名前
ベジータ
作品
「ドラゴンボール」
タイプライバル
悪人度
かっこよさ度
強さ
存在感
作品貢献度
「オレは地球人やナメック星人やカカロットと手を組んで闘うぐらいなら・・・・・ひとりだけで闘って死んだほうがマシなんだ!!」




 サイヤ人の王子で、天才戦士。

 フリーザのお気に入りであったため「惑星ベジータ消滅作戦」では難をまぬがれる。
宇宙各地で暴れまわっていたところ、僚友のラディッツが地球で孫悟空らと戦ったこと
をきっかけにドラゴンボールの存在を知り、永遠の命を得ようと地球に向かう。孫悟空
との対決では、序盤圧倒したが捨て身の三倍界王拳の前に劣勢になる。大猿に変身して
なんとか孫悟空を倒すが、孫悟飯やクリリン、ヤジロベーらの一斉攻撃の前についに退
却を余儀なくされた。

 その後、フリーザに対して反乱を起こし、ナメック星でフリーザ、孫悟空一派と三つ
巴のドラゴンボール争奪戦を繰り広げる。フリーザがギニュー特戦隊を投入すると、孫
悟空一派と共同戦線を張るが、打倒フリーザはかなわず、無念の死を遂げた。

 ドラゴンボールで生き返ると、以後地球に定住し、ブルマとの間に一子、トランクス
をもうける。悲願のスーパーサイヤ人化を果たし、人造人間19号、20号を圧倒する
が、18号の前に敗北。「精神と時の部屋」で修行後、再び前線に出るとセル第二形態
を圧倒するが、今度はセル最終形態に敗北。孫悟飯がセルを倒すのをアシストするのが
精一杯だった。

 その後は息子トランクスを鍛える毎日だったが、天下一武闘会出場中に魔人ブウ事件
に巻き込まれる。バビディにわざと魂を売り渡し、悪人に戻って孫悟空との抗争に決着
をつけようとするが勝負はつかなかった。結局、魔人ブウに戦いを挑んで敗北。死亡す
るが、再度復活し、孫悟空と供にブウと戦う。孫悟空の元気玉をアシストして勝利に貢
献した。


 初期のベジータは、悪人そのものである。僚友のナッパを「戦えないサイヤ人など必
要ない」と処刑、巨大化(大猿化)して孫悟空をいたぶり、ナメック星では罪のないナ
メック星人を大虐殺するなど、大いにその悪人ぶりを発揮した。このころのベジータは、
傲慢で野心家、情けがない冷徹な性格であり、悪役として申し分がない。

 しかし、フリーザに対抗するために孫悟空一派と共闘するようになったあたりから、
その完全悪にかげりが見え始める。もともとプライドの高いキャラであったが、そんな
彼が「下級戦士」の孫悟空に遅れをとり、スーパーサイヤ人になれないジレンマがクロ
ーズアップされる。悩める悪人に読者は評価を改め始める。フリーザに殺されて孫悟空
に涙ながらにフリーザ打倒を懇願するくだりでは、もはや完全に「同情を買うキャラ」
と化していた。

 それでも、しばらくは孫悟空一派とは相容れずに孤高を貫く。生来のプライドの高さ
と自信過剰さゆえしばしばトラブルメーカーとなり、人造人間を復活させるわ、セルを
完全体化させるわの困ったキャラであった。まだ善玉ではなかったのである。

 そんなベジータにはっきりとした善玉化が見られるようになるのは、息子トランクス
への愛情を見せるようになってからである。未来からやってきたトランクスがセルに殺
された時、我を失ってセルに挑んだあたりにそれが現れている。
 そして、魔人ブウ編でブルマやトランクスへの家族愛をはっきりと表明するようにな
り、(「トランクス・・・ブルマを・・・ママを大切にしろよ。」のセリフが端的な例)
善玉化は決定的となった。孫悟空と和解して吐いたセリフ「がんばれカカロット、お前
がナンバーワンだ!!」をもって、「悪役ベジータ」は終焉するのである。


「オ・・・オレは超エリートだ・・・!!あ・・・あんな下級戦士にやられるわけがない・・・!!!
オレが宇宙一なんだ・・・!!!!」
プライドの高いベジータ君を象徴するセリフ。

「オレは地球人やナメック星人やカカロットと手を組んで闘うぐらいなら・・・・・ひとり
だけで闘って死んだほうがマシなんだ!!」
孫悟空一派とつるんでも一線は画すベジータ君の我がまま爆発。

「がんばれカカロット・・・おまえがナンバー1だ!!」
上記。ベジータが完全に「よい人」になってしまったことを象徴するセリフ。

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