ヨーロッパの街ではよく見かける十字架のイエスと聖母子の像。 昼間には何とも思わなかった十字架のイエス像も、夜になれば妙ななまなましさが暗い道に浮かび上がり、静寂の世界の主人公となる。 新しい建物には、"ほぅ..."と思うようなかたちをした聖母子像が掲げてあったりもする。 ヨーロッパで常に歴史のそして文化のなかにあり続けてきたキリスト教の違った顔。