■2005年度冬撮影記録< 2005.12〜2006.2 >

2005.12.25
京都府南丹市美山町
<冬の美山・茅葺民家>
この年の冬は12月上旬から大雪が降り続き、
日本海側などの雪国は大変な被害に見舞われました。
美山も例外ではなく、12月中旬辺りから冠雪が見られる
ようになり、その除雪作業に追われていました。
そんな気候の晴れ間を利用して撮影した一枚です。
今年の美山はクロカンでおおいに賑わったことでしょう。
2006.2.2
滋賀県守山市今浜町美崎
<守山の冬の菜の花>
守山のなぎさ公園では1月下旬から2月下旬にかけて
早咲きの冬の菜の花が見られます。
まさに厳寒期の菜の花・・・。
よって時折これが冠雪の菜の花となることもあります。
真っ黄色な春の花の向こうに冠雪の冬の比良山が
見える・・・というのがこの名所の醍醐味です。
しかし今回は山頂付近に雲がかかってしまいました。
ちょっと残念な一枚です。
2006.2.4
京都市右京区嵯峨中ノ島町
<冬の愛宕山>
嵐山の渡月橋付近から撮影した一枚です。
厳寒期とあって愛宕の山頂はうっすらと雪をかぶっています。
この日は特別に寒い日で桂川のユリカモメも冬眠状態
でしたが真冬の乾燥した空気が愛宕山をきれいに写して
くれました。冷たい空気に感謝、感謝・・・。
2006.2.4
京都市右京区嵯峨中ノ島町
<冬の比叡山>
愛宕山と同日の夕刻、真っ赤な夕焼けが見られる頃に
渡月橋の上から撮影しました。
真冬の乾いた冷たい空気の中で夕日を浴びる比叡山は
京都庶民のあこがれの山といえそうです。
東の比叡山(標高848m)と西の愛宕山(標高924m)は
京都の代表的な独立峰です。
2006.2.22
京都市左京区下鴨
<春を待ちわびる福寿草>
京都府立植物園の福寿草です。
自生のものではなくちょっと残念ですが、
それでも枯葉の下から芽を出し、つぼみを見せる福寿草は
春の暖かさを待ちわびる最高の花といえそうです。
関西では奈良の大峰山や鈴鹿の藤原岳などで
雪の下から芽を出す福寿草が有名です。
2006.2.23
滋賀県高島市今津町弘川(宮西)
<近江今津の座禅草>
近江今津の街中にある座禅草の自生地です。
今から20年前に地元の中学生と先生が発見したとか・・・。
開花する頃の2月下旬にはまだ雪が所々残っており、
雪の下から開花した座禅草を撮影することもできます。
福寿草と同様に春の訪れを告げる花といえそうです。
滋賀県では近江今津以外に余呉町の中河内でも
3月末から4月下旬、自生の座禅草を見ることができます。


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