CPA Certificate授与式(Illinois)

98年11月のCPA試験で全科目合格を果たしたAさん(Illinois州受験者)のご好意で、Illinois州のCertificate授与式の様子をレポートしていただきました。ありがとうございます。


 4/23朝、8:40伊丹発、成田で7時間ほど待たされ、同日14:30シカゴ着、入国審査が済んで15:30。まあ、1時間ほどでホテルに着けると、空港バスに乗る。17:30より受付開始で、18:15集合の予定であった。これが失敗。道路は混雑している上、ダウンタウンの他のホテルをぐるぐる回るのでなかなか着かない。17時、あせって運転手に聞くと30分はかかると、冗談じゃない。結局タクシーに乗り換え、17:30 Hyatt Regency McCormic Placeに到着。

 急いでチェックインし、シャワーを浴び、スーツにアイロンをあてて着替えると18時を過ぎた。ホテル内の会場に向かうが受付が分らない。アーサーアンダーセンやデロイトトーマツは独自で受付をしていた。やっとたどり着いた受付で、Congratulationsとお祝いを受けて名札を貰う。シールになっていてそのまま上着に貼る。New CPAの集合場所は広い会議室にパイプイスが並べられ、名札の番号と同じ所に着席。アルファベット順でした。たぶん600人位かな。知った顔を見つけて喜びを分かち合う人、ビールやシャンパングラス片手に入ってくる人、アメリカらしいなあ。しばらくして、Illinois CPA SocietyのPresidentのあいさつ。

 その後、二手に分かれ、Cert授与の舞台裏で自分の順番を待つ。会場は160程のテーブルに家族、友人、会社関係者が1000人以上祝福のため待っています。自分の名が呼ばれ、壇上に上がると「Congratulations」と声をかけられ、Certificateを授与されます。ちゃんと木の額縁に入っていたので、ずっしりとした重みを感じました。発行日は2月12日でした。

 テーブルはシカゴのある会計事務所の人と一緒でした。パートナーご夫妻と3人の合格者がカップルで参加。横の1人の合格者に聞いたところ、彼女は会計学専攻で働きながら独学で勉強して1回目で4科目合格したとのこと。会計学専攻のアメリカ人にとって、何が一番難しいのかと聞くとマイナーだけど、Cost Accountingだと言っていた。

 最後に成績優秀者が(全科目80点以上で全米120位以内だとか)表彰されます。全部で10人位かなあ。そしてイリノイ州best3の発表。
 勤務先や大学名も公表されますが、イリノイ大学やbig5が多かったかな。

 感想としては、なんだか事務所をあげてのお祝いみたいです。アメリカ人は就職して働きながら資格を取るケースが多いから。 名前が呼ばれると会場のある場所からすごい歓声が上がる人もいました。 たぶん団体できているんでしょう。当然だけど、一人の参加は寂しい。

 翌朝、リフレッシュのため室内プールで泳ぎ、昼過ぎにはブラジルに向かい、慌ただしいシカゴ滞在が終わりました。


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