<秋吉台に座す>
こんな自然を浴びる非日常の旅
こんな風にいつも
もっと楽しく生きようよ
十分で無さ過ぎる
そのためにはもっともっと努力を重ねねばならんのかな
旅には限界がある
人生、旅に出なくとも、その毎日が旅である
心次第で
毎日を生きれば
この笹の音
風に踊る笹の音は
私の友なのか
合唱し続けている
そして今私はカルスト台地の秋吉台に座している
自然の力
駒ヶ岳トレッキング以来、大地を感じている
秋に吉カルスト眠るは古代生
秋雷に道を潤す秋吉台
<静かなる萩>
松陰の影を慕いて萩の町
長州のパワーは今や忍の里
指月山静かな毛利は休火山
休みなき暇に流れる雲の風
食に酔う指月の夜は異国にて
長き旅終着点は萩の秋
199711