ちゃちゃ丸と春のお散歩

2005.4.9

たまに家いる日はちゃちゃ丸散歩が私の役割と 暗黙の了解になっています。今日は母がお花見に行くから散歩よろしくと命を受け、仲間達との天覧山でのお花見も途中でおいとましてMTBを飛ばして家まで戻りいざ散歩。結局は母お花見中止になったとかで3人(いや2人と1匹)で近所の森へ行くことにしました。

この『三国ヤツ』と呼ばれる沢は田島家より200m東に行って北の沢に入っていくと原っぱが広がります。2回目の早稲田大会主催のオリエンテーリング大会のスタート付近ではないでしょうか。こどもの頃から母とはここへよく山菜取りやレンゲ摘みにきていた懐かしい場所です。まさか30年近くも経って来るとは思いませんでした。
立つ提灯

家に帰る途中、上畑地区(赤根峠マップメインのエリアの住居区)で春祭りの準備が行われていました。道路脇に、灯籠のような提灯のようなものが立ちます。この中にろうそくをいれて照らします。この絵がまた風情あり、手書きで書かれています。我が申淵地区でも同じモノがあり、ここら辺の集落の文化のようです。 あなたの街にもこのような風習がありますか?面白いのでMTBを止めて写真を撮ってみました。

三国やつに入っていきます。なんでこんな名前になったかは知らないけど昔から。花粉が飛びちってるのでめがねにマスク。ちゃちゃ丸は今年もう16歳になるけれど、森への散歩は大好き!目の輝きがいつもと違います。

いざ三国ヤツへ
母とちゃちゃ丸

オープンの荒地(いわゆる原っぱ)にワラビを始め、セリ、ヨモギ、つくしなどなどたくさん生えています。母の今日の目的はセリ摘み。ここら辺は広葉樹が生えていて面白い。それにしてもちゃちゃ丸興奮気味。。


母はセリ摘みを始めました。ちゃちゃ丸はその間に脱走!自由気ままに歩き始めました。

セリ摘み ちゃちゃ丸脱走
振り返るちゃちゃ丸

ちゃちゃ丸どこ行くの〜〜と言うと振り返りました。こういうときは耳が聞こえるらしい

セリ

セリはこうやって生えています。知っていました?

母からつくしを摘むように言われました。やわらかそうなのを摘み、あとでへたを全部取って煮て食べるそうです。私は苦手だけど。こどもの頃、よくここで遊んでいたのを思い出しました。懐かしい。。

つくし
立ち往生ちゃちゃ丸

つくし取りに集中している間、ちゃちゃ丸は一人(いや1匹)で待っているのに耐えられずどこかに行ってしまいました。若い頃なら山の中に入って鳥を捕まえてくる、たぬきを追い出す等々やんちゃぶりを発揮していましたが、さすがに老犬、斜面も登れず追いつこうと思えば追いつけるのでちょっとほっといたのだけれど。。。気づくと姿見えず。ワンワン珍しく泣いているので駆けつけるとなぜか小川の中へ。。。そして身動きがとれず困っていたのでした。もー。

これはヨモギ。ヨモギ餅を作るには困りません。そこら中に生えてます

よもぎ
またもや脱走

ちゃちゃ丸またもや脱走!仕方ないのでつくし取りは止めにして森の中を散歩しに出かけました。

原っぱから森の中へ。ちゃちゃ丸の目の輝きが違います。気だけは若いつもりなので頑張って走っているけれど遅い。しかしガケからジャンプをしちゃったりとかなりはじけていました。そのせいで2日後足をくじいたのかどうかわからないけれど足を引きづりしばらくきちんと歩けない日々が続きました。うーむ、やはり無茶だったよ、ちゃちゃ丸。私たちも気をつけなきゃ。人間で言えば100歳近くなんだから。反省です。。

森の中へ
またもや脱走

散歩から帰ってくると家の軒先にはパンジー、チューリップ、水仙などなどがきれいに咲いていました。普段夜遅い時間、また車から急いで朝出勤していると全く気づかない。母は草花がとても大好きでこうやって手入れをしてきれいな花たちを咲かせています。うーむ、私にはできないな。それにしても春らしいきれいな彩りで和むのでありました。


久しぶりに家にいてのんびりとした1日。里山の春を大満喫。こどもの頃をとても懐かしく思いながら母とその話をしたりちゃちゃ丸と遊んだりとスローライフな1日でした。



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