(いなむらがたけ)
稲村ヶ岳

(1725m)


大峰系の山上ヶ岳に隣接する女人解禁の山です。高山植物が豊富だそうで、女性登山者、林間学校の生徒さんも多数、入山しているようです。


近鉄下市口駅からバスで洞川へ。洞川といえば中学校の林間学校で大峰山(女子は御手洗)へ行ったぐらいです。昔、宿泊した懐かしい「さら徳」や「枡源」という民宿を横目に、稲村登山口を探し当て入山しました。うっすらとした杉林を20分程かけて歩いて行くと五代松鍾乳洞があり、そこからさらに山腹を巻いて法力峠に到着。さらに1時間程歩いて行くと山上辻に着き、そこを右に曲がると大日のキレットが見え、稲村ヶ岳に到着しました。山上辻をそのまま真っ直ぐ1時間位歩くと山上ヶ岳の女人結界があるようです。

昔、RBの師に「何で女人禁制の山があるのか?男女登山機会均等法に違反じゃー」と言ったら、「女学校みたいなもんだ」とか「男の※※※※が潰れるぐらいの厳しい修行をしているのに、そんなみっともない姿を女性に見られたくないからだ」とか色々言われたものです。確かに西の覗きは厳しそうですね。NHK「ほんまもん」でも熊野修験道の厳しい風景を目の当たりにしました。「六根清浄」とか行って山の中を走り回るそうですわぁ。しかし昔から「女は汚れている」とかいう理由でお祭りの山車などにも乗せてもらえないという経歴があるのです。何かとひがみたくなりまするぅ〜。


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