アメフラシ
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おまたせしました!アメフラシ。名前の由来、ラテン名アプリシア。洗浄できないの意。この動物の発する紫色の液が洗っても消えない汚水とされた。仏名のアプリジェも
これに準ずる。英名シー・ヘアは海のノウサギの意。日本名アメフラシはこれを殺すとたちまち雨がふるという俗信による。その奇妙な形状や紫色の液を噴射することから
いわば霊力を持つ存在とされ、こんな俗信が生まれたものか、ちなみに愛媛県の興居島(こごしま)では、アメフラシをいじめると海が時化るといい伝え、ヒヨリジケとよぶ
そうだ。ウミシカは福岡県の筑紫地方の方言。形状を角を持つ鹿にたとえたもの。伊豆大島では楊枝になぞられてウミヨウジといった。ここでいうヨウジは、この動物の姿か
ら考えて爪楊枝ではなく、総楊枝かもしれない。アメフラシは軟体動物門貝殻亜門服足綱後鰓亜綱アメフラシ目に属する軟体動物の総称、またはその一種、ウミウシが
貝をまったく失っているのに対して、ふつうアメフラシでは退化した貝を持っている。外敵に襲われると、紫色や乳白色の液汁を分泌して身を守る種類がある。沿岸に生息
し、海草を食べて生活している。アメフラシやタツナミガイなどの糸状の卵塊を日本では俗にウミゾウメンといっています。初夏の磯で目にする機会が多い。ただこの呼び
名は、海藻の紅藻類にも用いられるので注意が必要です。明治・大正期には乾製品にした物を中国に輸出もしていた。そのまま、生で食べる人もいるが、食べ過ぎて、お
腹をこわした人もいる。私も食べたことがありますが、別においしくはなかったです。私の感想はやっぱり、雨の前日はダイビングでアメフラシを観ることが多いと思います。
みなさんも、これからは注意深く雨の前日に、観察してみて下さい。
アメフラシ
ウミゾウメン