(うつくしがはら)
美ヶ原
(2034m)


松本平の東に位置する標高2000mの高原台地です。王ガ頭周辺の牧場では牛が放牧され、槍・穂高連峰も見渡せてスイスのアルプスを連想させます。夏は避暑地として、冬はクロカンコースとして最適の場所です。


平成9年8月、現亭主である婚約者と前夜、大阪から車で出発しました。名古屋から松本方面に向い、そこからビーナスラインを通って山本小屋に向かって上昇。外灯が一つもなく真っ暗で怖かったので、何にもないところに車を停めてそこで夜を明かしました。寝ているとどこからか蛙の鳴声が「ゴォーゴォー」。「?」と思うと亭主のイビキでした。不気味だったのが一転してお笑いに。。。

日が少しさしかかった頃に再び山本小屋を目指して上昇。5時頃に到着して再び仮眠。6時過ぎに王ガ頭に向かって徒歩で入山することになりました。先に牛伏山に行き、引き返して山本小屋→美しの塔→塩クレ場→王ガ頭へ。美しの塔には美ヶ原のシンボル、鐘がありました。塩クレ場を過ぎた辺りからは牛がたくさん放牧されていて、美味しそうに草を食べていました。王ガ頭へは山本小屋より1時間程で着きましたが、立ち並ぶテレビのアンテナ群には違和感を感じました。ここからは日本アルプスを遠望できます。

帰路は元来た道を引き返して下山。山本小屋で天然牛乳を飲んで、次の目的地霧ヶ峰へ向かいました。


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