<名護屋からの眺め>
門司港から一路目指すのは名護屋
その名護屋の雄大さと朝鮮との悲しい歴史に瞼を落とす
あの秀吉が朝鮮を、中国を制圧せんとした時の前線基地
影武者の撮影に使用した場所
雄大だった
山城として、現在、石垣をあそこまで止めていると
玄海灘を眺める気持ち、それは大陸への気持ち
世界が隣にいる、心が分かる
分かりきっていたが、朝鮮半島を眺める名護屋の城は、天下人の為せる業か
馬の蹄の音を感じながら
しかし名護屋を拠点に残酷な歴史があったことを忘れてはいない
その心の名護屋はいい所だ
秋風にそよぐ遠望名護の夢