みにくい犬の子?
睡眠中 さてちゃちゃ丸。ちゃちゃ丸武勇伝?はたくさんあるのだが…

2キロほど離れたご近所には真っ白で鼻がピンク色のちゃちゃ丸のお兄ちゃん(ほんとは姉ちゃんかも)が住んでていまだ健在。
先日偶然車から飼い主のじいさんとお散歩しているのを発見、白い犬いいなあなんて思う。それにしてもちゃちゃ丸太りすぎ。

その日
「ちゃちゃ丸の兄弟はどんな色をしていたの?かあちゃん(紀州犬雑種)は真っ白だったのは知ってたけど、、」
と父に聞くと、
「ちゃちゃ丸以外全員真っ白だよ。あいつだけあんなぶちがあった」
「え〜、なんでちゃちゃ丸に決めたの?」
「あのぶちが面白くて気に入ったのと、ご飯食べるとき、一人(匹)だけ輪に入れなくて、みんなが食べ終わった後残りのごはん食べてたんだよね。」
「それっていじめられっ子???」

いやー、なるほど。ちゃちゃ丸は生後3ヶ月で田島家にきたときから、すんごくおなかが空いていてワーワー鳴くから、仕方ないな、はいよとご飯をあげても、その場に誰もいなくなってからじゃないと絶対食べない。それは今も変わらなくて変な犬〜と思っていたけど、そんな環境にいたとは14年目にして初めて知った。そういうのってたった3ヶ月でも刷り込まれちゃうのかね。父が酒に酔った勢いもらってきちゃった犬だけれど(母激怒)、そんな生い立ちだったとはね。今となっては当たり前のように家族の一員でずうずうしいけれど、みんなを癒してくれるし(いや最近怒らせてばかりか)大切な存在。でもみにくいアヒルの子のように最後は素敵な白鳥にはならず、結局みにくい犬のまま終わっちゃうなあ。

2003.6.12

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