2003/10/11(Saturday)

プジョーカード会員特典のひとつ、優待価格でのドライビングスクール。昨年、もてぎでスポーツ走行系の講習が行われ、2回目の今年は大阪・舞洲でアクティブセーフティコース。めったにできる経験じゃないよなーと思い、案内がきた日にさっそく申し込み。なもので、エントリーナンバーは1番でした。ちなみに、\20,000。
で、当日。会場は舞洲のイベント広場A。もとは小型機用の空港だったところで(!そんなのあったんですねー)、広大なアスファルトの空間。9時前に会場入り。30人限定で、皆さん自車。106、206、306、307、406とオーソドクスなレパートリー。CCはほかに黒が1台、グレーが2台。遠く山梨など関東方面から参加された方もいらっしゃいました。

こちらはPJの講習車。206XTP、206SW、206CC、307XSi、406、607。ちなみに、翌日のPeugeot Festa Osakaに備え、各モデルの展示車も用意されてました(もちろん、見てるだけー)。ちなみに、RCもチェリーレッドが1台。
インストラクターは全部で10人。PJの専門の方もいれば、レーサー経験ありの雑誌ライター系の方も。以前、ネットでみかけた、「女性からみたCC」という記事を書かれた竹岡さんという女性インストラクターとか、ジムカーナの女性チャンピオンの方も。なかなかすごいです。ちなみに、私のグループは、これまたレーサー経験ありの橋沢さんでした。

全体説明の後、いよいよ講習。まずはドライビングポジション。
・お尻の後ろに隙間ができないように深く座り
・フルブレーキング時でも足が曲がっていること
・肘を曲げたままステアリングが回せる距離
がポイント。
私たちはちょうど206での講習だったのですが、やはりハンドルが遠いという話が出てました。感覚でいうと、いつもより少し窮屈なくらい。以後、私も気をつけてますが、確かに2,3センチ前にいってます。

で、ドラポジより大事と言われたのがステアリングワーク。いわゆる9時15分(ステアリングの小径化にともない10時10分から変わったらしい)を基本にしてください、ってことでした。でもねー、それがなかなかできない。。。
で、いよいよそれを試す意味もあって、ウォーミングアップ走行↑。270度以上の旋回も必要なタイトなパイロン、低速&高速2つのスラローム。1人2回走行。でも、いざ乗ってみるとステアリングワークはめちゃくちゃ。。。


ウォーミングアップが終わったら3つのステージを順々に回っていきます。私たちは、まずはブレーキング。206を使って、60km/hくらいから、ABSなしの急ブレーキ、ABSなしでの障害物回避(フルブレーキでロック→いったんブレーキをゆるめる)、ABSオンでの障害物回避というプログラム。ABSなしの障害物回避は、60km/hでぎりぎり避けられる?というくらい微妙な距離設定なのもあって、パイロン倒すわ曲がらんわでいちぱん難しかったです。

ブレーキングステージを終え、講習車でロッヂ舞洲へ移動。そこのレストランで昼食。
ちょうど、PJのスタッフの方と同じテーブルになり、いろいろ話ができ、貴重な経験でした。なかには、ウワサの206RC Webローンチキャンペーンを担当された方もいらっしゃいました。

昼食を終えた体で今度はコーナリングステージ。講習車は307。半径10mほどの円をひたすら回りっぱなし。なもので、307の乗り味がどうこういえる状況ではありませんでした。まずはスロットルオン・オフでクルマが外・内に向く弱アンダーステア体験。次に、旋回時にある程度ステアリングを切ると、それ以上はステアリングを切ってもその分ほとせも旋回しない過大スリップアングルの体験。これはまずい。昼食後・・・。
しかし、ここでも思うようにクルマをコントロールできず。まだまだ未熟です。。。

続いて、スラロームステージ。講習車は406と607。
まずはESPオフでスラローム。意図して振り回してください、とのことで、かなりラフなドライブ。最終的には80km/hくらい出て、後ろは振れるわ、パイロンなぎ倒すわ、サルーンがキーキー言うわのドハデな講習。次いで、ESPをオンにして同じスラローム。後ろに自動的にブレーキがかかるのが分かり、それなりに挙動は安定してました。さすがESP。今のところ406以上らしいですが、206RCにはついてるみたいですし、次第に下のモデルにも導入されるとのこと。スラローム絡みで、ついでにダブルレーンチェンジの体験もありました。危険ということでインストラクター運転のクルマに同乗でしたが、70〜80km/hでの急なステアリングワークではかなり不安定になってスピンしますよ、ということでした。(インストラクターによってはわざとスピンさせてたみたいですが。)ダブルレーンチェンジ、気をつけましょう。。。

同じく、ESPの体験ということでスプリットμでのフルブレーキング講習。ABSオン・オフで行いました。片側のタイヤは洗剤と水の撒かれたゴムマット、もう片方はふつうの舗装路。ABSオフではスピンするも、ABSオンではちゃんと停止。いや、ほんと貴重な経験です。

で、最後は自車で総まとめのジムカーナ。ウォーミングアップとほぼ同じコースでした。
レディースチャンピオンのインストラクターのタイムが1分2秒ほど。各自タイムを事前申告で実際タイムとの誤差で順位を決めます。ちなみにパイロンタッチは+3秒。
私は1番に走行。緊張してしまってハンドルワークなんてあったものじゃありませんでしたが、パイロンタッチもなくゴール。タイムは1分9秒ほど。申告タイムは1分17秒だったので誤差8秒。パイロンタッチしそうだったのでそうしたのですが、パイロンタッチなさそう、と途中で思い、もう自己ベストを出すべく(笑)走りました。最後はフルスロットル&フルブレーキ。初めてオートハザード点きました。

で、1位にはWRC公認、というか本物のレーシングスーツがプレゼント。2位から4位には東京モーターショーのチケットが賞品でした。1位入賞の彼。ちなみに106でした。ジムカーナ初体験。けっこうおもしろかったです。簡単なコースだったし。

最後、自分の写真も入ってる額入りの修了証がもらえ、さらにTシャツ・タオル・ボールペン・ワッペン・キーホルダー等のお土産付き。橋澤インストラクターは、クルマのデバイスが発達しても、情報収集とかタイミングとか最後は自分の心構え!と締めくくられてました。
日頃何気なくそれなりに走ってきましたが、限界に近い走りを体験して、まだまだ未熟よなぁと思いましたね。全然思うようにコントロールできなくて。公道ではできない、ほんとに貴重な経験になりました。