フェスティバル・コンペティション一覧2016

オレは、国内のコンペティションの審査員を、ずっとお断りしてきた。権威に近づきたくない、他人と協議して賞を決めるのがイヤ等の理由からだ。
しかし自分がアウェイである海外のものや、国内でも個人賞など一人の判断で決められるものなど、いくつかは引き受け、応援してきた。
各特色をまとめておくので、ぜひ応募したらいいよ!

■(8/31 〆切)SCF ソウル国際振り付けフェスティバル(12月開催)
オレは審査員の一人。
元バニョレ国際振り付けコンクールのソウル・プラットフォーム。
毎回海外からディレクターが多数きて、フェスティバルとは別に海外フェスティバルに呼ばれるチャンスがあるため、韓国でも人気爆発。
今年は25周年なので、通常は出ない宿泊費が支給される!
(申込書 日本語あり)
http://www.moderndance.co.kr/?m=bbs&bid=bd1&uid=100&ckattempt=1
(昨年の模様 オレのツイログより)
http://twilog.org/NorikoshiTakao/date-151126

■(9/4 〆切)FDFF 福岡ダンス・フリンジ・フェスティバル(2017年2月開催)
オレはアドバイザー。10周年! 福岡県外の参加者には交通費支給!
巧さよりも強さ! の刺激的なフェスティバルに成長した。
日本で屈指のアジア諸国のフェスティバルと連携を取り、ディレクターのスウェイン佳子さんやオレが選んだ最先端のアジアのダンスが見られる!
実際、キム・ボラム、キム・ボラなど、ここで初公演したダンサーが数年後に大ブレイクすること、多々あり!
日本人の有名ダンサーが、創作意欲の籠もった小品をぐっと公演したりも多数。
日本全国から見に来る価値があるぞ!
我が国屈指のアジアとのつながりが強い。多くのフェスに招聘されている。
オレが必ず全作品について!講評するぞ!
(申込書)
http://d-codex.asia/fdff/ap10/
(昨年のオレの講評 全作品について!)
https://twitter.com/norikoshitakao/status/701999384204955648

■(10/31 〆切)北海道ダンス・プロジェクト(2017年1月開催)
オレはアドバイザー。
なんと1500人の観客の前で上演できる!という贅沢さ!
乗越たかお特別賞 下の ソウル NDAフェスティバルで招待公演ができる。
そして「上演直後に! 舞台上でオレや海外のディレクターにキツ目のアドバイスを受ける」という、HDP方式。何度も挑戦して鍛えられる!
昨年横浜ダンコレでフランス大使館賞受賞の浜田純平もここで鍛えられ、受賞しているぞ。
(申込書)
http://hdp-j.jp/profile/news.html
(昨年の模様 オレのツイログより)
http://twilog.org/NorikoshiTakao/date-150125

■NDA ニュー・ダンス・フォー・アジア 国際ダンスフェスティバル(2017年8月開催)
「アジアン・ソロ&デュオ・チャレンジ・フォー・マスダンザ」
オレは理事。そしてNew Dance for Asiaの名付け親でもある。
このコンペティションの審査員。
ソウルの若いディレクター、ユ・ホシクが立ち上げた。
今年第一回で、今年分は〆切。
ダンサーのためのワークショップ・キャンプなど、自らも現役のディレクターならではの企画に満ちている。
が、瞬く間にアジア各国はもちろん、欧米とも連携を深めている。
今年からスペインのマスダンザ・フェスティバルに出場権をもつダンスフェスを立ち上げた。
ホシクは、MASDANZAの最年少審査員を務めている。
今年度は、8月最終週に始まる。
(フェスティバル詳細)
http://newdanceforasia.com

■エルスール財団新人賞(毎年12月授賞式)
詩とダンスのためのエル・スール財団が選ぶ新人賞。
これは公募ではなく、現代詩部門(野村喜和夫+前年度受賞者)、フラメンコ部門(野村眞里子)、コンテンポラリー・ダンス部門(乗越たかお)がそれぞれ選出。
コンテンポラリー・ダンスでこうした賞は初。
賞金10万円。
過去受賞者 川村美紀子・関かおり・北尾亘・かえるP
エルスール財団HP
http://www.elsurfoundation.com