名前
仙水忍
作品
幽☆遊☆白書
タイプ破滅型
悪人度
かっこよさ度
強さ
存在感
作品貢献度
「世の中に善と悪があると信じていたんだ。戦争も良い国と悪い国が戦っていると思ってた。可愛いだろ?だが、違ってた。オレが護ろうとしたものさえクズだった―――― 」




 元霊界探偵で、幽助の先輩にあたる。探偵業の最中に人間の醜さの極みを直視。 完全なる人間不信へと陥り、人間を守る側から脅かす側へ、180度立場を転向。 その結果生じた7つの多重人格全ての意見が一致し、魔界の穴を開けて人類を死滅させるべく暗躍を開始する。
 妖気でも霊気でもない最強の闘気「聖光気」を放ち、人間としては間違いなく最強。 主人公達を圧倒するものの、雷禅の横槍が入り、魔族大覚醒した幽助の前にあえなく敗北。 しかし、幽助と戦った時には、既に体内が病魔に蹂躙され尽くし、死ぬ寸前であった。


 善悪を明確にするジャンプにおける悪役の概念と双璧をなす存在である。 負けて改心して主人公の味方になるというタイプでもなく、ただ自分の信念と目的に基づいて行動し、そして朽ち果てる…。 少年誌読者にどれだけの理解者がいたのだろう。小説で言えば太宰治辺りか。
 確かに水戸黄門に代表されるように、勧善懲悪と言うのは読んでいて一見気持ちの良い物だ。 しかし世の中はそう単純に出来てはいない。原因があってこそ結果がある。 誰か一人の正義はもう一人の悪にも成りうるのだ。 世の中に本当に絶対的な正義や悪という物が成立し得るのか!? 仙水はまさにそんな、ジャンプの悪役の概念におけるアンチヒーローだったと筆者は思うのである。


「それが傲慢だと言うのだ!!馬鹿者めが!!! 俺は 花も木も虫も動物も好きなんだよ。嫌いなのは…人間だけだ」
主人公に"全てぶっ壊してしまえばいいじゃないか"と言われて一喝。 人間はいつも人間中心に物を考えているが、彼はそれを見逃さない。

「きっとボクは選ばれた正義の戦士で、あいつらは人間に害を及ぼす悪者なんだな 安易な二元論に疑問も持たなかった。」


「世の中に善と悪があると信じていたんだ。戦争も良い国と悪い国が戦っていると思ってた。可愛いだ ろ?だが、違ってた。オレが護ろうとしたものさえクズだった―――― 」
投稿していただきました作品です。

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