豊橋市南部の農家の女性ばかりで活動する、奈良漬づくリのグループ
3H南部
レディース

豊橋市


 平成3年に、農協の地区の会長になった人たちばかりが意気投合。役をはなれた後、このまま別かれてしまうのももったいないというわけで、「何かをしよう」というはなしになりました。

 全員が農家なので漬物を、ということに。それではじめたのが『奈良漬』です。奈良漬の種類は『摘果メロン』と『かりもり(青うり)』。

 5月ともなると、そろそろ漬け込みのシーズン到来。作業所は小林さんの自宅に昨年新築。断熱をしっかりした空調設備付の作業所は、メンバー全員(9名)が入るとちょっと狭いけれど、非常に充実した空間となっている。

 漬け込みのないオフシーズンでも、ゴキブリ団子を作ったり、餅つきをしてみんなで楽しんだりとけっこう寄り合う機会も多いとのこと。もちろん明るいうちは農作業、夕方には家事と手が離せないため、メンバーの集まれるのはそれが済んで夜になってから。だから漬け込みでいそがしくなると、夜中(12時ごろ!)まで作業をすることも。そんなことの翌日も、朝一番で起きて家事、農作業をこなしてしまうというのですから『えらい』。

 彼女たちの『奈良漬』は、安全な農産物の流通や地元の農協関係の販売所にも出荷する他、いろいろなイベント(東京まで出張することも)にも積極的に参加して販売している。
後列右より
宮路美千子/小林千代子/小野田元子/藤田 裕子
前列右より
柴田 恵子/白井さよ子/中西 洋子(敬称略)


メロン奈良漬

@
近隣のメロン農家から集められた摘果メロン。このようにツルが付いたままの場合もあります。
A
軽トラックの荷台いっぱいの摘果メロンですが、メンバーが総出で作業にかかれば・・。

B
またたく間に終了してしまいます。

すべてネット系のメロンです。
C

こちらは下漬(塩漬け)の済んだ摘果メロン。しっかり漬かってこのままでもおいしい。

あまりの重労働に見かねた小林さんのご主人がプレゼントしてくれたミキサーです。
D
これは酒粕に中双糖を混ぜ込む作業。

いずれも重量のある酒粕と中双糖をミキサーに入れるのは男でもたいへん。
E
この機械のおかげで、作業はぐっと楽になり、奈良漬の漬け込みにも一段と拍車がかかります。
今年は、奈良漬たくさん漬け込みするぞ、と意気揚揚。

F
粕漬けにした摘果メロンは冷蔵保存するため、漬け込みには場所をとらないコンテナ容器を使います。
G
酒粕と摘果メロンを一段づつ交互に漬け込みます。

H
最後に酒粕でしっかりとふたをします。
I
空気が入らないように、しっかりと封をします。

この後は冷蔵庫に保管します。



 摘果メロンは近所のメロン農家から、農薬一度も散布していないものを仕入れています。かりもりはそれぞれ自家栽培でもちろん減農薬。

 酒粕は、愛知県鳳来町・日野屋商店の吟醸もの『朝日嶽』。原料の酒米はやはり地元新城市産で、品種は五万石、山田錦、夢山水

 『3H』のポリシーは、安全でおいしい地元の野菜を原料にした漬物。
グループのリーダー役の宮路さん。
作業所は小林さんの自宅の一角にあります。
グループ中、もっとも活動的な千代子さんです。

連絡先:
宮路美千子
愛知県豊橋市東七根町松端180番地
пF0532−21−2022