「愛の記憶」

 

自我の目覚め

自由に行動することへの求め

群れから離れる恐怖、

孤独への恐怖

しかし、自分を持つため、群れを外れて、孤独な戦いを挑む。

 

青春時代、自由への渇望、自分への素直な心持、密かな思い、

受験のしがらみと戦いながらの自分、将来を求め歩く日々。

孤独になろうとする、自分勝手に生きようとする自分にとって、

日常と変わらない、両親、兄弟、その他親戚、友人等の暖かさに

囲まれていることに気づく。

 

神とは

 

孤独故に、本当に女性を求め始めた高三時代。

文化祭に見た、人間との苦楽を共有した、喜び。

男女を超えて得た喜び、共感、共同体意識。

それは恋愛を超越する。

外見でない、内面的美しさを持つ人を求めて

文学の影響か、経験か、

心癒す人を求めていた。

 

そんな共感を人生のあらゆる共同体で感じ得たなら・・・夢、私の夢。

生きていることの標。

 

今、そして気づいた、これを毎日実践しつづけることが

私の夢。

 

大上段に、政治だ、社会だ、特別の夢だと考えずに、

日々の蓄積が自分の、生きるそのものの目的であり、その証である。

 

もっともっと大きな、ことばかり考えて、目前の卑近なことの積み重ねの重要性を忘れていた。

 

全ては、日常から始まり、日常に帰る。

それがいつのまにか、大きな理論に帰るかも知れないし、

少なくとも、その場の実績の積み重ねになる。

 

以上、ある時の所感が入る。

 

当時は、自分の寂しさの癒しとしてしか、女性を考えることができなかった。

自分本意の恋。

大人への道程。

 

ここから創めたい。