
小さい頃によくテレビのニュースで「今日の東京外国為替市場は・・・」と言うのを耳にしていた。
当時は一体何の事を言っているのか解らなかったが、銀行に就職してそれも最近やっと少し理解できるようになった。
1.円高?円安?どっちがいいの?
まず、頭の中を整理しておきましょう。そもそも、外貨というのは何か?私達日本人から言うと「日本円以外の通貨」
のことです。
海外旅行の出発前に新婚さんが「どうする〜。。。」なんて二人でニヤニヤしながら←どうでもいいですよね…
銀行の窓口でドルの外貨両替をしてく光景は今でもよくお見かけするのですが、ここでちょっと待った
「外貨両替」と言っていますが、実際はドルを買っているのです。ドルの値段は日々変わります。それが為替相場です。
「ドルを買う」と言う言葉でピーンと来た人はすごい!
お金同士で考えるから複雑になっちゃうので「ドルを買う」の「ドル」を例えば「野菜」に置き換えてみましょう。
するとどうでしょう
「円高ドル安」 ⇒ 「円高野菜安」
「円安ドル高」 ⇒ 「円安野菜高」
となりますよね。ちなみに為替というものは、円とドルの(ほかにもありますが)綱引きのようなもの。円が高ければドルは安く
反対に円が安ければドルは高くという2種類しかありません。
話しを戻しますが野菜は安い時に買ったほうがお徳ですね。また、野菜が高ければ手元の野菜を売って儲ける事も出来ますね。
では、「野菜」を「ドル」に直してみましょう。
ドルは安い時(円高・ドル安)に買った方がお徳で、ドルが高い(円安・ドル高)の時は手元のドルを売れば儲ける事が出来ます。
「円高で始めて、円安でやめる」のが基本です。
2.一体いつが円高で、いつが円安なの?
円高・円安と言うのは、ある一定の日と比べてどうかと言うことになります。したがって、いくらだから「円高」・「円安」
と言うものではありません。大雑把に比較するならば、最近5年の為替レートは大体「1ドル=120円から140円」程度の幅
ですからそれを参考にされてみてはいかがでしょうか。ちなみに、日本の経済が一つの目安としている円高時の為替レートは
「1ドル=115円」と言われてます。これよりも円高になると輸出産業は大ダメージを受けることになります。
しかし、輸入に関してはラッキーなので海外ブランドなの値段がお安くなる可能がありますよ!
日本は生活物資の70%以上を輸入に頼っています。と言うことは、円高になれば物の値段(物価)は下がる傾向にあり
円安になれば物の値段(物価)は高くなる傾向にあります。
今後、円安傾向に向かうと思っていらっしゃるならば外貨預金をしておけば物価高(インフレ)に対して予防策を取ったことになります。
3.「1ドル=120円」と「1ドル=150円」はどっちが円高?
これがわからなくなっちゃうんですよね。
やはりこの場合も「野菜」を例にとって説明しましょう。
同じ野菜を買うのに150円と120円の場合がありますよね。このときにお野菜にたいして
お金の価値上がっている(円高)か、下がっている(円安)かで判断します。
ここで、頭を柔らかくしましょう。お金の価値は変わります。
例えば1000円札1枚で買えていた野菜が、次の日2000円になっいたらどうでしょうか?野菜が何も変わっていなければ
お金が変わったとしか言いようがありません。この場合、1000円札1枚の価値は半分に変わってしまったのです。
(だからお札が2枚必要になるのです)。なんとなくわかりますか?
話しを戻しますが、120円で買えていた野菜(ドル)が、次の日150円に変わっていたら、
お金の価値は30円下がってしまったのです。「このを場合前の日に比べて30円の円安」といいます。
逆のパターンで言えば、150円で買えていた野菜(ドル)が、次の日120円に変わっていたらお金の価値が30円上がったので
「前日に比べ30円の円高」と言うことになります。
究極で言えば
金額が下がる(安くなる・低くなる)場合 ⇒ 円高
金額が上がる(高価になる・高くなる)場合 ⇒ 円安
と言うことです。
4.外貨預金の仕組み
皆さんは銀行や郵便局に預金・貯金をしていますか?普段は日本円で預金・貯金をしていますよね。
これをただ単にドルやほかの国の通貨(ユーロなど)でやるだけです。
一つだけ違う大きな所は、預ける時に日本円→外貨、引き出す時外貨→日本円という作業が必要になるということです。
また、作業する日の為替の相場は当然違うはずですから、その違い方によっては金利以上に得をする場合と、
元本まで割り込んでしまい損をする場合があるということです(トントンの時もあるでしょう)。
では、実際に外貨預金をする場合に入りますが
預ける時と引き出す時に使用する為替の適用相場は違いますのでご注意ください。
どういうことかと言いますと、外貨預金の場合は
預け入れ時のレート(当日の相場+α) ⇔ 当日の相場 ⇔ 解約時の相場(当日の相場-α)
となっています。
同じ日に外貨預金を申し込んで、同じ日に解約するとα×2倍(ここで銀行は儲けているのですが)損をします。
αは通貨の種類によっても違いますが
米ドルで1円、ユーロで1.5円、豪ドルで2円程度が標準です。この差が小さいほどお客様にとってはメリットがあります。
上のケースで言えば
米ドル預金で預入れ時と解約時では
為替相場が2円円安になっていないとダメ!
と言うことになります。
ただし、金利が国内の定期預金よりもいいですから、長期間置いておけば金利で為替の差を取り戻すことが出来る(カモ!)
いろんな銀行で、外貨預金で「特別金利キャンペーン」をやっていますので、確認してみてはいかがでしょうか!
外貨預金に興味を持ったら早速お近くの金融機関へ行ってみては…