九月第二週六日(月曜日)から九月十二日(日曜日)


「歌」と内容は必ずしも関連していません(笑)


9月6日
濡れそぼる 角も取れたる 積み木さへ
待てど戻りぬ 人待つ街角


初めて秋の香りのする雨が降る

今日は燃えないごみの日なので
駅に行く道端にいろんなものが置いてある。

新学期の前に引っ越したお家も多いみたいで
いつもよりいろんなものがたくさん捨てられている。
裸か、透けたビニールに包んで捨てなければ回収してもらえないので
中身がみんな見えている。

使わなくなったおもちゃや、結婚式の記念品や
お皿や、電気製品や
とにかく雑多な、もう必要とされなくなってしまったものが
捨てられているのが見える。

私は今日、大人のおもちゃを捨てた。
って言っても愛用していた訳ではなくて(笑)
お客様からずっと前に頂いたものだ。

馴染みのお客様がある日、
お土産の温泉饅頭をくださった後に
「めぐちゃん、ちょっとこれ使ってみていいかなぁ・・」
と言って取り出されたのは
生身の1.5倍はありそうなバイブだった。
俗に言う「こけし&熊の子付き」ってタイプだ。

「そりゃなんじゃい?」
「いや・・・・ちょっと、興味があって・・・」

スイッチが二つついていて
一個は、熊の子さんがぶるぶる震える。
先っちょは、なんかカモノハシのくちばしみたいになっていて
微妙な振動をするようだ。

こけしの部分には、丸い小さなボールが詰まっていて
スイッチを入れると、ゆっくり、ぐるぐる回ったりする。

「それ買ってきたの?」
「いや、会社の慰安旅行の抽選で当たっちゃって・・・・」

まぁそれが、本当かどうかはいいのだけれど
私で試してみるってのはちょっと困ってしまう。

「悪いけど、ちょっとかんべんね。でかすぎるみたいだし」
お客様はちょっと残念そうだったけど、
「そうだよね、ちょっと大きすぎる気もしたんだ」
と、おっしゃって諦めてくださった。

「家に持って帰る訳にも行かないんで、あげるから必要な人がいたら使ってもらってね」
まさか、控え室で
「バイブもらったけど、欲しい人いる?」
って尋ねてみるわけにもいかないので、私はお家に持って帰って
そのまま忘れてしまっていた。

最近、「日記猿人」さんの中でお気に入りの日記があるのだけれど
そこで「真珠入りペニス=都市伝説」について書かれていた。
「いぼいぼ」って所で
私は、そのバイブの事を思い出し、引き出しを探して取り出してみたのだけれど
安物の電池が入っていたみたいで、液が出てしまってもう壊れていた。

私のバイブ初体験は先送りになって
どうみても、燃えるごみでも資源ごみでも無さそうなので
さすがに、私の家の近くじゃないよその集積所に、
透けるビニール袋に入れてこっそり置いて逃げた。

今ごろは、清掃局の職員様方が
酒の話題にされているかも知れないけれど
本来の使命を果たすことのなかったバイブ君にとっては
その方がちょっとは幸せかも知れない。




9月7日
かの唄に 見ゆる景色は 違えども
戻りし思いは あの日あの場所


久しぶりに六本木で友達2人と待ち合わせた。

今日会った「理由」みたいなのは
そのうちの一人が結婚を前提に付き合っていた彼と別れて
「ちょっと区切りに酒でも飲もうか?」
って感じで集まった。

別れる結論を出すまでの経緯を彼女が少し話し
私たちは、理解は出来ないのだけれど
言葉のままに受け取った。

食事はちょっとすすまなかったけれど
今シーズンのスノボのスケジュールを調整し
その場から予約を入れたりもした。

「さーて、大声出しに行くかっ!」
って事で、カラオケ屋へ向かう。
今日の「約束」は「今のヒット曲以外の全員が知っている唄」だ。

「猫の森には帰れない」で、画面に出でくる可愛い猫たちにはしゃぐ。
「少年時代」でちょっとしんみりする。
「THANDER BIRD」で声を嗄らす。
「不思議のメルモ」「海のトリトン」から
アニソンへなだれ込む。
笑いながら、少し涙ぐみながら
それぞれに思いのある唄達のほとんどを
ちょっと違う風景を思いながら3人、声を合わせて唄い続ける。

残り時間20分を切って
彼女が十八番だった
「You are my only shainig star」を唄う。
私たちを彼に紹介してくれた時に唄っていたね。
真面目そうなちょっと年上の彼は、照れながら
「君といつまでも」
を唄って、みんなで爆笑していたね。

そして、そのときに私の傍と、もう一人の彼女の傍にも
男性が座っていた。
その6人と、あと何人かの友達を集めて
スノボへ行ってから5度目の冬が来る。

きっと、その時の全員が揃って楽しい時を過ごす事はもうない。
道端で会うことはあっても、一緒の時を過ごすことはない人もいる。

〆の一曲は
ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」だ。

走り続ける時間はもうそんなに残ってはいないかも知れないけど
その間に鍛えた足で、ちゃんと歩ける様になっていなくちゃ。

ネオンの街に出た私たちは
一人はタクシーで、一人は旦那の車で
そして私は地下鉄でそれぞれの家へと向かった。



9月8日

愛でれども 枯れたる花や 往く季節
連れ去る色を 思いこそすれ


少しづつ弱っていた、ビオラの最後の株が枯れた。

真冬にノースポールと寄せ植えにして
窓辺に置いていた。
大切にお水をあげて、栄養もあげていたので
こんな季節まで花をつけてくれていた。

花は明るい黄色で、遠くからでもよく見えていた。

玄関を出て階段を降り
駐車場を横切りながら見上げる窓に
雪が舞い散る灰色の空の下で
春を待つ様に、寄り添って咲いていた。

満開の桜の花を見上げながら、弥生の風の中で
緑の葉をいっぱいに伸ばして
ひとひらふたひら、散り急ぐ花びらを受けて
淡い光の中で咲いていた。

降り続く雨に打たれながら
少し小振りなった花は
少しうつむいて咲いていた

照り付ける太陽の下で
向日葵やハイビスカスの黄色い色より
すこしくすんだ色だった事に
初めて気が付く。

そして、一株、一株枯れていって
今日、ちっちゃなちっちゃな花をつけたまま
最後の株が枯れていった。

駐車場の向日葵は
先週の日曜日に、全部刈り取られていたし

今度のお休みに
花をつけはじめたコスモスを少し株分けして
ビオラが暮らしてきたプランターへ移すことにする。

窓からの風景は少し変わってみえるかも知れない。



9月9日

手をとりて 胸にいだきし 温もりや
膝にて遊びし 頃とたがわず


今日は、お見舞いの日。
仕事が終わってから病院へ向かう。

おばぁちゃんは、調子が良いみたいで
私の事も、はっきり判っていて
楽しそうに、私が小さかった頃の話しをする。

「体は小さいのに負けん気が強くて、男の子みたいだったものなぁ。
競争で公園の木に登って滑り落ち、顔に怪我したときは驚いたけれど」

「人形さんも、ずっと同じもんを可愛がっていて二つしか持っておらんかったなぁ。
買っていらんって言うから少し張り合いが無かったけど」

「まだランドセル背負っているのに、急に胸が大きくなってわたしゃ驚いたよ。
それなのに猫をいじめたっていって
その男の子泣かせて、私が謝りにいかなかきゃならんのだもんな」」

「女らしくしようと思って、着物をしつけたら
学校へも着て行って、先生から呼び出されたし。」


うへっ!

へんてこりんなことばっかり憶えているんだなぁ。
もっともっと、女の子らしくて
可愛いお話もいっぱいあるのに。

でもでも、おばぁちゃんはとっても楽しそうだ。

きっと、記憶の中には
木から落っこちた私をおんぶして
病院まで走って行った事や

日本橋や銀座のデパートを
私の手をひいて、きちっと和服を着て歩く姿や

詫びる事はちゃんと謝った後に
筋の通った一言を
相手にもぴしっと言って
来た事や

反物を選んで、一針、一針縫い上げて
しつけを抜く一瞬が

一緒に蘇っているのだと思う。

「今日も楽しかったよ、ありがとう」

おばぁちゃんの声に
送られて、私はお家へ向かう。

こちらこそ、いっぱい、いっぱい、ありがとう。



9月10日

花丸を 付けし暦の 近づくは
楽しさもあり 寂しさもあり


日記を読んで頂いている皆様
いつもありがとうございます。

実は・・・・・
皆様に重大なご報告があります。
少し前に判っていたのですが、秘密にしていてごめんなさい。
私、宝くじが当たっちゃいました!

って、5万円。

でもほんとに嬉しかったなぁ・・・
前に一度、1万円当たった事があるのだけれど
その時は、宝くじ売り場で当たり券調べてもらったので
あんまり感動がなかったりした。

自分の目で、新聞発表と握っているくじを確かめて番号が一緒だった時は、
猫と手をつないで踊ってしまった。

最初は、生活費に組み込んでしまおうかとも思ったのだけれど
やっぱ何か違う気がして、欲しかったものを買おうと思った。

5万円・・・・・

パソコン買うには全然足りない

新型のデジカメ!
ってちょっと贅沢か・・・・

新しいスノボ!
少しデッキは傷んでいるけど、まだ、今ので充分だもんなぁ・・・・

お洋服!
着てゆくとこも、彼氏もいないし(笑)

そうだ!ダイエット食品!
そりゃなんか情けないなぁ・・・・(爆)


結局何を買ったかって言うと7枚のチケットだ。
6枚は3人分のJRの切符
そしての残りの一枚は「**温泉旅館3名様宿泊券。税サービス料込み」だ。

浅草に住んでいた頃
年に1度、家族みんなで安い温泉旅行に行く事を楽しみにしていた。
でも、もう両親は3年以上旅行なんて行っていない。

ちょっと中途半端な季節だけれど
私の仕事も休みがもらえたので行ってくることにした。
おばぁちゃんが一緒じゃないのはちょっと残念だけど
両親も久しぶりの温泉を楽しみにしている。

私の家のカレンダーにも、実家のカレンダーにも
15日の暦に花丸が付いている。
旅館には貸し切り露天風呂があるので
父さんとも一緒にはいっちゃうつもりだ。
一応バスタオルは巻くけれど。

思い切り背中を流してあげよう。
三人で一緒にお風呂に入るのは十何年ぶりだし。

楽しみだなぁ・・・・・
その日が終わっちゃうのはちょっと寂しい気もするけれど。



9月11日

昨日とは 違いし明日の 夢もあり
繋ぎし今日の 橋を選びて


ふえぇ・・・、昨日は10時に寝ちまって、今日7時まで爆睡してしまった。
眠りすぎて目が腫れてしまったよ!
ってお客様には言ったのだけれど、目が小さいのは元々だったりする。
でもいきなり
「目が二重だったらすごい美人だよね君は」
ってのは、誉めているんだか、けなしているんだか知らんが
いずれにしても、失礼だよ、むかぷんっ!
どうせ時代遅れの和風顔だ(笑)

それはともかく、今日は指名とフリーのお客様で
時間内全コマお仕事をさせて頂いた。

「これあげるよ」
「へっ?」

フリーで初めてお会いするお客様が
個室にご案内するなり、いきなり馬鹿でかい花束をくださった。

「ありがとうございます・・・・・」
「おれソープって初めてなんで、頼むよ」
「そうなんですか。ふつつか者ですが務めさせて頂きます。」

50代半ばくらいのお年だろうか?
実直そうで快活でとても感じの良いお客様だ。
本当にソープは初めてらしくて
椅子でも浴槽でも珍しそうに
「ほう、そんな風にするのか。なるほど、なるほど」
などと、興味深々のようで、あちらの方もとても元気だ。
マットを片づけているときも
泡を立てたお風呂に浸かって
御自分のお仕事の事を、面白おかしく話され
二人で声を立てて笑った。

しかしあの花束はいったいなんなんだ?

湯船から上がって頂いて体を拭いてビールを御用意した。
喉を鳴らして、ごくごく美味しそうに飲み干される。
「これいくら?」
「おもてなしですから、無料ですよ」
「そうなの?じゃ後2本程」

へっ?2本ですか?いや別にいいんですけど・・・・
あんまり飲むといって頂きにくいし、時間もちょっと心配だし。

まとめてビールを2本お出しするとそれも一気に飲まれてしまった。
あまりお強くはないようで、みるみるお顔が赤くなってゆく。

「大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。自分の事は自分で良く判ってる!」
ってちょっと強い口調でおっしゃる。

ありゃりゃりゃりゃ、こりゃちょっとやばいかなぁ・・・・
目が据わってきてるし。

「もう一本飲ませてくれよ」
「は、はい・・・・」

廊下の冷蔵庫まで取りに行って、個室に戻ると
お客様はうつむいていて肩が震えている。
そして立ち上がると、私にがばっと抱きついてきた。

げっ!久しぶりのエマージェンシーコールか?

あれっ?泣いていらっしゃるんだ・・・・
私の頭を腕で抱いて、胸に押し付けているのだけれど
肩に涙がポタポタ落ちてくる。
腕には力は入っているのだけれども、決して乱暴な感じはしないし。

少しそのままの時間を過ごし、腕をほどいた私は
手を引いてベッドへ戻り
今度はお客様の頭を私が抱いて横になった。

それから、お客様は何かにぶつけるようにお話をされ
私は延長のコールをして
またお話を聞いた。

少し落ち着かれてから途中5分ほど、まどろまれたあと
お客様は男になられて
少し激しく私を抱いた。

「ごめん、これ女房に持って帰るな。
新しい仕事が見つかったら、倍くらいの花束持ってくるから」

お会いしたときとおんなじくらい快活に
お客様は言われて
私のほっぺたに軽くキスをして
個室から出て行かれる。

階段の下までお見送りした私は
「ぜったい来ないと、花束の恨みで化けてでるよっ!」
と言って手を振った。

そこだけ聞いていたボーイさんが
「おっかねぇ」
と首をすくめていたりもした。



9月12日

うつつ世の 胸を占めたる 寂寞に
添い寝の如き 電網よりの手


ありがとうございます。
本日「せっけん王国」トップページはお蔭様で
10万ページヴューを迎える事が出来ました。
拙いページとむらっ気で我侭な私にお付き合い下さっている皆様に
心より御礼申し上げます。

しかし、きっとサーチエンジンから来られて
「接続料返せっ!」
って思った方もいっぱいいらっしゃるんだろうなぁ。<=おいっ!
そんな皆様、ごめんなさいね。

ってことで、やっぱ10万ってのは一つの区切りなので
日記っつうかネット人生(笑)を少し振り返ってみたりなんだりしてみますね。

正直、サイトを作りはじめた時に
こんなに多くの皆様に遊びに来て頂けるとは思っていなかった。
今日現在の「せっけん王国グループ」(笑)のカウンターは

せっけん王国(ここですね。本拠地っす。表紙も一度見てくださいね@笑)
100357
せっけん王国もどき(性的表現を無くしたページ。実は喧嘩売っている@爆
Yahoo!さんをはじめとする登録はこっちです)
26907
あねっくすせっけん王国(無謀にも超初心者様向けHP作成支援サイト)
7563
って感じです。

「せっけん王国」はジオシティーさんで去年の11月7日に立ち上げた。
と言っても、表紙とT-CUPさんの無料掲示板の2Pだけだった。
きっかけは、Ayaさんのサイトに出会い、掲示板でAyaさんと舞子さんそして常連様のhokutoさんに
遊んでもらえてとっても嬉しかった。
そして、ちょこちょこページを作っていて
前に日記にも書いたシルクさんのサイトに出会い、ほんとにお人柄に惚れ込んで
こんなスタンスで風俗娘としての私のサイトを作ってみようと思った。

偶然出会えたお客様にも恵まれて、11月28日に登録して
張り切っていた矢先の12月9日に
「一個人様が不快だとの告発をされて
ジオさんから全ファイルを削除されてしまった。
今でもほとんどそうなのだけれど、その頃のコンテンツに具体的な性的表現は皆無だったのに。

あっ!すんません。怒りがぶり返しちゃった(笑)
まぁ、そんなこんなでCOOLさんへ移転し、やばくなって米国ジオさんへ移り
お日柄もよろしく、正月2日に今のサーバーに移転する事が出来た。
なので、今のカウンターは、それからのページビューだったりする。
不遇の時代に支えて下さったお客様
そしてその頃7ヶ所しかなかったリンクしてくださっていた皆様(御一人は閉鎖されました)

さゆりさん@夢のまた夢まみさん@まみのお仕事日記花梨さん@CALINCLUB
こぞうさん@泡国眠田直さん@MINDYPOWE留三さん@裏TOMEDAS

各位の励ましなしには今の私は、そしてせっけん王国は有り得なかったっす。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

それから今日までの間に出会えたお客様
そしてリンクさせて頂いている皆様とリンク頂いている皆様
お店で御相手させて頂いたお客様
このサイトをご存知でありながら容認頂いている在籍店様
いつも仲良くしてくれるお店のみんなと、優しくしてくれた今はいないみんな

そしてそして
今日この文を読んで頂いているあなたに
心より感謝致しております。

これからも「せっけん王国」と「めぐみ」を宜しくお願い致します。



いんでっくす



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