浜名湖 ぐるっと 一周 75 キロ ツーリング
BROMPTON  UK 03モデル T6 赤ブロで兵庫県川西市から輪行参加
2003.3.23
前夜弁天島泊

午前九時新居町 文化公園スタート 午後三時ゴールしました
サイクルコンピュータでの走行時間は 五時間二分

前日浜名湖畔の弁天島のホテルに宿泊
ちょっと 磨きました
どこでも 持ち込めますね
集合場所の 弁天島の隣の駅 新居町の文化公園
午前九時スタート
途中には ヴューポイントがいっぱいです
なかなか綺麗な橋でした
気賀関所 日本三大関所のひとつ と書かれていました
浜名湖唯一の島 礫島 つぶて島というらしいです
チェックポイント
empex社の map21 ex (にバージョンアップ)
湖畔のため きっちり衛星を捕捉していました
こんな表示が あちこちに張られ 迷うことなく完走
大会会場近くの 新居関所
家康が天下取りのあと すぐに この重要ポイントに関所を作った
家康のお墨付き 要所
ここから数分で ゴールです
empex社 ポケナビ map21 (exにバージョンアップ)で 走行中軌跡をとりました
上空が開けていたので なかなか正確に軌跡を捉えられました
スタートは 中央からしばらく 軌跡がなく 右周りで 北上し 西岸に沿ってゴールしました
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浜名湖一周ツーリング レポ
前日土曜日 弁天島のホテルに宿泊 その前に 勿体無いので 名古屋で下車し 駅
から 名古屋城まで お城まつりの最中 入場料500円が勿体無く 濠に沿って 外周を 一周して駅に戻る 往復8キロほどでも これで一応名古屋もポタリングしたことに
日曜日は快晴で 弁天島駅の一つ西よりの 新居町の公園集合 ホテルから五キロ程度 
狭い国道でもあり エネルギー節約のため 電車で隣の新居駅まで
7時半から受付け開始していたが 着いたのは 八時前 まもなく 浜名湖沿い
の町を代表して 新居町の町長さんの挨拶 あと 何人も続いて注意事項
ツーデーウォークの人と C-D地点のあたりで ぶつかるので 気をつけて走るように
あと車止めがたくさんあるので 細心の注意を
くどいほど 皆さん 繰り返される
75キロ走るの 初めての人は 手を挙げてくださーい と言われるも
自宅の兵庫県川西から 171号線経由で必死に走って 六時間ほどかけて 京都まで
行った61キロが最高
つい格好つけて手を挙げられず  
参加者400人のうち 20人位手が挙がる 素直なストレートな心の持ち主は偉い
九時前に 10人グループで 一分間隔でスタート
どうせ 遅くしか走れないので 一番最後にスタートしようと思案
しかし よーく考えたら それでは尚更遅くなりそうなので 先陣でスタートを企図
幸い居た場所が スタート地点の近くだったので 幸い第三グループに
目標としては 閉会式の四時半は ちょっと帰りが遅くなるので 三時にゴール目標
前半で距離をかせぎたいと いつもは 15キロくらいしか出さないのに
分不相応に25キロで 走行 何だか一流の走り屋になった気分 路も平坦で快適
なんとか必死に離されまいと しかし
どんどん 追い越されはするが止まっている人以外に追い抜いたのは
五人くらい その人達には 再度追い抜かれる
途中 三ケ日町中学のグランドそばを通ったとき 女子野球部のメンバーが
ネット越に 一斉に こんにちはー と声をかけてくれる
誰か他の地元の知り合いに声をかけたかと 思って辺りを見回しても
自分しか居ない
三ケ日町中学女子野球部に幸多かれ 頑張れー
お昼は 参加費2000円から 大したものは出ないが ひょっとしたら
浜名湖らしく細長いものを と期待していたら 一口サイズの菓子パン四個もらい 
少しがっくり
後半は 一般自動車道で 歩道の無いところが多かったが
75キロのうち 35キロくらいは 自転車歩行者専用路かな
途中 気賀関所で昼食のパンをもらい休んでいると 同年輩の人が
あなたもBROMPTONですか と声がかかり
あと途中で女性のBROMPTONライダーに会う
リカベントも二台いました 
また 途中道端でコンロでコーヒーを沸かしている人もいて のんびりポタリング
予定とおり 三時前に有名な新居関所を通過して まもなくゴール近し
今回が第一回目の開催なので次回に向けてご意見を とアンケートがあったら
疲れたときは ぜんざいを振舞ってくれるのが 一番 と書こうと思いながら
スタート地点にゴール
ちゃんと お見通しのように ぜんざいが用意されている 
途中の曲がり角には 沿線の役場の人が20人ほど 立っていて 方向を案内していた
だき 安心して走れた
エチオピアのアベベが 初出走のオリンピックにマラソン飛びぬけの一位で 楽々ゴ
ールしたあと
インタビューに答えて なんなら もう一回走ってこようか と言って 世界中を驚
かせていたのにを思い出す
どういうわけか まだ 20キロくらいは走れる余力が残っていた 意外だったが 信号も無かったので
皆さん 老いも若きも男女 それぞれ あの勇ましい ぴちぴちの自転車のパンツを
履いている人が 多い
当方は 山登りの格好そのもの カメラマンベストに登山ズボン
ヘルメット着用必須だったので 頭位だけ 山と違っていました
グループで細いタイヤで走っている人は そばを通るとき
必ず 横通りまぁーす と声を掛けてくれる
太いタイヤの人より細いタイヤの人の方が 声がでていました 日ごろのスピードの違いか 
参加者リストをもらったら やはり静岡愛知が多く 東京 神奈川も多く 我が兵庫県は 
一番最後に掲載 兵庫県軽視 かと思ったら 兵庫県が参加の西限界で納得
ペアでの参加が多く こちらは山と同じく単騎


帰りの車内での出来事
土曜日から浜名湖に出かけ 今日75キロ完走しての帰り
帰りのローカル線 名古屋の手前あたりで アベックが乗ってきた
四人がけの席に 肩を並べて座り
男性の方は 金髪に染めて まだら狼のような髪型 ジーンズは
ペンキが一杯 ついている 声をかけると 怖いような面相
ほどなく 年配のご婦人が乗ってきて 前の席 空いていますか
と聞いていました
このアベック どうぞ と 男性の方は通路側で ぴたっと 足を引いて
ご婦人が座りやすいような 姿勢に
ご婦人は 桜や梅か 山桃か 沢山の花木を抱えていて
座れません
女性が さっと 手を出して その花木を お持ちします と
ご婦人は やっと 席につけた
花木は ご婦人の横の空いている席に 立てかけてあげる親切
しぱらくして ご婦人は ティッシュを一個
駅前で配っているやつです
親切にしてもらったから これあげる
といって 女性に渡しました
女性は あっ すみません と言ってお礼を言いながら
受け取り
まだら狼の男性も ちょっと 恐縮したように ぺこぺこお礼を言っていました
先ほどまでの アベックの親切は ティッシュ一個の値打ちかと
しばらく考えさせられた
年をとると いろんな人の親切に頼って 生きていく
その気持ちをご婦人は 現したかったのかもしれない
ご婦人は そのペンキが一杯ついているのは どうしてか
と尋ねたりして打ち解けていた
また しばらくすると 今度は 花木の枝 指の長さほどのを
ちぎって 花一厘 女性にさしだしました
ティッシュ一個では さすがに気がひけたのか
それにしても そんなに 感謝の気持ちを示したいのなら 
もっと どさっと 大きな枝をあげればいいのに 何本も抱えていたのに
ちょっと けち臭いぞ と思ってながめていました
岐阜でこの女性は 降りましたが そのときも アベックは 親切に
花木を持って渡してあげたり
人は 格好ではありませんねー
ご婦人の ティッシュ一個プラスアルファーの小枝
いかに 社会に感謝の気持ちを現すか
難しいですね
その程度の親切と 軽く考えた方が お互いに暮らしやすいのかもしれません

そんな ローカル線に乗って 青春18切符で浜名湖から帰ってきました
いったい 川西池田駅から 弁天島駅まで 青春18切符で
いくら得したのか