【2002年 5月25,26日 八ケ岳トレイルフェスティバル】 hanako MLへの投稿
大会成績はこちら ->http://village.infoweb.ne.jp/~wellness/koumi/

先週末は八ヶ岳のアドベンチャーレース出場してきました。今年は多くのオリエンティアが出場していました。結果はなんと総合2位!優勝は三好暢子でした…女子エキスパートクラスは8人しかエントリーしておらず、オリエンティアは三好さんと私だけでした。1日目、25キロマウンテンランとMTBバイクラリー10~20キロ。2日目はオリエンテーリング8キロで2日間の合計のタイムを競います。何をやるにも飽きっぽくこらえ性なく、ガッツないやわな私がどこまで挑戦できるかが自分自身楽しみ?だったし、周りも田島がどこまでやるか?と注目?していたようでした。実はひそかに優勝狙ってたのだが。。

トレイルランスタート前の田島、加賀屋、柳下マウンテンランスタート前の田島・加賀屋・柳下
初日のマウンテンランは標高差1000m、25キロ、標高2500m地点まで行くという(松原湖(小海リエックス)から白駒池ー中山ーニュウー黒百合平ーしらびそ小屋ー松原湖)、なかなかタフなコースでしたが、それを走ったのが女子オリエンティアでは、三好、かのやん、澤地さん、志村直子ちゃん、私かな。女子トップは間瀬ちがやさんという、奥多摩70キロ山岳耐久レースで優勝してしまうような選手で(去年やすらくん、円井君も負けたとのことで)、2時間50分、山々走るのを得意とする女子オリエンティアの中でも最も速い三好さんで3時間30分ぐらいなのだから相当速いです。さすが。かのやんもさわちさんも3時間半ぐらいだったのかな、私はスタートして体調不良に見舞われましたが、それでも3時間48分で走りました。上出来。男子は上位5人ともオリエンティアで独壇場。やすら君がトップで2時間24分。天気もとってもよくて景色もよくて、楽しみを見つけながら走れたので完走できました。

マウンテンバイクは初挑戦、ゴール後疲労困憊

マウンテンバイク初挑戦 マウンテンバイクはトレトレバイクという種目で、国土地理院の1:25000の地図でマーキングされたとおりの道やヤブの中を行ってチェックポイントを通過する、クイズに答える、チェックポイントにたどり着くときに違う方向からくると減点、などとオリエンテーリングと近いものでしたが、地図はいまいち正確じゃない、マーキングもいまいち、得点方法なども聞かされておらずできないなりに作戦立てられずで、どうして翌日使うオリエンテーリングマップ使わないんだとぶつぶつ。この種目は三好さん、富田さんと3人で2時間30分ぐらい森の中こいだり、おしたりしていました。最初から三好さんとあーだーこーだーいいながら楽しくわからないなりにやっていたのですが、途中妻を気遣って待っててくれた救世主富田氏が現れ、私もおんぶにだっこしてしまいましたが、頼もしくて素敵。まったく妻毎日贅沢だ。MTBは生まれて初めての挑戦でとまどいましたがとても楽しかった。しかーし、タイムはさらにエキスパートな間瀬さんから1時間遅れ、トータルで1時間50分遅れ。この時点で4位。3位の選手には5分差。2位の三好さんにはトレイルランがそのまま差になって20分。もうすっかりくたくたで、キャンプ楽しむ余裕なく21時半に寝てしまいました。

<2日目オリエンテーリングスタート前> 2日目オリエンテーリングスタート前
2日目のオリエンテーリングは8キロ。体は思ったより動いていてびっくり。さすがにトレイルランで20分速かった三好さんに逆転は難しそう(しかし彼女だけに何かあるかも(失礼)と野望捨てず)、トップの間瀬さんにも2時間近く遅れているので逆転は 無理だろう、、よし3位ねらい(1日目3位の女性とは5分さだし)でしたが、私たちオリエンティア1時間45分ほどかかるところ、間瀬さんなんと4時間半のレース。1番コントロールまで1時間45分…というすごいことになっていました。レースは前半のくだりレッグは快調でヨーロピアンなオープンの森を満喫、さらに満喫したいがためにルートを変えてるんるん走っていたが最後ヤブにはまった。。。後半ののぼりレッグはもう足が動かずただただ歩くだけ、頑張ってもジョグだけ。どこかでこんなことあったなぁ、と思い出せば富士山8合目コースの最後の道レッグとおんなじだったのでした。オリエンテーリングのタイムは三好さんとは50秒差で(多くの女子オリエンティアはどういうわけか似たようなタイム、この日初日レースの元木友子ちゃんは10分速かった)結局優勝はできませんでしたが、それでも大逆転たなぼたの2位となったのであります。

表彰式にて上位5名、優勝した三好、高橋、後ろは左から柳下、田島、鹿島田

男女上位5人

ちなみに男子も上位オリエンティア独占で、優勝はは高橋ぜんとく、2位ヤギシタ、3位カシマダ、、と、オリエンテーリングのアピールにも一役買ったようです。参加賞や賞品もたくさんもらえてとてもホクホクでした。(よく考えたら参加費1万だし、元とらねば)

2日間持ったのは、周りにおんなじように頑張っている仲間がいたり、応援してくれたこと、レース後にはすぐに体のケアをして、バナナ、オレンジなどとにかくバクバク食べて回復させたこと、夜も21時半にはくたくたで寝てしまったこと、など上げられます。

初日のランを走っていて思ったのはやはりオリエンティアはバランス能力が高い。他のランナーより走るのが遅くても不整地、根っこたくさん、岩ごつごつのところでは強く、追いつく、あるいは離してしまう。オリエンテーリングでは、道をつなぐレッグで同じコースの男性を抜かしたら、「速い!よし!」といわれ、その後ついてきて、一緒にしばらく走っていたのですが、突然私が斜面のヤブを切って下っていくと、戸惑ってそこで止まってしまいその後はついてきませんでした。こういうところに経験や地図読みの差が出てくるんだろうなあと思いました。

とっても楽しい大会で、その道のスペシャリストと同じ土俵に立てて戦えるなんて面白いし興味深かったです。もっと他競技専門の方に話を聞きたかったけれど、くたくたで余裕がなかった。機会があればまた出たいなぁなんて思います。国沢さん始め、トータスのみなさん運営ありがとうございました。 写真提供:オリエンテーリングクラブ・トータス
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