2004年3月

3月1日のひとり言
暖かかった2月
春はもうすぐと
思いきや
弥生初日に
雪あられ   爽萩

3月2日のひとり言
庭の一本の梅の木に
二羽のウグイス色した
メジロを発見
満開の花の蜜を目当てに
飛んで来たのか   爽萩
3月4日のひとり言
それでいいんだ
もっているもの
みーんな
捨てちまいな
楽になるよ   爽萩
3月5日のひとり言
今日は 二十四節気
啓蟄(けいちつ)
冬ごもりの
虫たちが
這い出てくる頃   爽萩
3月7日のひとり言
時代
時間
それは
時に
残刻だ   爽萩
3月8日のひとり言
「トントン」
「ガタガタ」
響く工事現場
コンクリート型枠はもう
2階まで延びてきた   爽萩
3月9日のひとり言
中原区役所へ行くため
久しぶりに南武線に乗った
武蔵中原駅付近では
車窓から富士山が
きれいに見えるんだなぁ   爽萩
3月10日のひとり言
豊島区役所へ行くため今日は池袋へ
間違って西口に出てしまい
区役所のある東口に出るのに一苦労
サンシャイン60は夕陽を受けて
笑っていた   爽萩
3月11日のひとり言
気温が強風にあおられ
ぐんぐん上がる
桜開花も早まり
東京横浜は来週18日に
サクラサクらしい   爽萩
3月13日のひとり言
敷地の境界には
たいてい不動の石が埋めてある
常に動いている地球の上で
果たして不動なるものが
存在するのだろうか   爽萩
3月15日のひとり言
新宿駅南口前には
人と車が行き交う甲州街道
この道をひたすら西へ向かい
中仙道と交わるところまで
行ってみたくなった   爽萩
3月16日のひとり言
このところの
ポカポカ陽気
モンシロチョウが飛ぶ?
さくらの開花も
秒読みか   爽萩
3月17日のひとり言
「暑いなぁ」
ふと気付くと
呟いている
そんな季節が
やって来た   爽萩
3月19日のひとり言
サクラ咲き
ビールの季節
南足柄で
しばしの
休息   爽萩
3月20日のひとり言
雨の
春分の日
咲きはじめた
さくらの花も
震えている   爽萩
3月21日のひとり言
今日のような穏やかな日に
お墓参りすると
『暑さ寒さも彼岸まで』
この言葉を思い出す
お彼岸は季節の変わり目です   爽萩
3月23日のひとり言
本気になりさえすれば
たいていの事は できるはず
そう言いながら
期限ぎりぎりの
仕事が続く   爽萩
3月24日のひとり言
やっぱり
ぎりぎり
今夜も
眠れぬ夜に
なりそう…   爽萩
3月25日のひとり言
集中力
集中すると
人は
食事すら
忘れる   爽萩
3月26日のひとり言
喧嘩はしない方がいいに決まっている
でも 全く喧嘩にならないのもつまらない
『喧嘩ってさ』
相手のことを深く考えていないと
できないものだからね   爽萩
3月27日のひとり言
東京の桜は七分咲き
久喜の桜は六分咲き
小山の桜は五分咲きか
桜はとても
正直者だね   爽萩
3月29日のひとり言
古巣にもどり
輝く奴もいれば
古巣にもどり
ストレス感じる
奴もいる   爽萩
3月30日のひとり言
真の音楽家とは
音楽を楽しむ人であり
真の人間とは
人間であることを楽しむ
人である   爽萩
3月31日のひとり言
境内の桜は 満開!
今年もここから
村富神社の桜を
眺めることになろうとは
思いもしなかった   爽萩