【2002年10月13,14日 O-CUP 2002】 

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2002/10/13 O-CUP in富士見の森、八ヶ岳 by 東京OLクラブ

WE 5400m up230m 15ctl
【課題】
技術面の課題
斜面に対する方向と直進、距離感
クリティカルな直進とそうでないときの使い分け。
今回は必ず歩測をする。
行きすぎたらコレガでくる、のっぺりした地形や同じような岩が出てきたら確信を持ってこれと行きたいので、危機管理を取り入れたプランをする。
藪を切っていくときは正しい方向へ進む。
遠くを見るようにする
下りレッグの時はスピードが出やすいので気を付け、特徴物をチェックし忘れないように気を付ける。

体力面の課題
山登りの疲れを言い訳にせず、追い込めるだけ追い込んで手続きをしていくこと。

精神面の課題
結果を気にせず、今できることを集中してやっていくこと。練習の場とする。

レースに対する評価
クリティカルな直進については、思った通りにできた。
また把握しなければならないチェックポイントで点で位置を確定できたのは良かったと思う。
アタックからのスピードをおとしきれなかったかもしれない。
エイミングオフをうまく使えた。
ヤブを切っていく直進でコンパスの方向を信じて進むことができなかった。これはかなり問題。
コンパスの方向と距離感を意識して進んでいくこと。
思った以上に低い位置のコントロールに気づかなかった。もっと自信を持って直進をしてスピードを落とせばよかったのだろうか。コントロール付近の情報をもう少し持つべき->地図の精度と現地の対応に追われた。
斜面似対して横に切っていくところでもたつきを感じる。もう少しスピードを上げられそうなのだが何が遅いのだろうか。地形に対する不安か。
コンタ1本を読むよう努力はできた。

今後の課題
厚みのあるプラン
コンパスの方向に対する意識
遠くを見る
位置を点で確定するところとラフに行くところのメリハリ
コンタ1本を注意深く読む

以下、アナリシス、トップとの相対グラフは以下の通り。
-続く-ラップが出てから


O-CUP 2日目
WE 5180m up260m 13ctl

技術的な課題
引き続きクリティカルな直進と歩測。
距離感を意識しないと大変なことになる。
危機管理を取り入れたプラン。
アタックからのスピード
遠くを見る
点での位置確認

体力的な課題
さすがに疲れてきているが、それを気にせず追い込めるところまで追い込んで手続きをすること。
登りを頑張って走る。

精神面の課題
最後まで集中してオリエンテーリングをすること
周りの選手を気にしない。自分の手続きに集中していくこと

S-1
直進と歩測。コントロールは沢の向こう。コントロールより少し上(北)めに出て降りていくことを意識。遠くをみるようにするとヤブをきっていくと沢が見えてくる。切っていくときに炭釜を確認。おおよそのコントロール位置を下目にみて進む。10秒、30秒先に出た、きみちゃん、まどかに追いつく。

1-2
アタックは民家のある耕作地から直進と歩測。そこまで道を2本切っていく、ラフな直進と歩測。斜面の方向と道までの距離に注意、建物より上に出るように意識する。まどかに追いつきスピードが上がる。彼女の後をついていくが1本目の道を切ったところで、斜面をずいぶん下っていくように思え、道もすぐにでてこない。だいぶ下(南)にずれているなと思う。道に出たときは迷わず南へ下っていき建物を探すが、すぐに西(右)に道の分岐が見えてきたので、アタックよりだいぶ下に来ていることがわかる。道の分岐からアタックし直してヤブをきっていくとコントロール。
*まどかとのパックでスピードが上がり、方向がだいぶずれた。もっと方向を意識してやっていかなければならない。反面スピードを上げた中でのリロケートの手続き、アタック、コントロールの手続きは1人でやっているときもてきぱきかなりスピードアップしてできた。これは普段からもできるはず。これくらい早くやることができるのだとわかったのは収穫。課題はスピードを上げたときのナビゲーションがまだまだ。

2-3
直接の直進はちょっとこわいのと2のアタックを出戻りの道の分岐からやってたので、直進より出戻って道を使う。一度通った道だからこの方が速いという判断。道に出て切り通しまで歩測。切り通しはうすグリーンとの境と意識する。切り通しがいまいち不明瞭で一瞬行き過ぎるが、歩測とうすグリーンの感じからこれと判断。そのとおりで、そこから歩測と正置でだいたいの方向をみながら道を進んでコントロールの方向をみると見えてきた。ここもまどかとパック。

3-4
西の道をでて三叉路分岐から直進をしていって、植生、沢に入っていく、行き過ぎたりずれると主沢、岩石地が見えてくるとプラン。
ここもまどかが後ろにいる。 脱出が思ったより南に下がり道に出てすぐに三叉路を通過。通過したときにまだ三叉路は先と思い、南の道を下がっていくが歩測をしていても出てこないので、さっきのが三叉路だったと理解。次の分岐からルート修正をする。必要以上に距離が伸びた。斜面に対して閉口気味に下っていくことを意識。植生界がよくわかった。沢に下っていくときイメージが違って一瞬躊躇するがコンパスの方向に岩が見えているのとと、すぐ西には大きな沢が見えているので、岩石地ではなくこれで間違いないと下っていった。

4-5
直進ぎみのルートチョイス。アタックは曖昧だとこういった補助コンタのヤブの中のコントロールはわかりづらいだろうと、コントロール東にある沢を引っ張ってのルートとなる。4の脱出から道を使い、沢を切って尾根を切っていき、次の沢の中にある道、尾根、早めに沢に降りていった。ルート取りで無駄があるのは最後の沢に落ちていく部分でコンタを1本登ったことだ。沢に速く乗りたくてそうしたが、もう少し道を下っていって沢に降りていったらコンタを登らずにすむ。ここら辺、もう少し地形の把握を丁寧にし、距離感や歩測に自信を持ってやっていったら、無駄にはならないのではないだろうか。もちろん、早めに沢に入り位置を確定させたかったというのは悪いことではないのだが。
コントロールは思うところよりだいぶ下(西)の方にあり、書いていない植生と尾根のきわで一瞬立ち止まるが、歩測はしていたが早めに尾根に乗り換えたのかもしれない、振り返ればヤブがあってコンタがつんでいるし、もう少し先だという判断で進むと尾根?というところにコントロールあり。まどかとは途中でルートが分かれた。彼女は尾根をたどってのアタックでここで見つからず5分ほどミスをしているらしい。

5-6
昨日からこういうレッグはいやでたまらない。また斜面に対して平行に切っていくレッグでどうももたもたして思い切っていけない。遠くをみて地形を把握し、だいたいのラインで進むことに臆病になっているのもあるが、こういうレッグだと最後に自分の位置確認をすることができない。したとしてもだいぶ手前になるし、それすらあいまいである。
なのでだいぶ慎重?に行く。よく考えればコントロール西には小道と小川、コントロールから下目に行き過ぎれば、沢と不明瞭な推計が出てくる。だいたいラフに直進で地形をとらえながら。傾斜変換を使って行くと、行き止まりのある道に乗れた。ここはMEと同じコントロールですぐ先に加藤君と許田君、松沢君をみていた。最後に位置確認をするのはコントロール250m手前の小道で、西にある小道との距離を見てだいたいの位置を把握。小道から歩測と尾根をみる。東(右に)ヤブをみていたので、だいたいまっすぐにきていると前を見るとコントロール。

6-7
ここはまっすぐで一応コンパスをふり、歩測をして尾根を登っていく。ずれると南に大きい沢。北にずれると小道。ここら辺から疲れてきたなと思う。

7-8
コントロールよりは南にでてコントロールの北側にある道を登っていってアタックとプラン。そこまでラフな直進と、大きな地形、道をとらえる。コントロール手前の沢で一瞬もう一つ手前の沢にいるのか?と思うが沢の大きさが違うのでいいのだとそのまま進んだ。しかし、ラフに進むのはいいが、途中の現地の把握でひょっとしたらラインよりだいぶ北、コントロールより北側にきているかもしれないと思い、だいぶスピードが落ちた。この点、コントロールの脱出についていささかあいまい、途中の点での確認をラフにしていたのがいけない。もしくは思い切って、7の西にある斜面コンタの道をぐるっとまわった方が速かったかもしれないと思った。もう少し斜面を切っていく上で思いきりと手前で絶対わかる特徴物を意識してやればいいのではないか。次回への課題。

8-9
だいぶ足があがらなくなった。ここは直進と歩測。尾根の斜面をきっていく、高さに気を付ける。行き過ぎると沢が見える。コントロールの南からアタックしていく、ややエイミングオフぎみ。ここはヤブの中の直進でもあるので、歩いてしまった。見通しが良くなって走りはじめる。岩の固まりが見えてきて大きいのがわかったのでそのままアタック。

9-10
ここまでくるとひたすら直進の練習。アタックは道の分岐からと考える。尾根を切って沢に向かう小道ですぐに小道の分岐にぶつかる(直進が少しずれているということ)ので、そこまで引っ張って、アタックの分岐まではいかずにそこから直進と歩測でコントロールへ行くことにする。斜面に乗って道を切ったときにすぐに西に分岐があるのが見え、目測でまっすぐ来ていると判断、そのまま前を見ると植生?らしきものがみえてきて、コントロールは見えないがここら辺にあるとすぐにあった。

10-11
斜面を上がって東に進み南北に走る道に出る、分岐の手前に出るよう若干右(南側へ)分岐を東(の斜面に登っていき)右のまがりからアタック、コンパス直進。
のはずだったが、まず脱出できちんと正置しておらず、男子エリートにつられ、90度方向が違う北へ進んだ100mくらいたってなんとなくおかしいと思い正置をし直して気づく。プランの道に平行に走る北側の道にでてしかたないのでこのまま斜面を(東に)登っていき、別荘地?建物の敷地きわからアタックに変える。ここでこの敷地の境が曖昧だったこともあり、直進がうまくいかない。またヤブの中にある穴は見つからない。歩測と注意深く方向を意識し、手前の穴もチェックしたが、コントロールが見えない。さらに進むと沢が見えたので行き過ぎ。斜面の上下を探してみるがない。仕方ないのでもう一度建物に戻ってアタックし直すが今度も見つからない。ひょっとしたら高さがあってないかもと、元のベストルートであろう、アタック、道のまがりまでおりてやり直すとあった。このロスは3,4分くらい?もったいない。どうも緑の中のオレンジが見つからない。注意深く見たつもりだったけれど不思議。そもそもコントロールからの脱出の時点で間違った方向に行っていることの方が大きな問題。地図をきちんと正置し脱出方向へ体を向けること、余裕があればアタックしていくときに脱出方向を確認できたはずだ。この点まだまだ改善、意識して取り組む必要がある。

11-12
気を取り直して次のレッグ。レッグ線北側のヤブと白の境、沢を越えた向こう側の穴。アタックはしっかり位置を確定していかないとまた、のっぺりした斜面で上下でうろうろしてしまう。手前の沢、ヤブとの位置関係からしっかりと点で確定すること。
ほぼ直進で脱出、、岩石地をすぎると、南側にヤブが見えてくるのでだいたいまっすぐ来ていること、ラインの上にいることを確認。先をみると、沢の中に大きな岩があるのがわかり地図と対応、そのまま方向を保ってコントロール。ここではm35Aのがひこさんなど、3人くらいとパックだった。

12-13
さっさと道にでることを考える。コントロールからすぐ東の道ルートをまわるか、そのまま切って、2本目、東西にのびる道をえらぶか。後者を選ぶが、途中コンパスの方向をよく意識せず、ここでmeの篠原に会い、そのままついていったら、れっぐ線に近い直進ぎみのルートになってしまった。ヤブの中を切っているので遅いのと、いまいち自分がどの辺を通っているかわからず、道にでるものだとばかり思っていたのでスピードも遅い。 この大会全体を通じて、しっかりと直進をしている時はほぼできているが、ラフな直進に対して方向にに対する意識が低すぎる。今後の課題。これだけで1.5分くらい遅そう。

レースに対する評価と今後の課題

スピードを上げすぎたときのナビゲートとそのリロケート
まどかとのパックで1人ときでもその手続きはもっと早くできるのだと思った。
ラフに進んでいくときの直進と確実な現在地把握のメリハリ。情報の取捨選択。とくに斜面を横に切っていくときに遅い。
コントロールからの脱出方向の確認。
方向が変わるときは正置を常にする。サムコンはなんのため?
クリティカルな直進。まだまだ不安定。
ラフな直進にたいする方向の意識が低い、常に意識すること、また使える地形、面の情報は使うこと
斜面に対して切っていくときの方向の意識。
ルートチョイスの幅を広く、遠く、周囲を見て総合的な判断を下していくこと
遠くを見て動いていくことについては今回かなり意識してできた。引き続き。
コンパスを変えるかどうかについて要検討。
後半疲れて集中力が切れてきたのか、中途半端なルートプランとルートチョイスが目立つ。最後まで集中して走りきるような体力をつけること

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