(ふじさん)
富士山
(3776m)


ご存知、高さが日本一の山です。典型的なコニーデ式火山で、遠方から眺めた山容も絶景。日本各地ではこの富士山に習って、近江富士(三上山)、伯耆富士(大山)、薩摩富士(開聞岳)など、富士と名のつく山が所々に散在しています。日本の象徴、富士山は日本国民なら一度は登ってみたい山ですね。


平成6年8月上旬、母と伯母の3人で、静岡県三島側から登りました。
東海道新幹線三島駅よりバスで富士スカイラインを通り2時間程で表登山道の新5合目に到着、ここは富士宮口登山道と呼ばれ、山頂までの最短コースです。正午過ぎに3人で金剛杖を買って、6、7、8合目と各山小屋に着く度に焼印を押してもらいながら、ゆっくりと上昇。山中は火山高原で樹木はなく、眼下に見える雲海は抜群でした。しかし登山道は砂だらけで高山植物といえばオンタデぐらい、本当はもっとあるんでしょうが素人の私にはわかりません。母は7合目半で山小屋泊、伯母と私は更に上を目指して上昇。8合目辺りから山頂にかけては風が強く空気も薄くて一番辛い登りになったようです。夕刻5時過ぎに山頂の浅間神社奥宮に到着し、その日は伯母と富士館に泊まることになりました。夕食は恒例のカレーライスで具はほとんどなかったかな?

翌朝、3時半に起床して4時頃から浅間神社付近で、ご来光を仰ぐために待機しました。5時過ぎに日がさしかかり朝焼けが始まってシャッターを何度も押し、大満足。帰路は三島側に下りる伯母と別れて単身で吉田口登山道を通って下山開始。山梨側に下りる道で、現在の富士登山の最もポピュラーなコースのようです。ここも砂だらけで滑るようにして下山、靴の中が砂でいっぱいになりました。7合目辺りから馬を見かけましたが、このコースでは5合目から7合目まで馬を借りて登ることも出来るようです。楽チンのようですが結構、乗り心地は悪いとか。5合目到着後はバスで富士スバルラインを通って河口湖方面へ。JR線を使って大阪まで帰りました。


頂上付近から眺めたご来光


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