部分があるものをよく見かけます。こうした色の変化は敵から身を隠したり、エサとなる小魚に気づかれないようにするためとはいえ、見事なカモフラージュですね。これを素早く見つけるコツは、まず疑わしい色の変化している部分(岩など)はすべて近づいてチェックし、眼を見つけることです。海藻や腔腸類などの陰にはりついている場合が多いとおもいます。じっくりみなさんも探してみて下さい。見つけた時の喜びは何度味わってもうれしいものです。
日本で観られるイザリウオの仲間は5つのグループにわけられます。
@伊豆半島で最も普通に観られるベニイザリウオを代表とするグループ
A富戸などの浅い砂地で観られるイザリウオのグループ
Bベニよりやや大型のオニイザリウオを代表とするグループ
C体長40Cmの超大型個体が見つかったこともあるサラサイザリウオのはいるグループ、ここまでがイザリウオ属
D水面近くに浮かぶ流れ藻を住みかとする変わり者のハナオコゼ(ハナオコゼ属) 今回は、いちばん観る機会の多いベニイザリウオの特徴とカラーバリエーションについてまとめてみました。このグループはベニイザリウオの他、ゴマフイザリウオ、カスリイザリウオがいますが、いずれも沖縄以南に生息しており伊豆では観られません。この仲間に形態的な特徴は、口の上からでている釣り竿(エスカ)が短く、その後の角の部分が細く独立分岐していて皮膜によって頭とつながっていないことや、背中の後方に黒色のスポットがあり、これに縁取りがないことなどで種別できます。なかでもベニイザリウオは色彩変異が著しく、その名のとおり美しい朱色なもの白色、黄色、ベージュ、ピンク、オレンジ、紫、あるいわこれらの色が混ざり合ったようなものなど様々です。特に大きな個体は体全体にしみのような不規則な形の模様が入りもとの色が何色だったかわからないものもいます。この模様は不規則ながら、種類によって一定のパターンをもっているようで、ベニイザリウオの場合は、背中の前の方に白い
イザリウオ
VOL . 4