……ま、そんなことはどうでもいいでしょう! それで感性が解ったんですね? それでまたいらした。
>だってほら、たかが仕事ですから
プロドライバーかカーデザイナーでしたか? え? そこそこ車をイジって乗りまわせる?
僕は執筆手腕でウソのカルテを作成させたり障害年金手帳の申請なんてのもやってるんです。
>これを不安定と言わずしてなんという
よくバイトをやっている人がいるでしょう? ああいう人たちは確固たる目標を持っている人が少ないんですよ。まだ知らない人は知りたがる。何故かというと、きわめて便利だからです。
オンライン執筆活動はそのジャンルやメッセージ、娯楽性や読者の獲得方法などがインターネット情報網によって、特徴が非常によく分類整頓されている。趣味さえ聞けば何がしかの当をえたことがまず言える。これを自分の感性のにのっかかりに使うんです。
だから最近は、アニメーションを観てもらってさりげなく趣味を聞いて、執筆の手ほどきをしてあげてるんです。
>自分がいう「健全な人」とは「働いて給料を稼いでる人」です
稼いでいる? 稼いでいるって何ですか? 君、そりゃ一番くだらない質問です。稼ぐというのは、一万とか千とか数字が印刷してある紙切れをやみくもに集めまくる、例のあのセンスの欠如した趣味のことでしょう?
MINIに乗ったこだわり派がマニアックゲームを集めたり、引きこもりがゲームソフトを延々とやったりするのはそりゃ解らないことでもないですがね、あのゼロが三つ四つ印刷してある紙切れを集めるなんてね、無趣味この上ない。
たとえばこのゴーストライトだ。
僕はこいつが毎日毎日どうでもいい雑談日記を掲載しても愉快じゃない。こいつはたまに更新がとまったりしつつも、本当に読者を楽しませればそれで満足なんです。
そういう積み重ねが結局世界を変える力になる。
有料アダルト画像を目一杯ならべて大儲けして、それで何かが変わりますか? 各人の世界はこの脳髄の中にある。
そしてそれですべてです。積み上げた札束も、棺おけの中にまでは持ち込めるわけじゃない。そのあげくに頭のアンプがショートでもすればお笑いだ。なかなかよくできた冗談です。君、これが何だか解りますか?
>バイト=不安定、社員=安定ってのは納得出来ると思う
>時間認識ってのはちょっと理解できないし、というかちょっと考え方についていけない
ちっ! ちっ! その向こうですよ。WWWだ! WWWですよ君、世界中の人間が24時間365日、パソコンと携帯電話からいつでもアクセスできる、あらゆる情報の塊のWWWだ。
>会社側が「バイトはいつクビを切ってもいい」と思っている
灰色のブログが、無数伏せられた本のように、どこまでも波打っているでしょう? 人間はその底すれすれのあたりを、へばりつくようにしてあたふたと泳いでいる深海魚です。
そうして、その大部分は低能。
このゴーストライトの高みまでも泳ぎ昇ることはできません。ほら君、あそこにちょうちんあんこうが行く。
>障害年金を貰って暮らしている人は健全な訳がないと思ってる
彼ら深海魚が、小銭を儲けて何をすると思います? ゲームやプラモデル、他人よりちょいとばかりマシな趣味に走るだけです。笑止なことです! 笑止ですよ! すぐ脇を鯨がすり抜ければ、壊れるのはどちらも同じ、あっはっはっは!
>だからいつもバイト出来るんならすれば? って言ってる
君、可笑しくないですか? Wiiが、こんなちっちゃな趣味を必死の形相で守っている。そんなもののために、自分の一生を大安売りするんです。
ふっふっふっふ、米の飯なんてついてまわるというのにね。蓑虫さんの空中大邸宅か! 最高だな!
胸に燦然と輝く空き缶で作ったブリキのバッジ、先祖代々伝わるイワシのアタマ、そんなものを一家団らんで身を寄せ合い、鹿爪らしい議論をかわしながら後生大事に守っているんですよ。
>まだ金銭的には窮地に立っている訳ではない
>まだ生活に追い詰められてない
君、可笑しくないですか? あははは、君は変わった人だ! 僕はもうたまらない、あはははは!
クリエイト系のことを話すときに「表現」だとか「メッセージ」だとかって言葉を今まで使ってたんですけどね、自分が伝えたいことを言葉だとか音楽だとか絵だとかにするというのは、「自己中心型の芸術系デザイナー」の発想なんです。
作家でもミュージシャンでもいいのですが、そういう人種で「オレの魂の叫び、聞いてくれ」というのは芸術家で、でも僕は「伝わらなければ意味がない」とずっと思っていて、自分が書きたい小説じゃなくて、意図が通じるように努力した文字列を並べてたんです。
だから、大したキャラクターイラストが描けたからWWWに掲載する、といった行為の意味が解らなくて、自分でもそういう順番では描けません。
ちょっとクールな短編小説を書いてといわれれば書けるけれど、依頼されなければ絶対に書けないのです。何故かというと書く意味がないからです。
勧善懲悪ストーリーが好きだからそういう話を書いてるのではなく、現実がそうではないから小説の中でそれをえがいて、読者に漠然とした明るい希望みたいなものを感じさせてあげるのです。
今度はギターを使おうとしてるのですが、自分で演奏して楽しいからというのは当然ありますが、そもそもの目的は誰かに聴かせて、その人をノリノリにさせたいのです。
なので、コードだとかスケールを覚えるだとかいう定石に疑問を抱き、リズムが刻めていればなんでもいいのです。
僕は作家やデザイナーやアーティストじゃなくて、エンターテイナー、道化のピエロなのです。
既製品でいいものを紹介したりすることも楽しい、でももっといいものを作ってしまえということですね。
言語や音はそのための道具で、それを使って自分の理屈を表現するのではなくて、誰かを笑わせたり怒らせたりすることが楽しいのです。
********************
微妙な矛盾点に少し悩み中。
エンターテイナーって言い切ってますけど、文章に対して果たしてそうだろうか? って思いました。これまで文章に対して見せてた頑固さは、どう見ても作家さん的発想じゃないですか? もしエンターテイメントであり、人に見せたい、こんな風に感じてほしいって思いの方が強ければ、いろんな意味で見易い物にしていく努力をすると思うのですが、完全にそこは違う人がやる所って切り離してますね。
音楽に変えても同じだと思いますけど、最低限一部の人間でもいいから「ノイズ」ではなく「音楽」に聞こえなければ、人に聴かせて楽しませるは、一生たどり着けないと思います。
自分なりに整理すると……
まず、自分で作る、やるということは、自分が楽しんでないないと人が楽しい物とかが出来ないからそれで納得なんですが、ここで止まってる人が芸術家。こんな人が出版とか個展とかやっても売れないし響かないのは当たり前で、これが運良く感性の高い人間とかに見つけてもらって、世に出回るとそれっぽく売れてくんだろうけど、完全に他人任せな状態。だから芸術家は死んでから有名になるんじゃないかと。
けれど、芸術家は自慰行為で完結ですから、全然売れなくったってOKなんですよ。 世間体とか、生活しなければいけないから、無理に出版とかをするんだろうけど、外部から評価なんて期待しちゃいないんだろうなと。
エンターテイナーというのは、その後のプロデュースまでやって、外部からの評価とかで自分の価値を見出す人。
おっしゃるとおり、人を楽しませる事を前提に物作りてのをやるのかな? そして、どう見せるか、どうしたら見てもらえるかまで考えちゃうわけです。そういう人は自分で最高と思っても、人から評価されないと満足できないから、あらゆる方法で世に送り出そうとしなきゃいけないのです。
余談ですが、ピカソは芸術家なんでしょうね。だって言われなきゃ何かいてるかサッパリ解かりませんから。だから感性が高いのか、知ったかぶってるのかって人達に持ち上げられて、やっと世に出てきた状態。
けど、ダヴィンチとかってのはエンターテイナーな所があるんじゃないなですか? まあ、依頼されて描いてるってのもあるんでしょうが、宗教画とかのワンシーンを現した誰にでも分かるメッセージ的な絵を結構描いてるでしょう。
そう考えると、ダリって変な奴かもしれません。本当はエンターテイナーなんだけれど天然を演じてたような。だから中途半端で面白くないんです。
********************
>返事というかアドバイスをちゃんと貰ってるのに「無視」して突っ走っていました
目が覚めたかい? 結構、あと一息だぜ、自分のブログとゴーストライトのバックナンバーを見るんだ。
解っただろう? これが君の顔だよ。忘れないでよく覚えておいてやれよな。
>多分間違い無く「ポリシーの無い気分屋」です
文句を言いたいのなら、物解りの悪い自分に言ってくれ!
>エウレカを見た時に「あ、エヴァだ、あれ? ラピュタ?あ、アヤナミだ、え? ナウシカ? なんかアキラっぽい、いやジブリ作品か? これ、あ、監督違う」ってもういろんな作品が頭をよぎりました
これでようやく君の名をちゃんと呼べるわけだね、石岡君
>「始まってすぐに閉じたあなた、こらえ性が無く、自分の興味が無いものへの追及心がありません。保守的で向上心にかけますね。自分にとっての新しい発見や改革はこれからも期待出来ないでしょう」
陽気な奴でも聴こうよ。
――完
やほ、鳩羽です。
いやー、久々にガンダム語って楽しくって――
欄丸「美咲さん!! 初陣でバグの群れに対処しなければいけない状況になってしまいました!! こういう場合、どう切り抜ければいいんですか??」
何とぉぉぉーーー!!!!!!!
プロのビルギットが撃墜されるバグを、ド素人の民間人が相手にするって、セシリー共々確実に戦死すんじゃん(TдT)
海賊相手なら逃げ回れば死にはしないケド、よりにもよってバグて……。
うーーん。
うーーーーーーん。
ピキーン!
困った時はアリサちゃんだ!
アリサ「……何? ガンダムの話? 全く、微塵も状況が飲めないんだけれど?」
美咲「大丈夫大丈夫。はい、F91のDVDと設定資料と小説とフィルムコミックとサントラとホビージャパンF91特集とMS美少女画集とボトルキャップフィギュア」
アリサ「……美咲ちゃん。そういうのはレクチャーじゃあなくって「洗脳」っていうのよ? これだけの情報量を整頓しつつ入れる。物凄く時間がかかると思うけれど、それで間に合うのなら何とかできるかも。いい?」
美咲「それは欄丸の都合次第だケド、ま、アリサちゃんのペースで2〜3日くらいでいんじゃね?」
よしよし。頼れるライター仲間ってステキじゃーん♪
んじゃ、NIRGIRIS繋がりで、『アナザー・センチュリーズ・エピソード3』、カットバックドロップターンでも決めつつ遊んでよっと。
ニルヴァーシュって基本的に白兵戦だから、射撃大好きであんまし使ってなかったんだよねーん。
あ、でもやっぱF91話題だから『ガンダム クライマックスUC』でF91かなー?
いやいや、スパロボαか第2次スパロボαかでまたーり、ってのもいいな。
おお! もう欲しいソフトないと思ってたケド、PSPの『ガンダムVSガンダム』って実はアリなんじゃね? 在庫ダブ付いて安くなってるしアドホック対戦できるしで、案外いいカモー。
うひゃー、どうすっかなー?
アリサ「……じゃあ欄丸、整頓がてらにもう一度状況を教えてもらえる?」
美咲「って5時間! アリサちゃんてば仕事速すぎ!!」
はい。
バンドメンバー募集で来てくれた方、仮に「セシリーさん」とします、とカラオケ店でお話をして、まず好きな音楽ジャンルがとっても近いことが解りました。
セシリーさんは声量があり、本人は「声が大きくてコンプレックスだった」といっていましたが、アップテンポでロック寄りなら声量は武器になるので、まず喜んだんです。
ヴォーカル&楽器でバンドをやりたいとずっと思っていたということで、本人には未知に近い弦楽器にもチャレンジしたいという前向きさと、好きなアーティストが多くて、アーティストしばりをされるのは嫌だったので他の掲示板募集ではなく、私にメールをくれた、それらと明るくてはきはきとしていて人見知りせず、自分がやりたいことがとても明確で、それをしっかりと伝えることが出来る考えを持ち、礼節もきちんとしているという人間性で、この人となら上手くやれそうだと思いました。
セシリーさんは聴いたことがないニルギリスの「sakura」を気に入って、これは後から知ったんですけど、ニルギリスのヴォーカルはYUKIに似ているとのことで(私はYUKIという人は知りませんが)、偶然にもセシリーさんの好きで得意なヴォーカルと一緒だったんです。
そういった沢山の要素がピタリと一致して、バンドとしてやる曲が「sakura」にすんなりと決まったんですね。
そして一夜明けて、何気なくニルギリスのバンド構成を調べてみたところ……
男性1人+女性2人の3人組
岩田アッチュ(ボーカル・キーボード)
栗原稔(ベース)
稲寺佑紀(ドラム)
スコアでも探してぼちぼちとやろうと思いつつ、改めてsakuraを聴いていて、何故かギター音を拾えずどうしてだろうと不思議だったのですが、そもそもギターがなかったんです!
幾ら起用でも、無いものは探せませんね、さすがに。
それで困った! どこから始めるのが正しくて楽しいのかが解らなくなり、現在に至ります。
アリサ「……大体解ったわ。じゃあ次に、その状況をガンダムに置き換えてみてもらえる?」
箇条書きにします。
・楽器=モビルスーツ
・音楽初心者=民間人
・音楽・楽器知識あり=スペースボートの民間人、シーブック、セシリー、ドロシー、アーサーなど
・楽器知識完璧=モニカ(母親)、レズリー(父親)、グルス(メカニック)、ミンミ(看護兵)など
・音楽中級経験者=連邦軍軍人、ビルギット、レアリー艦長代行、ロイ将軍、コズモ元大佐など
・楽器上級者で活動中=クロスボーンパイロット、アンナマリー、ザビーネ、ドレル・ロナなど
・上級活動中で嫌いな人=鉄仮面カロッゾ、ジレ
・演奏=MSやスペースボートの操縦
・ガチガチのバンドメンバー募集=コズモ元大尉らの戦闘準備
・ゆるいバンドメンバー募集=スペースアーク面々の戦闘回避準備
・バンド活動=スペースアーク面々の自衛戦闘
・ニルギリス=シーブック&ビルギット&セシリー
・sakura=バグの投入
・ヴォーカル=ビギナ・ギナでの戦闘
・ギター=F91での戦闘
・ドラム=ヘビーガンでの戦闘
・キーボード=ダギ・イルスでの戦闘
・高級楽器=ラフレシア
ざっとこんな感じです。
ヴォーカルの方は最初、明るくて活発なドロシー・カタロニアの印象だったのですが、専門知識はあっても戦闘行動をしないという点から、セシリー・フェアチャイルドです。
バンドメンバー募集で理想がビルギットなのは、ヘビーガンできちんと戦闘を行える正規軍人だからで、同じ理由でアンナマリーもです。
これで戦闘指揮をとるレアリー艦長代行がいれば完璧です。
アリサ「……なるほどね。それは確かに想定外ね。でも、sakuraっていう曲を聴いてみたら、バグというのは違うかしら。
具体的には、まずベースパートをギターコードでバッキングすればいいんじゃあない? そしてドラムパートはひとまずカラオケマシーンに任せて配置すれば、とりあえず形になりそうよ?
キーボードは一旦排除して、オペラ部分が凄く重要な曲だから、ここをギターソロでカヴァーかしら?
セシリーさんのベースをどうするかが難しいけれど、まだ弾けないならヴォーカルに専念してもらって演奏は後回しでいいでしょう。
浅い知識しかないからあくまで私見だけど、
・sakura=スペースアーク
・ギター=F91(シーブック)
・ヴォーカル=ビギナ・ギナ(セシリー)
・ドラム=ヘビーガン(カラオケ演奏)
・キーボード=ダギ・イルス(まだ寝返ってない)
・カラオケ店=コロニー
・カラオケでの合わせ=スペースアークを守る戦闘
という雰囲気。
戦闘と書いておいて敵がいないのは、シーブック・アノーにはそもそも「戦う必然がない」から。
F91を操作できたのは無我夢中で必死だったからで、それに理由はいらないの。
この配置ならF91とビギナが大活躍して楽しいでしょうし、どお?」
……いいですね!
まだおぼろげですが、イメージは何となく解ります!
コードからスケールと一般的にいわれる練習方法と同じ順番ですし、頑張ってアレンジすればどうにかなるかもしれません。
さすがはアリサさん、頼りになります。
とにかくのんびり焦らずというスタンスなので、少しずつやっていきます。
鳩羽ですよー。名乗らないと忘れられそうだったから(TдT)
ほほー。今のところはアリサちゃんがレアリー艦長代行って感じだー。
バグじゃなけりゃ、素人民間人の欄丸でもどーにかなるカモな。
ボタ山を影にして逃げ回ればいいんだから、グルスさんとビルギットはやっぱ欲しいよなー。
鳩羽でした。
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/VhVA8E7FTig&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/VhVA8E7FTig&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
『NIRGIRIS(ニルギリス)公式サイト』
http://www.nirgilis.com/index.html
欄丸です。
バンドメンバー希望のヴォーカルの方と会う前に、『機動戦士ガンダムF91』を観たのですが、それに際して美咲さんから「正しいF91の鑑賞方法」のレクチャーが「7時間」もありました!
予備知識なしで観れるガンダムといっていた筈なのに……。
美咲「ああ、あれウソ(爆)。F91はガンダムシリーズの中では「別格」なのよ。そこいらの自称ガンダマー、ガンダムシリーズは全て観てます程度じゃ正しい観かたなんて出来ないくらいハイレベルなの。マー、単なるガンダム好き、MS好き、アニメ好きでも普通に楽しめるようにはなってるんだケドな」
そんなレクチャーに従って鑑賞してみたところ、楽しいどころか物凄くテンションが下がって、もうバンドは諦めてヴォーカルの方とも会うのを止めようかと思ってしまいました。
というのも、レクチャー後鑑賞の結果、もっとも理想的なバンドメンバーは「ビルギット・ピリヨ」で、でももしかすると相手が武器マニアのロイ将軍だったりやたらと偉そうなコズモ元大佐だったり、そういう嫌なタイプだった場合、バンドだのギターだのが全く楽しくないと想像したからです。
そういった状態で待ち合わせのカラオケ店で待ち、現れた方は……何と「セシリー・フェアチャイルド」!!
F91のヒロインじゃあないですか!! どれだけ驚いたか解りますか? 理由は順序だてて説明です。
カラオケ室に入って持参していたアンプを設置し、ストラトとZO−3、PIE−ZOを準備して、エレギもベースもほぼ未経験だということだったので、ZO−3、PIE−ZOを試しに渡してごく簡単にわかる範囲でそれぞれの使い方を説明して試しに音を軽く出してみてから、お互いにやりたいアーティストや楽曲について話しました。
私が邦楽にとても疎いのでこちらの好きな曲を実際に幾つか聴いてもらいました。
まずはプレイステーションのゲーム『ウン・ジャマ・ラミー』の何曲かと、スティーヴ・ヴァイの「オーディエンス・イズ・リスニング」。
続いて美咲さんセレクトのナントカガンダムのオープニングテーマを幾つか、編集ピィさんの大好きな坂本真綾と仮面ライダーの曲を幾つか。
パチンコだかで有名になったアニメ『創世のアクエリオン』のテーマと、同じヴォーカルでまたまた美咲さんセレクト、かつ私もとても大好きなアニメ『エウレカセブン』の曲のNIGIRIS(ニルギリス)「sakura」などなど、携帯電話に転送してあった曲をあれこれと聴いてもらいました。
そうこうしてから、そもそもWWW掲示板でのバンドメンバー募集に至った経緯などを話しました。
その方はほんの少しだけクラシックギターの経験があり、ずっとバンドでヴォーカル&楽器をやってみたくて、でもその度胸みたいなものがなくて、何と私がたまたま発見して書き込んだ募集掲示板を2年近く見ていたそうです。
で、前々回だかにここに転載した私の募集文章を読み、これならば自信がなくても大丈夫だと思って、こちらにメールをくれたということでした。
特に決め手になったのは「侍戦隊シンケンジャーのテーマ曲」だったそうです(笑)。
それでこちらが「ジャンルがとても広くて、かつ、ゆるくまったり」だというスタンスがきちんと伝わったとのことでした。
現時点でのこちらの演奏技量の簡単に披露をして、カラオケでアクエリオンを歌ってもらい、それにパワーコードでバッキングに挑戦してみたのですが、半端なく難しかったです。
そして本題の、これからどういう風に活動するか、一番肝心な話に入るのですが、普通ならあれやこれやとなかなか決まらない「どの曲でやるか」が、何とほぼ即決しました。
ベースヴォーカルに挑戦してみたく、女性なのでコンパクトで扱いやすいPIE−ZOがいいだろうと判断し、相手も同意権だったのでPIE−ZOを貸して、時間になったので終了しました。
さて、気になるであろう相手がとてもいいと気に入ったその曲とは……
NIGIRIS「sakura」です!
バンドに対するスタンスや好みが見事に一致、これが「セシリー」という理由です。
せまい地元でこんなことがあるなんて、現実世界というのは不思議で面白いものですね?
鳩羽美咲「いやいやいやいやいや!! 初対面でNIGIRISはありえねーーー!! 何でそんなことが起きるんだよ! ニュータイプとでもいうか!?」
やほ、鳩羽です。
またまたお便りが届いたのでご紹介でーす。
えーと、
「鳩羽美咲さま、こんにちは。前回相談させて頂いたPN草食動物です。
>その女に鉄仮面かぶせてラフレシアで出撃させて、コックピットに残像とビームバズーカぶち込んでやれ!!
折角アドバイスを頂いておいて恐縮なのですが、専門用語が多すぎて意味が解りませんでした。
インターネットで調べようとしたのですが、その女性から物凄い頻度の携帯メールが送られてきて調べられず、もうどうすればいいのか解らずパニック寸前です」
(※PN:草食動物さん)
専門用語??
いや、あのー……あれ? ガンダムって世界共通じゃないの?
編集ピィ「いえ、世界共通ですよ?」
副編アイ「違います!! 二人ともきちんと仕事してください!!」
はい、頑張ります(TдT)
えーと、鉄仮面っていうのは強化人間で残像は機体塗膜が薄利したもので……あのさ、こうやって解説するのって物凄い労力なんすケド?
『起動戦士ガンダムF91(劇場版)』って2時間で他のガンダムシリーズの知識がなくても観れるから実際に観てもらって、んで、メールコンボには、お前がけん制して俺が撃つ、っていうビルギットの「火力と機動力作戦」でいいんじゃね?(あ、投げた)
欄丸
「私もガンダムとかには全く興味がなかったのですが、美咲さんに起動戦士ガンダムSEEDを観るように強制されて、でもお陰で現実世界での出来事をガンダムSEEDに置き換えて、事態を単純化させるという思考法を習得しました。
外れではない優秀な精神科医が診察の際に、これと似たような手法(例えば話で、何かに置き換える)を使うのですが、意外だと思うほど効果がありました
だからやろうとしているバンドの名称がFREEDOMなんです。
自分をキラ・ヤマトに置き換えて、自分にはギターの才能があるかもと思うと励みになり――」
待ったあぁぁぁーーー!!!
私ってばスゲー重大なミスをしでかしてたぞ!
キラって初の実戦でストライクを操縦できて、そこはまぁいいとしても、フリーダムではメインカメラか武装のみを射撃するとかいう、ガンダムシリーズ中唯一かつ最強の「神業」使ってんじゃん!
でも欄丸のギターはまだ素人でヴァイとかの「神」を尊敬してて、それもまぁアリなんだケド、バンドって「連携プレイ」だよな?
支援ナシで単機で戦闘可能なストライクとかフリーダム……これは違う!
欄丸の場合は……F91じゃん!
ビルギットとかアンナマリーとかセシリーと連携して、やっとこどうにか生き残れてて、MSの操縦に慣れてもやっぱ必死で、F91は高性能なようで実際は単なるプロトタイプで整備が大変で……うん、やっぱF91だわ。
っつーことでお便りの人と一緒に欄丸もF91観れ!!
欄丸「いやあの、どっちのガンダムも同じに見えるんですけど?」
はいそうですかと、モビルスーツが操縦できますか!
フリーダムと、
F91、
全くの別物じゃねーかぁぁ!!
ったく、お前は死に急いでるみたいなんだよ!(はい?)
鳩羽でした。
欄丸です。
現状一人バンドのFREEDOMの、ヴォーカル希望の方と、いよいよ明日会います。
以前アリサさんがやっていたように、カラオケ店にエレギとアンプを持ち込んで、ヴォーカルに合わせて唯一の手持ち技術であるパワーコード。
これでどこまでやれるか、また、相手がその程度でスタートすることに満足してくれるのか……なかなかに緊張します。
ということで、サーから教わった「パワースタンス」を確実にキープできるよう、日光浴をしてきました。
サー「北斗神拳奥義、金剛立脚の構えは、大地と太陽の大いなる力をその身に宿すことにより、心眼を見開き天啓をうる大自然の偉大な極意であるからして、心せよ!」
………………(日光浴中です)。
サー「どうだ欄丸! 開眼したか?」
欄丸「いえ、あの……まだ5分しか日を浴びてないんですけど?」
サー「5分といえばPC人時間で35日分に相当するというのに! この未熟者めが!」
欄丸「はあ、極意なのに35日でマスターできるものなんですね、北斗とかいうものは……」
サーはスパルタですね。
それはともかくとして、ぼーっと日光浴をしたお陰で頭がちょっとすっきりしました。
健康にいい云々は別にして、精神面に日光浴はいいですね。心にゆとりができます。
遂にバンド活動だ! とハイテンションになりそうな気持ちを落ち着け、まったりゆったり、相手の気持ちとペースに合わせてのんびりとスタートできるよう努力です。
ああ、ちなみにパワースタンスというのは、ギタリスト特有のかっこよく見える立ち姿のことですので、あしからず。
やほ、鳩羽です。
お便りが届いたのでご紹介でーす。
えーと、
「ゴーストライトの皆様、こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。恋愛相談です。
ある女性と知り合いになって楽しくお喋りをしていたら、その方にとても気に入られて、初対面なのに……いくとこまでいってしまいました。でも実はそもそも見た目から全然タイプの女性ではなかったので、友達ならいいですけど、と付き合いたいというのを丁重にお断りしたら、「だったらセフレでもいい」と強引に押し切られてしまいました。
僕はどうしたらいいのでしょうか?」
(※PN:草食動物さん)
…………はい??????
なんだこのGWに全く似つかわしくない便りは?
編集ピィ「はいはーい、僕がセレクトしました。いやー、ゴーストライトでもたまには色気のある、大人な話題があってもいいんじゃないかーと思って――」
なんとぉぉーーーーー!!
テメこの、F91自慢の可変速ビームライフルで蜂の巣にしてやろうかコラ!
GWはお子様からお年寄りまでが楽しめる、エンターテインメント・オンラインマガジンだぞ! こんなの相手にしれられっかー!!!
だいだいだな、大人な話題ってのは、アナハイムエレクトロニクス社の業績だとか、SNRI(サナリィ)の経営手腕だとか、そーいうことで――
編集ピィ「……でも、悩みの相談でしょう? それにはGWなりにでも応えてあげるのがライターの仕事でしょう? というのが編集部の見解なので、よろしくでーす」
この……ジジィが!(?)
お仕事なら仕方ねーな。んじゃ、鳩羽美咲、発進!
殺っちまったらカレシーだとかカノジョーだとかいわれんのは、もう自爆だよ、うん。
なんてか、見た目が多少アレでもエロエロで美味しい話だと割り切ってキープしとけ……とでもいうと思ってかぁぁぁ!!
男も女も「ルックスが命」なんだよ!
性格は変わるケド、外見はちょっとやそっとじゃかわんねーの!
タイプでもねー奴とアレやコレやなんて、頭の悪い大学生とかキモいオヤジの発想で、テメーの本能が許してもこの私が許さん!
編集ピィ「えー? でも、ぶっちゃけ、美味しい話じゃないですか? いつでもヤれる――」
……ジェガンの残骸ぶつけて射撃して核エンジンを爆破させて消滅させっぞ!?
だいたい、セフレなんて言葉使うような奴は俗物なんだよ! そんなのと関わったらモー、バクに滅多切りにされるくらい悲惨な末路になるってのがお決まりなの!
ビルギットのヘビガンみたくなりたくなかったら、その女に鉄仮面かぶせてラフレシアで出撃させて、コックピットに残像とビームバズーカぶち込んでやれ!!
副編アイ「へー。美咲さんって見た目と違って正当純愛派なんですね?」
そうじゃない! セシリーの花なんだよ!!(何が?)
鳩羽でした。
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/b1tTTAq6ohc&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/b1tTTAq6ohc&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
欄丸です。
サー・ダイドー少尉の教えに従い、パワースタンスでいたら……バンドメンバー候補一人出現です!!
ちなみに、以下のような募集文だったのですが――
********************
「バンド組んで練習がてらに遊びませんか?」投稿者:欄丸(らんまる)投稿日:2009年 5月22日(金)08時32分30秒
フットワークのいい3ピースバンドを組んで一緒に練習しませんか?
エレギを始めて半年の素人です。一人独学でパワーコードまで練習して、これからスケールを覚えようという程度です。
募集パートはいちおう、ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル、全てです。
3人揃ったら編制を考えようと思ってますが、ツインギター+ベースヴォーカルや、ギターヴォーカル+サイドGt+ドラムなどなど、希望に合わせて臨機応変に考えます。
年齢・性別は、脳内年齢は高二くらいなので一切問いません。
経験は、とりあえず希望パートの楽器を持っているか、購入予定でOKです。
これから本格的に始めたい方、昔少しやっていた、憧れのアーティストがいる、くらいで十分です(引いてしまうくらい上手でもいいですが(笑))。
好きなジャンルは洋ロック系、スティーブ・ヴァイやヴァン・ヘイレン、グリーンデイ、ツェッペリン、カントリー系でストレイキャッツなどですが(邦楽にはめっぽう疎いです)、アップテンポでノリのいい楽曲なら、好きな邦バンドのコピーからオリジナル、はたまた「子供に大人気、侍戦隊シンケンジャーのテーマ(サイキックラバー)」「アニソン大好き、絶叫させてくれー」なんていうのもアリです(まとまらないかな?(爆))。
「目指せライブデビュー! そのままメジャーだー!」の20歩くらい手前から始めて、まずはそれぞれのペースでやろうといった、ちょっとユルい感じのノリで、のんびり着実に楽しくスキルアップ出来ればいいなと思ってます。
音楽大好き、楽器大好きという方、興味があればご一報をば。
********************
――希望パートは嬉しいことに、ヴォーカル「&何か楽器」!
何故嬉しいかというと、バンドで一番肝心なヴォーカルということと、それにより既にツインのユニットとして活動することも可能だからです。
まだメールでのやりとりなので過剰な期待は禁物ですが……やはり期待してしまいます。
いつかの二の舞はゴメンなので、とにかくユルくを肝に銘じて行動します。
サー「これぞ! 奥義、金剛立脚の構えの成果である! ほぁぁー」
美咲「うわー、遂に現れたかー。またマンガみたいな展開が始まりそうな予感プンプンだなー。っつーかWWWでバンドメンバー候補が登場するって時点で、もうマンガだよな?」
副編アイです。
今週のザ・クイズショウはかなり頑張ってましたね。
きちんと観たことはないんですが『24』のような演出と、ホリケンが想像以上にいい演技をしていたので、素直に楽しめました。
オチというのか終わり方に詰めの甘さを感じたんですけど、まあ及第点だったと思います。
編集ピィです。
シンケンジャー、チアキの巻、良かったです!
もう完全にキャラ立ちしてるチアキの味が全て出ていて、一人だけで他の四人を引き立てるほどでした。
あと、ほんの少しでしたが、太夫と重蔵が何やら意味深な絡み方をしていて、何というか「来た???」と一人、小躍りしてました。
さて、いよいよヒビキ編に入ったディケイドですけど、もうほぼ予想通りで地味でしたねー。
原作を完全に変えた設定は龍騎編やブレイド編などより数段いいんですが、いかんせん原作が地味なので、アタックライドゥ・カブトでクロックアップしたりいきなりモモタロスを出すなど努力しても、何というのか華がないんですよね。
まあそこがライダー響鬼の渋さなんですが、ある程度先が読めてしまうので個人的にはしばらく我慢です。
そんなディケイドと正反対に、フレッシュプリキュアはほのぼのとしていました。
青の人にやっと必殺武器が手に入ったりして、いい感じでした。
以前にも書きましたが、プリキュアのEDを聴いて振り付けを見ると、何だかほっとします。
あの曲は何度聴いてもいいです。巷の評価もかなり高いですし。
トータルで見ると、今週はシンケンジャーの一人勝ちでしたね。
しかも次回のシンケンジャーは黒子さんにスポットを当てるという反則技なので、しばらくはシンケンジャーでしょう。
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Smq1fUXH7zY&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Smq1fUXH7zY&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
やほ、鳩羽です。
ああーー! 復活したと思った欄丸が、唐突にSEED・バーサーカーモードになったー(TдT)
何か、オンラインでバンドメンバー募集かけてるのにリアクションなくて、ギターの練習したいのにとか、そんなキッカケっぽいんだケド、アリサちゃんにでもなだめてもらおう――
電子戦術記事担当の、ダイドーだ!
欄丸よ! だから貴様は欄丸のままの未熟者なのであり、そもそもリアル時間でしか動けぬ一般人で素人の楽器使いがPC人並のレスポンスでリアクションを取れるというのが思い込みであり、それもさることならが、半年以上ギターに関わっているにも関わらずギターとはそもそも何なのかという本質を見抜けぬ貴様に我輩は落胆するが、まあ知らぬ仲でもないのでここで伝授してやるが、ギターとはPCと全く同じものであり、アプリケーションを使いこなすように接するのがあるべき姿であって、感性やら情熱といったなにやら得体のしれぬ手段で扱う限り、永遠に習得など不可能なデバイスなのである!
PCは様々なことが出来る道具であるが、それを扱うにはBIOSやOSなど相応の知識と技術が最低限必要であり、それを無視していきなりワードやエクセルを扱えたところで、それはPCを扱えるとは呼ばぬのだ!
様々な音を出せるギターというデバイスはしかし、その音を出す仕組みと技術を取得せねば絶対に動かぬもので、それを無視して音楽を作り出そうというのは、OSの扱い知らずにアプリケーションをマスターしようとしているようなもので、愚の骨頂なのである!
PC素人向けにマニュアルや教室が山ほどあるが、しかしそんなものに頼る限り真の意味での習得など永遠に不可能であり、心眼の悟りを開いて初めて入り口に立てるのだ! タッチタイプなどという小手先技術は後からおのずと身に付くものであり、肝心なのはPCで出来ることは何なのかを知ることである!
同じくデバイスであるギターもまた、そもそもギターとは何なのかという根本を知る、すなわち開眼こそが肝心であり、スケールだのコードなどは必要になった際に習得すればよい、小手先技術なのだ!
心眼半開き状態でギター鍛錬をしたいという欲求は理解できるが、技の真髄は構えにあり、貴様には北斗二千九年の歴史の中から特別に奥義を授けてしんぜよう!
おおおおおぉぉぉーーーーーー!
北斗神拳奥義、金剛立脚の構え!!
精進せい!
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美咲「んー? なんだかトンチキな展開になってるケド……」
欄丸「……! 「パワースタンス」ですか!」
美咲「あ、収まった……ってえーー! 北斗ってSEED因子の上なのか!?」
分野は色々とあるが、デザイナーという職業がある。
統計を取った訳ではないがこれに憧れている人は多いのではないかと思う。
同時に、職業デザイナーになることは大変だと思っている人も多いだろう。
デザイナーになるのは大変な、憧れの類の職種だというのは、言葉は悪いが知識不足からくる一種の偏見である。
ならばどうすればデザイナーになれるか、これを私見ながら書いてみよう。
まず一口にデザインといっても、服飾、インテリア、雑貨、雑誌、ゲームなどとても幅広い。
全く知識を入れていないニュートラルの状態から想像すると、ファッションにこだわりがあるので服飾デザイナーになりたい、イラストを描くのが好きなので雑誌のカットイラストを描いたり、ゲームのキャラクターデザイナーになりたい、といったパターンだろうか。
ではまず何から始めようと考え、短大や専門学校に行く人がかなりいるのだが、年齢にもよるがこの選択肢はあまりお薦めしない。
ならば何が最初に必要かというと、自分が「どんなタイプのデザイナー気質なのか?」を見極めることである。
デザイナーは大きく「理性派」と「感情派」に分けられる(どちらも造語)。
後者、感情派というのはいわゆる「芸術家肌」で、理屈よりもインスピレーションを重視するタイプ、解りやすいと思う。
一方の理性派というのは、簡単にいえば「職人気質」。感覚よりも理屈・理由を重視するタイプである。
両者をひとくくりにして「デザイン」という言葉を使ってしまうと、あっという間に迷走する。それもその筈、両者は全く違う、両極端なタイプであり、ほぼ相容れないからだ。
感情派志向の人が車、カーデザイナーなどになるのはほぼ不可能であり、同じく職人気質の人間がファッションデザイナーになるのもかなり難しい。
ここまでは理解し易いと思う。
では、自分はどちらなのか? というのは自身で考えてもらいたいところで、それが判断できない方は残念ながらデザイナーには向いていないだろう。厳しい言い方だが、自分の「ジャンル」を自覚できない人が何かをデザインするというのは無理だろう。
あえていうなら、自分の好みを綿密に分析・分類し、本当に自分が好きなデザイン傾向を完全把握すれば、タイプやジャンルを見極めることは可能かもしれない。簡単な作業ではないが、これもまた絶対に欠かせない工程であり、その必然を感じないようであれば既に自覚があるか、やはり向いていないかのどちらかだろう。
目指す方向が定まって次にくるのは、センスを磨くことで、デザイン・デザイナーに必要なことはこれで全てともいえる。
ここで、どうすればセンスを磨けますか? と問う人はさすがにいないだろうが、ありがちなのは、自分が好きで尊敬するデザイナーばかりを模倣する人。
ファッション雑誌を欠かさず見て、その通りに服を購入して着て「私はファッションが大好きなので、服飾デザイナーになりたい」というような方は、間違いなく受け入れられないので、それこそ専門学校にでも行くことをお薦めする。
センスというものはインスピレーション・直感がどう反応するかということであり、ファッションが好きだからファッション雑誌を見ている程度の行為は、センス云々とはいわない。
陳腐な例だが、散歩していた森林がとても綺麗だと感じたので、その色合いを服装で表現してみた、程度のことができて始めてセンスやインスピレーションという言葉が登場する。
センスのある人というのは、視覚に入る全てを常にデザインに置き換える「癖」を持っているもので、まったく無関係なものからインスピレーションを感じてそれを別のものに変換できる能力を持っているのだ。
これを磨くことは可能で、そのセンスが一定以上に達した時点で、具体的な職業デザイナーを目指せるだろう。
……と、それらしいことを書いてきたが、実はここからが本題である。
冒頭でデザイナーになることは容易だと書いたのは、デザイナーの上に「プロデューサー」という職種があるからである。
デザイナーにはセンスと技術が必要だが、プロデューサーという職業に必要なものは「卓越したセンス」ただ一つなのだ。そして、プロデューサーという立場から見れば、デザイナーというのは単なる下請けに過ぎないのである。
プロデューサーは、例えば奇抜なキャラクターを自身で描く必要はなく、代わりに有象無象のデザイナーが描いてきたキャラクターから「抜群なもの」を「自身のセンスで選びだして採用する」位置にいる。
技術としてイラストの一つでも描けなければいけないように思うだろうが、プロアマ問わず「センスのない」イラストを描く人間などそれこそ掃いて捨てるほどいて、そこから「使えるもの」を独自のセンスで選び出す能力、これがプロデューサーに必要な能力である。
なぜプロデューサーを話題に出したのかというと、デザイナーの行き着く先がそこだからで、しかしこれを知らない人はかなり多い。
センスやインスピレーションが上限位置に達している人は何もかもを自分でやらないと納得できない。
しかし、例えば本を1冊プロデュースするとして、写真を自分で撮影したり、イラストをゼロから描いたり、ロゴデザインをしたりなどやっていては、何年経っても本は完成しない。
プロデューサーというのは、有象無象のカメラマンやイラストレーター、タイポグラファーに指示を出して、リテイクをかけて、それらを「一つの塊」に仕上げるのが仕事で、末端作業はそれを専門にやる人間に任せる位置にいるのだ。
そしてここが肝心なのだが、デザイナーとプロデューサーを混同している人がいる。
原因は単純で、プロデューサーという人種のことを詳しく知らないからである。
絵画などの純粋な芸術活動を除く、商業ベースのデザイン系職業というのは、必ずデザイナーの上にプロデューサーがいる。というのも、そうやって分担しなければ作業量が多すぎて間に合わないからだ。
これは映画を一人で撮ろうとしているようなもので、脚本家、演出家、作曲家、カメラマン、照明、音声、機材、そのほか様々なことを監督が一人でやって、果たして何十年後にその映画は完成するのか、である。
映画作成に憧れて、しかし脚本も演出も自分でやらなければ納得できないという人、これがプロデューサータイプだろう。
では職業プロデューサーになるには? という問いはとても簡単で、末端が何を具体的に何をやるのかを知識として知っていて(繰り返すが、自身で出来る必要はない)、それらを独自のセンスでまとめ上げる能力があればいい。
プロデューサーと聞いて、何やら下積みから始めて何年もかかって到達する雲の上のように思う人が大半だろうが、技術面で必要なものは知識のみで、それらをまとめて一つに仕上げるセンスが肝心であるので、磨き上げたセンスを既に持っている人ならば、下っ端のデザイナーなどではなく、トータルデザインともいえるプロデューサー作業をするのが、何というか妥当だろう。
作家やイラストレーター、キャラクターデザイナーはあくまで末端であり、それらをプロデュースする人間がいて、初めて作品なり商品なりになるという、当たり前の構造を理解すれば、「○○デザイナーになりたい」といいつつ迷走している人の心理はとても解りやすい。
1点だけ、デザイナーとプロデューサーに大きな違いがある。
それは、デザイナーは好き勝手にデザインしていればいいのに対して、プロデューサーはそれを「需要に乗せる」感覚が欠かせないことだろう。
服飾デザイナーが自分が思い付いた奇抜なデザインを陶酔しつつ持ち出したときに、それが世間に受け入れられるのかという判断を下して、きちんとリテイクを出せるかどうかである。
なので「このセンスが伝わる奴だけが解れば十分」というような芸術家気質には、プロデューサーは務まらない。
私がライターその1なのは、このようなプロデュース能力がないからであり、ここゴーストライトはそういった人間の集まりでもある。
GW編集部に3人もの人間がいるのは、編集部という一種のプロデュース機関がなければ、オンラインマガジンと銘打っていながら単なる雑文の塊になってしまうからである。
ここまで読めば、素人創作サイトなどの悲惨さの原因が、編集やプロデューサーがいないからだと容易に理解できると思う。
ダイドー少尉が一人でブログを始めたらどうなるか、つまりはそういうことだ。
サー「ぶふぉっ!! 何故そこに我輩の名が!?」
ピィ「解りやすい例だからですよ。あれ? 自覚なかったんですか?」
欄丸です。
2ヶ月ぶりの欄丸です。
すごく体調が悪くて休養していたのですが、そういった近況報告はまた後日として本題に入ります。
エレキギターを習得しようと我流であれやこれやとやっていましたが、それが行き詰まって新しい技術が全く入らなくなり、エレギが自然消滅しそうになっていました。
理由は簡単で、基礎の部分を我流でこなしてしまい、次のステップのあまり楽しくなさそうな部分に到着してしまったからです。
もう少し詳しく書くと、フォーム、ポジション、チューニングから始まって、アップ・ダウンストロークと右手・リズムを徹底的にやり、次にパワーコードで遊んでいたら「エレギを弾いてるっぽく見えた、聴こえた」のでずっとやっていたら、大まかにマスターしてしまい、では次は? となって止まりました。
パワーコードの次はスケールなのだろうと気付き、しかしながらスケールの練習というものがとてもとても地味で、それが大事だと解っていてもなかなかやる気になれず、さてどうしましょう、というところです。
ちなみに、練習メニューは全て我流なのですが、とある有名ギター教室のメニューを見ると、似たような順番でした。やはり教室でも簡単で楽しいことからやっているようですね。
どこかのギター教室にでも通おうかとも思ったのですが、これがなかなかに高額で二の足を踏んでいました。パワーコードまでを我流で習得できたのに、スケール以降を有料で練習するというのはさすがにナンセンスですから。
一緒に練習する相手もいないので一人で似たようなフレーズをパワーコードでガシャガシャやっていたのですが、特に何かの曲を、という訳でもないので何だか空しくなり、遂には折角のギターがインテリア状態です。
このまま中座、自然消滅というのはとても勿体無く、しかし次に進むきっかけがなく、ただエレギを習得したいという気持ちは始めた頃と変わらずで頭を抱えていると、WWWで「(地元)バンドメンバー募集」という掲示板を幾つか発見しました。
それらを見ると「年齢、性別、経験不問」というものがかなりあり、どうやら楽器をやれる人とバンドをやりたい人達が噛み合っていないようでした。
それはさて置き、「ギター募集」という人にメールを送ってみたのですが、返事を待っているうちに「バンドをやりたい人は多い、ならばこちらが募集する側になったほうがいいのでは?」と思い始め(待つ、というのが苦手)、文面を考えているうちに疲れて寝てしまい、一旦整頓しようとこうして記事を書いています。
エレギでやってみたいこと(曲、アーティスト)がとにかく多くて、一人だと収集が付かないんです。だから、誰かと一緒にやらないと先に進めないんですね。
ロックの定番曲や好きな曲から入るのが一般なんでしょうが、一口に定番といっても、それだけで一冊本が出来てしまうくらいの量がありますし、好きな曲に至ってはジャンル問わずですからもうキリがありません。
マスターしたい曲があるのではなく、エレギという楽器を習得したい、やりたい楽曲はその後でいいというスタンスなので、ならば最初から「このバンドをコピーしたい」というような人とやれば、こちらは曲選択に一切困らないので万々歳という訳です。
そういったスタンスでメンバーを募集しようと考えると、まず何人でやりたいのか? という所で止まってしまいます。
3ピースでドラムはセッティングが大変なのでベース&ヴォーカルにするか、ツインギターで自分のスキルアップを重視するのか、やはりドラムは欠かせないのでギターヴォーカルかベースヴォーカル……3ピースだけでもこれだけのバリエーションがあり、しかし内心は「楽しければどれでもいい」んですね。
ともかくスキルが伴っていないことは事実なので、まずはやる、と勢いで募集してみるのもアリといえばアリでしょうか。
そして気が付けばドラムを叩いていた、なんてオチが付いてもそれはそれで楽しいですし。
サー「このような↓路線で行くのはどうだ!」
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これもアリだから収集がつかないんですよ……。
やほ、鳩羽です。
友達がガンプラ給付金でWiiを購入したってんで、早速実機体験ー!
ソフトは、Wiiといえばってことで『ノーモア・ヒーローズ』……ってヲヲヲヲヲイ!!!
サイコスプラッシュプロレスバカディレクターのSUDA51(すだ ごういち)、代表作『ムーンライトシンドローム』『キラー7』な奴がほんわかニンテンでソフト出してんじゃねーよ!
出来栄えは予想通りに逝っちゃってて、イタイイタイ電波出まくり爽快首切りブレードアクションで、SUDA51ファンのためだけに作られた、日本で売る気ゼロの逸品でした。いや、好きだケドさ。
ガッツリとヌンチャクデバイスを操作するのは初めてだったんだケド、ま、長いこと色んなゲームやってっから特に抵抗もなくザックザックと進められて、長時間だとちょい疲れるかな? ってくらい。
Wiiの情報入ってないからアバウトなんだケド、あれって自分ではそんなに欲しくなくて知り合いの家にあると楽しいハードって感じだな、やっぱ。
ってことで気が付けば周囲はPS3にWii……置いてきぼりー!!
こりゃイカンってことでせめてPCで何か遊ぼうと、広い広いヴァーチャル世界で歩いたり喋ったりして暮らす『セカンドライフ』にレッツトライー(ソフト説明足りなさすぎ)。
英語ソフトだケド中学生英語くらいなら読めるから気にせずアカウント作成、ソフトをダウンロードしてインストールして、ダブルクリーック!
エラー? 何々? 「グラフィックボード(チップ)の性能がチープだから、テメーのPCじゃこのソフトは動かねーよ。最初っから出直してきな、コノヤロウ」
……ガーーー!!(←ミサイル発射)
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/sLyAhBDrBd8&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/sLyAhBDrBd8&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
MHFはとっくの昔に動かなくなってるし、はー、気分はブルーノア(意味不明)。
鳩羽でした。