自分のウェブサイトを作ることなど、当初は考えていませんでしたが、インターネットを使うようになり、さとう珠緒さんの画像集めも一段落ついたところで(笑)、今度はネット上のコミュニケーションの面白さを体感することになりました。ちょこちょこ行く掲示板（CPAとは関係ないとこです）でカキコなんかしていると、自分の書きこみに思わぬレスが返ってきたりします。レスしてくださった方のサイトを訪れて、またそこにカキコしたり。そうするうちに、自然と、自分でもサイトを作って、-)というのはこういう人だ、とみなさんに知ってもらいたくなりました。自分がレスした相手のサイトを訪ねてみたら、実は「昭和ヒト桁」の方で、大変非礼なことを書いてしまっていた、ということもあります。
ネット上の発言は、所属を伏せればどこの誰だかわかりません。例えば性別を偽ることもできます。自分が本当は社会的に大きな影響力を持っていてもそれを隠すこともできます。ネット上においては、発言した言葉そのものが持つ力でしか評価されない。匿名性の保証は、すなわち実力主義と自己責任の原則が貫かれているということをも意味します。所属や身分といったバックグラウンドは取り払われ、人間としての実力が試されます。だからこそ、じーさん（失礼）とでもイコールなコミュニケーションが成り立ってしまう。その威力を体感すると、体験するだけでなく、自分も提供したくなったのです。
しかし、自分が提供すべきものはいったい何か。インターネット雑誌の読者投稿で、「自分のホームページの内容のなさにつまらなくなり、何か変わった趣味でも見つけようと、スクール雑誌をあさり、結局はホームページ作成者養成スクールの資料請求をしてしまい、これではホームページを作ること自体が趣味になってしまう(笑)」、という話を目にしましたが、まさにその通りで、-)も考えてしまっていたのでした。
よく考えれば、自分は他人と比べてすごい特技（とまではいきませんが）を持っているじゃないか、ということに気づいたのはかなり後で、それまでは「さとう珠緒さんを応援するページ」(笑)にしようか、などとけっこう本気で思っていたのです。
CPAをテーマにしようと決め、とりあえずは受験志望者に自分の経験を役立ててもらおうと考えました。-)は塾講師、家庭教師をけっこうやっていた経験があり、「楽に点を取るための方法論」で少しは蓄積があるのでは、と考えたからです。そして合格者のみなさんと受験者の交流の場を提供できれば、さらにはCPA取得者同士の情報交換の拠点に発展していければ、さらにはCPAをはじめとしたプロフェッショナル系ビジネスパーソンのキャリア形成に貢献していけないだろうか。ネット上でのコミュニケーションの威力を体感しつつあっただけに、すぐに将来的な目標もまとまりました。
CPAをテーマにする、と決めた段階で、すでにコンテンツは揃っていました。合格体験記は、残り一科目の98年11月試験を受験して帰国後すぐに、MS Wordで書き終えていました（が、実際には落ちてた）。キガハヤスギマス(爆)。受験日記については、友人に出した手紙が元になっています。-)はワープロをかなり長く使っており、キーボードで書いた文章はけっこうたくさん持っていたので、MS-DOSのテキストファイルに落とせば、一発でした。この「CPA試験合格を目指す-)のページ」を立ち上げるにあたって新たに作ったものはあまりありません。すでにこの文自体が、友人に出したメールをコピーして流用しています。(笑)
インターネットにおけるコミュニケーションのあり方について示唆をいただき、感謝しています。当サイトが仮営業を始めたとき、まっさきに（こっそり）告知させていただきました。実はそれだけではなく、掲示板の名前までパクってます。あまりにいい響きだったものでつい。。。
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