2003年12月、京都名水めぐり(その2)の合い間をぬって、太閤さんも大好きだったという神戸有馬温泉の泉源めぐりを
挙行(笑)。おまけとして(^^;)夜には、神戸の冬の風物詩であるルミナリエを見物・・・。
これからの温泉人は芸術にも造詣を深めなくっちゃ(爆)。
有馬温泉は日本三名泉(有馬・草津・下呂)と日本三古泉(有馬・白浜・道後)の両方に名を連ねる天下の名湯。
小野小町、竹久夢二、谷崎潤一郎など著名人もいっぱい訪れているとか。
温泉好きとしては、1995年の大震災で発見された秀吉が造らせた「湯山御殿」の湯ぶねの話にも興味津々・・・。
まずは外湯「金の湯」で有馬の湯を初体験。
鉄分、塩分が濃くて金色のにごり湯で最高。ショッパイ、苦い、金気がある、と三拍子がそろってます(笑)。
そのあと各泉源めぐり&外湯「銀の湯」入浴&神戸市立「太閤の湯殿館」見学。
夕方になって、またまた持参の『自遊人12月号別冊』特別付録の
にごり湯パスポートで『上大坊(かみおおぼう)』の内湯を無料入浴(*^.^*)エヘッ。通常は日帰り入浴1,000円。
『上大坊』は、有馬十二坊を継ぐ歴史ある湯宿。そもそも有馬の湯が広く知られるようになったのは、
鎌倉時代、僧仁西が12の宿坊を開いたのがきっかけだとか。
内湯は地下へ下っていくと、w(゜o゜)w オオー!汚い(笑)。まったく私好みの鄙び系内湯(*^.^*)エヘッ。
温泉の色は、外湯「金の湯」よりももっと濃い黄金色。鉄分、塩分ともものすごく濃いです。
温泉成分が無茶苦茶濃くて、まるで泥風呂(笑)。さすが「天神泉源」の真下にあるだけのことは
あります。一緒になった有馬温泉の常連さん曰く、同じ有馬の湯でも各旅館で結構違いがあって、
ここはもっとも成分が濃い旅館のひとつとか。満足満足の有馬温泉でありました。
神戸ルミナリエについては言葉を失いました(笑)。↓写真&動画を見てもらうっきゃない(爆)。
有馬温泉の歴史(神戸市案内板から抜粋)
有馬温泉の歴史は古く、神代の昔、大己貴命と少彦名命の二神が三羽の傷ついた
鳥が湧き出した泉で傷を癒しているのを見つけて温泉を発見したのが始まり、と
伝えられています。
「日本書記」にも、舒明天皇(631年)や考徳天皇(647年)が御幸したとの記述があり、
温泉史上、最も古くから文献にあらわれ、道後、白浜温泉と並び日本最古泉
の一つに数えられています。
有馬温泉が世に広く知られるようになったのは、奈良時代に行基菩薩が温泉寺を
建立し、また、鎌倉時代には仁西上人が薬師如来を守る十二神将をかたどって
十二の宿坊(有馬の旅館に坊の字がつく名が多いのは、これが由来)を建ててからと
いわれていますが、さらに有馬温泉の名を世に
広めたのが太閤秀吉公です。太閤秀吉公は、湯治のために、たびたび有馬を訪れ、
戦乱や大火で衰退した有馬の改修を行い、また、湯山御殿(太閤の湯殿館に湯船の
遺構が現存)を建てました。
江戸時代になってからは、その効能により全国でも評判の湯治場となった
有馬には、多くの人々が湯治に訪れ、有馬千軒といわれる繁栄をするにいたり、
その繁栄は今日の礎となっております。
神戸ルミナリエとは(JRパンフから抜粋)
「ルミナリエ」の語源はイタリア語のIlluminazione Per Feste(祝祭のためのイルミネーション)。
ルミナリエ作品はヨーロッパバロック時代(16世紀後半、ルネッサンス末期)に盛んに創られた祭礼、
装飾芸術のひとつとして誕生した光の魅力を駆使した建築物を起源としています。
「神戸ルミナリエ」はイタリアのアートディレクター、ヴァレリオ・フェスティ氏
と神戸市在住の作品プロデューサー、今岡寛和氏による“光の彫刻作品”です。
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、
都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年12月に初めて開催され、
神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。
以下↓の動画を見るときは Windows Media Player 9 以上(無料)が必要です。
有馬温泉泉源めぐり |
1分54秒 〔登録日:2003/12/14〕 日本三名泉(有馬・草津・下呂)と日本三古泉(有馬・白浜・道後)の両方に名を連ねる 有馬温泉の泉源めぐりです。 |
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有馬温泉太閤の湯めぐり |
53秒 〔登録日:2003/12/14〕 有馬温泉を9回も訪れ「有馬温泉中興の祖」といわれる太閤秀吉。 太閤さんが造らせた「湯山御殿」の遺構(太閤の湯殿館)を訪ねました。 |
神戸ルミナリエ |
1分32秒 〔登録日:2003/12/14〕 せっかくルミナリエ開催2日目に神戸を訪れたんだからと(^^;)見物してきました。 昼間は日本最古の温泉・・・、夜は幻想的な光の彫刻作品・・・。感激感激(*^.^*)エヘッ。 |
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