名前
夜神月
作品
DEATH NOTE
タイプ歪んだ優等生
悪人度10
かっこよさ度
強さ
存在感
作品貢献度
「そして僕は 新世界の神となる」




 本作の主人公にして成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群と、三拍子揃った人物。
 ごく普通の秀才高校生であったが、たまたま死神リュークが人間界に落とした「デスノート」を拾ったことにより、 他者の生殺与奪権を行使するようになってからは、世界中の犯罪者の名を次々とノートに書き込み粛清してゆく。
 キラ(KILLERから取ったものか?)と名乗り、自らが神として君臨する「犯罪者のいない理想の世界」=「新世界の創設」を目論む。


 この作品には、他の少年漫画作品と一線を画している点が多い。
 その最大の特徴は、多くの週刊少年ジャンプ掲載漫画作品の中で、最大のテーマとして 頻繁に使われるジャンプ三原則の「友情・努力・勝利」という三大儀を、とてつもなく歪んだ形で 表現していることである。
 「友情を犠牲にしても、努力していかに相手を出し抜き勝利するか」という物語性。 特筆すべきは主人公は犯罪者であり、悪役の視点で物語が進行している点である。 悪役の視点で進行しながらも、読者も一体感・達成感を感じられる点には、注目すべきだろう。
 さらに重要なのは、探偵Lとのバトルの行方次第では、大量殺人者キラが「神にも救世主にもなりうる」ことである。 キラの存在は、単純に悪とは言えず、これまで社会が黙殺してきた闇の部分である。
 ただ筆者から言わせて貰うと、現在の夜神月は三流に落ちてしまった感がある。 わざとらしい演出と言うか、良くも悪くも卑劣な大人になってしまったとでも言うか。 初期の頃のあの純粋性と幼さが同居していた方の頃の表情が、今までにない悪としての迫力があったと思う。 時に精神的な偏りを見せる時があるが、それは秀才ならではの偏りを表現していた。
 しかしそれでも、彼はクレイジーな悪役兼主人公である。 こんな主人公を拝めるのは後にも先にもジャンプだけ。


「世の中に知らしめるんだ 僕の存在を 正義の裁きをくだす者がいるって事を!!」
勧善懲悪の基本対した罰も受けず野放しになってる犯罪者が多い昨今では身に染みるお言葉。

「そして僕は 新世界の神となる」
思いついても普通は誰もやらないような事を実行してしまう辺りが彼の凄い所。

「僕は正義だ! 悪に怯える弱い者を救い 誰もが理想とする新世界の神となる男だ。そしてその神に逆らう者! それこそが悪だ!」
唯我独尊。独裁者にむいている。

投稿していただきました作品です。

戻る