高山植物編


ここ数年の間に登った夏山で観賞した高山植物をご紹介します。太字の花はその山でよく見かけることが多い特徴的な花です。尚、入山時期によって開花する花が違いますのでご注意下さい。


★栂池高原(2002.7.入山)
ゲレンデスキー場で有名な栂池高原です。スキー場とあってゴンドラリフトで簡単に植物園まで入山できます。
キヌガサソウ、チングルマ、ハクサンコザクラ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、コバイケイソウ、
イワイチョウ、ニッコウキスゲ、オタカラコウ、クルマユリ、ヒオウギアヤメワタスゲ、ヤマハハコ、オニシモツケ

★立山(2002.8入山)
富山県最大の観光地、アルペンルートです。
こちらもケーブル、高原バスと乗り継いで楽々と2300mの雲上の楽園に入山できます。

(室堂平〜立山縦走路)
チングルマ、ヨツバシオガマ、ヤマハハコ、コバイケイソウ、クルマユリ、ハクサンシャクナゲ、
タテヤマリンドウ、ミヤマリンドウ、イワカガミ、

(弥陀ヶ原、松尾峠付近)
キヌガサソウ、イワイチョウ、ゴゼンタチバナ、エンレイソウ、タテヤマウツボグサ、ミズバショウ、ワタスゲ

★白山(2002.8入山)
北陸の名山、日本三名山(富士山、立山、白山)の一つと騒がれる加賀の白山です。
金沢駅より北陸バスに乗って約2時間程で登山口に到着。
そこから先は徒歩で4時間半ほどかけて山頂まで登ります。
白山は昔から花の宝庫、高山植物の名山と呼ばれるせいもあってか花の名前に「ハクサン・・・」とつくものが多いようです。
ハクサントリカブト、ヤマハハコ、オヤマリンドウクロユリアオノツガザクラ、クルマユリ、
ハクサンフウロ
、イブキトラノオ、チングルマ、ハクサンイチゲ、クロユリ、ミヤマリンドウ

★尾瀬(2003.8入山)
関東人が夏の避暑地としてよく入山する「はるかなおぜ〜♪」です。
7月のニッコウキスゲ(ゼンテイカ)は特に有名ですね。
ニッコウキスゲ、ヤマハハコ、コオニユリ、ギンリョウソウヒツジグサ、サラシナショウマ、トモエソウ、オタカラコウ、コバギボウシ、ソバナ、ヤナギラン、ヤマトリカブト、サンカヨウ、エンレイソウ

★伊吹山(2004.7入山)
関西の山の中ではこの山が唯一の高山植物の宝庫です。また薬草の宝庫としても有名です。
花の名前にも「イブキ・・・」とつくものが多いようです。
関ヶ原側から伊吹山ドライブウェイを使って簡単に登れますし、近江長岡側からもゴンドラリフトを使って3合目まで楽に登ることができます。7月下旬の登山シーズンになると、3合目の草原地帯には薄黄色のユウスゲが見事に咲き誇ります。夕方になると開花することからこの名がついたそうです。このユウスゲ観賞のため、7月下旬からライトアップも行われています。
3合目草原付近=ユウスゲ、コオニユリ、オオバキボウシ、イブキフウロ
5合目〜9合目=ヤマホタルブクロ、メタカラコウ、イブキトラノオクガイソウ、シシウド、イブキボウフウ、シモツケソウ、カワラナデシコ、
山頂付近=上記以外にキリンソウ、ウツボグサ、ルリトラノオなど


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